月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

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今回はネタ募集をした際に供給されたネタの一つ、シンフォギアのゲームを売るというネタを書きました。多分原案とはかなり違う感じにはなりましたが、ネタを供給してくれたモラルタさん、ありがとうございます。

今回は配信者時空での話です。それでは、どうぞ。


月読調の華麗なる自作ゲーム

 今日は訓練もなく用事もなく暇な一日。なので奏さんの世界に遊びに行くついでに本部の自室で編集か休んでいるかのどっちかをしているであろうエルフナインに会いに行くことにした。今度の配信の打ち合わせもあるからね。

 最早お馴染みになった廊下と職員さんに挨拶しながら歩くと、エルフナインの自室が見えてくる。

 ノックを一つしてからドアを開けると、そこには自分のパソコンを前にコントローラーを持ってゲームをしているエルフナインが。何やってるんだろ? 格ゲー?

 

「エルフナイン、何してるの?」

「え? あれ、調さん? ちょっと待ってくださいね」

 

 と言いながらエルフナインはポーズ画面を出してゲームを中断。

 なんか画面をよく見るとちょっと暗くなった画面にGUNGNIRって文字とAMENOHABAKIRIって文字が……

 ガングニールと天羽々斬と聞くともうシンフォギアしか出てこないんだけど……それに画面に映ってるキャラもどこか響さんと翼さんっぽい感じがするし。

 

「で、エルフナイン。このゲームは?」

「これはボクがお仕事として作った格ゲーです」

「エルフナインが? 仕事で?」

「はい。ついこの間、やっとテストプレイができる範囲まで完成したので、今テストプレイしてたんです」

 

 仕事でゲームを作るなんて……というかもしかして一人で作ったの?

 そう聞くと、エルフナインは頷いた。まさか一人でゲームを作るなんて……それに完成度もかなり高く見える。でも、UIとかはどこかで見た事あるような安っぽい感じだし、企業が作った物と比べるとちょっとチープに見える部分がチラホラ。

 でも、仕事でゲームを作るなんて何があったんだろう。エルフナインってプログラマーじゃないし。

 

「実は政府の方から、そろそろうたずきんだけだと誤魔化せない事象が多くなってきたので、ゲームという方面でもシンフォギアの非現実性をアピールしようという事になりまして。なので、ボクが仕事として装者の皆さんをモチーフにしたキャラが戦う格ゲーを作ったんです」

 

 と、言いながらエルフナインはコントローラーを動かしてキャラ選択画面に行くと、わたしに現在使用可能らしいキャラの一覧を見せてくれた。

 そこには響さんっぽいキャラや翼さんっぽいキャラの他にも装者のみんなに似たキャラの顔アイコンがあった。勿論わたしっぽい感じのキャラも居たし、切ちゃんっぽいキャラも居た。それ以外にもなんと風鳴司令や緒川さんっぽいキャラに加えてフィーネやネフィリム、それにオートスコアラーやキャロルっぽいキャラなんてのもあった。

 とてもじゃないけど素人が作る格ゲーのキャラ数じゃないと思う……ホントに一人で作ったの?

 

「キャラのモデリングとかは管轄外なので外注で。それとキャラの大まかな動きは風鳴司令にモーションキャプチャーで全部やってもらいましたし、皆さんの固有技は映像記録から再現しました。ボクはゲームの根幹とキャラの性能調整くらいですね。それも藤尭さんに手伝ってもらいましたし」

 

 あ、そうだったんだ。

 というかわたし達の動き以外にもオートスコアラーとかの動きもコピーできる風鳴司令って一体……

 まぁあの人が人外の領域に両足を突っ込んでいるのはもう気にしない……というか気にしたら負けだとして、このゲームって一体どうするの? 実際に販売するの?

