ちょっと非常識に打ちのめされる日菜ちゃんと翼さんと意気投合してテンション上がりまくるイヴちゃんが書きたかった。ちょっとキャラ崩壊が激しすぎたらごめんね☆
あ、今回はアイドル時空じゃないです。どの話とも繋がっていない平行世界の話です。強いて言うならパスパレ時空。
最近、わたし達はよくとある平行世界にお邪魔している。
その世界はガールズバンドが流行っている世界で、わたし達がガールズバンド『シンフォギア』として活動している世界。住んでる世界が違うからわたし達はかなり不定期にライブをやるバンドとしてやってるんだけど、そこで練習や本番のついでに、それぞれ関わったバンドの人達と遊んだりお茶したりという事が多い。というか約束して遊びに行くから平行世界に、というパターンが結構。
それはわたしも例に漏れず、今日も何でか温泉施設を兼ねるようになったCiRCLEで練習を終わらせてからパスパレのメンバーである日菜さんと某ファーストフード店で屯する事に。
「それでさー、彩ちゃん。その時お姉ちゃんがね~」
「ちょ、ちょっと日菜ちゃん、今バイト中だから……」
「日菜さん、いい加減退きましょうって」
「ふぇぇ……え、えっと、次の方どうぞー!」
……いや、これが目的とかじゃないよ? 本当はポテトとジュース買って店の中でお喋りしようって事になったんだけど、彩さんが接客しているのを見てから日菜さんがそこへ特攻。そのまま彩さんに一方的に喋りつける事に。
ほら、後ろの人が結構怖い顔してますからそろそろ退きましょう? 彩さんの冷や汗が凄い事になってますし。横に居るハロハピの花音さん……だったよね? 花音さんが大変な思いしてますから。
そんなわたしの言葉は聞こえず笑顔で喋る日菜さん。これは駄目だと判断したわたしは日菜さんを羽交い絞めしてポテトM一つとポテトL一つ。それからウーロン茶とコーラを頼んで力任せに日菜さんを引っ張っていく事に。
「もー、何するの調ちゃん」
「こうでもしないと退かないじゃないですか。ほら、彩さんが後ろの方で謝ってますよ」
「ああやって困る彩ちゃんって面白いんだけどな~」
「ナチュラル畜生ですかあなたは」
屈託のない笑顔でそう言われましても。
すぐに日菜さんは冗談冗談って言ってきたけど、果たして本当に冗談なのだろうか。この人、時々笑顔で冗談言い出して真偽が分からなくなる時があるからなぁ。
溜め息一つ吐いて日菜さんに視線を向けると日菜さんは特に反省の一つもしていないような顔。
天才ってわたしも数人見たことがあるけど、空気読まないのがデフォなのかなぁ。フィーネもなんかゴーイングマイウェイだったらしいし、ウェル博士もゴーイングマイウェイだったし。エルフナインは……あれは秀才だから違うか。
「ん? 私の顔に何かついてる?」
「天才特有の表情が」
「あれ。分かっちゃう?」
「わたしも天才は何度か見たことがありますし」
まぁ、日菜さんみたいなのは可愛いものだけどね。
ほんっと。ほんっとに! 可愛いものだからね!! あの露出狂と史上最低の英雄と比べれば、ホンットに!!
「へぇ~。私以外にも天才な人見た事あるんだ。どんな人だった?」
「変な人に片思いした結果何度も転生して月をぶっ壊そうとして実際に数割ぶっ壊した露出狂の天才と、英雄になりたいからと言って暴走しまくった結果、自分が英雄になれないならこんな世界要らないと言ってマジで世界ぶっ壊そうとしたけど最終的には最低な英雄になった天才ですね」
「ごめん、それと一緒にされるのだけはるんって来ないしなんか屈辱的」
日菜さんが珍しく真顔に。
まぁ、あのやべー人達と比べれば日菜さんなんてまだ可愛い方って事だよ。だって日菜さんって身内であれこれしてみんなで笑ってるだけだし、可愛らしい所があるから、あの二大やべー天才と比べればどうって事ないよ。普通の人にしか思えない。
いや、わたしの感覚が麻痺してるとしか言えないのかもしれないんだけどね。
真顔な日菜さんおもしろー、なんて思いながら写真でも撮ってみようかと携帯を取り出そうとしたところでわたしと日菜さんの前に一つのトレーが。顔を上げて誰が持ってきてくれたのかを確認すると、そこには彩さんが。
「あ、彩ちゃん。もう説教はいいの?」
「もう止めてねで済んだよ……ほんと、もう止めてよ?」
「善処しまーす」
とか言いながらも日菜さんは笑顔。
まぁ、これは完全に日菜さんの性格だよね。彩さんもなんやかんやでまんざらでもないようだし。とか思っていると彩さんは少し待ってね、とだけ言うと店の裏に引っ込んでいって、代わりに制服を脱いで私服の状態でバーガーとジュースを手にして戻ってきた。
あれ? バイトは大丈夫なんですか?
