レミリアはフレアを見つめた。
「それじゃあ…1つ目。『誰にも頼らず強く生きる』こと。」
「誰にも?」
「えぇ……独りでも生きていかなくちゃいけないこともあるから…次、2つ目。『産まれてくる子…レミィの妹を絶対に恨まず、大切にすること』よ。」
「どうして恨んでしまうことになっちゃうの?」
レミリアのその質問には答えずフレアは最後の約束を言った。
「…………それじゃあ最後…3つ目。『お母様がいなくなっても、お父様を守ってあげること』助けてあげて…」
「……………………『お母さまがいなくなっても』……って?」
「お母さまね…レミィの妹を生んだら、お空に行かなくちゃいけなくて…そのかわりに大切な妹ちゃんが産まれてくるの。」
「お母さま…なんで…なんで死んじゃうの!?レミィとお父さまより妹ちゃんが大切なの!?」
「違うわ…『お母さま』より、『妹ちゃん』が大切なの。2つ目の約束…ちゃんと守ってね。お母さまとの大切な約束だから。レミリア!絶対よ!」
珍しくフレアが大きな声で言いました。
「……………………うぅ…わっ分かった…レミィお母さまとの約束まもる…守るよぉ…!」
フレアの大きな声を聞いてレミリアは約束は絶対守らなくてはならないと思い,泣きながらうなずきました。
「えらいね…レミィ。強くなるのよ。最期に……レミィに約束してた『ストック』のお花のネックレスあげなきゃね。」
そういい、レミリアにネックレスをつけるフレア。
「ストック…花言葉は『見つめる未来』…レミリアとお父様と今日,産まれる妹…いや『フランドール』に素敵な未来が訪れますように……レミィ…お母さまはレミィのことが大好きだからね…!
お空から見てるから!ずっと……ずっと!……うっ!」
「お母さまっ!?」
フレアの病院の機械がピーピー!と危険を知らせている。
そのとたんたくさんのナースさんが入ってきた。
「緊急手術よ!運び出してっ!レミリアちゃん!1階でお父様と待っててっ!」
と勢いよく押され病室の外に出され、他のナースさんに1階に手を引っ張られ、つれていかれる。
「いやだ!いやだいやだ!離してッ!お母さま…お母さまと離れたくないッ!お願い…お願いだから……」
その願いは叶わずレミリアは1階につれていかれてしまいました。
そこには、下を向き暗い顔をしているレンドアールがいた。
「……お父様…グスッ…グスッ…」
レミリアは泣きながらレンドアールに抱きついた。
「レミィ……。お母さまと何を話したんだい…?」
レンドアールは虚ろな目でこちらを見てレミリアに聞いた。
「………3つの約束…したっのっ…グスッ…グスッ…」
「約束…何をだい……」
レンドアールはレミリアに聞いたが、ずっと泣いているので聞くことをやめ、ギュッとレミリアを力強く抱きしめたのだった…
―続く―
桜少女花伝8話 『3つの約束』を見ていただきありがとうございます。作っているのは私ですが、この話,重いっ!本気で重い…なんて作者が思うぐらい重い話だと思います。正直早く明るい話に移りたい…のですがまだ話的に終わらなさそうです…フレアの約束も小さいレミリアにはきつい約束だろうな…と思ったり。とりあえずこんな感じですが、読んでくださってありがとうございます!
これからも頑張るのでよろしくお願いします!お気に入りもしてくれる人がいるなんて…感動です!ありがとうございました(*´ー`*)