CiRCLEのアルバイト生活 〜失いながら手にしたモノ〜   作:わらびもち二世

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今回はモカと日菜が出てきますm(_ _)m
ようやくこの2人を登場させてました!
時折、キャラの言葉遣いを悩んでは、バンドリ を開いて確認。をひたすら繰り返してます!笑


9. 仕事が暇な時には些細な楽しみも訪れる。

今日は土曜の朝からCiRCLEに手伝いに来ている。

「はぁ、だるい。お家に帰りたい」

「竜二くん朝からずっとそんな感じだね」

だって今日めっちゃ暇だからな。こんなんで俺がいる意味があるのか?

「つっても昼くらいまでスタジオの予約入ってないんだろ?」

「でもたまーに当日に予約が入る事もあるし、弦とか色々買いに来る人もいるかもしれないから」

「まぁそうだな。一応外と中でカフェみたいなこともやってるもんな。」

CiRCLEはスタジオとライブハウス以外にもカフェとかもやっている珍しいライブハウスだ。

 

「そうそう。スタジオ予約がない時でも稀に忙しくなる時あるんだよね」

しばらく2人してのんびりしてたわけだが。

 

「暇だから、少しアコギでも弾くかー」

「お、今日はなんの曲を弾いてくれるの?これは役得かな」

たまにこういう時もある。サボってるわけじゃないぞ!

 

♪〜♪〜♪

 

「あ!それってAfterglowの曲!」

「そそ、この曲好きでさ。Scarlet Sky って言う曲なんだけどな」

蘭たちがまだ中学のころに作った曲だ。

「私も好きだよ。この前ライブでも歌ってたよね」

 

しばらく何曲かAfterglowの曲を弾き語りしていたところに誰かが入ってきた。

 

ガラガラ〜

 

「あー!竜二があたしたちの曲歌ってる〜」

「本当だ!ねー竜二くん!あたしたちパスパレの曲も歌ってよー!」

誰かと思えばこんな朝早くに、モカと日菜が来ていた。まりなは2人に気を利かせて奥の方に歩いて言った。

「なんだお前らか、こんな早くに2人してCiRCLEに来たのかよ」

2人は中のカフェスペースの椅子に座った。

 

「ふっふっふ、モカちゃんは竜二の歌声に導かれてやってきたのだ〜」

「早起きして暇だったから、なんかるんってすることないかなーって。そしたらたまたまモカちゃんと会って!」

どうやらたまたま会ったらしい。この2人が一緒にいるのはなんか危険な気がするな。

 

「ねぇねぇ!それよりもっと弾き語りしてー!パスパレの曲も歌ってよー」

「今日はもう終わりだ。とりあえず来たならなんか頼んでゆっくりしてけ」

ここだけの話、本人達に聴かせるのはさすがにおれも恥ずかしい。

 

「えー!なんでー!たまには竜二くんのギター聴かせてよー!けちー!」

「そんな〜、あたしも久しぶりに竜二のギター聴きたかったのにー」

モカと日菜はかなり残念がっているがな。

 

「なんか人に歌を聞かせるのって嫌なんだよなー。まりなは何故か気にならないんだが」

まりなの場合は慣れみたいなものかもしれない。

 

「なんで!竜二くんの歌すっごいるんってくるのに?」

「まぁまた今度にしてくれよ。その時はまた弾き語りでもするから」

「仕方ない。モカちゃんのひろーい心に免じて今日は見逃してあげようではないか〜」

なんとか納得してくれたみたいだ。

 

「お前は何故にそんな偉そうなんだ・・・」

「そういえばこの前お姉ちゃんが竜二くんにギターのアレンジ手伝ってもらったって言ってた!ずるい!あたしにも教えてよー!!」

あー、この前か。友希那と紗夜がここに来たんだよな。

 

「手伝ったってか、どっちにするか悩んでたギターアレンジのパターンをどっちがいいか意見しただけだそ」

ほんと言うと他にも色々あったんだが。

 

「いいなーお姉ちゃん。たまにはあたしにも協力してよー!」

「あたしも竜二にギターの練習付き合ってほしいでーす」

「でもお前らってなんか人に教えてもらうの苦手そうじゃね?それに俺が教える事なんて特にないと思うんだが」

実際この2人は似ている。どちらも天才ってタイプのギタリストだしな。

 

「そんなことないよ!あたし竜二くんのギター全然真似できないんだもん。いつもなら見ればだいたいできるのになぁ」

「あたしもー、それはわかるかも?うーん、竜二のギターは技術とかじゃないはずなのになー?」

「そういうもんか?俺にはまったくわからんが俺は日菜とモカの方がよっぽど上手いと思ってるけどな」

なんだろうな?経験値が違う分なにか感じるものでもあるのかもしれない。

 

「うーん、でもやっぱり竜二くんって面白いなー!彩ちゃんとはまた違って一緒にいると色んな発見があるんだよね〜」

 

