月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

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唐突ですけど私、デレマスでよしのんPと日菜子Pやってるんですよ。それで担当に声付いたんですよ。夜中に感嘆の息を思いっきり吐いて叫びたい衝動抑える位には嬉しいです

まぁそんな私事はさておき、今回は自分の友人達に案を出してもらった闇鍋回です。全部の食材について書ききれなかったのが悔やまれますが……とりあえずどうぞ。

あ、ちょっと汚いです。


月読調の華麗なる闇鍋

 暗闇の中、マトモに物を見る事すらできない蝋燭の僅かな光に照らされてる鍋が見える。

 その鍋の中はよく見えないけど……ただ、思いっきり感じる異臭とすら言えてしまう物がわたし達の部屋の中を漂っている。それを囲むのはわたし達六人のいつもの装者組に加えて未来さんとエルフナインの八人。その全員がその鍋の方をなるべく見ないようにしている。響さんまで、だ。

 この惨状を生み出した原因。それは、エルフナインが提案した事だった。

 とある日。エルフナインは装者&未来さん&エルフナインのグループの中でこんな発言をした。

 

『ちょっとやりたい事があるので皆さんで二個ずつ食品を持ち合いませんか?』

 

 やりたい事。それがよくわからなかったけど、エルフナインがこういうプライベートな誘いをしてくるのはかなり珍しかったし、わたし達も暇していたこともあってそれを了承。次の全員の休みが重なる日にわたし達の部屋でそれを行う事を決めた。

 ただ、何をするのかが分からなかった。何を持っていけばと聞いても何でも大丈夫、という物だから……こうね。真面目に何にでも使えるような食品を選んできた人も居ればお菓子を選んできた人、それ以外にも色々なものを持ってきた人がいた。少なくとも、わたしが持ってきた物は多分……うん。

 最終兵器になる。

 

「それでは……闇鍋を始めたいと思います……」

 

 エルフナインが口を開いた。

 そう、今からやるのは闇の中で闇の食材を突っ込んで食べる闇鍋。闇鍋なのだ。

 ……あのね、実は全員一個は溶けるような物を持ってきていたらしくて、一人一周しかしないんだけど……その、実はその前に一個事件が起こった。それは、切ちゃんがわざわざ買ってきた……というかこの間任務で外国に行ったときに買ってきた物。

 

「ね、ねぇ、エルフナインちゃん……シュールストレミングの臭いがまだ残ってるんだけど……」

 

 そう。シュールストレミング。最早最終兵器を超えた終末兵器を切ちゃんは持ってきて、それを開けた。

 結果、この部屋の中には今シュールストレミングのトンデモない悪臭がこびりついている。その中での闇鍋。もう嫌な予感しかしないし、非常識集団装者が持ってきた物だから絶対にロクな事が起こらないと思うの。現にシュールストレミングのせいでトンデモない目にあったし。クリス先輩吐きかけたし。紛争地帯経験者でも駄目だったようです。

 一応シュールストレミングは五重くらいの袋の中に入れて封印したけど、多分この闇鍋はそれ以上のヤバさがある。特にわたしが入れたもの。多分それを食べた人は死ぬ。

 

「……それではいきましょう!」

 

 響さんの言葉を無視してエルフナインが闇鍋の開催を口にした。

 それに対して盛り上がるような言葉を口にする人はいなかった。だって、わたしもそうだけどここに居るほぼ全員が鍋に入れたら溶けるような物を入れているんだから。そんな煮汁をたっぷりと吸った食材を食べるなんて、想像もしたくないんだよ……

 ちなみに。わたしは最終兵器とイチゴジャム。はい。一個溶けてます。今あの煮汁にはイチゴジャムが……おえっ。

 それをたっぷりと吸った最終兵器なんて口にしたくないです。

 

「じゃあまずはボクからいきますね!!」

 

 言い出しっぺの法則とは誰が言ったのか。エルフナインが勇気を出して菜箸を鍋の中に突っ込んで食材を探す。

 ……あの、菜箸を入れた時の音がぽちゃっ。じゃなくてべちゃっ。だったんだけど。一体何が入ってるのこれ。本当に人が食べられる物なんだよね?

