東方桜少女花伝    作:キャンディナ♪

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こんにちは!キャンディナ♪です。今回はお気に入り数10人突破記念ということで,本編20話から一週間後の話となる,番外編を急遽作らせていただきました!(サブタイトル長ぇ…)
お気に入り登録10人突破…感謝でいっぱいです!ありがとうございます!今回は前編・中編・後編で『〜博麗家の秘密〜Holiday✩moon princesses(前編)』を短いかもしれませんが,投稿させていただきました!今回の霊夢ファザーの『月で仕事している』設定は結構初期からあったのですが,本編に出し忘れていたことに気づきました✩
ということでそれと共に明らかになる博麗家の秘密をよろしくお願いします!
今回は『月へ行く』ということで『あの方』も次回ぐらい?か勿論登場されると思うので是非見てくださいね〜。それでは…ゆっくりしていってね〜!


〜追記〜
今回お気に入り登録10人突破記念で初めて挿絵を描いてみたのですが…ハッキリ言って絵が苦手なので,違和感あるかもしれませんがよろしくお願いします(*´ω`*)



【挿絵表示】




〜番外編登場人物〜


・『玲夜』(れいや)

霊夢のお父さん。兄が一人いる。イケメン。霊華によると月の皇室の秘書をしている?らしい。霊夢が幼い頃からずっと月で働いているので,霊夢は名前が『玲夜』ということ以外はほとんど覚えていない。とても優しく,真面目だが,霊華と霊夢の事になると,二人のことが大好きすぎて,残念なイケメンになってしまう。どうして月で働いているのかなど詳しい事は中編の登場人物紹介で分かるかも?



番外編!〜お気に入り登録10人突破記念ストーリー〜
お気に入り登録数10人突破記念!桜少女花伝番外編(前編)〜博麗家の秘密〜Holiday✩moon princesses


〜霊夢視点〜

 

「……なっ…何これぇぇえ…!?」

 

あっ皆様こんにちは。博麗霊夢です。今日は休日なんだけど,お母さんに今日はなんでか分からないけど『絶対に家で留守番しててくれ!用事入れないでよっ!』とのことで,魔理沙と妖夢と遊ぶ用事をキャンセルし,留守番していて,ただいま宅急便来たから荷物受け取ったとこなんですがね…?

 

なんかすっごく高そうな金箔でコーティングされた箱が届いたのよぉぉぉぉ!

 

 

キラキラキラ…

 

 

「……………」

 

 

キラキラキラ…

 

 

「………………ゔっ」

 

 

……目が痛いほど主張が激しい箱にうめき声しか出ないんだけど……??

 

 

「……これ本当にうち宛に届いたのかしら…??」

 

 

ということで眩しくて見にくいけど,宛先を見てみることにしたんだけど…。

 

 

『〜博麗 霊華様〜

貴方の夫より』

 

 

なるほど…やっと謎が解けたかも。

これ……月で働いてるお父さんからだっ!それも月の皇室の秘書?的な感じらしいから,こんな高そうな箱で届いたのかも?まぁそのお陰でこんな神社の横に大っきい家建てさせてもらっているんだし…。

 

…といっても私,お父さんとの記憶が幼い頃以来ないから,顔も勿論他のこともあんまり詳しい事は覚えてないのよね…。多分だいたい分かるのは名前ぐらいかな?

『玲夜(れいや)』だったっけ?

苗字は…んー…思い出せないな。

 

(私がお父さんの苗字と違うのは,お母さんの方の苗字『博麗』を名乗っているから。代々博麗家の子は,苗字は『博麗』を名乗らなくてはいけないかららしいわ)

 

 

お父さんは私の幼い頃,仕事の都合で月に転勤しなくちゃ行けなくなったらしくて,それから幻想郷には帰ってきていないらしい。…全部お母さんから聞いた話だから,あまり分からないけど…毎月仕送りと手紙を送ってくれるぐらいしか,接点がないのかもしれないわ。

 

 

「…んー中身気になるけど…お母さんが帰ってきてからにするかな?」

 

 

ということでお母さんが帰ってくるまでテレビでも見て待っていることにした。

 

 

ピーンポーン!

 

 

1時間ほど経ってお母さんが帰ってきたみたい。

 

 

「お帰り〜お母さん!あっ1時間ほど前にお父さんから,なんかすっごくゴージャス?な箱届いたんだけどs……」

 

 

と金ピカゴージャス?な箱をお母さんに渡したんだけど…

 

 

「えっ!?もう届いていたのか!?」

 

とお母さんが私の話声をさえずるぐらい驚いた顔で金ピカゴージャス?な箱を見つめている。

 

…そんなに『届いた』事に驚く物なのかな?………そんなこと言われると余計に中がすっごく気になるので…。

 

 

「お母さん。この箱の中って何なの?」

 

 

と聞いてみたら,あっさり『開けてみな』と言われたので開けることにした。

 

シュッ…シュッ……

 

箱を結んでいた綺麗な色の紐を丁寧に解いていく。

 

シューー。

 

解けたぁ…結構緊張しちゃったわ

。…よし開けるか!

 

 

カポッ

 

 

「……うわぁ!綺麗な着物!」

 

その箱には赤とピンクが混ざりあった金箔付きの椿模様の着物が入っていた。………どう見ても一般の人が買えそうにない着物だ。

 

 

「それは霊夢。おまえの着物だ。」

 

 

ゑ?

 

 

ちょっとよく分からないので首を傾げた。

 

 

「はぁ…驚くのも分かるが…それは霊夢の着物だ。そして今から『月姫十三歳記念誕生祭』に出席するお父さんに呼ばれて月に行く。以上だ。……詳しい事は行く途中に教える。…っと霊夢?聞いているか?霊夢〜?」

 

 

ゑ?(2回目)

 

 

あれ?更なるあり得ない情報が入ってきたような…??

 

 

ツキニイク?ツキヒメノタンジョウサイ?オトウサンニヨバレテル?

 

 

\\ナニソレオイシイノ?//

 

 

ちょっと私の頭がフリーズしている間にいつの間にか,その綺麗なすぎる着物に着替えさせられていたみたいだ。お母さんも綺麗な着物にいつの間にか着替えていた。

 

 

「よしっ。月にレッツゴー!だ。霊夢もこの石持って,月に行くよう念じておくんだ。…まぁ念じなくても着くけど。」

 

 

とまだまだフリーズ状態の私にどー見てもドラ○エXの『ルー○ース○ーン』としか思えぬ水色の石を持たされ,月にテレポートさせられる私だった……。

 

Help…me✩

 

 

〜中編へ続く〜




番外編前編を見ていただきありがとうございました!次回霊夢はとうとう月に連れていかれる羽目になります…。月に行く理由は?月姫誕生祭とは?そして博麗家族の秘密とは…?次回をお楽しみに(?)

歴史の先生に迷ってます…誰が適任ですかね?

  • 八雲 紫
  • 上白沢 慧音
  • 藤原 妹紅

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