モカが何かを言いたそうだった。

「最近紗夜さんのギターを聴いて思ったんだけど〜、なんか竜二っぽさがあるなーと思って〜」

「そうか?確かに紗夜はやけに俺のギタープレイに関心してたからな。なにか自分の技術に取り入れたのかもな」

 

すると日菜は嬉しそうにしていた。

「だよねだよね!最近のお姉ちゃんのギターがもっとるんってするようになったんだー!」

「蘭もさー、いつも竜二のギターの話ばっかりするしね〜。あーあー、竜二に蘭がとられたー」

モカが嘘泣きしながら俺に言ってくるわけだか、いつものことなので気にしない。

 

「蘭の場合ギターボーカルだから余計にじゃないか?同じ弾きながら歌う人間として関心があるんだろうよ」

「ふっふっふ、あたしはそれだけじゃないと思うけどな〜」

モカがなにやら、にやにやしながら俺に言ってくる。

 

すると日菜が突然俺に聞いて来た。

「ねね!竜二くんってなんでバンドやらないのー?そんなにギター弾けるのに」

「モカちゃんも気になります」

「バンドか、別にやりたくないわけでも特別やりたい訳でもないが?音楽は好きだけどな」

バンドに特別やりたいとかはないからな。

俺はギター弾いて、歌えればそれだけで十分楽しめるタイプの人間だ。

 

「竜二くんだったらすぐにファンとか付きそうな気がするんだけどな〜!」

「ないない。確かに俺の顔が良いのは認めるがな?それに、手伝ったりする方が割と性に合ってるんだよ」

「むしろー?好きになるのは演奏の方だと思うけどなー?」

なんて酷い事言うのモカちゃん!!!

冗談はさておき、

 

「俺の話はいいんだよ。それよりもAfterglowの方は活動どうなんだよ」

「あたしたちはいつも通りだよ〜」

「そうか、それは安心だな」

俺はそれを聞いて安心した。

 

「この前蘭が言ってたんだけど、竜二とつぐの家で会ったって〜」

「あぁ、あの時は朝に羽沢珈琲店に行ってたんだよな。そしたらたまたま蘭がいてさ」

「いいなぁ。お姉ちゃんといい、蘭ちゃんといい、あたしもたまには竜二くんと遊びたーい!」

日菜は羨ましそうにしていた。

「あたしもー」

モカ・・・お前もかよ。

 

「だからたまたまだっての、今日だってたまたま2人に会ったんだからそれと一緒だろ?」

「ぶー!だって2人きりじゃないじゃん!」

どうやら2人きりがいいらしい。

 

「あのな?お前アイドルだろ。そんなほいほい男と遊ぶのもどうかと思うがな。モカもなんか言ってやってくれ」

「えー、あたしは日菜さんの気持ちもわかるからな〜」

「えー!そのくらいいじゃん!それに彩ちゃんだってこの前の休日竜二くんと遊んだって言ってたよ!」

うぐ・・・そういやそうだったな。

 

「はは・・・は、あの時は勉強してただけだからな?ただ遊んでたわけじゃないぞ!」

「じゃああたしとも勉強して!」

「お前勉強に困ってないだろ」

「いいの!あたしとも勉強してよ!彩ちゃんだけずるい!」

やべぇ、日菜が折れてくれない。これは思ったよりも相当ご立腹なようだ。

 

「はぁ・・・わかったわかった。またLANEでもして予定教えてくれ。」

「ほんと!?やったー!」

なぁ?!俺は間違っているのか!!

俺は甘すぎるのか紗夜よ!

 

「日菜さんVS竜二・・・竜二のかんぱーい」

「モカ・・・お前に慈悲はないのか・・・」

「ふっふっふ、いい事を聞いちゃったな〜。あたしも今度LANE送ろーっと」

なん・・・だと。日菜とモカと言う爆弾を1日にして2つも抱えることになるとは。

 

「はぁ・・・ここに紗夜と蘭が居てくれらこいつらを止めてくれるだろうに」

 

それからしばらく2人と話して、12時前くらいになってることに気づいた。

 

「さてと、そろそろスタジオの予約も入ってるし準備しないとな。まぁやる事ないならゆっくりしてってもいいけどな」

そうして俺は立ち上がった。

 

「ほんとだ!もうこんな時間!今日はお姉ちゃんと買い物いくんだ〜!だからあたしもそろそろ帰るね」

「あー!、蘭とトモちんから怒りのメッセージが〜。あたしもそろそろ行かないと〜」

どうやら日菜は紗夜と買い物。モカは2人との約束を遅刻してるっぽいな。

 

「紗夜と買い物か、珍しいな。モカ・・・お前は怒られてこい。それはさておき俺は仕事に戻るな。また暇なら顔出せよー」

 

「はーい。竜二じゃあね〜」

「竜二くん!またねー!LANE送るからね」

 

そのままスタジオの準備をすることにした。

 




今回はさほど文章量も少ないと思うのですが、割と個人的にはこの2人がセットなのを書いてみたかったので満足です!笑

誤字があったら訂正しますのでよろしくお願いします。
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