BanG Dream!~1人ぼっちな2人~完結   作:レイハントン

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本編とは関係ないです


氷川紗夜 氷川日菜 誕生日記念回

「ねーねー!! 起きてよあっくん!」

 

 平和な睡眠時間を邪魔するように氷川紗夜の妹、氷川日菜が馬乗りになって俺を揺すってくる。

正直邪魔で仕方ない。重くはないけど邪魔だ。非常に邪魔だ。

 

「うるせぇな~。今何時だと思ってるんだよ………」

 

 なぜ休みの日に早く起こされないといけないんだ……。

前日調べものが思った以上に時間かかって寝たの夜中の1時なんだよ。

午前中は寝てようと思ったのにこれだ。姉妹でこうも違うかね………。

 

「日菜、彰兎がかわいそうよ」

 

「紗夜もそう言ってるだろ? …あと1時間くらいほっといてくれよ………」

 

「どうせ次の日休みだからと言ってまた夜更かししてたのよ」

 

「不規則な生活は美容の敵だって彩ちゃんが言ってた!」

 

 こっちの味方だと思ってた紗夜からのまさかのボディブロー。 そして的確に俺のしていたことを当てにくるのがまたなんとも言えん。

つうか彩が言ってたことなんて知るかよ。俺は別に美容なんて興味もなければ、しようとも思わねぇし。

 

「・・・・要件は?」

 

「私達とデートしよう!」

 

「・・・は?」

 

 コイツはなに言ってんの? デートはまだわかる。“達”なんだよ、“達”って。

いくら友達が双子の姉妹だからって一緒にはデートしないだろ。それに付き合ってるわけでもないし。

 

 ホントこの突拍子なことを言うから日菜は苦手だ。

紗夜が止められないのも頷ける。

 

「だって誕生日だよ?」

 

「誕生日だからって言って、なぜデートになる?」

 

「なんとなく」

 

「おいおい」

 

 なんとなく、これから俺はデートに連れて行かれるらしい。デートじゃなくてdeadだったら面白いのに。ははは………面白くないな。

 

 要するに一緒に出かければ事が大きくならずに済むか。

デートではなく遊びにいくという考え方に変えよう。

 

「仕方ない。準備するからハヤテの散歩にでも行ってこい」

 

「それなら、今さっきお姉ちゃんが行ったよ?」

 

「はえーなおい。どうりで声が聞こえない訳だ」

 

 ということは・・・・俺は部屋で日菜と2人っきりか。

うん。この馬乗りになられてる状況。寝起きという状況。

非常にマズいな。

 

「とりあえずどいてくれよ」

 

「あー、ごめんね」

 

 ようやく俺の上からどいてくれた日菜。滞在時間およそ10分。

そしてこれから始まる質問タイム。うん地獄だ。

 

「あっくんはお姉ちゃんの誕生日なににしたの?」

 

「内緒だ内緒。バラされたらひとたまりもないからな」

 

「えー大丈夫だよー! あたし口は堅い方だよ?」

 

「嘘つけ! お前そう言って、この前のホワイトデーの日のプレゼントもバラしたよな?!」

 

「そうだったっけ?」

 

 コイツは………。紗夜と仲良くなってからやたらと一緒に居る時間が増えたような。

 

 そんなことよりだ。

今日のために何日も前から紗夜…ついでに日菜への誕生日プレゼントを考えてた。

昨日の夜更かしでようやく決まった所だ。

 

 向こうから出掛けるなんて誘ってきたおかげで準備は整った。

運良くその事を忘れてたから、自然な形で出掛ける事が決まって良かった良かった。

 

 名付けて、さよひな誕生日大作戦!

 

 自分のネーミングセンス無さすぎて萎えるわ………。

 

「あっくん…外眺めてないで、早く準備してきたら? お姉ちゃん早いコースで帰って来るって言ってたよ?」

 

「はぁ?! なんでいつもいつも大事なことを先に言わないかなー!」

 

 朝からバタバタと準備をしていたせいで有咲に怒られたのと、紗夜が帰ってくる直前に準備が終わったなんて口が裂けても本人に言えるわけがなかった。

 

 日菜がちゃんと伝えてくれればこうはならなかった………。

 

 

 

 

 

「で、結局どこに行くんだ?」

 

 準備が忙しかったもんだから、目的地に向かう途中で聞くしかなかった。

 

「日菜、話してなかったの?」

 

「うん。あっくんの準──」

 

「あー! そうだそうだ! そういえば最近ドッグカフェ出来たの知ってるかー?!」

 

 もう大声で誤魔化すしかなかった。日菜には今後も要注意だな。

ここはこの話題を出しておけばどうにでもしてやる!