 エルフナインはそのまま何かを取り出すと、それを自分の小皿に……うっ、異臭が……

 

「いやー、一度でいいからヤミナベという物をやってみたかったんですよいただきます!!」

 

 なんか遺言みたいにエルフナインがそんな事を口にして小皿に取った物を食べた。

 バリッ、バキッ、と音を立てて……え?

 え? 待って。それ何? 甲殻類そのまま? 一体何を食べたのエルフナイン。

 とりあえず、今回の闇鍋は食品を一口でも食べた後は一度鍋に蓋をして電気を付けて食品を確認する事が許されている。そしてエルフナインはすぐに鍋に蓋をして電気をつけた。

 エルフナインが口にしていたのは……

 

「……え? ちょ、それ何!?」

「ね、ねぇ、それもしかして……」

 

 あ、あの……なんか甲殻類殻ごとよりも遥かにヤバイ物が……

 

「た、タガメッ!!?」

 

 虫!!? 虫だよねアレ!!? ちょ、冗談でしょなんでそんなものを持ってきた人が居るの常識的に考えてそういうの持ってこないでしょ!!? わたし達女の子だよ!? どこぞの部族の人じゃないんだよ!!?

 

「……………………おえっ」

 

 当事者エルフナインはタガメを咥えたままそのまま倒れてしまった。

 ……う、うわぁ。流石にこれは……先にとんでもない物が消費されてよかったと言うべきかエルフナイン可哀想と言うべきか……そういえばタガメって美味しいんだっけ。味は多少は良かったと思うんだけど……その、闇鍋でそんなの食べたら流石にショックが……

 

「……だ、誰よ、こんなの持ってきたの」

 

 そっと未来さんが目を逸らした。

 マジですか……どうしてそんな物を。

 

「そ、その……ちゃんと食べたら美味しいって聞いたから。みんなを驚かせるのも含めていいかなって……」

 

 いや、持ってきたところできっと誰も食べませんでしたよ。

 っていうか改めてエルフナインを見ると……なんというか、悲惨。タガメを咥えた状態で白目剥いて倒れる美少女なんて。もう衝撃的すぎるよね。とりあえずタガメは……菜箸で回収してそっとエルフナインの小皿に戻しておこう。昆虫食は心の準備がいるからね……

 

「……つ、次行こう!」

 

 そして響さんが闇鍋続行を口にした。

 いや……この惨状で?

 

「だって……食材無駄にするわけにも……」

 

 ……ですよね。

 折角買ってきたんですし、食べずに捨てるなんて以ての外ですから食べるしかないですよね。わたしの最終兵器を食べたら絶対に死体ができあがるけど。

 さて、次は……

 

「で、では。不承不承ながら私が行かせてもらおう」

 

 翼さん! 第二の人柱になってくれるんですね翼さん!!

 翼さんは電気を消して菜箸を手に取るとそのまま鍋の中にソレを突っ込んだ。やっぱりべちゃって言ってる……本当にあの中にはどんな物が溶けているんだろう。気になるけど……食べたくはない。絶対に。何があっても食べたくない。

 菜箸が鍋の中から引き抜かれてそっと小皿の上に物を乗せた。

 

「小さい物なら大丈夫だとは思うが……南無三!!」

 

 あ、食べた。

 でもタガメの時みたいな音はしない……っていうことは至極マトモな食べ物だったのかな? とりあえず翼さん。一体何を食べたんですか?

 

「なんだろうな……小さいながらもクリーミーというか。口に入った瞬間は吐きそうになったが中の味は普通だな」

 

 え? クリーミー?

 ……なんなんだろう。小さくてクリーミーなんて想像もできないんだけど。一体何が。っていうか誰が持ってきた物なんだろう。一応電気は付けてみたけど、もう小皿の上には何も残っていない。まぁ小さい物一つだけだったらしいし、なくなるよね。

 で、心当たりのある人は……

 

「生臭かったとかは?」

「無かったな」

 

 マリアがそれを聞いてなら違う。と口にした。

 そして切ちゃんが小さくあっ。と口にした。え? もしかして切ちゃんの?

