暗殺教室 28+1   作:水野治

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ヒロイン候補3人になったということで倉橋さん回です。
どちらかというと倉橋さん回っていうよりはオリジナルの話に倉橋さんを登場させてるっていう感じです。


第19話 歩く花

 家を出るのが少し遅れた俺はいつもより遅めの登校となった。始業のチャイムがなる何分か前に教室へと入ると笑顔の倉橋がこっちに手を振っている。

 

「純君おはよー!」

 

「オッス、朝から元気いいな」

 

「えへへ、最近朝早く起きれるんだ~」

 

「前まで遅かったん?」

 

「遅くはないけど今より早くはなかったよ~」

 

「ほーん、早起きは三文の徳っていうしいいんじゃね。ちなみに今の価値にしたら三文って90円くらいらしいよ」

 

「へ~やっぱり詳しいね」

 

「いやテレビでやってたから。チャイム鳴るからそろそろ席つくか」

 

「うん。じゃあまた後でね~」

 

 

――

 

 

「純君純君!今度の土曜日って暇?」

 

 なんだろう、鷹岡の一件があってから倉橋に懐かれてる気がする。

 

「暇じゃなーい」

 

「えーなんか予定あるの?」

 

「家でゴロゴロする」

 

「それ予定じゃないよ~」

 

「いや、嘘。図書館行って本借りようと思ってる」

 

「そうなんだ。よかったらだけど私も付いてっていい?」

 

「いいよ。ていっても本借りるだけだから遊んだりとかしないぞ?」

 

「いいのいいの!」

 

「了解。何か借りる本とかあったら図書館に登録しないと駄目だから一応生徒手帳持ってきた方がいいよ」

 

「わかった!楽しみにしてるね!」

 

 そう言えば女子と休日に出掛けるのは凛香とペットを見に行った以来ないなと思った。スウェットとか適当な服装で行こうと思っていたが女子と出掛けるならそれ相応の服装をしないとならないなと考えていたら次の授業のチャイムが鳴ったので鞄から教科書を取り出し机に並べた。

 

 

 

 

 そして土曜日。待ち合わせは駅に13時。時計に目をやると家を出るには少し早いので適当に漫画を取り出して読むことにした。

 久しぶりに読んだのでやっぱり面白いなと感じる。

 ……――ふと時計を見ると夢中になって読んでいたので13時ギリギリに着くくらいの時間になっていた。遅れる可能性もあるので倉橋に連絡をする。

 

 南雲:悪い少し遅れるかも

 

 倉橋:大丈夫だよ

 

 南雲:急いで行くから

 

 倉橋:事故とか気をつけてね!

 

 事故の心配をしてくれるとか優しいなと思ったが、自転車をかっ飛ばしていくしか約束の時間に間に合わなさそうだったので事故に気を付けつつ急いでいこうと思った。出掛ける前に本を読んで家を出るのが遅れるのと掃除のときにアルバムを見て片付けが進まないのってなんか似てるなとか考えながら自転車を漕ぐ。俺の自転車の車輪は錆び付いていないので悲鳴はあげていなかった。

 

「倉橋!待ったか?」

 

「ううん、あんまり待ってないよ。あとハイ、これ」

 

 倉橋は女子特有の小さめのショルダーバッグから飲み物を出すと俺に差し出してきた。

 

「飲み物?どうして?」

 

「急いできたら疲れるだろうなって思ったからそこの自販機で買っておいたんだ」

 

「悪い、いくらだった?」

 

「いいよいいよ!付いてくって言ったの私だし!」

 

「うーん…あっ、じゃあ俺もなんか倉橋に買うよ」

 

「いいの?」

 

「待たした挙げ句に飲み物を買っておいてもらうって申し訳ないしな。どれがいい?」

 

「えーと…じゃあこれで!」

 

 そう言って倉橋が買ったのは桃の天然水だった。チョイスというかイメージが倉橋っぽいなと感じた。

 

「桃天ウマイよな」

 

「おいしいよね!純君って桃天って略すんだね」

 

「俺っていうか南雲家は桃天って呼んでいるな。他にはアクエリアスをアクエリとかポカリスエットをポカリって略してる」

 

「へ~そうなんだ!」

 

「略すといえば関西の人ってマクドナルドのことマクドって略すらしいけど、朝マックは何て言うんだろうな」

 

「朝マクドかな?……なんか語呂悪いね」

 

