CiRCLEのアルバイト生活 〜失いながら手にしたモノ〜 作:わらびもち二世
テンポを良くしたいと日々模索しております。
誤字があったりした場合訂正するので、ご容赦くださいm(_ _)m
今日は朝10時ごろに羽沢珈琲店に来たところだ。
たまには来てくれとつぐに言われたので来た訳だが。
ガラガラ〜
「いらっしゃいませ!竜二くん?!」
「おおつぐー、たまには来てくれと言われたから早速来たぞー」
「こんなに早く来てくれると思ってなかったよ!蘭ちゃん!竜二くんが来たよ!」
そう言って蘭に呼びかけるつぐ。どうやら蘭がいるらしい。
「え、竜二が来たの?ほんとだ・・・」
「蘭久しぶりだな。つってもこの間CiRCLEにスタジオ入りに来てたか」
「そうだね。最近はCiRCLE意外で会うのが珍しいから」
「それじゃ竜二くん!ゆっくりしていってね!」
「おう!それじゃアイスコーヒー頼むな!つぐも接客頑張れよー!」
力強く相槌してそのままつぐは仕事にもどっていって、入れ替わりで蘭に声をかけられる。
「せっかくだし一緒の席に座りなよ」
なんだか嬉しそうだな。とりあえず一緒の席にすわるか。
「もちろんそのつもりだが?それよりこの前モカのやつが沙綾が俺とまりなのために買ってきたパン食い逃げしやがったぞ!」
そんな話をすると蘭は苦笑いしながら
「あー、それはモカが悪いね。今度竜二が怒ってるって言っとく」
「言っても聞かないだろうがな。」
そんなこんなで注文が届けにつぐがやってきた。
「お待たせしました!こちらアイスコーヒーになります!竜二くん!蘭ちゃんとゆっくりして行ってね!」
「サンキュー!今日はしばらくここにいるつもりだから暇なら話し相手になってくれよな」
「私でいいなら全然大丈夫だよ!暇なとき見つけて少し話にくるね!」
そう言いながらつぐは接客に戻って行った。
しばらく他愛ない話をしてたが、蘭が思い出したかのように聞いてくる。
「そういえばこの前のライブ終わった後竜二にあたしと一緒に楽器とかCD買いに行くの付き合ってくれるって言ってたはずなんだけど・・・?まさか忘れてないよね?」
・・・・・・ナンテコッタ
「・・・・・・ワスレルワケナイダロ」
「その顔は絶対忘れてたでしょ」
すごいジト目だな!圧を感じるぜ!
・・・素直になっとこう。
「悪りぃ!忘れてたぜ・・・」
そう言うと蘭は少し微笑んで
「ふふ・・・いいよ、許してあげる。ってか全然怒ってないんだけど」
「なんだよ。それならそうと早く言えって、軽く心臓縮んだわ!」
さすがに怒られても言い訳できねぇからな。
まさかからかわれてたとは。
「だって焦ってる竜二面白すぎ。竜二が焦るところなんてかなりレアだし」
少し可笑しそうに蘭は答えた。
「そりゃ流石に約束を忘れるのはいくらなんでも俺が悪いからな」
「別に買い物に付き合ってくれるのはいつでもいいから・・・また今度付き合ってよ」
そう言うと蘭は少し優しげに微笑んだ。
「ああ。そん時は携帯に連絡してくれよ」
「うん」
「今度またCiRCLEに来いよな」
「どっち道週末もCiRCLEでスタジオ予約してあるからすぐ会えるけどね。週末のスタジオは竜二も練習に付き合ってよ」
蘭はいつものことでしょ?と言わんばかりに言ってきた。
「まぁ別にそのくらいなら時間とれるからいいけどな」
「同じ学校だったら会う時間も増えるよ・・・?やっぱり中学の時みたいにあたしたちと一緒の学校に通わない?」
蘭が少しだけ申し訳なさそうに訪ねてくる。
「またその話か・・・無理だって言っただろ?」
この話は蘭と2人でいる時たまに出る話題だ。
蘭は真剣な顔で聞いてくる。
「竜二はさ・・・また高校に通いたいとは思わないの?」
「学生やるよりもやることがたくさんあってな。今はお前らのバンドの面倒とか見てるだけでお腹いっぱいだよ」
実際俺自身は学校に執着しているわけじゃない。