「もう定時だから」
あ、そうだったんですね。
ふとレジの方を見てみると、確かに花音さんもいつの間にか居なくなってる。多分裏から帰ったんだろうね。
とりあえず二人席から四人席に一旦移動してから彩さんを交えた三人で喋りあかす事に。
「それで、二人とも何の話していたの? 日菜ちゃんが真顔になってたけど……」
移動してすぐに彩さんがバーガーを齧りながらそう聞いてきた。
まぁ、日菜さんが真顔になる程の事なんてよっぽどだから気になるよね。
とりあえずちょっとだけオブラートに包んで教えておこっかな。
「日菜さん程度の天才なら、まだわたしの世界の天才と比べても可愛い方だって」
「え? 日菜ちゃんが? わたしからしたら日菜ちゃんよりも凄い天才って考えられないなぁ」
と、彩さんが言うので特別に先ほど日菜さんに言った事とほぼ同じことを言ってみた。
すると彩さんも真顔で。
「日菜ちゃんって普通の人だったんだね」
と返してくれた。
うわー、この人達の反応面白い。わたし達の世界じゃこういう事、一般人には話せないし、こっちじゃシンフォギアなんていう非常識も無いから非常識中の非常識をぶち込むとホント面白い反応してくれる。
はっ。まさかこれが日菜さんが人の反応を見て面白いって思う理由……?
「まぁ、天才じゃなくても映画を見るだけでミサイル殴り返したりする人居ますし、忍者も居ますし」
「…………ひ、日菜ちゃん、できる?」
「あはははは。そんな人いるわけないって」
って言うので特別に風鳴司令と緒川さんの非常識シーンを見せてみた。
最近はあの二人と模擬戦する事もそこそこあるから映像記録残してあるんだよね。あと海の上を走っていた時の動画。
で、見せてみると彩さんは目を白黒。日菜さんは真顔。
「で、どうですか日菜さん」
「人間は物理法則に則っているからできる事とできない事があると思うんだよね」
「これ、映画じゃないの……?」
日菜さんの真顔、なんかちょっと面白いかも。
暫くすると日菜さんが頭を抱えながら「私は天才じゃなかった……? ただの一般人だった……?」と呟いてて確実にアイデンティティをクラッシュされかけていたけど、まぁ気にしなくても大丈夫だよね。
彩さんはしきりに「これCGだよね?」って聞いて来るけど、無言の笑顔を見せると面白い位にビックリしてくれる。なんか日菜さんの気持ちが分かった気がする。
まぁとりあえず日菜さんにはこの人達が異常なだけで十分に天才ですよ、とフォローだけ入れておいて日菜さんのSAN値を回復させたところで、とりあえずこの話題は一旦ゴミ箱に。
で、次の話題は……あ、そうだ。
「そういえばわたし、あんまりイヴさんや麻弥さんと話したこと、無いんですよね」
日菜さんはあっちから来てくれたからこうやって会える程度には仲が築けてるけど、イヴさんと麻弥さんってあんまり会う機会が無かったから友達ではあるけど、あまり会えないよね的な関係になってる。二人ともいい人だし、機会があれば遊びに行きたいんだけどね。
彩さん千聖さんは一緒に練習する仲で、日菜さんは……うん、教えてもらっても擬音ばっかりで分からないから、そういうの抜きな仲。で、イヴさんと麻弥さんとはあまり会えない。こんな感じかなぁ。
「そうなの? あ、でも調ちゃんって住んでる場所が場所だし、気軽にこっち来れないもんね」
「そうだったの? 私、結構な頻度で会ってる気がするけど」
「日菜さんとは口約束とか感覚とかでどうにでもなっちゃいますから……そもそもこっちで使える携帯、持ってませんし。わたしの携帯、ここじゃ使えませんから」
と言って携帯を見せると電波は圏外。Wi-Fiにも繋がらない。
Wi-Fiくらいは繋がってくれても……って思うけど、そうはならないのが平行世界事情。そもそもこうやって平行世界を簡単に行き来できる時点で相当な奇跡が起こってるんだからこれ以上の事を望むのは高望みにも程がある。
幸いにもお金は同じだからこっちで使ってもあっちで使ってもバレないけど。まぁ、多分、大丈夫。たかが数百円だし。
「ホントだ。そもそもWi-Fiすら拾ってない」
「ふーん。なんか変なの~」
二人ともわたしの携帯を見て珍しい物を見たって感じの声を出してる。
まぁ、そういう訳で口約束以外は約束方法も無いから、基本的に彩さんや千聖さん。それから別れる時に次会える日を聞いてその日に、って感じで約束をよくする日菜さん以外とはあまり会えないんだよね。
それにパスパレの五人は全員アイドルだから、暇もあんまり無いみたいだし……
……ないん、だよね?