 

 2人を見ると、なぜかキョトンとした表情で俺のことを見ていた。

 

「今からそこに行こうと思ってたのよ」

 

「あっくん、エスパー?!」

 

「え? あっ、ま、まぁな」

 

 なんか知らんけど誤魔化せたみたいで良かった良かった。

人間、時にはハッタリも必要なんだな。

人生という難しい問題を考える俺であった。………勝手に終わらせちゃダメか。

 

「そのドッグカフェにはどんな犬が居るんだ?」

 

「えっとねー。確か……」

 

「柴犬、ダックス、チワワ、ハスキー、他にもたくさん居ました」

 

 若干のドヤ顔で俺と日菜に伝えてくる紗夜。しかし、それに気付いたのか、咳払いをして視線を逸らす。その顔は赤い。

 

 いったい俺はどうすればいいんだ?

 

「さすがお姉ちゃん。わんこ大好きだもんね!」

 

「お前それ、フォローになっとらん」

 

「そ、それよりも。ドッグカフェのあとの予定は決まっていないのだけれど、彰兎は行きたい所ある?」

 

「行きたい所? ん~」

 

 行きたい所ね~。

俺は正直ネトゲしたい。だからと言って提案するわけにもいかないか。

 

「2人に任せるよ。誕生日なんだし」

 

「本当?! じゃあどうしよっかな~♪ どうするお姉ちゃん!」

 

「焦らないの日菜」

 

「まぁ、ゆっくり決めてくれや」

 

 変な所にさえならなければ俺は構わない。

2人の誕生日に口出ししても仕方ないしな。楽しければそれでいい。

 

「ショッピングとかは?」

 

「彰兎が暇になっちゃうわよ」

 

「じゃあ映画とかどう?」

 

「調べてみるわね」

 

 後ろから眺める2人はどこか楽しそうだ。

本当の姉妹なのにすれ違って……お互いの気持ちに気付けなくて。

まっ……俺も似たようなものか。

有咲とことあるごとに喧嘩してた時期が懐かしいな~。

悪戯で盆栽隠したりしたっけ。盆栽の手入れ用のハサミ向けられて、「止めるよ?」と言われた時は背筋が凍ったよ………。

 

「ん?」

 

 1人思い出に浸っているとき──通りかかった公園から聞こえてきたギターの音。

ふと足が止まる。

視線の先には、公園のベンチに座って赤いギターで演奏する男の人が。

 

 気付いたのは俺だけじゃなかった。

 

「この音ってギターだよね?」

 

「そうみたいね。……すごい」

 

「なんかこう……惹きつけられるって言うのかな?」

 

「………ええ」

 

 2人もギターを弾いているからわかるんだろう。

俺は素人だから全くわからないけど、なんとなくすごいっていうのはわかる。

 

「行ってみようよ!」

 

「ちょ、日菜待てって!」

 

 1人走って行ってしまった日菜を追いかけるように、俺と紗夜も走った。

 

 俺達が来ても気にする素振りも見せずに目を閉じて弾く男の人。

しばらく演奏すると、ちょうど終わったのか目を開く。

 

「ん? き、君達は?」

 

「演奏すごかったです! るんってきちゃいました♪」

 

「る、るん?」

 

「日菜、困ってるでしょ。…すいません」

 

「あはは。大丈夫だよ」

 

 苦笑いいただきました~。

いやもうホントすんませんでした。いきなりるん、なんて言われてもわかりませんよね~。

俺も全然わからなかったよ。今も……うん。全然わかんねぇや。

 

「君達は、地元の子?」

 

「はい。えっと……」

 

 どう呼んだらいいのかわからず、言葉が詰まる。すると、察してくれたのか、自己紹介をしてくれた。

 

 

 

「あ、俺の名前は神山恵。以後、お見知りおきを」

 

 

 

 不思議だ。初めて会ったはずなのにどこかで会ったような気がする。

でもどこだ? ………思い出せない。

本当にこの人に会ってるのか?

 

「氷川紗夜です。こっちは妹の」

 

「氷川日菜です!」

 

 2人が自己紹介した中、何も言わない俺を見て、神山さんが首を傾げる。

 

「君は?」

 

「あ、えっと。市ヶ谷彰兎です」

 

「市ヶ谷…彰兎……ん? どこかで聞いたような」

 

 この人も同じことを………。

 

「気のせいかな。それよりもギター聴いてくれてありがとう」

 

「いいえ。………どうしたら上手く弾けますか?」

 

「ストレートだね。ん~上手くね」

 

 紗夜のストレートな質問に神山さんは考えこむ。

公園で遊んでいる人は誰も居ない。風の音だけがただ響く──

 

「俺は…特殊な経験してるから上手いだけかも。プロのギタリストと比べられた時はたまったもんじゃなかった」

 

「比べられただけですか? それなら私も同じ経験をしてます」

 

「それプラス勝手な期待とか……一番は自分がどうなりたいか。じゃないかな?」

 

 ………どうなりたいか。

 

 神山さんの言葉は自然と心にスッと入ってくる。

この人は今までどういう経験をしてきたんだろう。たぶん俺してきた経験よりすごい。

 

「自分の演奏で誰かを笑顔に出来ればそれでいいって思ってる。そんなのは逃げだって言われることもあるけどね」

 

「良いと思います。俺もこうなりたいって言うイメージはありますし」

 

「そうか。若いうちはチャレンジだ。今しか出来ないことだってあるし」

 

 そう言うと、神山さんはギターをケースへとしまい始める。ケースの中には赤いベースもあった。

 

 ベースってことはこの人、ベースも弾けるのか?