 

「今度の同人即売会にサークル参加して頒布の予定ですね。ちょっとでも売れて評判が良ければ委託販売に任せておくことで自然とゲームのキャラの知名度が……といった感じです」

 

 あー、そういう事ね。そういえば切ちゃんも今度、大きな同人即売会でコスプレとかしてみたいとか言ってたし。

 もしかしたらギアを纏うだけでゲームのキャラのコスプレって扱いになっちゃったりして。いや、わたしは出ないけどね。体のラインとか結構出ちゃうし大勢の人に見られるのは恥ずかしいし、そもそもシンフォギアは国の重要機密だし。

 エルフナインはそういう事で、と一言言ってわたしにコントローラーを渡してきた。

 

「調さんもテストプレイ、手伝ってくれませんか? 人が多い方が意見は集まりますし」

「うん、それくらいなら全然いいよ。今日は暇だったし」

 

 何の遠慮もなくコントローラーを受け取ってからわたしはエルフナインの横に椅子を持ってきてから座って、改めてキャラを確認してみる。

 キャラを選択すると、左右にキャラの名前と立ち絵が出るんだけど……これが多い多い。

 まずは響さんモチーフのキャラ、ガングニール。ギアはラストイグニッションじゃなくてそれ以前のギアで、明らかに主人公っぽい感じ。で、次が翼さんモチーフの天羽々斬にクリス先輩モチーフのイチイバル……なんだけど、何でかクリス先輩モチーフのネフシュタン・シルバーっていうのもある。

 次にわたし達F.I.S組のアガートラーム、イガリマ、シュルシャガナ……なんだけど、こっちもバリエーションがある。まずマリア版ガングニールのガングニール・ブラック。それとわたし達が一纏めになったザババ。性能的にどうなってるんだろう……

 で、大人組はさっきも言った通り風鳴司令&緒川さん。明らかに強い。

 それと敵キャラ組。まずはフィーネことネフシュタン。ネフィリムはそのまんまネフィリム。そしてオートスコアラーは一纏めになってオートスコアラー。どうもガリィを中心に他はアシストだけっぽい。それとキャロルは二パターンあって小キャロルことアルケミストと大キャロルことダウルダブラ。

 後はパヴァリア組だけど、これはサンジェルマン達が一纏めになったパヴァリア。それとアダムことマスター。

 これで終わり……かと思ったらまだある。

 何と奏さんモチーフのガングニール・オリジン。それからセレナモチーフのアガートラーム・オルタナティブ。未来さんモチーフの神獣鏡。それとこの響さんは……ラストイグニッション前の響さん? 名前は……ガングニール・アナザー?

 

「エルフナイン、この響さんは?」

「あ、それは藤尭さんから闇落ち主人公とかいると盛り上がるって聞いたので作ってみました。なんやかんやあってグレちゃった響さんって設定です」

「なんやかんやって……」

 

 まぁ、ゲームだしなんやかんやあったんだろうね。

 ガングニール・アナザー……じゃなくてグレた響さんことグレ響さんの戦い方とか気になるけど、とりあえず自分モチーフのシュルシャガナから使ってみようかな。

 とりあえずエルフナインから説明書を受け取って読んでからゲームスタートして、ポーズをしてからコマンド票を見て技を確認する。

 えっと……卍火車、裂擦刃が通常技で空中技が艶殺アクセルと降下巨刃。それからゲージ技が百輪廻、禁月輪、超巨円投断みたい。

 

「シュルシャガナは遠距離主体のキャラですけど、近距離もできる万能キャラです。特徴はガードの上から相手の体力を削る削り攻撃がかなり多い事ですね。ただ、技一つ一つの判定がかなり遅かったりするので接近戦は注意が必要です。ただ、艶殺アクセルだけは判定が鬼のように速いし強いです」

「あー、確かにシュルシャガナで一対一って大分キツいし艶殺アクセルで攻める感じになるよね……ちなみにリーチはどうなってるの?」

「他のキャラと同じ感じですけど、一部の技がかなり長いです。ちなみに最初のバランス調整のへったくれもない時は中距離で強攻撃当たった瞬間コンボ完走でノーゲージフィニッシュができるぶっ壊れキャラでした……」

「うわぁ……」

 

