月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

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今回はゲーム実況時空の話です。なんだか久しぶりですね。

もう声優、アイドル、実況時空が完全にシリーズ物になって、時々切ちゃんの切痔時空、心霊時空が混じってくる感じになってる……w

もっと色々と単発の短編を出さねば……!!


月読調の華麗なる実況の日々

 わたしが切ちゃんと一緒にゲーム実況者……っていうのかな? になってから暫くが経った。

 なんだか切ちゃんはチャンネル名? をイガちゃんの実況部屋から、実況女神ザババの部屋っていうのに変えて、わたしと切ちゃん共同のチャンネルにしたらしい。で、その時に色々とルールを決めた。

 まずわたしと切ちゃんの合同実況は週に一回は出すこと。不可能なら不可能でいいけど、出せそうなら出すこと。

 次に、動画はわたしか切ちゃんが二日に一回は最低でも投稿する事。一日に一回はゲームのプレイ時間的にも動画の編集量的にも無理があるから、二日に一回。これは最初の方に視聴者さんの方にも伝えてあるらしくて、二日に一回。もしくは三日に一回のペースを維持しているみたい。でも何か任務があるとき……つまりどうしても外せない用事があるときはツイッターでお知らせだけして終わり、って事にするっぽい。

 あと、切ちゃんのチャンネルはそこそこ人気らしくて、既に広告収入を稼げるほどにまでなっているとか。だから、広告収入に関しては基本的に全体的な収入を半分にして分配っていう事に。で、もし編集を誰かに手伝ってもらうのなら、ここから相手に報酬を出すこと。

 最後に。本名と顔。それからプライバシーが漏れそうな部分は絶対に出さない事。これは安全面の事もあるし、変な人に情報を与えないため。特にわたし達は日本の最重要機密そのままみたいな感じだから、特にシンフォギアを連想させる言葉は言わない事。言ったらカットかピー音を入れる事。これを守ればリアルの動画を撮影して投稿するのも大丈夫みたい。

 他にもいくつかあるけど、大きなのはこれだけ。でも、動画を投稿してお小遣いを稼げるのは魅力的だから、わたしはとある事を動画にしようと考えた。リアルの動画も大丈夫って言ってたからね。

 

「えっと、これでスタートしてちょっと離れて……はい、皆さんこんばんわ。シュルちゃんの晩御飯教室だよ」

 

 ゲーム実況ではないんけど……わたしは毎日ではないけど、切ちゃんと自分の分の晩御飯を作ってるから、それを動画にして動画を見ているみんなにも美味しいご飯を作ってもらおうって思って、料理を作る動画を上げる事にした。

 この動画の編集は、一週間分纏めてエルフナインに編集を頼んでいる。

 エルフナインは未だに週休二日はあるのに、それを使わないどころか休日出勤までやらかしているから、この編集をぶん投げて家に閉じ込めておいて、出勤には遅すぎる時間に作業を終わらせてその日は休ませる……という手に出てみた。

 結果は成功。エルフナインは一週間分の動画を僅か数時間で終わらせるんだけど、結果的に出勤には遅すぎる時間になって、結局その日と次の休みの日はプライベートな事に使うようになった。特に響さんやクリス先輩と映画を見に言ったりご飯を食べに行ったりね。

 わたしも動画データの受け渡しをする時にお誘いを受けるから、一緒に遊びに行くことがしばしば。ちょっと拘束時間作っちゃってるのが申し訳ないんだけど、エルフナインが動画編集を趣味にしかけているらしくて……もう断るにも断れないというか、編集全部任せてくれてもいいんですよ? とか言う始末で……あはは。

 話がそれたけど、わたしはこの料理動画を週に三本から五本くらい出している。再生リスト? を使ってちゃんと実況動画とは別枠で投稿しているから特に問題なし。

 ちなみにわたしは仮面装備。

 

「えっと、後は暫く煮込むだけだから、ちょっとコメントにお返事するね」

 

 で、お料理には暫く待つ時が時々ある。

 その時にわたしは先週分のコメントの中から一部を選んで予めメモ用紙に書いておいて、その返事をしている。

 

「最近ゲーム実況よりもこっちの方がメインになってる気がする……うん、わたしもそんな感じがする」

 

 だって、これが週三~五回で、ゲーム実況が週三~四回だもん。そりゃね……

 

「この動画の編集は友達に頼んでるんだけど、ゲーム実況の方は自分で撮って編集して……って感じだから、どうしてもゲーム実況の方が遅れちゃうんだよね。もう少し投稿スピード上げたいけど、学校とアルバイトもあるから……」

 

 あ、このアルバイトだけど、装者関連の事だよ。

 流石に用事とか何とかで誤魔化すのもキツイと思って、アルバイトしている設定にしてみた。切ちゃんとルームシェアして、ゲームとかに使うお金とかどこから出てるのか疑問に思う人が出てくるかもしれないからね。だから、一番無難で違和感がないアルバイトって言葉を選んでみた。

 あながち間違いでもないし。国家直属の機関で超特殊な装置の実験アルバイト。うわ、こうするとすっごく怖いというかマッドというか……本当は全然マッドじゃないしすっごくいい所だけど。

 

「次は、この間出かけたらシュルちゃんっぽい子がアルバイトしてるのを見ました? うん、人違いだから安心して。わたしは表に出ないタイプのアルバイトしてるから」

 

 うん、絶対に見られてない。絶対に他人の空似だし。っていうか顔も分からないのにどうやって判別するの?