わたしはアイドルじゃないからそういう所分かんないんだけど……
「……ちなみに彩さんってちゃんとアイドルとしてのお仕事、できてます?」
「えっ、なに急に。どうしたの?」
「いえ、アルバイトしながらアイドルって何と言うか……お仕事無いのかなーって思っちゃって」
「してるよ!? しっかりとお仕事してるからね!?」
「あははは。でも調ちゃんの言う通りかも。彩ちゃん、なんやかんやでずっとここでバイトしてるよね」
「なんやかんや長いからね」
……っていうかよく考えると、このお店って実際にアイドルとして活躍している人が接客するお店、なんだよね?
なんだかここの店長的な人、彩さんを集客に使えると思って彩さんに残ってもらっているとか……はないよね。ないない。だって彩さん、明らかに接客中に誰からも気づいてもらってなかったっぽいし。
あれ? でも気づいてないって事はやっぱりアイドルとして成功してないんじゃ……? でもパスパレって普通に人気なアイドルユニットだし、彩さんもよくテレビに出てるみたいだし……あ、あれ?
なんだろう、あんまり触れちゃいけない事のような気がしてきた。本質はもっと簡単なんだろうけど深読みし続けた結果変な思考の迷路にはまっている気が……
「とりあえず調ちゃんがリアル百面相している間にるんってしたからイヴちゃんと麻弥ちゃん呼んでみたよ」
「いつの間に……っていうか二人とも今日、千聖ちゃんとお仕事じゃなかったっけ?」
「早めに終わったから暇だったらしいよ? 千聖ちゃんも来るってさ!」
「これ食べてるところ見たら怒られそう……」
とかなんとか考えていると日菜さんが何かしていた。
何したんですかって聞いてみると、イヴさんと麻弥さん、あと一緒に居た千聖さんを呼んでみたとの事。アイドルなのにそんな簡単に呼べるんだ……
それから暫く、こっちの世界の事とか彩さん達が最近やった仕事とかで笑いながら待ったり、日菜さんがポテトを食べ終えたからお代わりを注文しに行ったり、彩さんがバーガーとジュースのごみを捨てて証拠隠滅したりで時間を潰していると、入ってすぐの所に千聖さん達らしき人達三人組を発見。
三人が入ってきてからこっちこっちと手を振って三人を呼び寄せる。
「ここに居たのね。久しぶりね、調ちゃん」
「お久しぶりです。イヴさんと、それから麻弥さんも」
「はい! お久しぶりです!」
「お久しぶりっす」
千聖さん達も席に座ってこれでパスパレが全員集合。
……この店、今現役アイドルが五人もいるって事なんだよね? それって結構凄い事なんじゃ。これをパスパレのファンの人が見たら凄い興奮すると思うし、その中に混ざっているわたしって一体何なのか気になると思うんだけど……
ま、まぁ気にしなくてもいいよね。だってわたし、平行世界の住人だし。何言われてもぴゅっと逃げればノーダメージだし。
「にしても、仕事終わってすぐにここに来て大丈夫なんですか? 色々と他にやる事とかあるんじゃ」
「気にしなくてもこっちは平気よ。それに、イヴちゃんもこの頃ずっと調ちゃんに会いたがってたみたいだし」
「そうなんですか?」
「はい! シラベさんはホンモノのブシと友達だって聞きました! だからまた会ってお話がしたいって、ずっと思ってたんです!」
あー、これはあれかな。日菜さんがサラッと口にした感じかな?
視線を日菜さんに向けると、日菜さんは特に何もせずに笑顔。るんっ、て効果音が聞こえてきそうな程度には笑顔。まぁ、いいんだけどね?
とりあえずイヴさんには武士じゃなくて防人と知り合い、とだけ訂正しておくことに。でも、事実わたしが武士の一人と知り合いだという事が事実と知ってより一層目を煌めかせている。
なんか、その気持ち、分かるかも。わたしも日本の記憶が無い時に日本のあれこれを聞いて本当に忍者や武士は居るって思っていた時期があったから。
……まぁ、事実だったけどね?