 

「じゃあ俺は行くから。またどこかで会えたら」

 

「「「さよなら」」」

 

 俺達に背を向けて、公園をあとにした。

 

 すごい不思議な人だ。

どんな経験してきたのか聞いてみたかったな。

 

 予想外の出来事で少し予定が狂ったが、新しく出来たドッグカフェへと向かった。 

 

 

 

 

 

 歩くこと約20分。

日菜のお陰である意味会話が途切れずに済んだ。

けど、紗夜と話した記憶はあまりない。たまにはこういう日もあるか。

 

 今から嫌でも話すことになりそうだし。

 

「お姉ちゃん、すごいね!」

 

「ええ……。早く入りましょう」

 

「お、おう」

 

 いつもなら入りましょうで済むところを、早く入りましょうか。

よっぽど行きたかったんだな。

 

 2人の後について行くように中に入ると、たくさんの犬が居る。紗夜が言っていた犬種の他にも数匹。

 

「うちのハヤテの方がイケてるな」

 

「そうかな~? ここのわんこも可愛いと思うよ!」

 

「日菜の言うとおりよ」

 

 そう言う紗夜の目はキラキラと輝いて見えた。

ちなみに紗夜は、ポテトか犬で釣れることもしばしば……。ポテト何回奢らされたことか。

 

「お客様、三名様でよろしいでしょうか?」

 

「はい」

 

 犬に夢中の2人の代わりに答え、テーブルに案内された。

 

「おいおい。早く来いって」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「今行く~」

 

 夢中になりすぎだって………。

ここは俺がしっかりしないと。

 

 どうやら気が抜けないみたいだ。

 

 とりあえず紅茶を3つ頼み、来るまでの間犬と戯れることにした。

日菜はゴールデン。紗夜はダックス。俺はその2人を見ているという、お前何しに来た感が強い行動をしている。

 

「モフモフ~♪ 朝のあっくんの頭みたい!」

 

「お前それけなしてるだろ」

 

「あれはボサボサなだけよ」

 

 ごもっともです。言い返す言葉も見つからん。

 

「あっくんは触らなくていいの?」

 

「毎日触れ合いたくなくても触れ合ってるからいいの」

 

「触れ合っているというより、触れ合ってもらってると言った方が正しいわね」

 

 まぁ実質そうなんだけど。そこまで傷口えぐることないじゃん。

 

「だからあっくには懐いてないんだ!」

 

 塩まで塗ってくるのかお前ら。

片やドストレートに言ってくるわ、片や長く一緒に居るから遠慮がないわで俺死んじゃうよ?

もう少し優しくしてもらわないと土に帰るよ?

 

 そんな願いが通じることもなく、2人は何事もなかったように犬と触れ合っている。楽しそうに会話しながら。

 

 自分の好きなことをしてると、人って自然と笑顔になるものなんだな。

ふと紗夜を見ていると、いつもより笑顔を見せる回数が多い気がする。

 

「彰兎?」

 

「ん? どうした?」

 

 声をかけられ我に帰った。

 

「大丈夫? ぼーっとしてるみたいだけど」

 

「大丈夫大丈夫。……楽しそうだなって考えてただけだ」

 

「そ、そう」

 

 さて。どこのタイミングで誕生日プレゼント買いに行こうかな。

 

 パッと決められなかった自分が憎いよ全く。

誕生日プレゼントってその日にサプライズで渡した方が良くね? いや待てよ………。

 

 買う物は決まってるけど、本人達の好みは知らないんだよな。

長年一緒に居る紗夜はともかく日菜の好みは知らん。

仕方ないここは奴に聞くか。

 

 スマホをポケットから取り出し、連絡アプリを開く。

上から3番目に表示されている丸山の場所を押した。

トーク画面に変わり、最後に話したのは一昨日。この時も誕生日プレゼントについて丸山と話してた。

 

『誕生日プレゼント決まったんだけど、色とか柄の好みがわかんねぇ……』

 

 送信ボタンを押して画面を閉じる。

数分も経たないうちにスマホが震えた。

 

 はえーなおい。

 

『日菜ちゃんはその場の気分で変わるかもだから、本人に選ばせてあげるのが一番だと思うよ?』

 

 なぜ日菜のアドバイスだけなのかはわからん。紗夜へのプレゼントは決まってるだろみたいなことか?

