ドラゴンボールGTin超(スーパー)   作:神Tuberザマス

2 / 7
ドラゴンボールGTとドラゴンボール超が同一ならうれしいなと思いかきました。どうぞご覧ください!!
ちなみに力の大会は第7宇宙が勝ったものとします。でないと物語が始まらないんで。


第一話:謎のドラゴンボール出現!!悟空が子供に!?in超

「ふわぁぁぁぁぁぁ……眠いな全く」

「ホッホッホ。ならば寝ればいいじゃないですか、ビルス様。一年たったら起こしてあげますよ」

 この世界のどこかにある場所で、神々が会話をしていた。あらゆるものを破壊する神ビルスと、その付き人のウィス。破壊神はウサギのように長い耳と細い体躯が特徴で、いかにもひ弱そうに見えるが、とてつもない強さを誇り、全宇宙でトップクラスだとされる。付き人のウィスは、紳士らしい振る舞いをしているが、実力は破壊神の上を行く。

 そんな全宇宙クラスで強い神たちはというと――宮殿の外でただ立っているだけだった。まあこれには、理由があるのだが。

「そうしたいんだけどねぇ……あれがさ煩くてね」

 くいっと爪の長い親指をとある方向へと向ける。ウィスもそれを見て、ああと小さく声を漏らす。

 先ほどから神々の体を撫でる空気が鬱陶しい。だが強風が吹いているわけでもない。彼らの目線の先で、二人の人間が闘っているが故だ。二人がぶつけあう拳からはすさまじいほどの熱と衝撃が発せられ、草木は激しく揺れている。

「だりゃりゃりゃりゃりゃ―!!」

 一人は、薄い青の上着に黄色いパンツジャージのような道着を着ており、何とも形容しがたい特徴的な髪型をした、黒髪の男孫悟空。幾度もなく地球を救い、その実力は破壊神やウィスも認めている。

「はぁぁぁぁぁ!!」

 もう一人は、悟空と同じ青色の道着に褐色肌、そして頭の中央に縦上にのみ髪が生えている青年ウーブ。5年前、悟空が弟子として迎え入れ、修業をし続けてきた。

「しかしあのウーブというもの、なかなかの実力だな」

「悟空さん曰く、あの魔人ブウの生まれ変わりだそうで……悟空さんは不思議な人と縁がありますね」

「全くだ。というかそもそもこの場所を使うとは……あいつ絶対僕達を神だと認識してないだろ」

「でしょうね。まあそんな人間を消さないビルス様もビルス様ですがね」

「っっうるさいっ!!」

 二人の会話が飛び交うが、悟空達には届かない。今二人は、卒業試験をしているのだ。

「はぁっっ!!」

 途端ウーブが飛び上がり、頭上に巨大なエネルギーを作り出す。そして躊躇なくそれを悟空へとぶつけてきた。それを悟空は飛び上がって避ける。そして悟空はウーブを見据え、両手を右腰へと引き、小さな空間を作る。その中で青い光のエネルギーを充てんし、一気に突き出した。瞬間、青いエネルギーがすさまじいスピードで筋を作り、飛来する。ウーブは《かめはめ波(それ)》に強い警戒心を持ち、受けることはせずその場から姿を消した。

 否、本当に消えたのではない。消えたように見えるほどに素早くその場から退いたのだ。常人ならば、彼がどこに退いたのかわからない。だが悟空の目にも、神の目にも彼の動きは視えていた。悟空はすかさず右手の人差し指と中指を額に当て、その場から消え――ウーブの背後に現れた。

「――――ッ!!」

 強大な気が背後にいると直感で感じ取り、すぐさま後ろを振り返る。だがそれも遅い。師匠の得意技の瞬間移動は、一瞬で相手に近寄り、反撃の隙も与えない。無防備な背中にきつい拳が浴びせられ――なかった。

