(モンハンのしすぎです。)
ちょっとしたシリーズを書きます。2、3話くらいで終わる予定。
第六話 雨乞の因編(あまごいのよすが)
ーーSaid Sigmund ーー
やぁ、シグムンドだよ。今日は兄さんとクエストに来るはずだったんだけどミラさんに連れ去られたから一人でいってるんだ。内容は「雨乞いできる方募集」っていう嵐龍にもってこいの仕事だった。
クロッカスとマグノリアの間の秘境。ガハザラ。
「ようこそお出でなさいました。ガハザラ村長のガーンザイと言います」
村長さんが出迎えてくださり村長さんの家で説明を受けた。
「フェアリーテイルのシグムンド・ラートム・アマツと言います。よろしくお願いします」
「紋章を見せていただいても?」
僕は背中を見せて紋章を確認してもらう。
「この村はですねこのような辺鄙な場所にございまして。数年おきに雨が降らなくなるのです」
ガーンザイさんは窓の外を見て一回ため息をついた。
「溜め池もあるのはあるのですが全くと言って良いほど水がない状況なのです。もって後三日ですかね」
「わかりました。とりあえず溜め池と池に繋がる川を見させていただいても良いですか?」
「わかりました。少しお待ちください」
そう言って村長さんは家から外へ行き、村役場のような大きい家へと入っていった。
僕も外へ出ると村の子どもが興味ありげにこちらを見る。
「あなたはだぁーれ? どんな人?」
「僕は雨乞いできる魔法士だよ」
「魔法士! ほんと!?」
「ほんとだよ?」
村の子どもにギルドのマークを見せる。
「ほんとだ! フェアリーテイルのマークだ! でも口を閉じながら喋ってるのはなんで?」
「僕は喉が悪いんだ。だから腹話術っていう方法で喋ってるの」
「魔法じゃないんだ。なんだ」
「少しだけ見せてあげようか?」
「良いの?」
僕は女の子から2メートルくらい離れて魔力をまとい少しだけ空に浮く。
「すごい! わたしもしたい!」
「こらメイカ! すみませんこの子ったら」
「構いまわないですよ。 少し浮くだけだよ」
僕はそう言ってメイカちゃんを少しだけ浮かせてあげた。
閑話休題
「シグムンドさん、ここが村の溜め池です。この通りもう少しで干上がる寸前なのです」
僕は村の溜め池に来ていた。少し変な魔力を感じる。それにこの村では無い者の匂いがする。
「ここに流れる川の方へ行きましょう」
「こちらです」
池に繋がる川を少し登り険しい山道になり始めたところで川の中に入った。
「大分水位が減ってるんですね」
(底筒の水が濁り始めてる。魔力の残滓の影響。こういうのは兄さんの役目なのに)
「まずは川の浄化を。そして雨乞い、この川を濁した犯人の捜索と捕縛が今回の仕事ですね」
「どういうことですか?」
「この川自体に魔力が流れた形跡があります。自然にできた流れではない魔力が」
「わかりました。本来なら雨乞いだけですのでボーナスという形で追加報酬は払わせていただきます」
「では二時間後ここで村長だけ来てください。気になるでしょ? 僕は魔方陣の準備をしてますので」
(兄さんが居れば楽なのに)
そのころシグルドはミラのサタンソウルの練習だいになってましたと。終わり
こんな駄作にお気に入りをしてくださった方々の
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様。ありがとうございます。これからも頑張らせていただきたいので応援よろよろー