 試しに強攻撃を振ってみるとかなり判定が長い。けど、見てからガードが余裕な程度には発生が遅いからこれだけで攻めるのはかなり難しい感じかな? ただ弱攻撃は素手で殴るだけだから発生はそこそこ。でもガングニールの弱攻撃と同時にやると簡単に潰される。

 うわぁ、これかなりペースを自分の方に持ってこないと厳しいキャラだ。ただ、使いこなすとかなり強い感じかな。

 ただ、エルフナインが言った通りのぶっ壊れ性能だったらそれはそれで……だったしこの位がちょうどいいのかな? とりあえず動かないガングニールをボコボコにして具合を確認してから再スタート。

 

「とりあえずヨーヨー投げておけばいいかな」

「残念ですけどこっちにも捏造遠距離技はあるんです」

「うわっ、何その波動拳」

「まぁ主人公キャラなので」

 

 そんな感じで話しながらシュルシャガナとガングニールで戦う。

 ただ開発者のエルフナインにそう優勢を取れるわけもなくわたしのキャラはコンボを食らって簡単にダウン……と思ったら急に画面にカットインが入って正義を信じて、握りしめてのオフボーカルが流れ始めた。

 え? これなに?

 

「あ、説明してませんでしたね。一旦止めてっと……キャラにはそれぞれ戦闘スタイルがあって、装者、錬金術、人形、黄金錬金、聖遺物、達人の六種類があります。その内の装者と錬金術は相手のダウン中にコマンドを入力すると歌が流れるんです。これは次ダウンするまで永続的にゲージが上昇を続けます。ですけど、一回の対戦中に一回しか使えないので使うには注意が必要です」

「装者の歌はそうやって再現してるんだ……でも、一回だけだと装者っぽくないような」

「何度も使えるとダウン奪っては延々と歌を切り替え続ける謎の戦いに発展するので……」

「あぁ……」

 

 実感のこもった言葉って事は、当初はそうだったんだね……延々と相手のダウンを奪ってゲージを回収してはゲージ技で殴り続けるゲームに変わっちゃったんだね……

 とりあえずエルフナインの苦労話は置いておいて、ゲーム再開。

 歌い始めたガングニールのゲージが見て分かるレベルでモリモリと増えていく。マックスは七だからあまり好き勝手させておくとゲージが貯まり切って面倒な事になっちゃう。

 とりあえず距離を離す……振りをしてくらえっ、判定が鬼のように強い艶殺アクセルっ!

 

「うわっ、流石技の発生1Fの強技!」

「ってそれぶっ壊れじゃない!?」

 

 とりあえず初心者用に用意されている弱攻撃ボタン連打でのコンボ完走をしつつエルフナインに叫ぶ。

 艶殺アクセルは確実に修正案件だと思うけど……

 けど、こうやってゲーム用語を聞いてすぐに理解できるようになった辺り、わたしも結構ゲームに詳しくなったよね。昔なら確実に発生判定とか聞いても何のことか分からなかっただろうし。

 とか言っている間にわたしのキャラはエルフナインのキャラにボコられて無事ワンセット取られました。流石エルフナイン、強い。でもわたしは賢い事を思いついた。

 くらえ、延々と艶殺アクセル連射。

 

「…………艶殺アクセルは流石に修正案件ですかね」

「私怨での弱体修正!?」

「いえ、それ実は飛び道具打ち消しの判定もあるんですよ。しかも持続時間はそこそこ長いですし、連射可能ですし。多分潰せる技がスーパーアーマー付きの突進しかないです」

「どうしてそんなぶっ壊れ技を……」

「これ作ってる時、すっごく眠かったんです……」

 

 眠いってだけでゲームのバランスを崩壊させられても……

 とりあえずこのラウンドはわたしが延々と艶殺アクセルを擦ってコンボ完走とゲージ技ブッパで無事奪取。禁月輪が画面全体に判定のある暗転からの攻撃だからかなり使いやすいんだよね。百輪廻は卍火車のゲージ技だから使い勝手いいからコンボの締めに使えるけど……超巨円投断は削りが凄いけど全然当たらない。直当て無理でしょ……

