それでは1時間目古典!ゆっくりしていってね〜♪
♪〜20話に出てくる新キャラクター紹介〜♪
・八雲 藍
古典の教師を務めている。八雲 紫の親戚のような関係。いつも男らしい話し方をするためか,初日で新入生にモテモテ状態。本人はふわふわモコモコな尻尾を気にしており,生徒に『ダサい』と言われると意外とショックを受けてたりする。そのため尻尾を見ている視線はすぐ分かる。顔には感情が出にくいタイプだと思われがちだが実は赤面になったりする事もあるので,ファン(藍様親衛隊)からは『ギャップ萌えがヤバい!!!』との声が。自分にも生徒にも厳しいがとても優しい先生である。
1時間目 〜古典〜
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さぁ!高校ライフ最初の授業は古典ね!…といっても本格的な授業じゃないって事からして,先生紹介とかかしら?
ガラッ!
コツコツ…黄色いフサフサした尻尾?を揺らして古典の先生らしい人が入ってきた。
「…コホン。皆の者おはよう。早速だが自己紹介させてもらうか。古典担当『八雲 藍』だ。因みに君たちの担任『八雲 紫』先生の親戚のような関係だ。どうぞよろしく。」
八雲 藍先生はぺこりと頭を下げた。
…………いやどうでもいいかもしれないけど,藍先生の尻尾がすごくふわふわモコモコそう……!うぅ…気になるわ…!もふもふしたい…!
なんというか最近私はふわふわモコモコした物にすごくハマってしまってるみたいなのよね…。
うぅ…ずっと見てしまう…!
私が余りにもずっと尻尾を見ているので藍先生は恥ずかしくなってしまったのか少し顔を赤らめた。
「はっ…博麗?そんなに尻尾が気になるのか…??こちらとしては少し…恥ずかしいのだが…」
と私に目線を向けた。
あっ……今私のせいで照れていらっしゃる…!?
「あっ…あの…すっ…すみません…気にしないでください!」
うわぁぁ…藍先生すみません…本当にすみません…。
流石にもふもふしたいという本心は言えなくてですね…?
「…ふむ?そうか。なら気にしない事にする。何かあったら言うんだぞ?」
「…はい!ありがとうございます!」
うわぁ!藍先生神対応過ぎでしょ!?絶対モテるわねコレっ(女の先生だけど)
それはいいんだけど……
フサフサ……
フサフサ…
ああああ!!尻尾が気になって集中出来ないぃぃ!!
私は尻尾が見えないように顔を手で覆い,少しの隙間から先生を見ながら話を聞くことにした。
はぁ…変人ってクラスのみんなから思われる…(泣)
ん…?視線を感じる?やっぱりクラスの子から!?
…って魔理沙!?こっち見て笑ってる…!?まぁぁりぃぃさぁぁ?
私がキッと睨むとヤバいと思ったのか魔理沙は顔を逸らした。
もう…私が悪いことしたみたいじゃないっ!ほんとあの手のタイプは大変だわ。
「────という授業方針でいく。皆分かったか?」
魔理沙にキレている間,藍先生の話を聞きそびれってしまったことに気がついてしまった。
うわっ!やっちゃったわ!と言ってもここで『話聞いてなかったのでもう一度お願いします』なんて言えないしっ!それでなくても尻尾の件で不思議そうな顔されたのに,ぼーっとしてる子って思われてしまうわ!
あーもう…後で魔理沙と妖夢にでも聞くとしましょうか…。
「古典の授業はまた次の授業で本格的にやっていくからしっかり聞いておくんだぞ。それでは今日の古典の授業は終わりだ。起立!礼!」
藍先生の凛々しい声の号令で「ありがとうございました!」と礼をする。
…というかもう授業終了!?45分授業だったのもあるけどほとんど尻尾の件&魔理沙への怒りで終わったの…?高校ライフ初めての授業から失敗した私だった…。
20話いかがでしたでしょうか?藍先生モテモテ状態なのでいつか親衛隊の話が出るかも?
ちなみにレミリア曰く「あの人が男性ならかなりタイプね!」との事。
えっ?妖夢は…?って?「ふわふわモコモコな尻尾…癒される〜♪」との事で霊夢と同じタイプみたいです……。
歴史の先生に迷ってます…誰が適任ですかね?
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八雲 紫
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上白沢 慧音
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藤原 妹紅