とりあえず武士じゃなくて防人と知り合いですよ、とだけ返しておく。
「防人……って何だっけ? 千聖ちゃん、分かる?」
「確か大化の改心辺りに九州を守るために集まった武士集団……だったかしら?」
「そうです! サキモリは――」
ここからイヴさんの長いトーク。
まぁ大体の事はwikiとかに載っている事だった、とだけ。
でも防人も一括りしちゃえば武士みたいなものだし。こういうのにうるさい人に聞かれたら違うって言われるのかもしれないけど、まぁイヴさんも刀を持って戦う人=武士みたいに思ってる節があるっぽいし。
「――と、いうものです!」
「へぇ~…………殆ど分からなかった……」
「なんか今のイヴさんの気持ち、分かる気がするっす……」
まぁ、多分もう歴史のテストにも出ないような事だろうし、覚えておかなくても多分何とかなるからね。分からなくても仕方ないと思う。
とりあえず一頻り語ったイヴさんの目はまだキラッキラ。日菜さんはそんなイヴさんを見て笑顔。千聖さんは額を抑えて苦笑。千聖さんってイヴさんには甘いらしいから、何か言おうとしても言えないんだろうね。こんな曇りのない目をした人をついつい甘やかす気持ちは分かるけどね。
「まぁ、わたしの先輩の防人はどっちかと言ったらその名の通り守るために戦う人って事で防人って言ってる感じですけどね。でも、確かに刀を握って戦ってますよ」
「ホントですか!? じゃあ、こう、刀を腰に構えて座禅するとか、蝋燭を斬ったりとか!」
「してますね。休みの日は家でそうやって鍛錬している時もあるとか」
そう言うとイヴさんのテンションが、メーターがあるとしたら振り切れるんじゃないかと言わんばかりに上がりまくる。流石にこれ以上騒ぐのはマズいからって事で千聖さんと麻弥さんがイヴさんを止めた。
とりあえずイヴさんには翼さんの戦闘記録を見てもらって、暫く大人しくしてもらうことに。わたしの携帯を受け取ったイヴさんは目をキラキラさせながら翼さんが刀を持って戦ってる映像を見ている。あと、この間忍術の修業をしたときに撮った翼さんの修業風景もあるから、それも見せるとイヴさんの目がキッラキラ。この人の目、眩しいです。
「それにしても調さんの交友関係って何と言うか……独特ですよね」
「あはは……シンフォギア装者って個性的な人しか居ませんから」
「確かに調ちゃんも個性的だもんね~」
……えっ?
え?
「待ってください日菜さん。それだけは看過できません。わたしは普通です。一般人です」
「あはは~。調ちゃんってそんな必死に冗談言えるんだね~」
いや、そんなはずは……!
わたしがあんな非常識集団の一員な訳が……!
違いますよね、ってメッセージを込めて千聖さんと彩さんを見ると、見事に視線を逸らされた。そんな馬鹿な……
「大人し気だけど、結構アグレッシブな所あるし……」
「何と言うか、色々と一般人からは程遠いわね……」
も、もしかして知らない内にあの非常識集団に洗脳されていた疑惑が……!?
衝撃の事実を貰ったけど、わたしはまだ認めない。わたしがまだ装者の中で一番マトモで一番普通な人間だという事を。少なくとも翼さんとかマリアとか未来さんよりは圧倒的に普通な人間だから……! 絶対にまともな人間だから……!!
あと緒川さんみたいな忍者よりも普通の人だから……!
とか言ったら忍者と知り合いなの? と聞かれたのではいと答えた。結果。
「す、凄いです! ブシに加えてニンジャまで……! やっぱりブシとニンジャは実在しているんですね!」
「イヴちゃん。それは平行世界だけだよ。私達の世界にそんな物理法則に喧嘩を売っている人種は存在しないから」
「ひ、日菜ちゃん……? 急に真顔になってどうしたの?」
「日菜さんの真顔、初めて見たかもしれないっす」
「ちょっとアイデンティティがクライシスしかけてるだけなので大丈夫だと思いますよ」
まぁ、日菜さん的にはシンフォギアっていう謎システムならまだしも忍術っていう生身の人間がやれる超常現象に耐え切れなかったんだろうね。
ほら日菜さん、まだ人間には神秘がありますよ? これなんてほら。翼さんが弾丸を三つに斬り分けてますよ。それからクリス先輩も歯で弾丸を受け止めてますし、風鳴司令なんて橋を破壊するほどの震脚をしてますよ。
「……人間って、予想以上に理解できない生命体だったんだね」
「調ちゃん! そろそろ日菜ちゃんの頭の許容量がいっぱいいっぱいだからここら辺にしてあげて!」
ちなみに翼さんの弾丸斬りはイヴさんにはかなり好評だった。それを日菜さんにできます? って聞いたらいい笑顔で無理っ! って返ってきた。
まぁ、わたしもギアを纏っておかないと防げないのでできなくても仕方ないですよ。
「……ん? ちょっと待って。調ちゃん、もしかして飛んでくる弾丸が見えるの……?」
「まぁ流石に反応はできませんけど」
だってそれくらい見えないと装者なんてやってられないし。
……で、なんで皆さんちょっと引いてるんですか。わたし、響さんみたいなゴリラじゃないですよ? 普通の女の子ですよ? だからそんな人外を見る目で見ないでほしいんですけど……
