流れだけ一致してるってテンプレとして一致してるだけな気がしてきた。
とある少年はゲームが好きだった。
ありふれたゲーム好き少年だった。
とある物に合うまでは。
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少年はゲーム攻略動画をよく見ていた。
平均的な腕前しか持たない少年は、攻略動画を見ないと出来ないものもあった。
しかし、少年はそこで1つの動画と出会う。
整地動画だった。
サムネイルからゲームと察しは付くものの、整地動画と言うギャップを不思議に思い、動画を再生した。
その動画はただただ単純に立体的な四角いドットで描かれたようなブロックを壊す作業だった。
不思議だった。何処が面白いのか分からなかった。ゲームとすら認識できない作業だと思った。しかし、気づくと20分ある動画を見終わっていた。
このゲームの名前が気になり、説明欄を開く。
そこには〈Minecraft〉と書いてあった。
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「で?これが君が愛するゲームとの出会い?」
「そうだけど?」
青年二人が揃って歩いている。制服を着ている様から中高生だと分かるだろう。
「何かパッとしない出会いだなぁ」
「うるせえ。出会ったことが重要なんだよ」
他愛もない雑談をしながら帰宅する二人。
信号機に差し掛かる。
「お、青になったね」
「車来てるから早く渡るぞ」
「え、ちょっと待って、危」
それが、親友と言葉を交わす最後の言葉だった。
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「何処だここ」
白いタイルが等間隔で敷かれている。地平線まで続いているように見える。
「本当に何処だここ。って自分は今さっきまで何を・・え、もしかして事故った?ってことはここは夢の中?いや、感覚的におかしい」
目の前にMinecraftでお馴染みのダイヤツルハシを念じる。
「うわ、本当に出た。本当にドットっぽい。明晰夢かここ。次はお金を!」
諭吉を念じる。
「あれ、反応がない。他は?」
10円玉を念じる。
「おかしい、出てこない」
「それで力の確認は十分か?」
後ろから声が聞こえる。明晰夢が制御出来なくなってるのか?
「消えろと念じても消えないぞ、儂は」
「誰ですか貴方は」
後ろを振り向きつつ一応消えろと念じてみる・・・が、消えない。とりあえず丁寧に接したが、本当に誰だこいつは。
「儂はこの空間の主じゃ」
「ここは私の明晰夢では無いのですか?」
明晰夢に割り込んできたようにしか見えないんだよ。
「お主が念じたものはこれじゃろ?」
あいつの手に諭吉が束になって存在している。
「簡単に説明すると儂は神じゃ」
例えこいつが神だとして、今までのことは説明できるのか?
「簡単じゃ。お主の力が働いてその
「その力というのは?」
そう、その力と言うのも気になる。
「『
「聞きたいことが色々あります。まず1つ、生前ということは私は死んだのですか?2つ、なぜその能力を私に?」
あいつが神だと辻褄が合うことがある。仕方ないが本物と考えて動くべきだろう。
「1つ目じゃが、お主は死んでおらん。新しく生まれ直して貰うため、生前と称したのじゃ。2つ目は新しく生まれ直すからと儂が与えた『程度の能力』がお主用に変化したのじゃ」
生まれ直す?つまりネットでありふれている転生?
「お主には色々話せない事情があり、生まれ直す理由は言えないのじゃが、転生する世界を説明することは出来るのじゃ。その世界は『東方project』という物に酷似しているらしいんじゃよ」
転生理由は何だ?ただの娯楽か?ミスか?とりあえず放置だ。
「分かりました。転生される時期は分かりますか?」
時期は聞かないと危ない、東方事態にそこまで詳しくないから流れがつかめない可能性がある。
「時期は・・・『東方project』が始まる前辺りと思うんじゃ」
「思うとは?厳密に分からないのでしょうか?」
神に喧嘩を売る行為に取られかねないが、もっと詰めていく。
「分からないのじゃ。分かる必要も無いと思ったのでのぉ。お主も生まれる前から生まれる時期のことを知っていた訳ではあるまい?」
成る程。道理だ。
「では、記憶は受け継がれるのでしょうか?」
「受け継がれるぞい」
ならいい。Minecraftの記憶が消えることだけは勘弁だ。
「生まれる姿は赤ちゃんからと?」
「そうじゃの。普通に生まれ普通に育つはずじゃ」
これぐらいにしとくか?他、小説とかだと聞いたりすることあるか?
「それくらいでいいかの?転生の時じゃ!」
足元が不安定になり、目の前が眩しくなってくる。
「それじゃあさようならじゃ!」
何故か定番の穴に落ちるはめになった。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」