 そのまま第三ラウンドも延々と艶殺アクセルを擦り続けてゲージ技をくらいながらもゲージ技をねじ込んでそのままわたしが勝利って事に。

 

「あー、やっぱシュルシャガナはまだ調整が必要ですね。これでもかなり弱体化したんですけど……」

「っていうかガングニールはあんまり強くなかったような……」

「元々主人公タイプとして使いやすい技構成にしたせいか、性能も普通になっちゃったんですよ。一応中間程度の強さはありますけど、天羽々斬がその完全上位互換になっちゃって……」

「そうなの?」

「ほぼガングニールと同じ技構成でリーチが長い感じですから」

 

 確かガングニールの技は捏造遠距離攻撃の波動拳もどき、拳で突撃、アッパーの三種。それからゲージ技がどんな状況でも打てる高火力打撃、突撃の強化版、パンチとキックから衝撃波を飛ばす波動拳もどきの強化版。後はゲージ三つで使える投げ始動のS2CAだっけ。

 S2CAはかなり威力高いけど発生は遅めだしリーチはかなり短いしで当てづらい技だよね。

 で、翼さんこと天羽々斬は?

 

「突撃技と、影縫い、対空アッパーですね。で、ゲージ技が蒼ノ一閃、騎刃ノ一閃-雷終-、それを空中で打つと千ノ落涙。で、三ゲージ技でどこからでも打てる天ノ逆鱗です」

 

 うーん……確かにそれは三ゲージ技の火力以外はほぼほぼガングニールの上位互換と言うか……

 初心者が使うキャラとしては申し分ない技構成と性能をしているだろうし。しかもエルフナインの言葉的には多分ガングニールと技の発生はほぼほぼ同じだろうし。

 こういう所の調整はかなり難しい所だよね。一点だけ特化するとそれだけでぶっ壊れになりかねないし、かと言って長所を潰していったらただの産廃キャラに成り下がるし……

 

「ちなみにエルフナインが使った感じだと誰が一番強いの?」

「ちょっと前まではシュルシャガナ、アガートラーム・オルタナティブとオートスコアラーでしたね。シュルシャガナは言った通りでして、アガートラーム・オルタナティブは弾幕技を多くしたら誰も近寄れなく……オートスコアラーは単純にコンボ火力がヤバいです。軽く修正しましたけどオートスコアラーはアシストキャラが三人もいるので手数多めなんですよ」

 

 と言いながらエルフナインがオートスコアラーを実際に使ってみせてくれたけど……なんかとんでもない所からミカ達が出てきては相手を浮かせて戻っていって、また出てくる。それを繰り返してゲージ技を叩き込んでで簡単に五割も体力を削っていった。

 こ、これでマイルドになってるんだ……

 

「コンボルートをかなり潰して火力をかなり落としてこれです。多分レイアのコイン連射とガリィの凍結がクソキャラっぷりを加速させてますね……」

 

 レイアのアシストはコインを相手に向かって連射。ガリィの凍結はゲージ技なんだけど、一回凍結させたら三秒は動けないからそれを打つ前にミカを呼んで、溜めはかなり長いけど火力の高い攻撃をしてもらってファラが竜巻でそれを打ち上げて、そこからガリィの空中コンボが入って締め。

 コインをガードしたら固められるから投げ始動コンボで凍結からのミカ。コインが当たったら当たったでそこから凍結、もしくはゲージ貯めのコンボからの凍結でミカが安定する。

 

「……とりあえずミカの溜めを増やしてレイアの拘束時間を短くしたら?」

「そうですねぇ。ただ、あまり溜めを増やしすぎるとミカが使えなくなるので厳しいんです……安すぎると出す意味ありませんし……ただレイアはそれでいいかもしれません」

 

 うーん……ミカの調整はかなり難しいよね。ガラッと技そのものを変えちゃうとか有りかもしれないけど、それで弱くなりすぎるのもアレだし、折角作った分が無駄になるかもだし。

 とりあえずちょっと前までの強キャラは分かったけど、今強いキャラって誰なの?