 

「あ、あの……多分デスけど」

「ん? これは暁の物か。一体何を……」

「は、蜂の幼虫をデスね……偶々見かけたので持ってきたんデスよ」

 

 あっ……

 つ、つまり……今翼さんの食べた小さくてクリーミーな物って……つまりまた昆虫な訳で。

 

「……――――」

 

 翼さんが無言で倒れた。

 美味しかったんだろうけど……虫を食べたっていう事実が心に直撃したんだろうね。うら若き乙女に昆虫食なんて物。しかも心の準備ができていない状態でしちゃったらそりゃ倒れるよ。

 とりあえず翼さんはエルフナインと並べて部屋の端に転がしておこう。南無。

 ……さて、次は。

 

『…………』

 

 ……誰も動かない。

 まぁ、確かに現状撃墜率百パーセントだからね。誰も手なんて付けたくないよ。というか何でそんなに昆虫入ってるの。何で昆虫を持ってこようと思ったの。普通に並べられても食べたくないよ。

 うーん……現状、二つ食べられたけどわたしの最終兵器はまだ出ていない。でも、このまま待っているともしかしたらわたしが最終兵器を食べてしまう可能性がある。そう考えるとなるべく先に食べておいた方が。

 

「……わたしが行きます」

 

 だって、翼さんは口に入った瞬間吐きたくなったと言った。そんな煮汁に入った最終兵器を食べてしまったら絶対に吐く。口から女子力が垂れ流しになる。

 それだけは避けないと。何があっても避けないといけない。響さん辺りに押し付けないと!!

 菜箸を手に電気を消して……。どれを……どれにしようか……うえっ、なんか凄い感触が……あまりかき回したくないなぁ。あ、なんか巻き付いてきた。これにしよ。

 

「決めました」

 

 なんか……大きい。なんだろうこれ。思いっきり汁垂れてるけど……

 とりあえず汁だけきって……

 

「いただきます!」

 

 南無三!

 ……う゛っ!?

 

「う゛ぉぇっ!?」

 

 まずっ!? くさっ!? しかも苦いし辛い!? っていうか辛いの度が明らかにタバスコとか超えて口の中から食道まで痛いんだけど!? なにこれ!? なにこの汁!? 一体何を入れたの!? みんな何を入れたらこうなるの!?

 味がレインボーなんだけど……味がレインボー状態なんだけど……味覚で感じられる物全部感じている感覚なんだけど。でも飲み込めない事はない。というかこれ、普通に……

 

「お肉ですね……それも結構いいやつ……」

「そういえば翼さんが和牛を持ってきたって言っていたような……」

 

 わ、和牛!? そ、そんな良い物をこんな溝みたいな物に……確かにそれなら食べただけで結構いいお肉って分かるはずだよ。

 でも汁が壊滅的にマズくてそれだけで吐きそうになった。なんとか飲み込んだけど汁だけで十分に吐きたくなるよ。翼さんはよくこの汁を纏った蜂の子食べて平然としていられたね。

 ふぅ……なんとか落ち着いた。

 

「さぁ、次どうぞ」

「い、一応耐えられる物は入っているのな。なら次はアタシが行く」

 

 おっ、クリス先輩。さぁさぁ、菜箸どうぞ。

 

「うっ……すっげぇ臭いだな……これでいいや」

 

 菜箸を持ったクリス先輩が何かを鍋から取り出した。

 ……ん? あの形……一瞬蝋燭に照らされて見えたあの円状の物……あっ。

 クリス先輩。骨は拾います。

 

「ちまちま食っても辛いだけだからな。一気にいってやるぜ!!」

 

 一気に逝くんですね。分かります。

 そしてクリス先輩がそれを一気に全部頬張って……あーあ。わたし知らない。

 蝋燭で照らされるクリス先輩の顔色が面白いように変わっていく。青になったり……え? 緑? だったり白だったり土色だったり。

 

「……パパ、ママ。今そっちに――――」

「あっ、クリス先輩が死んだデス!!」

「この人でなし!!」

 

 クリス先輩、撃沈。

 一応鍋の蓋を閉じて確認すると……やっぱり。

 

「もしかしてこれ、お麩!? こんなの誰でも撃沈するよ!!」

「あ、持ってきたのわたしです」

「何も知らなかったとはいえ……こんな最終兵器が眠っているなんて……」

 