****
数日後。わたしは翼さんと一緒にまたこの世界へとお邪魔していた。
と、言うのも。実は先日イヴさんにどうしても翼さんに会いたいってせがまれて、流石にそこまで言われると無碍にもできないから翼さんに相談してみた。その結果、翼さんは快くオーケー。なんでも、今時防人に憧れる人は貴重だし、いい話もできそうだからって事で、翼さんも是非とも会ってみたいって事になって、わたしが連絡の懸け橋になってたった数日で会合が実現した。
我ながらすっごい仕事したと思う。でもイヴさんが翼さんに会えるって聞いて満面の笑みを浮かべていたから、この世界往復は決して無駄じゃなかったと思う。
と、いう事でわたしは翼さんと共にパスパレの皆さんを待っている。
「外で変装もせずに居られるなんて何年ぶりだろうか。この感覚、既に忘れていた」
「まぁ、翼さんはあっちじゃ国際的歌手ですからね」
「ツヴァイウイングをしてから変装が基本だったからな。こうして特に髪型も変えず顔も隠さずとも立っていられるのは気持ちがいい。これだけでもこの世界に来た甲斐があったと言う物だ」
ツヴァイウイングとして翼さんが有名になったのってもう何年も前だしね。だから変装もせずに外を出歩けるのって相当久しぶりだと思う。
素顔のまま立っていても誰も自分の事に気が付かないって感覚を懐かしんでいるのか笑顔な翼さんの隣でわたしは腕時計を確認する。えっと、もうすぐパスパレの皆さんが来る時間帯だけど……
「いたいた! 調ちゃーん!」
「あっ。彩さん」
とか思っていたら丁度彩さんの声が聞こえた。
そっちを向くと、そこには変装したパスパレメンバーが。でも、彩さんが大声を上げたからか千聖さんがすぐに小声で彩さんに注意している。
千聖さんに平謝りな彩さんに苦笑していると、イヴさんが真っ直ぐこっちに向けて走ってきた。
「シラベさん! この人がサキモリの人ですか!」
「そ、そうですよ。っていうか顔近いです……」
走ってきてそのままほぼゼロ距離でわたしに聞いてきた。
ハーフの人だからか結構人との距離が近い人だけど、ハグ以外でここまで近いのは初めてかも。でも、それだけ今日を楽しみにしてたって事だよね?
「君が月読の友人の若宮イヴ、だったか。私が月読の紹介に預かった風鳴翼だ。あっちの世界で防人と歌手をやっている」
「よろしくお願いします、ツバサさん!」
「あぁ、よろしく、若宮」
満面の笑顔のイヴさんと翼さんがガッチリ悪手。その様子をわたしと、それから麻弥さんがちょっと離れて見守る。
「いやー、あそこまでテンションの高いイヴさんは久しぶりっす」
「そうなんですか?」
「ちょっと前に武士道とか、そういうのを特集している雑誌のインタビューや撮影の仕事が入った時のイヴさんに近い物を感じますねぇ」
元々テンションが結構高い方のイヴさんだけど、今日はもう最初っからトップスピードを決め込んでる感じがする。
それは麻弥さんから見ても同じだったようで、苦笑しながらも楽しそうなイヴさんを見れて満足しているみたい。で、日菜さんはと言うと。
「なんか予想していたよりふつーかも」
大凧に乗って空を舞い、刀で弾丸を斬るような人だからもうちょっとエキセントリックな人だと思っていたらしいけど……心配しないでください。この人、わたしの身内の中でもトップクラスでエキセントリックな人ですから。
で、既に大盛り上がりな二人に混ざれないわたし達の所へようやくお説教が終わった彩さんと、お説教を終えた千聖さんが合流。
「うわ~。なんか凄い綺麗な人~」
「……そういえば調ちゃんが言うには調ちゃんの世界のトップアーティスト、だったかしら」
「はい。今や世界中から引く手多数の超有名アーティストですよ。恐らく知らない人が居ない程度には有名です」
「……そう」
彩さんは単純に翼さんをジーっと見ていて、千聖さんはちょっと黒い気配が。
多分、ジャンルは違えど芸能界のアーティストという部類でトップに立つような人を見て、色々と対抗心とか何やらが燃えているんだと思う。
千聖さんって、確かにかなり有名な元子役だけど、翼さんみたいに世界に羽ばたいているかと言われたら違う感じだし……多分、緒川さんのような人にプロデュースしてもらったらそのレベルまで行ける位の才能はあるんだろうけど。
とか思っていると千聖さんが一人翼さんに近寄った。
「少しいいかしら?」
「ん? あぁ、構わんぞ。君は確か、白鷺千聖だったか。幼い頃から芸能界で戦う者同士、話してみたいとは思っていた」
「私もよ。世界は違えどトップアーティストと呼ばれるまでになった人とこうして話す機会なんてそうそうないでしょうし」
ちょっと千聖さんからのオーラが黒い感じがするけど、翼さんはそれをサラッと受け流している。
多分芸歴的には千聖さんの方が先輩なんだろうけど、知名度的には翼さんが断トツ。だからこそ千聖さんも対抗心を燃やしているんだろうけど……
暫く話してから、ずっと集合場所で話し明かすと言うのもアレだから、当初の予定通り貸し切っておいた体育館に行く事に。
「若宮は武士道について学びたいんだったな」
「はい! ブシドーは私の憧れです!」