 

「オートスコアラーが一番強くて、アガートラーム、天羽々斬、ネフィリムですね。その下にシュルシャガナ、ザババ、パヴァリア。それでやっとアガートラーム・オルタナティブ、ネフシュタン、アルケミスト、ダウルダブラです」

 

 やっぱりオートスコアラーは強いんだね……

 確かにミカ達オートスコアラーってかなり強かったし。ミカなんて当時……というか最近まで一番強かったイグナイト状態でのザババユニゾンを相手に互角以上の戦いができる化け物スペックだったし。プレラーティやカリオストロよりも強かった疑惑まで沸いてるからね。

 

「まぁ、ミカは戦闘に極振りした結果完成したバグスペック持ちですから……」

 

 あの特徴的なだゾっはもう聞きたくないです……

 でも、エルフナインの調整でもそうやって差が出るって事は強キャラ弱キャラが出てくるのはもう仕方のない事なんだね。バランスがマイルドなゲームでもやっぱり強キャラとかお手軽キャラっていうのは出てきちゃうし。

 まぁそれぞれのキャラがしっかりとした個性を持っているって事なんだろうけど……

 ちなみに弱キャラは?

 

「マスターです。意図して弱くしました」

 

 そ、そう……

 

「風に揺れる汚いダインスレイブをボクは許さない……!」

 

 う、うん……あれは確かにちょっとトラウマ物だったからね……わたしも暫く頭から離れなかったし……

 

「っていうか司令と緒川さんが強キャラ入りしてないのは以外かも」

「司令ことコマンダーはバ火力で技の発生が鬼な代わりに装甲が紙っぺらです。そうしないとぶっ壊れになったので……で、緒川さんは火力、装甲共に低いですけどスピードがかなり速いキャラなのでこの二人は使いようによってはかなり強いですけど弱点が相応にあります」

 

 あ、確かに風鳴司令もフィーネの一撃には勝てなかったって聞いたし。でも司令なら例え核の爆発の中からでも生還してきそうな気がするのは気のせい? いや、きっと気のせいじゃ無いハズ……

 でも二人を使うのも面白そうだよね。とりあえず今日はこのゲームをプレイして暇をつぶして……

 あっ。

 

「そうだエルフナイン。テストプレイをするついでに色んな人から意見を求めつつ宣伝をできる方法があるんだけど」

「え? それって……あっ、そういうことですね!」

「うん、そういう事」

 

 

****

 

 

 と、いう事で。

 

「はい、どうも皆さん。今日はゲリラ生放送です、シュルちゃんです」

「今日はイガちゃん無しの突発的ゲリラ放送ですよ~。あ、ナインです、ご無沙汰してます」

 

 切ちゃんに許可を取ってからエルフナインの部屋で生放送をする事にした。機材は一通り揃っているからわたしと切ちゃん、あとはエルフナインの共有アカウントで放送を始めるだけの簡単ゲリラ生放送。

 ある程度人が集まってきて、ついでにゲームの方も見せれるようにして、機密事項漏洩阻止用プログラムの方もしっかりと今回に合わせて調整してからの挨拶。なので結構な人がもうすでに放送を見てくれている。

 

「今回は休日だったしみんな暇かなーって思って放送してみました」

「一応アーカイブも残しておくので見れなかった方はそっちの方へ……と言っても今ここに居る人にしか分かりませんけどね」

 

 エルフナインの苦笑交じりの言葉を聞きつつ、今回の放送内容を発表する事に。

 

「今日の放送は、ナインが作った格ゲーをプレイするよ。本邦初公開のできたて格ゲーだよ」

 

 と、同時にゲームのタイトル画面を移すと、コメントが一気に流れてくる。

 凄い、とかナインちゃんプログラマーなの、とか流れてるBGMの詳細情報とか。フリー素材だけど分かる人いるんだ……

 とりあえずこの格ゲーこと、戦姫絶拳フォニックギアについての説明を、エルフナイン、よろしく。

 

