月読調の華麗なる日常   作:黄金馬鹿

74 / 113
響の太鼓「ドドンっ!」
クリスの笛「ピッピッピ。ピッピッピ」

未「私立リディアン音楽院生徒会会則、ひとーつ! 秘め事は、全て報告せよッ!」
調「えっ、全部!?」
未「そう、赤裸々に!」
調「んな無茶な!?」


月読調の華麗なる生徒会役員共

 リディアンに編入する事になったわたしと切ちゃん。今日はその編入の日なんだけど、切ちゃんが今日はSONG本部の方に行かなきゃならない用事があったからわたしと切ちゃんは一日遅れで編入をする事になった。それいいの? って思うけど国の命令だし仕方ないよね。

 で、今日はわたしの初登校。朝早くから起きたせいか自然と出てくる欠伸を噛み殺しながら歩いていると、校門がようやく見えてきた。

 やっと始まるわたしの普通な生活。今までは絶対に見る事無いと思っていた生活。それにドキドキしながらわたしはいつも通りを保って校門へと近づくと、つい最近でよく見るようになった顔が見えてきた。

 

「あ、調ちゃん! おはよー!」

「あれ? 響さん?」

「うっす。そういやお前は今日から登校だったな」

「クリス先輩も?」

「えっと、確かちょっとだけ会った事あるよね?」

「神獣鏡の人……? どうして三人が校門前に?」

 

 校門前に居たのは響さんとクリス先輩の装者組と、ちょっとだけ顔を合わせた事がある人……確か、小日向未来さんだっけ? の三人が。

 なんでここに居るんだろうと思って首を傾げたけど、よく見ると三人の腕には共通の記章が。

 えっと……生徒会?

 

「おっ、気が付いたか。見ての通り、アタシ等はここの生徒会をやっててな」

「生徒会……って確か、生徒の中でも偉い立場の人でしたっけ?」

「まぁそんな感じだよ」

 

 生徒会……えっ、響さんが?

 そんな目でジーっと見ていると響さんが苦笑している。この人が生徒会って言われても何だかちょっと違うようなそうじゃないような……

 とか思っていると未来さんがこっちをジーっと見返していた。な、なに?

 

「調ちゃん、ネクタイ緩んでるよ?」

「あっ……ちょっと暑かったから緩めちゃったんだった」

 

 そういえばここに来るまででちょっと暑かったからネクタイ緩めちゃったんだっけ。

 とりあえず締めなおさないと、と思っていると未来さんの手が伸びてわたしのネクタイをしっかりと締めてくれた。

 

「もう、しっかりしないと駄目だよ?」

「す、すみません……」

「うん、反省するのは良い事だけど……」

 

 あ、あれ? なんだかネクタイにちょっと力が。

 

「とりあえず校則違反の罰を与えます」

「ぐえーっ!?」

 

 ちょっ、思いっきりやられると苦しっ!?

 

「あー、わたしもあれやられたなー」

 

 ね、ネクタイ慣れてないから勘弁してくださーい!

 とか思っているとすぐにネクタイにかかる力はなくなって解放された。特に咽ないし結構絶妙な力加減で思いっきり絞められたよ……

 かなりキツめだから違和感のある首元を触りながらチラッと響さんとクリス先輩の方を見ると二人とも苦笑している。もしかしてこれって通過儀礼?

 

「わたしは校則にはうるさい女だからね。だって締まりの悪い女とは思われたくないし!!」

 

 …………ん?

 は、はぁ……ジョーク、だよね?

 

「でもこれだけじゃまたやっちゃうかもしれないし……何かいい案ないかな?」

「調ちゃんも生徒会に入れるとか?」

「あ、それいいかも! じゃあ調ちゃん、今日から生徒会の書記ね」

「え? あ、はい、分かりまし……えっ!? 編入早々!!?」

 

 いや、そういうのってもっとこう、何かそれらし物を経てから任命するんじゃ……

 とか思っているとそっとクリス先輩に肩を叩かれた。

 

「ウチの生徒会長様は勝手するから諦めろ」

「うっわー、もう目が諦めの境地に達してる」

 

 というか未来さん、生徒会長なんですね……

 とか思っている間に響さんから記章を無理矢理つけられてわたしは無事生徒会役員のメンバーに……えっ、ホントに? 冗談じゃなくて?