「くっっ!!」

 過去に悟空にやられたときの、拳の軌道を思い出す。確か水平に切るような動きだった。だからウーブは体を回し、裏拳を浴びせる要領で悟空の拳を防いだ。

「おっ」

 防がれたことに対し、悟空は少し嬉しそうに呟く。だが反撃の回し蹴りを視認すると真顔になり、左ひじで防いだ。

 そこからは再び高速の殴り合いだった。二人の神ももはや何も言葉を発さずに見つめている。

「うおおっ!!」

 悟空が繰り出したパンチをウーブがつかみ、そのまま勢いを殺さずに巴投げの要領で地面にたたきつけた。悟空はなんとか地面すれすれでとどまり、きっとウーブを見上げる。ウーブは間髪入れずに全身に気をためて、エネルギーを解き放った。先程ウーブが放ったそれとは威力も段違いに膨れている。

 きっとこれで勝負を決めるつもりだろう。そう考えた悟空は、かめはめ波を放つ。

 両社のエネルギーがちょうど中央でぶつかり、何重にもフラッシュする。大気が震えるほどの衝撃と熱が再び巻き起こり、星が悲鳴を上げている。だが、そんなことはお構いなし、ウーブがさらに気を上げていく。

「くッッッ」

 悟空のかめはめ波が押し負け始め、ついには悟空がそれを受け止めることになった。手にびりびりと来る感触に耐えながら、どうにか押し戻そうと力を入れる。徐々に体が地面に近づいていき、ついに足がついた。それどころか、悟空の体が錘になったように、地面にめり込んできてしまう始末だ。ウーブはなおも気を上げていき、悟空を地面に埋めてしまうつもりなのだろう。

 悟空は一瞬迷った。力を解放していいものかと。これを使えば、ウーブを死に追いやる可能性だって0ではなくなる。

 だが、ウーブは本気で戦っている。なら、力の出し惜しみはなしだ。そう決意した瞬間――

 

 悟空の()()消えた。

 

「あいつ……」

「おやおや……久しぶりに見ましたね」

 ビルスとウィスはなれたような目で見るも、少し呆れているようだった。

 本来ならば、この力はこんな修行に近いような戦いで使うべきではないのだ。 

 そう……《スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人(かみのちから)》、またの名を《スーパーサイヤ人ブルー》は。

 

 悟空の全身が青いオーラに包まれる。それは通常の気のオーラではない。常人には差しはかれない、異質なもの。それにウーブは違和感を、そして驚愕を感じた。

「悟空さんの気が……!?」

 エネルギーを抑えていた悟空は、体に宿るパワーを放出した。するとさっきまで重く苦しく感じたエネルギー波が羽根のように軽く感じられた。そのまま悟空は両手から青いエネルギーを放った。

「うっ……ぐぐっ!!」

 ウーブの攻撃を押し返すように悟空のエネルギーは徐々にウーブに迫る。ウーブはさらに気を高めている。しかし、動きは一向に変わらず、止まらない。

 そして、目前にまで行ったとき、悟空は気をまた解放した。

「ハァーーーー!!!!」

 威力は高まり、まるで洪水にでもあったかのごとく、ウーブの体はその波にのまれていった。

 

 

 

 

 悟空とウーブは草原で大の字になって横になっている。ビルスたちはざっざと足音を立てて歩み寄った。

「お、終わったぞビルス様、ウィスさん」

「お疲れさまでした。悟空さん、ウーブさん」

「やっと終わったか。全く、人間が勝手に使っていい場所じゃないというのに」

「はは、わりぃな。地球じゃ、オラとウーブの戦いは耐えられないってデンデに言われたからな」

「だからと言ってここに連れてこさせることはないだろ地球の神め……それにウィスが断ればよかったんだ!」

 ビルスとウィスがすんでいる地は悟空の瞬間移動ではいけない。そのため、ウィスを呼ぶ必要がある。

「カステラ、なる美味なスイーツをいただいてしまったので……」

 おほほとお淑やかに笑う付き人にビルスは苦虫をつぶすような顔をした。

「すみません、ここを荒らしてしまって……いたた」

 ウーブが体を起こしながらも謝罪すると、ダメージが響きすぐに地面に倒れてしまう。

「無理すんなウーブ。地球にけぇったらデンデに治してもらうからさ。そんなわけでそろそろけぇるわ、ビルス様」

「用が済んだらすぐ帰るとはな。全く都合のいい奴だ」

「そうですか、では私が送って差し上げましょう。悟空さん、私の肩に掴まってください」

「おう」

 悟空はウーブを背負い、ビルスの肩に掴まった。

「ビルス様。ありがとうございました」

「そんじゃーな、ビルス様!」

 そう挨拶すると、悟空たちは消えていってしまった。

「……まったく、どっちが師匠でどっちが年上か、分かったもんじゃないな」

 そういいながら、悟空の差し入れのカステラをぱくっと一口で食べた。

 