「これはボクが今度の同人即売会で頒布しようと思ってるゲームです。初めてのゲーム作成ですけどこうして形になったので皆さんに色々と意見を聞きたいなーって思って今回の放送をする事にしました」

 

 そう、この放送はこのゲームの宣伝をすると同時に、ゲームのバランスについての意見を集める事に目的がある。

 制作者であるエルフナインが色々と説明をしつつ放送を見ているゲーマーの皆さんに意見を求めるっていう感じ。で、隙間隙間に頒布する時の詳細を発表したりするとか、そんな感じ。

 

「とりあえずこのゲームの体験版をダウンロードできるページのURLを概要欄に貼っておいたので、気になった方は実際にプレイしてみてください。じゃあ、実際にやってみましょうか」

 

 ちなみに体験版はわたし達六人の装者だけが使用可能で、フリー対戦しかできない簡易版。最初からエルフナインが用意していたらしい。

 とりあえずエルフナインがつらつらとゲームについてを説明しながらコンピュータを殴るところを見つつ、わたしは流れているコメントからいい感じの案をメモしていく。

 

「と、主人公キャラであるガングニールはこんな感じです。一応ボク達で全キャラ使って対戦してみるので、気になる点とかあったら意見が欲しいです。調整内容も思いついたら是非とも言ってほしいです」

 

 と言いつつエルフナインはゲーム画面を小さくして左右に黒い空間を作ってそこにテキストを置けるようにする。

 

「じゃあやりましょうか、シュルちゃん」

「うん。あ、体験版を触った人も何かあったらコメントしてね」

 

 コメントに現在プレイ中とか完成度たけーとかあるのを確認してから実際にわたしとエルフナインで対戦を始める。

 一応この放送を始める前に全キャラ使ったから使い勝手は分かるよ。けど、まずは……

 

「シュルシャガナの艶殺アクセルでハメる……!」

「その技ぶっ壊れ確定なのであんまり使わないでくださいよ~……」

 

 ちなみに艶殺アクセルは明らかなぶっ壊れ技なので即修正案件となりました。まぁ発生1Fの時点で……ねぇ?

 これは体験版をプレイした人も明らかにこの技ヤバいって思ったらしく重要修正案件に無事入りました。

 とりあえずこれでこのゲームについてはできることはやったのかな……? 実際に販売したらどうなるか楽しみかも。

 

「うっわこの技繋がらない筈なのに……またバグが……」

「この下強技やってるだけで永久コンボ完成したんだけど……」

 

 ……と、とりあえず修正頑張ってね、エルフナイン。




という事でこんな感じの話でした。でもシンフォギアの格ゲーとか実際に出てもおかしくないと思うの。全員格ゲー映えする技持ってるし。

さて、シンフォギアXVももうすぐ放送。Youtubeの公式チャンネルでアニメ本編の毎日公開などが始まったシンフォギアですが……

SSSS.GRIDMANとコラボってどういう事ォ!!? 俺得過ぎてその情報見た時クッソ変な声出たし思いっきり咽たんですけどォ!!?
いや、ホント俺得過ぎます。元々特撮オタでもあってグリッドマンは中学の時に電光超人の方を一気見して友人たちにオススメしまくったくらいにはグリッドマン好きなんですよ。で、シンフォギアも同様に三期やってる時に追い始めてハマったタチでして。
ハナトハゲも読んでくださっている方は分かっていると思いますが、SSSS.GRIDMANは毎週楽しみにして後書きで感想垂れ流してましたし。ホント、俺得過ぎるコラボでもドキがムネムネ。正直好きなアニメの中でもトップクラスの二作品のコラボとかもうホント……ホント(語彙力消失)

まだ決定以外の情報は出てませんが、ストーリー次第ではここでもグリッドマンとコラボする可能性があります。というか多分書きます。思いっきりグリッドマン出します。
という事でシンフォギアもこれから色々ありますし、楽しみにしながら待ちましょう。
さぁ、僕と一緒にアクセス、フラーッシュ!!
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