CiRCLEのアルバイト生活 〜失いながら手にしたモノ〜 作:わらびもち二世
ハロハピメインの回です。2話構成にしようと思っております。
今はCiRCLEでの手伝いを終えて家でゆっくりしているところだ。ちなみに今は夜9時になる。
prrrrr
「ん、なんだ?電話が鳴ってるな」
着信を見ると美咲からだった。美咲から連絡来る時はだいたいバンドの相談事なんだよな。
「よぅ!どした美咲、こんな時間に」
「竜二さんこんばんは。今は時間大丈夫ですか?」
「今は家で少しゆっくりしてたところだから大丈夫だぞ」
「助かります。あのー、実はバンドの事で助けて欲しいことがありまして・・・・・・」
「ほほう・・・まぁどうせこころ関連のことなんだろ?」
「そうなんです!竜二さんならわかってくれると思ってましたよ。」
美咲は俺にすがるように答えた。
「どうせ曲作りが難航してるんだろ?いつもだいたいそんな要件だからな」
「あはは・・・・・・いつもの如くこころの鼻歌を語源化するのを手伝ってくれませんか?」
美咲が乾いた笑みを浮かべながら答えた。
「その要件って結構急ぎのやつなのか?」
「実は週末にCiRCLEで練習するんですけど・・・それまでに合わせれる程度にはしないといけないので」
週末って今は水曜日だぞ!大丈夫かよ。
「おいおい!それはかなり急ぎじゃねぇか、そうだな・・・明日学校終わってからこころの家にでもいけばいいか?」
「はい。明日はハロハピで集まるんで来てくれるととっても!助かります。花音さんにも伝えておきますね」
「おっけ。わかった、それじゃ明日は早めに上がれるようにしておく」
あとでまりなにLANEで連絡しとかないとな。
「はい。それでは明日はなにとぞ!よろしくお願いします」
「ああ。それじゃあな」
美咲が最後に縋るように言ってきた。
電話を終えた訳だが、一応こころにも伝えておくか。
prrrr
「もしもし!竜二ねっ!どうしたの?珍しいじゃない!私に電話してくるなんて!」
相変わらず元気だな!声でかくて若干びっくりしたわ!
「あーこころか?美咲に頼まれてな。明日の夕方にそっちの家に向かうからその連絡をだな」
「あら、明日は竜二が遊びに来るのね!それは嬉しいわ!さっそく明日の準備をしなくちゃ」
「いやいや、遊びに行く訳じゃないからな。曲作りが進んでないって聞いたぞ?それを手伝いに行くんだよ」
「なぁんだ、その事ね!心配しなくても大丈夫よ?いつも美咲がなんとかしてくれるもの」
「お前なぁ。美咲にもっと感謝しとけよ?あいつ結構曲作り難航してるみたいだからな」
美咲も相変わらずなかなか大変そうだな。
「そんなの当たり前よ?美咲にはいつも感謝しているわ!はぐみにも薫にも花音にもミッシェルにも!もちろん竜二にもね!」
ま、こころはこう言うやつだから憎めないんだよな。
「ま、それならいいんだけどよ。」
「明日は楽しくなりそうねっ?竜二!」
遊びに行く訳じゃないんだけどな。まぁこころが楽しそうならいいか。
「ともかく、なんとかして週末までに形にしたいんだろ?なら明日にはある程度完成させないとな」
「竜二が来てくれるなら安心ね!皆もきっと喜ぶと思うわ!」
「まぁ喜ばれる事に関しては悪い気はしねーけどな。さてと・・・それじゃそろそろ切るぞー。」
「ええ!明日は楽しみにしてるわよっ!おやすみ竜二」
こころとの電話を終えた。
おやすみって言われても、まだ9時回ったとこだからな。寝るには早すぎる。
家でゆっくりするつもりだったが、気が変わったので少し外に出かける事にした。
ひとまずゲーセンの方に向かう事にするか。
しばらく夜の街を歩いていると見知った顔の人物が少しぎこちない姿勢で歩いていた。