辞めたのも理由があっての事だし、特別後悔とかはしていない。
そんな俺とは裏腹に蘭やAfterglowの皆は高校でまた一緒に通いたいらしい。
「あたしだってわかってる・・・でも出来ればまた竜二と学校に通いたい」
ごめんな。蘭、今俺は出来るか出来ないかわからないことを口にすると思う。
「いつか・・・いつか色々落ち着いて余裕が出て来たらな?その時はまた学校に通うさ・・・だからしばらく待っててくれないか?蘭」
すると蘭は少しだけ微笑んで答えた。
「うん。待ってる」
「お前らも物好きだよなー、別にCiRCLEで会えるんだし学校一緒に通いたいだなんてさ」
本当に物好きな奴らだ。悪い気はしないけどな。
蘭は何か思い出したかのように
「そっか、香澄たちも竜二と通いたいんだったっけ?その時はどっちの高校に転入するの?こころと香澄に聴いたよ。花咲川に3ヶ月くらい通ってたって・・・なんで高校辞めちゃったの?」
珍しいな。蘭がここまで踏み込んでくるなんて、まさか花咲川高校に通っていたことを聞いてたとはな。
「・・・その話もまたいつか絶対ちゃんと話すから待っててくれないか?どっちの高校に行くかもその時にきちんと決めるから」
にしてもまた学生かぁ。自分の年齢さえはっきりわかってないのにな。
「わかった。ごめん。竜二を困らせたいわけじゃないんだけど・・・」
蘭は申し訳なさそうに答えた。
「なーに言ってんだよ。蘭は俺と居たくて色々心配してくれてるんだろ?謝るなら俺の方だよ。いつもありがとうな?蘭。」
そう言って俺は微笑んでみせた。
すると蘭は少し嬉しそうに俯いて、
「うん・・・あたしは中学の時本当にたのしかったんだ・・・1年の時転入してきた3年の竜二とたまたま屋上で出会って、たった半年だったけど、Afterglowの皆と同じくらいの時間を過ごしたと思えるくらいすごい楽しかった・・・」
懐かしいよな。たまたま蘭たちと同じ学校に通ってたのが奇跡みたいだ。
「ああ。俺もあの時はすごいたのしかったぞ!まさかバンドやるとは思ってもなかったけど、やったらやったでみるみる成長していくから驚いたよ」
本当に初心者かと思うくらいの成長スピードだったからな。
「最初は竜二もバンドに入ってもらうつもりだったんだけど?嫌がるし」
少し恨めしそうな顔で聞いてきた。
「あのときも言ったろ?俺だけが楽器とバンド経験者だったからな。俺はバンドやってこなかったお前らだからどんな音楽を演奏していくのか外から見て見たくなったんだよ」
これは紛れもなく本心だ。自分が入ることでその妨げになっちゃうような気がしたからな。
「その割に誰かさんは半年経って卒業間近だったのに急にに遠くに転校したんだけど?」
まさかその時のことを言われるとは!
「その節はご心配をお掛けしました!!!」
すると蘭は少し可笑しそうに微笑んで、
「ふふ・・・いいって。今は皆一緒にいられるし、会おうと思えばいつでも会えるし」
確かに今はいつでも会おうと思えば会えるもんな。
「色々事情があってな、でもちゃんと手紙書いたろ?!」
「いやいや・・・いきなり新年に「今年中のどっかでそっちに帰る」なんて適当な手紙来ても困るし」
呆れ顔で蘭が答えた。
「すまん!」
すると蘭は少しだけ微笑んで優しげに答えた。
「いいって。また今度色々聞かせてよね?それじゃ、あたしはこの後モカと予定があるから行くね。つぐ!あたしはそろそろ行くから暇なときに竜二の話し相手になってあげてよ」
「う!うん!蘭ちゃん!また来てね!」
「蘭!今日はありがとな!モカにもよろしく言っといてくれ!」
すると蘭は店を出ていく間際に。
「あと竜二!竜二もAfterglowのメンバーだから!それじゃあね。」
そうして蘭は店を出で行った。
まだ10分の1も話を書けていないという!笑
マイペースですが、地道に投稿していくのでよろしくお願いしますm(_ _)m