・フレア・スカーレット レミリアの亡き母親。厳しくも優しい天然+おっとりした性格。趣味は花を育てること。家庭庭園もしている。小さい頃に家出し、一人で生きてきたフレアはその経験で『誰かを頼ること=弱い』になったらしい。お気に入りのピンクの花のペンダントをいつもつけている。亡くなる前にレミリアのためを思いした『約束』が現在のレミリアの心の鎖になってしまう。ちなみにレミリアが自分で作成した自分の弾幕ごっこのテーマソング『亡き王女の為のセプテット』(いわゆる原曲)は亡き母親(母親を王女に例えている)のことを思ってらしい。
・レンドアール・スカーレット レミリアの父親。誰にも頼らないフレアがただ一人信じた人。優しくプライドが高く、とても厳しい…らしいが愛娘レミリアには何故か甘い。いつも天然なフレアとわがままな娘レミリアにふりまわされている。趣味はミニチュア集め。フレアが亡くなったあとは、悲しみにくれ、フレアのことを思い出してしまう紅魔館を娘たちを残して出ていってしまう。現在はお金を送ってくるだけで、どこにいるかも不明なんだそう。
「……スカーレットさん!ところでどこで弾幕ごっこをするのかしら?」
私はさっきから校内をグルグルまわっていることが気になりすぎて聞いてみた。
「…………………………」
まさか…!
「スカーレットさん場所考えてなかった!?」
「……うー☆…」
「うー☆って…えっと?」
そういえばうー☆とは?なんなんだ?えっ?えっ?
「んん…カリチュマよ…うぅ…みんなには話さないでよっ…!」
スカーレットさんって…スカーレットさんって…
「フフフッ!」
「博麗霊夢さん!?何笑ってるのよ!」
「あぁごめんなさい。いやプライド高そうなスカーレットさんも可愛いところがあるんだなぁー!って。その可愛いままでも素敵なのに…ってごめんなさいねっ!私ばっかりしゃべっちゃって…!」
「………ねぇ博麗霊夢さん…私の昔の話聞いてくれないかしら?」
いきなりスカーレットさんはほほえみながら聞いてきた。どうしたんだろう?
「えぇ…?良いですけど」
「ありがとう!貴方なら何故か話せる気がするの。それじゃあ物語風に話すわ。」
―――――――今から何百年前―――――――
ある外の世界の国,『アメリカ』というところの森奥にある大きな『紅魔館』というお屋敷に吸血鬼の3人の家族が住んでいました。
母親の名前は『クレア・スカーレット』,
父親の名前は『レンドアール・スカーレット』
そして2人の愛娘、『レミリア・スカーレット』
がいました。
3人はとても仲が良い家族でよくお出掛けをしていました。
その日は綺麗な花が咲く花畑に来ていました。
「ねぇーねぇー!クレアお母さまー!
きれいなお花がいぃーぱい咲いているわ!みてみて!」
少女レミリアは母親に無邪気に話しかけました。
「まぁー!綺麗ね!レミィ。素敵なお花がたくさん咲いてるわね。お家に飾るお花を摘まないとね。」
母親,クレアはレミリアに満面の笑みで答えました。
「でもねー!レミィはね、お母さまがつけているペンダントの桃色のお花がいーちばんすき!かわいいんですもの!」
「あら,レミィはこのお花が好きなのね。このペンダントに入っているお花はね、本物のお花なのよ。」
レミリアはびっくりしてしまいました。
だってずっと布でできているお花,すなわち造花だと思っていたから。
「すごーい!すごーい!本物のお花なのね!」
クレアは優しく微笑みこのお花の『名前』と『花言葉』をレミリアに教えてあげました。
「このお花はね、『ストック』といって、花言葉は『見つめる未来』なの。このペンダントはお母さまの大切なものだけど、大きくなったらレミィに特別にあげるわ。」
レミリアはとっても嬉しそうに「ほんと!?やったぁぁ!お母さまだいすき!」と抱きつきました。
「もうっ!甘えんぼはダメよー!」
クレアは微笑した。
「レミリアー!クレアー!おいていかないでおくれよ!まーたそんなに走り回って…」
父親,レンドアールはハァハァ言いながらやって来た。
「おそいよー!お父さまー!」
「はいはい…やれやれやんちゃな我儘お嬢様に育っちゃったな!」
レンドアールは笑いながらこちらへ来た。
「お母さま!お父さま!おてて,繋いでー!」
「ほんとレミィは甘えんぼね!」
「そうだね…クレア!」
2人に手を繋ながれ少女は花畑を歩き始めました…
―続く―
桜少女花伝6話 『幸せだった日々』を見ていただきありがとうございます!レミリアの楽しい家族との思い出話になってます。タイトルから察してもらえると思いますが、幸せ『だった』と過去形になっています。スカーレット家に何が起こったのか…そうご期待です♪これから少し忙しくなるので、投稿を休みます(>_<)すみません!これからも桜少女花伝をよろしくお願いします!ありがとうございました(*´ー`*)