「そうかそうか。そこまで言われるとこちらもあまり恥ずかしい姿は見せられないな。ならば今日は私の武士道……いや、防人としての生き様をしっかりと見せつけなければな」
「お願いします!」
歩きながらイヴさんと翼さんはかなりテンションが上がっている。
翼さん、多分武士道を志す後輩的ポジションの人が出てきたからすっごいテンション上がっている。だって顔がかなり笑顔だし。結構うずうずしてるし。
やっぱり好きな物を共有できる人と話す時ってテンション上がるよね。
「武士道……もしかして、芸能界で勝ち残るには武士道が必須……!?」
「千聖ちゃーん? なんか変な事口走ってるの気づいてるー?」
なんか千聖さんが迷走しかけたけど日菜さんの無邪気な毒舌が千聖さんに突き刺さる。
とりあえず千聖さんに関しては彩さんと日菜さんに任せておこう。
で、どうして体育館に向かっているかと言うと、単純に武士道を語るのなら体育館の方がまだいいだろうから、との事。わたし達は横で遊んでいるつもりだけど、多分翼さんとイヴさんはずっと武士道について語ってると思う。
あと、竹刀もレンタルできるっぽいから、それでちょっとした事もするとか。
そんなこんなで時折千聖さんが迷走しながらわたし達は体育館に着いた。で、靴を脱いで室内用の靴に履き替えてから早速遊ぼう……と思ったとき。
「あぁ、ちょっと待て。流石に外ではできないからな。一つパフォーマンスをしておこう」
と、言うと翼さんは自分達の事を誰も見ていないのを確認してから、ペンを六つ取り出した。
「既に忍術は緒川さんの映像で見ていると思う。かく言う私も少しばかり忍術が使えてな。その一つがこれだ。影縫いッ!」
どうやら自分が防人であり、同時に忍術も多少使えるという証拠を見せるらしい。
で、空に向かって投げられたペンは変なジャイロ回転をしながら落ちてきて、そのままパスパレメンバーの皆さんの影に。
あ、これ相当動けなくなるやつ……ってあれ? なんかわたしも動かない。
「う、動けない!?」
「こんな非現実が……!?」
「えっと、さっきのって……あっ、ふーん。ちょっとるんって来たかも」
「ってどういう原理っすかこれ!?」
「す、凄いです! 本物の忍術が見れるなんて、カンゲキです!!」
「いやどうしてわたしまで!?」
「ははは。ちょっと張り切り過ぎた」
パスパレの皆さんだけじゃなくてわたしまで影縫いに巻き込まれた。
うわ、流石に生身だとビクともしない。暴走した響さんを止めれるだけの事はあるよ。
とりあえず影縫いはすぐに翼さんペンを抜いてもらって解除してもらって、事なきを得た。で、イヴさんはリアルで忍術まで見てしまった事で更にテンションが爆上がり。最早翼さんの事を尊敬の目で見ている。
対して彩さん達はすごかったね~、で済んでるけど……日菜さん? なんかさっきから首を捻って素振りしてますけど、あなたまさか。
「これをこうして、こう!」
嫌な予感がした直後、日菜さんが自分のペンを取り出してそのまま彩さんの影に向かって投擲。そのままペンは彩さんの影に刺さって、体育館の中に入ろうとしていた彩さんの体がまるで一時停止ボタンでも押されたかのように急に止まる。
「あ、あれ? また体が……」
「うわ、これ面白い! るんって来ちゃう!」
「って日菜ちゃん、あなたまさか、さっきのを一回見ただけで!?」
「ほう、これは……」
日菜さんがたった一回見ただけで影縫いを習得してしまった。
確かに影縫いは忍術の中では簡単な方だけど、確か最初は刃物を使って練習するんだったよね? なのにいきなりペンで成功させるって……やっぱり日菜さんもイカれてないだけで確かに天才の一人だったみたい。わたしはそもそも練習してないからこれ以上は何とも言えないけど。
翼さんも一回見ただけで影縫いを成功させちゃう日菜さんにちょっと感心している様子。
「いやー、リアルで見ると案外分かっちゃうもんだね~。彩ちゃん、こしょこしょ~」
「ちょ、ひなちゃ、あははははは!!? く、くすぐったいのに動けないははははははは!!」
「日菜さん、凄いです!」
「流石天才っすね……」
「というかこれ、日菜ちゃんに覚えさせちゃいけない忍術トップクラスな気が……」
千聖さんの言葉に激しく同意。
つまりこれから、日菜さんは影縫いを普通に悪戯に使うって訳で。これ、もしかして日菜さんのお姉さんの紗夜さんにも毒牙が向かうんじゃ……
急に影縫いして突撃してくる日菜さん……しかも影縫いは時間経過か日菜さんにしか解除は不可能……ってこれ、ホントに日菜さんに覚えさせちゃいけなかったんじゃ……さ、流石にテレビとかで見せたりはしないとは思うけど……
「一発で影縫いを覚えるとは凄いじゃないか、氷川」
「そりゃ私、天才だし~」
「だが、その影縫いは不完全だな。丸山、もうちょっと力を入れて動いてみろ」
「え? あ、はい。えいっ! ……あっ、動けた」
とか思っていたけど、どうやら日菜さんの影縫いは不完全だったらしく、彩さんがちょっと力を入れて動いてみると簡単にペンが弾かれる……どころかバキッと折れて彩さんが動けるようになった。
ど、どういう事?