 

「じゃあ新メンバーに改めて自己紹介。わたしは生徒会長の小日向未来」

「んでもって副会長の立花響!」

「会計の雪音クリスだ。ってかこの紹介いるのか……?」

 

 どうなんでしょう……とりあえず誰がどんな役割なのかは理解しましたけど……

 とりあえずわたしの高校生活はかなりの波乱万丈になりそうな気がします、はい。

 

 

****

 

 

「ん? あの馬鹿から受け取った鍵が合わねぇな……何のカギだこれ?」

「さぁ……見たことない形状ですね」

 

 

****

 

 

 生徒会役員になってから数日。わたしもわたしの周りも結構バタバタしている最中。わたしはSHRが終わってすぐに教室を飛び出して、集合時間から数分遅れてようやく生徒会室に入室した。

 

「ご、ごめんなさい。遅れちゃいました」

「もう、今日は大事な会議があるって言っておいたのに。どうしたの?」

「実は道に迷っちゃって……」

 

 リディアンって結構校内が複雑だからどうにも覚えづらくって……

 地図も無いし案内図も無いからどこになにがあるのか分からなくって、やっと見知った廊下を見かけたころにはもうとっくに集合時間が過ぎちゃって……

 廊下を走る訳にもいかないから早歩きで移動していたんだけど、やっぱり駄目だった。

 そんなわたしの顔を見た未来さんは納得したような声を上げてから立ち上がった。

 

「そうだよね、まだ調ちゃんは入学して日が浅いから。それじゃあ今日は会議は後回しにして調ちゃんに校内を案内しよっか」

 

 と、いう事で今日はわたしに校内を先輩直々に案内してもらう事になった。

 

「ここが保健室」

 

 保健室……あんまり来たくはないかな。怪我したくないし。

 っていうか何で初っ端からここ?

 

「ここが女子更衣室」

 

 うん、体育の時とか使うからね。重要だよね。

 ……だからなんでこのチョイス?

 

「ここが普段使われていない無人の教室」

 

 ……いや、なんでここ?

 

「で、ここが体育館の倉庫……ってあれ? 年頃の子がドキッとするような場所を重点的に案内したんだけど、不満?」

「うん」

 

 こういうのでドキッとするのは男子生徒だよ。

 

「ここが音楽準備室。グランドピアノの上が使いどころだよ」

「って続けるんだ……」

 

 暫くして。

 

「で、ここが女子用のトイレ」

「あ、この階のトイレってここにあったんですね。無いと思って別の階のトイレをずっと使ってました」

 

 ようやくマトモに校内を案内してもらえるようになりました。

 響さんと未来さんの教室だったり、クリス先輩の教室だったり。で、確実にいつかは利用するであろうトイレも。この階のトイレは分からなかったからちゃんと覚えておかないと。

 

「ちなみに、ここでは用を足す他にもナ〇キンを装着したりするよッ!!」

「いや、そこまで説明求めてないです……」

 

 流石に分かります。わたしも女の子ですし。

 

「ちょっと未来!」

「へ? 響?」

 

 あ、響さん、ようやくそういうのはいいからもっと普通に校内を案内した方がいいって一言言ってくれる気に……

 

「わたしはタン〇ン派だよ!!」

 

 おい。

 

「ご、ごめん……自分を基準に言ってたよ……」

 

 いやそういう問題じゃねーだろ。

 

「……慣れた方が身のためだぞ。あいつらの下ネタ」

「まさかド直球で下ネタ飛ばしてくるとは思いもしませんでしたよ」

 

 これからも続くの? この感じ。

 

 

****

 

 

「ねぇ未来。わたしの貞操帯の鍵知らない?」

「え? 今響が持ってる鍵じゃないの?」

「あっ……これ教室の鍵だ。渡し間違ったみたい」

 

 

****

 

 

「ついこの頃はいじめが社会問題となっているよね。だから、緊急アンケートを実地してみたよ」

 

 生徒会室に呼び出されてから未来さんがそんな事を口にした。

 どうやら響さんとクリス先輩は知っていたらしくて、知らなかったのはわたしだけらしい。多分わたしが来る前にやって、それの集計が終わったとかかな?

 でも、いじめかぁ。弱い人を大勢で精神的、肉体的にタコ殴りなんてどんな教育をされたらそんな事をしようって気になるのか。あ、でもウェル博士みたいな人なら許されると苛めるかも……

 

「やっぱりいじめは悪い事だよね」

 

 と思っていると響さんが遠い目をしながらそんな事を。

 そう言えば響さんって……

 

「でもお父さんはお母さんにいじめられて喜んでたから悪い事だらけじゃないんだろうなぁ」

「仲、睦まじかったんだね」

 

 んな過去を思い出して遠い目をするんじゃあない!