そんなわかりやすいかね俺は。

 

 丸山とやり取りを繰り返し、徐々に今後のことを決めていった。

 

 

 

 

 

 

 数時間後。

かなり長い時間、ドッグカフェに居たような気がする。

このままだとキリがないから、とりあえず今日はここまでと俺が切り上げて、江戸川楽器店に来た。

ちなみに全額俺負担。

 

「ねぇねぇ。どうしてここに来たの?」

 

「なんでって。お前達の誕生日プレゼント買いにきたんだよ」

 

「本当?! なに買ってくれるの?!」

 

「アンプだアンプ」

 

 特に驚かれることもなく、かと言って否定されるわけでもない

一番反応に困るやつだ。

 

「……理由は2つ。お揃いの物を買ってやりたかった。ギターをやってるから」

 

「お揃いか~。いいね! るんってきた♪ お姉ちゃんは?」

 

「私も…良いと思う」

 

 微笑む紗夜の表情はどこか寂しそうだ。

声をかけようとすると、日菜に連れられてアンプが置いてあるガラスケースへと行ってしまった。

 

「おっ、彰兎君いらっしゃい」

 

「こんにちは、鵜沢先輩」

 

 今話かけてきたこの人は、鵜沢リィ先輩。ここ、江戸川楽器店でバイトをしているうちの学校の先輩だ。

 

「今日どんな用で来たの?」

 

「アンプを2つ程。……学割ってありますよね?」

 

「もちろん!」

 

「よし」

 

 ここで買う理由は学割があるからだったり………。

まぁ馴染みの店の方がな。

 

 アンプを探している間に俺は1人別の売り場に向かった。

 

 

 

 

 

「毎度あり~」

 

 アンプの入った袋を片手に江戸川楽器店を出た。

 

 2人が気に入ったアンプを買い、江戸川楽器店を後にした直後、日菜のスマホが鳴った。 

 

「誰からだろう……。もしもし?」

 

「彩ちゃん? うん。うんうん。本当?! じゃあ今から行くね! じゃああとで!」

 

 なんか話が勝手に進んでるような気がするのは気のせいだろうか。

いいや気のせいではない。たぶん丸山からの電話だろうけど、いったいなにを日菜に話した?

 

「今からプレゼントくれるみたいだから、あたし行ってくるね!」

 

「お、おう……唐突だな」

 

「荷物は私が持って帰るから、行ってきて大丈夫よ」

 

「本当?! ありがとうお姉ちゃん! あっくん、誕生日プレゼントありがとう♪」

 

 言いたいことを全て言って、日菜はさっさと行ってしまった。

相変わらず元気な奴だ。紗夜とは正反対と言っても過言ではない。

 

 その直後俺のスマホが震えた。取り出して見ると、丸山から『あとは頑張ってね!』と連絡アプリにメッセージが来ていた。

いったいなんのことだ。

 

 なんとなくガッツポーズをしている丸山が頭に浮かんだ。

 

「とりあえず……」

 

「私達は帰りましょうか」

 

「だな。その前に……」

 

 ちょうど紗夜と2人になれたしいいか。

 

 アンプの入った袋から、紙袋を1つ取り出して紗夜に渡した。

 

「これは?」

 

「………紗夜への誕生日プレゼントだ」

 

「私の?」

 

「いつも世話になってるからな。そのお礼も込めて」

 

 恥ずかしさのあまり、思わず視線を逸らして言ってしまった。

その直後、ふと丸山の言葉が思い浮かんだ。

 

 あの野郎。俺が別で紗夜に誕生日プレゼント用意してるの知ってたな? どこ情報だ?!

 

「ありがとう。開けても大丈夫?」

 

「どうぞどうぞ」

 

 紙袋から取り出されたのは、古代紫色のピック。

 

「ピックね。どうしてこれを?」

 

「アンプは2人の誕生日だから、他にないかって考えた時に思いついたのがピックだった」

 

「そう。ありがとう」

 

 そう簡単にお目にかかれない紗夜の笑顔。犬と触れ合ってる時とはまた違う感じの。

 

 いつの間にか、そのあまり見れない紗夜の笑顔に惹かれていったのかもな。

 

「どうしてこの色なの?」

 

「3月20日のバースデーカラー。色言葉は落ち着き、品位、高貴。パーソナリティは物事を冷静に判断出来る人。紗夜にピッタリだと思う」

 

「そうかしら。……日菜は?」

 

「日菜は正反対って言ってもいいくらいだな」

 

「ふふっ。そうかもしれないわね」

 

 

 

 この日の帰り道の話は絶えることはなかった。

 

 

 紗夜、日菜、誕生日おめでとう。

 




さよひな誕生日おめでとう!!
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