「表面上は成功しているが、内側は成功していなかったという事だ。表面を触っただけの影縫いによくある事だ」
「えぇ~! なんで~!」
「影縫いとはシンプルだが奥が深い忍術だ。私も習得には三年要したが、氷川レベルになるまではあまり時間はかからなかった。そこから影縫いの本質を知り、影縫いを極めていくことによって完全なる影縫いが完成する。イメージ的には、氷川の影縫いは丸山の周りに薄い膜を張っただけ。私の影縫いは影を伝って体の内側を凍らせて固めるような影縫いだ。それに、ペンが折れたのも未熟な証拠だ。本物の影縫いは例え力づくで破られてもペンが折れることは無い。そもそもこれは小刀や苦無でやる物だからな。その度に武器を折ってしまってはたまらん」
へぇ~……影縫いにも色々とあるんだ……
日菜さんはムキになって折れてもいいような棒状の物を何度も彩さんの影に投げているけど、投げられるたびに彩さんが即影縫いを解除して、最終的に彩さんも慣れたのか影縫いが効かないほどに。また翼さんがお手本を見せてみるけど、日菜さんの影縫いはずっとそのまま。
どうも日菜さんはある一定レベルまではすぐに習得できるけどそれ以降の習得には努力が要るって感じなのかな? その一定レベルが一般人からしたら高すぎるってだけで、忍術のような非常識レベルではまだまだお子様レベルとか、そんな感じ?
「ツバサさんの言葉、カッコいいです!」
「そうか? 触ってからその本質を知り、それを極めるために努力する。これは武士道にも通ずることでもある。そうだろ、若宮?」
「はい、ツバサさん!」
なんかあっちの方は完全に師匠と弟子みたいな感じになってる。
日菜さんは暫く影縫いを練習していたけど、全然できなくて結構イライラしている感じ。
日菜さんからしたら初めてだったのかもね。ちょっと練習しても全然できない事って。
ちなみにわたしもちょっとやってみたけど無理。できる気しないです。
で、気が付いたら体育館の中に入っていたけど、日菜さんの復帰を待ってから翼さんとイヴさん、後はそれ以外で別れてわいわいする事に。一応今日は運動しやすい格好だから本気で動いても問題なし。
「バスケなんて久しぶり!」
「ここは通さないっすよ、調さん!」
「甘いですよ麻弥さん! そして後ろの日菜さんも抜かせてもらいます!」
「おっと、影を踏んで影縫い。奪って千聖ちゃーん」
「あっ!?」
「ナイスパスよ、日菜ちゃん」
で、わたし達はバスケットボールとゴールがあったからバスケ中。二人が攻めで他三人が守りって感じのちょっと変則的なゲームをしているんだけど、守備に回っても攻めに回っても日菜さんがチート過ぎる……!
どうやら影を直接触って影縫いをする方法を覚えてしまったらしく、横を抜けようとするとすぐに影を踏んで影縫いしてくる。これを見ていた翼さん曰く、影縫いの初歩は相手の影を直接踏んで動きを止める事らしいから、ペンを投げて影縫いできた日菜さんならできてもおかしくはないんだろうけど……!