 とりあえず次。

 

「イガちゃんは料理できないんですか? できません。次は……この動画の編集の仕方が違う気がする。うん、違うよ。さっきも言った通り、この動画の編集は友達のEちゃんに投げてるから。Eちゃんの編集技能の向上をご覧ください」

 

 ElfnineでEちゃん。間違ってはいない。

 

「じゃあ今回はこれぐらいで、後はカット」

 

 と言ったところで一旦動画を止める。後は煮込むのが終わってから撮りなおして……かな。

 毎日やってる事を撮っているだけだから全然大変とか思わないし、編集は全部エルフナインに投げちゃってるから編集の苦労とか無いし……

 

「あ、調~。今日からはこれの実況を撮るデス!」

「えっと、マインクラフト? あ、聞いたことある」

「これをあたしと調の二人でプレイして動画を上げるんデス! もう調の分はパソコンにインストールしてあるデスよ」

「え? 二人で一つじゃなくって?」

「これは二人別々にプレイした方が面白くなりそうデスから」

 

 そう……なのかな? っていうか、いつの間にわたしのパソコンに……

 一応、わたしのパソコンもSONGの方……というかエルフナインが、もしもハッキングとか受けたら大変だからって言って一から組んだパソコンだからかなり性能が高いんだよね。うん、高いんだよ。明らかに現行スペックを数倍は超えているレベルで。

 試しにパーツを調べてみたら、この世のどこにも存在しないパーツが幾つも使われていたんだよね。明らかに異端な技術が詰め込まれた見られるだけでアウトな代物になってるんだよね。ちょっと怖かったよ。ちなみにこれが装者&未来さんのパーソナルカラーに塗られて配られました。経費で落ちたらしい。

 でも、そんなオーバーテクノロジーなパソコンだからこそ、ゲームをやりながら録画なんて楽々。とりあえず料理の方をサクッと終わらせて切ちゃんと一緒にご飯を食べて自室に入ってピンク色のパソコン起動。

 確か設定の方は切ちゃんが終わらせているから、通話アプリを起動してからマインクラフトを起動して……

 

『あ、調。聞こえてますか?』

「聞こえてるよ。どうしたらいいの?」

『あたしが先にサーバー建てるので、調はあたしの言った通りにやってほしいデス』

「うん、わかった。どこから撮影する?」

『調がログインしたらデスね。一人は初プレイ、一人は完全初見プレイって体でやるデスよ』

「じゃあ、わたしはもう録画しちゃうね。ここからはイガちゃんとシュルちゃんで」

『あいあいさーデス』

 

 それで色々と操作して、わたしがログイン。すぐに切ちゃんは録画を開始したらしくて、ピョンピョンと飛び始めた。えっと、操作方法はこっちの紙に書いてくれているからこれを確認しながらプレイしないと……

 

『はい、始まったデス! 実況女神ザババのマインクラフト実況プレイ!』

「あ、そんな感じでやるんだね」

『こんな感じデス。あ、もう知っている人が多いと思うのデスが、イガリマことイガちゃんです』

「シュルシャガナことシュルちゃんです」

 

 なんか切ちゃんがピョンピョン跳ねてるからわたしもピョンピョン。

 さて、これどうしたらいいのかな。とりあえず切ちゃんが色々と説明するのを待っていると、どうやらマインクラフトは明確なクリア目標はないらしくて、今までもシリーズものは幾つか撮ってたけど、今回のマインクラフトはわたし達が飽きたら終了っていう感じでやるっぽい。

 それで、まずやらなきゃいけないのが、家づくり。これをしないと出てくるモンスターにやられちゃうかららしい。

 それからは自由だけど、切ちゃんはジ・エンドって所に出てくるエンダードラゴンを倒す事を目標にするみたい。わたしは完全に初耳だからへーと言うだけ。

 

『で、シュルちゃんの反応から分かる通り、シュルちゃんは完全初見プレイデス。あたしもちょっと知識として知ってるだけなので、グダグダプレイになってしまうのは勘弁してほしいのデス』

「サクサクできるようには頑張ります」

 

 というわけでここからはハイライト。

 