 

 

 その後ウィスと別れ、悟空はデンデの下へと訪れた。デンデにウーブと悟空の治療をしてもらい、悟空は修行の成果を話していた。

「そうか。ウーブ、楽しかったか」

 デンデの付き人、ミスター・ポポが訪ねてくる。ウーブは元気よくはいと答え、満足げにポポが笑った。

「それじゃ僕はこれで帰ります。弟や妹たちが心配ですから」

 そういうとウーブは悟空に手を差し出した。

「悟空さん、何年も修行を手伝ってくださって、ありがとうございました」

 悟空は、弟子の感謝の言葉に両手で握ってこたえた。

「なぁに。修行を手伝ったのは、オラがそうしたかっただけだ。気にすんな」

 悟空は5年前の天下一武道会で彼に出会った。……いや、もう7,8年前くらいから目を付けていた。ブウの生まれ変わりがいるとデンデから聞いたとき以来、ずっと探し続けていた。そしてその人間と戦える日を心から待ち望んでいた。

 だが彼は潜在能力こそ強いが、師に恵まれなかったせいか、基本がなっていなかった。だから悟空が家に住み込むことを決め、彼を修行した。そんな悟空の目的は、戦いの基本を覚えた、本気のウーブと一対一の戦いをしたいということ。そして5年後、それは成就された。

「それじゃ、元気でな」

「はい、お世話になりました!」

 悟空は心底嬉しそうにウーブに声をかけると、ウーブは頭を深く下げ、神殿から飛んでいった。

 

 

 そんな中、不穏な動きがあった。

 神殿にて、3機のロボットがひそかに行動していたのだった。戦いで若干疲れを感じている悟空は、気づいていない。

 三体のマシンのハッチが開き、中にいるパイロットが飛び出した。赤と青の縞々帽子を被り、褪せた青緑の肌をした一番小さいピラフ、忍者のような衣に身を包み、背中に刀を差した犬のシュウ、そしてかなり小さいが可愛い少女のマイだ。といってもマイは、いやこの3人の実年齢はゆうに50は超えている。11年前ほど、ドラゴンボールでピラフが若返りたいなどという願いをかけてしまったら、全員5歳程度の年に変わってしまったのである。