ちなみに、日菜さんの影縫いはすぐに禁止になった。当たり前だよね。
で、翼さんとイヴさんは。
「まず基本は座禅。そして瞑想だ。例えどんな時だろうと平常を保てるようにすることが基本だ」
「はい!」
「その特訓にはこの二つの蝋燭を使う。この目を閉じ構えたまま、火が一瞬でも揺らいだ蝋燭を察知し、そして斬る。実際に私がやってみるとしよう」
「おぉ……! お願いします、ツバサさん!」
「失敗しなければいいがな。さて、では行くぞ…………………………ハッ!!」
「す、凄いです! 竹刀なのに蝋燭が斬れました!!」
……ってあっちの方はなんか凄い事してるんだけど。
あの人とうとう刃物を使わなくても物を斬れるようになったの……? やっぱ響さん並みにあの人も人間卒業しているよね。人間という括りに入れていいのか分からない風鳴司令は別として、やっぱり翼さんも生身なのに異常な強さだよね。
「これが武士としての……いや、防人としての基本だ。こうして修業を繰り返していけば、自ずと己の武士道が見えてくる」
「己のブシドー、ですか? ツバサさんのブシドーは、なんですか?」
「友と共に戦い、そして守り抜く事だ。それこそが防人である私の武士道であり、全てだ」
「カッコいいです……!!」
「武士道とは何も他人が示した物だけが答えではない。己の中にある信念と、剣を握る理由。自分が正しいと思う事のために戦う理由こそが、武士道であると私は考えている。だから、若宮もいつか自分の武士道を見つけるといい。今は分からなくても、いつか答えは見えてくる。それが見え、己の生き様がそれに恥じない物であると胸を張る事ができた時こそが、若宮も立派な武士であり、防人となった証だ」
「はい、ツバサさん!! 私、これからも自分のブシドーを探し続けます!!」
「うむ、いい返事だ! ならば、この場で私が教えられる事は全て教えよう!」
あー、なんかあっちの方、ちょっと前の少年漫画みたいになってるよ。でも言ってる事は至極真面目な事なんだよね。千聖さんと麻弥さんも何とも言えない感じの表情しているし。
で、彩さんはなんか翼さんにちょっと感化されてるし、日菜さんはさっきのできないかなーって竹刀握り始めたし。
とりあえずあっちで一昔前の少年漫画の登場人物みたいになった人達は置いておいて、こっちはこっちで楽しむとしようかな。
さっきから日菜さんにバスケで全敗しているし、せめて一勝くらいはしていい顔してやる……!!
なお、無理だった模様。くそう。
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翼さんを連れてきた日から暫く経ったけど、どうやらパスパレ内……というか日菜さんとイヴさん、それから千聖さんに若干の変化があったらしい。
日菜さんは予想していた通りに結構気軽に悪戯とかで影縫いをしてくるようになったとの事。彩さんを始めとするパスパレメンバーはもう対策を知っているから影を踏まれる影縫いじゃない限りはすぐに脱出できるけど、日菜さんのお姉さんである紗夜さんとか、日菜さんの後輩であるつぐみさんは結構な被害にあっているみたい。
特に紗夜さんは動けなくされてから突撃ハグをされまくっているとか。でも最近本気で怒られて自粛中とか。
まぁ、悪用していないだけマシだよね。影縫いって使いようによっては凄い事にできちゃうから。事故に見せかけた他殺とかも簡単にできちゃうからね。
で、イヴさんはだけど、最近かなり活き活きとしている様子。
翼さんから武士道のあれこれ、防人としてのあれこれを聞いて翼さんにも憧れているらしく、一人前の武士として、防人として名乗れるように頑張っているそう。
でもこれに関しては良い感じにパスパレのやる気に火を付けた結果になったらしくて、イヴさんに負けられないとより一層頑張っているとか。是非ともみんな頑張ってトップアイドルになってほしい。
で、千聖さんだけど。翼さんが帰る前に色々と話したらしくて、千聖さん本人のやる気も凄い事になっていた。やっぱり同年代でトップアーティストになった翼さんと知り合って、絶対に負けていられないって張り切った結果らしい。翼さんもそういう感じでちょっとだけ煽ったらしく、効果はてきめん。
だけど、ちょっとメンバーに甘くなったとか。多分奏さん関連で色々と言ったんだと思う。それを千聖さんも自分に当てはめて、怖くなったのかも。
まぁそんな事があったけど。わたしはあまり変わらず時々パスパレの皆さんと会っては遊んでいます。
ちょっと変わった事と言えば、時折翼さんも一緒について来るって事かな?
と、いう事で特に毒にも薬にもならない話でした。
流石の日菜ちゃんでも映像で見たから忍術真似たりリアルで見たから忍術をその場で完璧に習得したりは無理だよね? とか思って書いてました。む、無理だよね? なんか日菜ちゃんならサラッと緒川さんの水面走り真似ってても違和感ないと言うか……
でも影縫いくらいならサラッとやりそう。
で、そんな日菜ちゃんがちょっと自分のアイデンティティをクラッシュ……というか認めたくない映像から現実逃避する話と、イヴちゃんが翼さんと会って意気投合する話でした。
っていうか、ホント翼さんってパスパレメンバーと絡ませたらクッソ面白い事になるのになーと思う。というか日菜ちゃんもイベントで出演してほしかった。非常識を目にしたときの日菜ちゃんの反応が見たかった。
SSSS.GRIDMANコラボが始まりましたが、SSSS.GRIDMANのキャラを出す話なんですが……調ちゃん、お留守番になっちゃいましたね……これじゃあグリッドマン達と面識が無い状態だからどんな話を書けばいいのか……
個人的にもグリッドマンや新世紀中学生を書きたいので頑張って考えますが……もしかしたら調ちゃんをグリッドマンに変身させるとかするかも。
あ、フルパワーヒビットマンとツバッサナイトはしっかりと二枚ずつ引きました。フルパワーヒビットマン完凸させたいけど流石にそこまでの石がない。バンドリコラボの時並みに優しくして。