 そう。麩はわたしが持ってきた物。

 なんかこう、適当に麩でも持っていけば大丈夫かなって思ったんだけど、まさかそれが最終兵器に転ずるなんてね。思ってもいなかったよ。っていうか、クリス先輩よくリバースしなかったなぁ……わたしなら絶対にリバースした後そのまま気絶していたよ。

 とりあえずクリス先輩も部屋の端に転がしておいて……さて。

 

「次どうぞ」

「いや、流石にこの状況で箸持ちたくないよ……」

 

 いや、最低一人一回はやりましょうよ。わたしもやったんですから。

 

「ぐっ……ならここは最年長として私が行くわ! 箸を寄越しなさい!!」

 

 流石マリア。さ、どうぞ。

 

「これは適合率が下がるわね……」

 

 そういえばマリアって美味しい物食べるとちょっとだけだけど適合率上がるんだっけ。気の持ちようなのかは分からないけど、確かにこんなゲロそのものみたいな物食べたら適合率ダダ下がりだよね。わたしも結構後味悪いしダメージが凄いもん……今すぐ水飲みたい。

 

「よし、これにするわ!」

 

 そう言ってマリアは何かを取り出した。

 あれは……なんだろう。よく見えないや。そしてマリアはそれを食べて……

 

「くさっ!? げふごふっおえっ!!?」

 

 あ、マリアがトイレに走っていった……

 臭いって言ってたけど……そんな臭いが強烈な物って何か入れたっけ。シュールストレミングはもう隔離しておいたけど……何食べたんだろう。

 とりあえず電気を付けて……あっ。

 

「く、くさや、かな?」

「それが煮汁を大量に纏ってとんでもない事になったんだね」

 

 うん。この汁、元からとんでもない臭いするからね。それを元から臭い物と一緒に口にしてしまったらそりゃ吐きたくもなるよ。くさや、普通に食べれば美味しいんだけどなぁ……まぁ仕方ないか。

 さて。次は誰が犠牲になるのかな。

 さぁ、誰かこの菜箸を……

 

「よし、じゃあわたしが行くね」

 

 声を出したのは未来さんだった。そのまま未来さんは菜箸を手に取って鍋の中を漁り、具材を一つ取り出した。

 

「すごい臭い……こんな時じゃなかったら逃げてるよ……」

 

 まぁ……約四人ほど退場者を叩き出している闇鍋ですからね。マリア、まだ帰ってこないし……とりあえず後で様子だけ見てこよう。

 とかなんとか思っている間に未来さんが取った物をパクリ。

 

「ごほっかはっ!? さ、流石にザ・ソース入りだから辛い……!!」

 

 え? ザ・ソース? なんだろうそれ。後で調べてみよう。

 でも未来さんは大ダメージは負ったけど戦闘不能という訳ではないみたいで、時々体が拒否するのかえずきながらもなんとか取った物を食べ終えた。おぉ……流石未来さん。

 で、食べたものは一体何だったんですか?

 

「お肉だったよ。多分クリスが持ってきたイノシシ肉じゃないかな」

「い、イノシシ肉? あの人、結構な物を持ってきたんですね……」

 

 イノシシ肉なんて今日日食べられないのに……

 でも、これで何とか生存者は二人に増えた。わたしと未来さん。満身創痍ではあるけどなんとか食べる事はできた。さて、あとは……響さんと切ちゃんの二人。二人は果たして生き残れるのかな。とりあえず菜箸を置いて観戦だけしておこう。耐えたら後は見るだけ。

 

「……切歌ちゃん。ここは二人で一緒に逝こう。二人でなら怖くないよ!!」

「そ、そうデスね! 赤信号もみんなで渡れば怖くないデスし!!」

 

 いや、赤信号はみんなと一緒でも止めよう? 大怪我しちゃうからね。

 そんなどうでもいい事を考えている間に響さんと切ちゃんは鍋の中を漁って具材を取り出していた。あれは……なんだろう。

 

『せーのっ!! …………おえっ!!?』

 

 切ちゃんと響さんが同時に食べてまたえずいた。けど何とか倒れはしなかったようで飲み込むまではできたみたい。何を食べたんだろう……?