 しかし彼らの野望は世界征服。そのためにはたとえ若返りすぎようとも、彼らは天高くそびえる神殿にも足を運ぼうとも構わない。

 3人はこそこそと奥深くまで移動し、とある場所についた。光がほぼ刺さず、かび臭い場所だ。女性であるマイは少し嫌悪感を示しつつ、リーダーであるピラフに問う。

「ピラフ様、ここは?」

「まあ見てろ……きた、ついにきた!! ついに見つけたぞ!!」

 ピラフが歓喜の声を上げて、奥の台座へと駆け寄り足を掛けて上る。シュウとマイは恐る恐るその台座へと近づき、ピラフを見つめる。

「ついに見つけたぞ、ドラゴンボール!」

 ドラゴンボールと聞き、二人は歩む速度を速めるが台座の中のものを見た瞬間、懐疑の色を示す。

 たしかにドラゴンボールと同じ、7つの玉が傷んだ布の上に鎮座されている。しかし、通常のとは違い、何やら埃がかぶっていてよく見えない。

「これが、ドラゴンボールなのですか?」

「そうとも~。ほれ」

 ピラフは得意げに袖で埃を拭き、シュウとマイに差し出す。すると二人はある違和感に気づく。

「黒い星……?」

「前に見たのは確か、赤い星じゃ……」

「違うのは何も見た目だけじゃないぞ。なんと! 先代の神がピッコロ大魔王と分離する以前に作ったものらしいのだ」

 そういうとピラフは7つのボールにかぶさった埃を払うべく、思い切り息を吐く。それをもろに被った二人が咳き込んだ。

「どうだ、すごいだろ?」

 苦しんでいる二人に、ピラフが得意げになる。だが、二人は顔を見合わせ、はてなな表情をする。

 それに苛立ったピラフが声を荒げた。

「すごいだろっ!?」

「あ、あの……どこが?」

 シュウが首をかしげながらたずねると、ピラフはプルプルと震えながら身を乗り出す。だが、その拍子に足を滑らせ、台座から落ちてしまった。そして、手に握っていたボールが手から離れ、転倒したピラフの顔面に直撃した。

「ぴ、ピラフ様!?」

「だ、大丈夫ですか?」

 部下たちの労いを受けるピラフだが、それを無視し、悶えながらも言葉をつづける。

「要するにだ、先代の神の力が半分になる前、パワー全開元気もりもりの時に作られたものなんだぞ!」

 マイがそっとピラフの顔面からボールを手に取って呟いた。

「ほう、なるほど……普通のドラゴンボールと違いより強力になると――」

「――よこせ! やっとわかったか……! 残りのドラゴンボールを早く集めろ!」

「はい、ピラフ様」

 そういうとマイはすくっと立ち上がり、残りの台座のドラゴンボールを取ろうと手を伸ばした。

 だが、台座の影ではシュウが青ざめた顔をしていた。何故なら、台座の布に隠れていた、大量の人骨を目にしたからである。

 

 そうしてピラフたちは乗ってきたマシンを使ってボールを一か所に集め、コックピットからピラフは飛び降りた。

「さて、あとは神龍(シェンロン)を呼び出すだけだな」

 そういうと、シュウがぐすぐす泣きながら感慨の念を漏らした。

「う、うぅ……苦節云十年、やっと夢にまで見た世界征服の夢が、やってきましたね。うううう……」

「っ……」

 ピラフもまたそっと目に涙を浮かべ、今までの苦労の日々を思い返す。

 だが、マイだけは涙を浮かべずにいた。

「がしかしピラフ様」

「ん?」

「我々はいつももう一息のところで邪魔が入ってしまうというパターンが多かったですからね」

 そういえばそうだったとピラフは頷く。最初にドラゴンボールを使った時は、ギャルのパンティーが空から降ってきただけで終わったし、ちいさな少年にコケにされたり、ピッコロ大魔王に騙されたりと散々だった。

「そうだな。ではさっそく!」

 ピラフは一息吐くと、思い切り叫んだ。

「出でよ、シェンローン!!」

 そう叫んだ瞬間。7つのボールが光り出し、空は暗雲に包まれた。そして――巨大な光の柱が、天を穿つようにまっすぐ飛翔した。それはしなやかな鞭のように何度も曲折し、上空に螺旋に近い軌道を描いて見せた。

「あ、ああ……」

 そして光の繭を解き放ち――神龍は現れた。

 ただ、神龍の体躯の色は、禍々しいほどに濃い赤だった。大きさは、このだだっ広い神殿を丸ごと囲むほどであり、通常のそれとは比べ物にならない。あまりの巨体にピラフ一味は言葉も出せずただ驚愕している。

 ――だからであろうか。彼らにとって一番最悪の敵が迫っていることに気が付かなかった。

「ここでなにしてんだ?」

 異質な声が響き、一味は振り向く。そこには男が立っていた。男の方は何かに気づいたようで、瞳を大きく開く。

「あ、おめぇ……もしかしておめぇ……ピラフじゃねえか?」

 そういうと男はピラフの方を指差した。

 ピラフはというと、マイの方を振り向いて何者か、尋ねた。

「誰なんだ、あの男は?」

「さ、さぁ……私にはよく」

「なんだ、オラのこと忘れちまったんか? オラだよ、孫悟空だよ」

「そんごくう……そんごくう…………孫悟空!?」

 ピラフは悲鳴を上げるように叫んで跳びあがった。

「ば、バカな!? お前前会った時はこーんなにちっこかったじゃないか!?」

「そういうおめぇたちだって前会った時とあんまり変わんねぇぞ」

 ……おかしいかな、両者共に5年前に再会しているはずだというのに気づいていない。最もお互い、あの時のままの姿で記憶していて、外見が変わるということをほとんど気にしていなかったのだろう。