『じゃあまずは家を作るデス! 適当に木材を切る木こりタイムデス!』

「なんだか地味な作業だね」

『それを乗り越えてこそデス! こっちデスよ、シュルちゃあああああああああああああ!!?』

「あっ、イガちゃんが溶岩に……」

『ど、どうしてこんな地表に溶岩が……死んだデス……』

 

 なんというか、運が良いのか悪いのかよく分からない切ちゃん。

 

「あ、リンゴ出てきた。ラッキー」

『なんで木こりしてるだけでりんごが十個以上落ちてるんデスか……』

 

 あと、わたしは沢山リンゴを取ったよ。本当はあんまりリンゴって出てこないらしいね。それこそ木を養殖しないとそこまで数をそろえられないっぽいし。でも、こうやって出てくる分には嬉しいのかな。

 とりあえず後で買ってきたリンゴ剥いて食べよっと。

 

『シュルちゃん、あっちの崖に豚を発見したデス! 早速狩って肉を取るデスよ!!』

「あ、まってイガちゃん。そんなに飛び跳ねたら崖から落ち……」

『にゃああああああああああ!!?』

「……以上、イガちゃんの珍しくもない猫の物まねでした」

『足首を挫きましたデスー……』

 

 ちなみに、この動画の撮影の翌日に切ちゃんの悲鳴コレクションとして切ちゃんが悲鳴を上げている部分を切り貼りして動画を投稿したんだけど、かなり好評だったよ。切ちゃんは顔を真っ赤にして無言でわたしを叩いてきたけど。

 

「ふぅ、やっと家が完成したよ。イガちゃんはどこにいるの?」

『地下で石炭とか採掘中デス。やっぱりこれが無いと始まら……あっ、ちょ、匠がうに゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?』

 

 直後、爆発音と共に切ちゃんのキルログ。

 あーあ。折角集めた素材が。っていうか、さっきの猫の物まね、ヤケに迫真すぎて若干笑っちゃったよ。これ聞いて笑わない方が無理でしょ。

 切ちゃん、にゃっにゃにゃー(励ましの意)。

 

『こ、今回はこれで終わりデス……うぅ、どうしてあたしばかり死んでるんデスか……』

「まぁ、イガちゃんは屑運らしいから」

『シュルちゃんが豪運すぎるんデスぅ!!』

 

 まぁそういう訳でマインクラフトの実況一回目はこれで終わり。なんだかハイライトにしても一回目から濃かったというか、切ちゃんの死に芸が凄いというか。なんでそんなピンポイントでマグマに落ちたり崖から落ちたりクリーパーに背後から自爆されるんだろう。

 それも切ちゃんの持ち味ではあるんだけど。

 とりあえず、この動画は後でわたしが編集するとして。だってそうしないと切ちゃんって意図的に自分の醜態を消して投稿するときがあるから。多分今回も削って投稿するだろうし。だからわたしが編集役。

 

「はぁ……どうしてここまで運がないんデスか……」

「まぁまぁ切ちゃん。それも切ちゃんのいい所……あ、ごめん。一回目のガチャで虹出ちゃった」

「もう慣れたデス」

 

 で、実況終わり。わたしと切ちゃんはわたしが剥いたりんごを齧りながら休憩中。その時にわたしが、切ちゃんとやるからって事で携帯に入れたアプリで虹色の最高レア引いてたり。切ちゃんはもう天井しかない! って言ってガチャを回していないみたいだけど。

 そのせいでわたしと切ちゃんの最高レアの差って三倍近いんだよね。しかも、わたしのはとっても強いキャラばかりなのに切ちゃんのは微妙なキャラばかり。なんていうか……ドンマイだよね。

 

「うーん、まだ夜の八時デスね。明日はお休みデスし、もう一本くらい撮ってもいいかもデスね」

「じゃあ久しぶりに生放送する?」

「あ、いいデスね! じゃあ……またジェイソンをやるデス!」

 

 そしてわたし達はまた実況へ。

 これが、最近になって変わった、わたし達の日常なのでした。

 

「ちょ、なんで車がこっちにゃああああああああ!!?」

「まさか轢き逃げアタックで死ぬなんて……」

 

 そして切ちゃんの屑運も相変わらずなのでした。




相変わらず屑運な切ちゃんと、お料理動画の投稿を始めた調ちゃんでした。そろそろ声優アイドル実況時空の話ばかりになってきているような気がしてならない……

結局ヘキサは諦めました。無理です。キッツイです。落ちません。勘弁してください。勘弁してほしい。FGO回らなきゃならへんねん。配布酒呑? を取るために北欧を更地にせなアカンねん。

最近になってラタをクリアしたんでグレイセス始めました。ソフィが調ちゃんに見えかけたり見えかけなかったり。やっぱ中身全然ちげーわってなったり。

とりあえず次回の内容は未定。友人達に何かネタの提供でもしてもらえたらいいなぁと思いつつ今回はここら辺で。
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