 

「た、多分アタシの持ってきたふきのとうと……」

「食用のバラ、だね……自分の持ってきた物だったからよかった……」

 

 そういえば切ちゃん、シュールストレミングが駄目になってから一回買い物に行っていたっけ。その時にふきのとう買ってきたのかな。

 そして響さん……いったいどこにそんなの売ってたんですか。というか存在したんですか、そんな物。

 まぁでも。これで一周し終わった。主に汁のせいでダメージが結構ヤバかったけど、まぁなんとか……

 

「じゃあ次。調ちゃんね」

 

 ……え?

 

「二週目デスよ。ほら、まだ具材はまだ残っているんデスし」

 

 いや、ちょ。

 

「ここからはサドンデスだよ。どうせなら取ってあげようか?」

 

 ちょまっ。

 

「これなんていいんじゃないかな。ほら、あーん」

「ちょ、いや、まっむごっ!!?」

 

 無理矢理食べさせられて口の中にレインボーな――――

 

 

****

 

 

 ……調ちゃんが白目剥いて気絶した。

 ふざけて二週目とかやってみたら大惨事だよ。

 

「……これなんだと思う?」

「フランスパン……デスかね。たっぷりと汁を吸った……」

「お麩並みに凶悪な物だったね」

 

 ……うん、二週目は止めよう。多分これ、最終的に全員倒れるやつだから。

 でも残ったやつはどうしよう。一応わたし達も具材一つ食べたんだからどれだけこの鍋が凶悪な物かっていうのは誰よりも分かってる。分かってるけど……このまま捨てるのは流石に許されない。一体どうしたら……

 

「……ねぇ、響。こんな言葉知ってる?」

 

 とか思ってたら未来が話しかけてきた。

 ……え? 何その真っ黒な笑顔。

 

「どんなマズい食べ物でもね、カレーと混ぜたら食べられるんだって」

 

 確かに聞いた事はあるけど……え? 嘘だよね? 本気? 本気でこのゲロみたいな鍋をカレーにして食べるつもり? もうゲロを通り越してゲロガ、ゲロジャレベルだよ? 最上位レベルだよ?

 

「でも、これを残すなんてできないデス。そんな事したら勿体ないお化けが出てくるデスよ……!!」

「そういう訳で……響。三人で逝こう?」

 

 あ、あははは……

 多分これ、わたし達のダメージが一番大きいんじゃないかなぁ……!!

 

 

****

 

 

 その後のお話だけど。

 どうやら未来さんと響さん、それから切ちゃんの生存組が鍋をそのままカレーに混ぜて完食したらしい。けど、数回吐いたとかなんとか。ちなみにその時トイレで気絶しているマリアを発見したとも。

 でも、三人の頑張りもあって何とか鍋は完食。闇鍋は葬り去られた……けど、全員次の日に体を壊して学校を休んだり仕事を休んで療養してしまった。大人の皆さんには呆れられたけど、ほどほどにしておけとだけ言われて休むことをなんとか許された。多分もうしないので安心してください。

 ちなみに、持ってこられた食材は後から判明したんだけど……チョコ、グミ、キャビア、麩、くさや、マーマイト、シュールストレミング、蜂の子、タガメ、イノシシ肉、和牛、ザ・ソース、ナンプラー、ふきのとう、薔薇、ジャム、フランスパンだったらしい。そりゃレインボーな味のとんでもない鍋が完成するよね……しかも何気に高級食材混ざってるし、半分近く溶けてるし。

 で、ザ・ソースって結局なんだったの?




以上、闇鍋回でした。食材案を出してくれた友人達には感謝。なんかマンドラゴラとかバラムツとか靴下とか革靴とかを途中で出してきやがりましたが、なんとか八人分の食材は埋まりました。全体的に生臭いし麩の最終兵器感が……

っていうかザ・ソースだけで味が崩れそうな感じはしたのですが、まぁ自分がザ・ソースを使った食べ物食べたこと無いんで空気は薄めです。

次回は未定ですが……少なくとも今回みたいなちょっと汚い感じの話にはなりませんのでお楽しみに。
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