 

 

****

 

 

「最近は少子化が問題だけど、逆じゃなくてよかったーって最近思うよ」

「なんでですか?」

「だって三年生がP組まであったら大変でしょ?」

「クラスのイメージカラーはピンクだね、未来!」

「うっわ何も言えねぇ」

 

 

****

 

 

「よりよい学校を作るには生徒個人の意見も大切。だから、この学校では実は目安箱を設置しているんだけど……調ちゃん、知ってる?」

「いえ。言われるまで存在すら」

 

 そんな箱の存在あったんだ……

 新しくできた友達の誰もそんな事を言わないから存在すら知らなかったよ。

 

「まぁ、知名度はそんな感じだから、改めて設置を告知して、同時に票を入れたくなる工夫をしてみようって思ったんだ」

 

 あ、それは良い事かも。

 未来さんが取り出した目安箱は青色の箱に大きく目安箱って書かれているだけで、確かに見たことがあるようなないようなって感じの箱。確かにこれだとちょっと目立たないかも。

 でも、これに票を入れたくなるような工夫かぁ……一体どんな工夫なんだろう。

 とりあえず未来さんが書き終えるのを待ってから、実際に入れるところを見てみてっと。

 

「これならきっとみんな入れてくれるよね!」

 

 ……と言いながら自信満々に書き終えたのは二重丸の外になんかこう、黒い線が生えてて。それでその中心が入れる所に。

 おい。

 おい。

 

「……そ、そんなに見られると恥ずかしいかも」

「自分で書いたのに何恥ずかしがってんだ」

「これ不信任モノでしょ……」

 

 この不信任モノ目安箱は無事この後設置される運びになった。

 この学校本当に大丈夫……?

 

「そう? 挿入れたく――」

 

 

****

 

 

「屋上ってすっごい眺めがいいですね」

「だろ? アタシも実は好きなんだよ、この風景」

「え? そうなんですか?」

「あぁ。普段は見えない下が良く見えるからな」

「その胸そぎ落としてやろうか」

 

 

****

 

 

「今回は沢山投書が来てるよー!」

 

 響さんがこの間設置された目安箱を両手に生徒会室に入ってきた。

 よくあんな恥物持てるなあの人……

 んでもって目安箱の中には実際に多数の投書が。マジであれに手を突っ込む人居たんだ……わたしと切ちゃんは流石にあの中に手を入れたくはなかったんだけど……

 

「数学の白石先生がズラ疑惑だって」

「あれはズラだね」

 

 あ、これには何が書いてあるんだろう。

 えっと……

 

『立花先輩に手を出したら穴ブチ抜きます』

 

 …………それ会長に言えよ……っ!!

 

 

****

 

 

「この学校、女子校だけど校内恋愛禁止とかあるんですね」

「だってこの学校の子達ってみんな百合だから」

「…………あぁ」

「冗談だよ……って何でそんな納得したような顔してるのか説明してもらおうかな?」

 

 

****

 

 

「校内恋愛禁止、髪染め禁止、廊下を走るの禁止、校内での携帯の使用禁止、下校中の買い食い禁止、ジャージでの下校禁止……って校則厳しいですね、この学校」

 

 ふとした日。生徒手帳の校則部分を読んでいるとかなり禁止事項が多い事が分かった。

 校内で携帯は使わないように、とは聞いていたけどそれ以外はほぼ初耳。廊下を走るなっていうのはお約束だからしていなかったけど、ホントに校則で禁止されてたんだ。

 しかも買い食いまで禁止なんて……そういえば未来さんや響さんも一旦帰ってから買い食いしていたような。

 

「まぁ学校は勉学に励む場所だからね。仕方ないよ」

 

 うーん……でも花の女子高生生活が……

 っていうかマジで校内恋愛禁止ってどんな校則? ここ女子校だよ?

 

「でも何でもかんでも禁止にすると逆に生徒の反感を買う可能性もあるよな。それに、禁止されてるからやるってバカもいるだろうし」

 

 あぁ、確かにそういうのあるかも。

 ルール守ってる自分がかっこいいとか思っている人、少しはいるかもだし。

 クリス先輩の言葉に未来さんは悩んで、暫くしてからもう一度口を開いた。

 

「……なら、恋愛はともかくオ〇禁は解禁しよう!!」

「んな校則ねぇよ」

 

 っつーかプライベートにそこまで踏み込むんじゃあない!!

 ……まぁ、未来さんの下ネタにも慣れてきたしとりあえずはツッコミ一つでスルースルー。

 でも、覚えること多いなぁ。どうしたものか……

 

「あ、調ちゃん、爪噛んでるよ? 癖なの?」

「えっ、あ、はい。実は……」

 

 とか思っていると爪噛んじゃった。

 子供っぽいからやめようって思ってるんだけど、困っちゃうとついつい噛んじゃうんだよね。

 

「癖になると厄介だよ?」

「ですよね……」

「でも女の子は深爪にしないと大事な所傷つけちゃうかもだからね!」

「んな心配はしてないっ!」

 

 いきなり何言いだすんだこの黄色ッ!