「ピラフ様。言い争っている場合じゃありません。きっと孫悟空は前会った時よりもだいぶ鍛えてある様子です」

「く……ぐぐ……」

「どうしておめぇたちこんなところにいるんだ?」

「な、なにちょっとやぼようでな。ひゅーひゅー……」

 ピラフはへたくそな口笛でどうにかごまかそうとする。

「野暮用ってなんだ、さっき変な光が見えたけどな」

「ぎくっ。い、いかん! それ!!」

 もうこれ以上の隠ぺいは不可能と判断したのか、ピラフは部下にミサイルを打てと指示を出した。

 ピラフマシンのミサイルの威力はそこらの人間を軽く吹き飛ばせる威力だ。ピラフはニヤリと笑いながら発射させた。

 点火して勢いよく放たれたミサイル三発は悟空に襲い掛かる。それを悟空は、躱さずなんと両腕と片足で受け止め、勢いを殺してしまった。両脇に抱えられたミサイルはむなしく煙を立てるだけだった。

「おめぇたち相変わらず悪さしてんだな」

 悟空に完全に負けてしまったピラフは震えながら悔しそうに顔をゆがませる。

「ぐぐぐぐぐくっそ~~! こーーんなちびっこのときには捕まえられたのに!」

「おめぇたちなーんか企んでんな?」

「ちびっこならぁ! ぐっしゃぐしゃに踏んづけて、なおかつこう、ぺなっぺなにしてーー」

 

「――承知した」

 

 低い声が響き渡る。ピラフの悔し文句が止まる。

「……え?」

 途端――まばゆい光が何度も視界を襲った。

「ぐっ!」

 悟空が再び目を開けた時には、勝手に宙に浮いていた。光の空間に閉じ込められ、悟空には何のことかさっぱりだった。

 と思ったら――だんだんと体に何か違和感を感じ始めてきた。全身に、あらゆる方向から押されているような感覚。しかし痛みはない。とにかく押されている感じなのだ。

 そして今度はだんだんと視界が下がっていく。その後はゆっくりと甲かし、地面についたときには、光の空間は消え去っていた。

「――ご、悟空さん!?」

「ご、ごくう……!?」

 きっと光を見て駆け付けたのだろうデンデとミスターポポは悟空を見て驚愕した。悟空には、一体全体何が起きたのかわからなかった。

「――お前の願いはかなえてやった。では、さらばだ」

 神龍はそれだけ言うと、地面にあるドラゴンボールが再び光りだし、上昇してあっという間に7つの筋となって散っていってしまった。

 一瞬の静寂、その後ピラフはへなへなと座り込んだ。

「せ、世界征服の夢が……」

 それはそうと、悟空は気づき始めた。デンデとミスターポポが自分よりやけに大きく見えることに。そこで自分の身に何が起こったかを自覚した。

「……オラ、小さくなっちまった」

「「……はぁ」」

 他人事のようにのたまう悟空に、呆れる二人であった。

 

 

 が、これがのちに壮大な闘いの日々の始まりだということを、この時は破壊神でも全王様でも知らなかった。 

 

 

 

 

 

 

 

 




・なぜピラフ一味全員が悟空を悟空だと認識できなかったのか。
GTだとシュウもマイも覚えているのですが、超だと3人とも成長した悟空の事を、悟空だと認識していないのでわからないことにします。悟空は超の時は彼らが子供すぎてわからなかったですが、超の時代から10年は立っているので初めて悟空がピラフたちと会った時とそうそう変わらない外見をしています。だから悟空は気づくことができました。ただそうなるとGTで老けたピラフたちにも気づけた理由が説明できませんが(笑)。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。