「ん?おーい千聖か!お前こんな夜遅くに外で何やってんだー?」
「竜二くん⁈竜二くんこそこんなところで何をやっているの?」
千聖は少しだけ驚きながらも、少し安心したように俺に呼びかけた。
「俺のことはいいんだよ。ただの気晴らしでちょっとゲームでもやりに行こうかと思っただけだ。1人か?」
「ええ。今日はパスパレとは別の仕事があったのよ。その後少しベースのレッスンを受けていて少し遅くなってしまったの」
あぁそういえば、千聖はパスパレ以外でも色々仕事してるんだっけか。
「お前な、芸能人なんだからあんまり遅くに外を出歩くなよな。せめてタクシーでも拾って帰れよ」
「そうなんだけど、そこまで遠くでもなかったし、徒歩でもいいかなと思ったのよ。けど意外と人気のない道で正直少し怖かったわね・・・竜二くんが来てくれて助かったわ」
千聖は少し苦い顔をしながら答えた。
「ったく、ならもっと大通り沿いの人がたくさんいる道から帰れよなー」
「そうよね・・・失敗したわ。あまり人目につきたくなかったからこの道を選んだんだけど、失敗だったわ。反省しないとね」
どうやら、本当に反省してるみたいだ。
俺も別に怒ってるわけではないんだがな。
「まぁ俺も無事ならいいんだよ。徒歩で帰るなとは言わねーけどこれからは何かあったらすぐ連絡しろよ?迎えが欲しい時なら帰り道くらいは付き合うぞ」
「ええと・・・つまり、その、私が迎えに来て欲しいってお願いしたら来てくれる・・・ってことなのかしら?」
千聖が少し下を向いてもじもじしながら俺に聞いてくる。
「あぁ。夜遅くで徒歩の時はな。」
「ほんと?!ありがとう。ふふっ・・・やっぱり竜二くんは優しいわね?」
どうやら結構喜んでくれたみたいだな。
「だろ?じゃあこの隙に千聖の好感度でも上げておくとするか。」
「まったく・・・あなたはそういう事をいちいち言わなければ普通に格好いいのよ?・・・どうせ照れ隠しなんでしょうけど」
最後の方は少し聞き取れなかったが、千聖なりに褒めてくれたみたいだ。
「まぁ俺ほどのイケメンはいないだろう。」
「竜二くんは特別顔が良いってタイプではないと思うけれど?」
なんだと!お前それ一番傷つくやつだぞ!
そんなこんなで色々話していたが、俺はふとこの間彩とCiRCLEで勉強した事を思い出した。
「あ、そういやこの前彩に勉強教えてやったぞ。千聖かなり心配してたろ?」
「あら?そうだったのね。あ、だから彩ちゃん勉強の事急に不安がらなくなったのね」
「ま、一応年上だしな。俺はそんな多忙でもないからある程度はな?千聖も何かあったら言えばいい」
「ふふっ・・・そういう軽はずみな事を言うと後で後悔するわよ?意外と甘え上手なのよ?私。」
千聖は嬉しそうに、少し悪戯な笑みを浮かべで答えた。
「へいへい。丁重にもてなしますよ。」
そうこうしてるうちに千聖の家に着いていた。
「さてと、家に着いたみたい。送ってくれてありがとうね。竜二くん」
「おう。今日はゆっくり休めよ?」
千聖は名残惜しそうに
「まだまだ話したかったけれど、続きはまた今度にするわ。竜二くんも帰りに気をつけてね?」
まぁまたこういう機会もあるだろう。
「おうよ。それじゃ、またCiRCLE来いよな。おやすみ千聖」
「ええ。おやすみ竜二くん」
そのまま家の中に入っていくのを確認したあと、俺はこの場を後にした。
こころと美咲と千聖を登場させました。
今回はハロハピメインの話なのですが、千聖も登場させてみました!
誤字など色々ミスっていたら、訂正するのでご容赦くださいm(_ _)m
いつもみてくださってる方々ありがとうございます!