 

「まぁそれはともかく、癖になるとねぇ……」

「まぁ、深爪の話はともかく……」

「わたしもア〇ル弄るの癖になっちゃいそうだし!!」

「黙れぇい」

「でもノーパンはもう癖になりきっちゃって……」

「いいからその口閉じろぉい!」

 

 だからいきなり何言いだすんだこの黄色ぉ!!

 ……ってかあんなに動くのにノーパンなのこの人っ!?

 

 

****

 

 

「実はわたしってアワビだけは苦手なんだよねぇ」

「そうなんですか? 響さんっててっきり何でも食べるって思ってたんですけど」

「だって共食いしている気分になっちゃうし」

「今日も響さんのジョークはきちーっすわ」

 

 

****

 

 

「そういえばわたし達が通っていた小学校、今度廃校になっちゃうんだよね」

 

 あくる日。響さんが急にボソッとそんな事を呟いた。

 廃校かぁ。わたしは小学校中学校行ってないからそう言われても特に何も思い当たらないかも。

 クリス先輩もですか?

 

「いや、アタシは一応ゲリラに攫われる前は通ってたから行ってたぞ。けど、この間見に行ったら廃校になってたわ」

「最近は少子化が問題だもんねぇ」

 

 少子高齢化。結構問題になってるよね。

 でもそうなっているのもこの国のあれこれが問題な気がするんだけど……よくネットで安い給料で人を長時間働かせたいのが今の日本って聞いたことあるし。その点わたし達は国直属の公務員ルートだから何も心配はないんだけど。

 

「わたし達も何かできないかなぁ」

「いや、流石に一般生徒のわたし達にはどうにも……」

 

 だってこれは国の問題でわたし達は……

 

「でもできる範囲で何かしないと…………とりあえず、将来セッ〇スする時は常に〇出しで」

「よく臆面もなく言えるな、この紫」

「ゲリラ時代にされまくったから勘弁してくれ」

「えっ…………えっ!?」

「冗談だからンな顔すんな。偶にはアタシにもボケさせろ」

 

 あんたの下方面の洒落は洒落にならないんすよ!! そこの紫と黄色も絶句してるからそういう笑って流せない冗談は……

 

「ち、ちなみに……気持ちよかった?」

「してねぇっつってんだろ」

「その体もそうやって作られて……ごくり」

「おい人の話聞けやボケ共」

 

 もう駄目だったわこの人達。

 

 

****

 

 

「最近ドライアイがひどくって……」

「なんですかそれ?」

「あれ? 調ちゃんは知らないの? ならちょっと問題を交えて説明してあげようかな。って事でこの空欄に当てはまる言葉を答えてみて」

『ま〇こが濡れにくい』

「ん~~~~~~~~~……(唸りです)」

 

 

****

 

 

「いっつ……」

「ん? どうしたの、調ちゃん」

「ちょっと指を……」

「指を使って……隠れてオ○ニー?」

「隠れてイッたんだね!」

「イッてねーよ」

「大丈夫! わたしもたまに隠れてシてるし!」

「だからイッてねーよ!!」

 

 

****

 

 

「で、どうかな、調ちゃん。最近生徒会には慣れてきた?」

「はい。ちょっとまだ慣れない所はありますけど」

 

 まさか未来さんと響さんがかなりの下ネタ好きとか、それに付き合わされるとか、仕事の量とか。実は慣れない事はちょっとどころじゃないんだけど……それでも未来さんのフォローや響さんのフォローがあるから仕事はなんとかできている。

 この二人の足を引っ張らないようにしないと。わたしも生徒会役員なんだし。

 

「うん、ならよかった。じゃあ生徒会役員共! これからもア〇ル引き締めていこー!!」

「ってこんな終わり方っ!!? ……えっ、マジで!!?」




という事で前書きは会則から始まったのでありませんでしたので、作者のコメントはここから。
今回は生徒会役員共のパロで今回はお送りしました。最近夜中に生徒会役員共見てたのでついつい書いちゃいました。
この時空も好評なら続き書くかも。

で、各キャラの立ち位置は見て分かる通り、役職こそ違いますがこんな感じ。一応載せておくと立ち位置は以下の通り。
シノ→未来
アリア→響
スズ→クリス
津田→調

今回パロったのが生徒会役員共の前半の方の話だったので調ちゃんのツッコミにまだ遠慮的な物が含まれてるなーと思いました。多分次書く時はもうちょっとズバズバツッコミが入ると思う。
しかし、下ネタをブチかます汚いひびみくが書いてて楽しかったのは秘密。ちなみにここのひびみくはノーマルらしいよ?

今回の話は生徒会役員共の原作が無料公開されてる範囲内と記憶にあるアニメの範囲内から選出しました。次回書くことがあったらしっかりと原作買って確認しつつ書いていきたい。
しっかし、四コマ漫画を元にしたからか場面切り替え多いなオイ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。