「な?悪いよな。企業側も朝マックってCMしてるしどうなんだろう。関西人の知り合いいる?」

 

「いないからわかんない!」

 

「誰か知ってるやついないかな」

 

 倉橋と話ながら少し離れた図書館まで歩いていると、倉橋が突然あっと声を出して立ち止まった。

 

「どうした?生徒手帳でも忘れたか?」

 

「ううん、噂を思い出して」

 

「噂?」

 

「うん。そこの花壇の話なんだけど」

 

 そう言って倉橋はある一軒家の前の歩道の脇にある花壇を指差す。それは市などで管理してるどこにでもある植樹帯の花壇だった。

 

「その花壇がどうかしたのか?」

 

「えっとね、近くまで行って見たらわかると思うんだけど…私も話だけしか聞いたことないから…」

 

「?、…うん、普通の花壇だな」

 

「なんか気づかない?」

 

「…………一輪だけ珍しいというか他の花とは違う気がする」

 

「そうなの、その花に関する話なんだけど――」

 

 倉橋の話はこうだった。植樹帯は町内会の方の手によって整備されていて花なども一年草のものが綺麗に並んでいるのだが、その規則的に整備されているものの中になぜか別の花が植えられているらしい。しかも不定期でその花は変わっているとのこと。

 

「それで花が自分で動いてこの花壇に来ているんじゃないかってことで"歩く花"っていう噂話になってるんだよ」

 

「歩く花か。この場合ブルーハーツは関係なくて状況を見て名付けられた感じだな」

 

「ブルーハーツってリンダリンダとか歌っている?」

 

「そうそう、ちなみに結婚する友達のために作った歌だからラブソングだよ」

 

「へ~今日家帰ったら聴いてみるね」

 

「話を戻すけど…えーと、マリーゴールドはわかるんだけど他は何の花?」

 

「赤いのがサルビアでピンクのがペチュニアだよ。どれも一年草で花壇に植えられることが多いんだけど…、この花だけはわかんない」

 

「動物だけじゃなくて植物も詳しいんだな、そういえば学校の花壇の整備のときに率先して動いてたっけ。歩く花についてはこれから図書館行くし図鑑でも広げてみるか」

 

「そうだね~。じゃあ一先ず図書館行こっか!」

 

 

 

 

 俺と倉橋は10分ほど歩いて図書館に着いた。着くと同時に倉橋がところでとこちらを向く。

 

「純君は何の本を借りに来たの?」

 

「読んだことない東野圭吾の本を借りようと思って」

 

「あっ知ってるよ!ガリレオの作者でしょ?」

 

「そうそう。文章が淡白って言われてるけど俺はそれが好きなんだよね」

 

「へ~。私も何か小説借りようかな」

 

「おっいいんじゃね。内容じゃなくて目を惹いたタイトルで決めるのもいいよ」

 

「うーん…なんかおすすめある?」

 

「どういうジャンルを読みたい?」

 

「えっとねー読みやすくて恋愛ものかな!」

 

「それだったら"恋空"か"イニシエーションラブ"だな。映像化もされてるから聞いたことあると思うけど」

 

「あっ恋空は観たことあるよ!」

 

「さすが女子。ちなみに俺は薦めておいてなんだけど恋空は読んだことない。イニシエーションラブはある」

 

「じゃあイニシエーションラブにしようかな」

 

「図書館にあるかわからないけどね。とりあえず貸出券作るか」

 

 倉橋の貸出券を作り各々借りる本を探す、俺は東野圭吾の変身と秘密を手に取る。歩く花を調べるための図鑑も一緒に取ってテーブルに広げる。索引を見ていると本を借り終わった倉橋も合流する。

 

「よかった、無事借りれたんだな」

 

「うん。ありがとね」

 

「俺はなにもしてないよ。とりあえず花を探そう」

 

 そう言ってページを捲る。

 

「花、綺麗だね」

 

「ああ」

 

 捲ってはそんなことを言い合う。するとあるページで手が止まった。

 

「これじゃない?」

 

「確かに。見比べてみるか」

 

 俺はあらかじめ撮っておいた画像と図鑑に載っているものを見比べる。

 

「これっぽいな。ダリアっていうのか」

 

「花言葉は移り気、華麗、優雅だって」

 

「妙に目立ってたけどなんか意味あるのかな、目印とか」

 

「花壇の前の家の人が使う暗号とか?」

 

「それにしちゃ回りとくどいよな。近くに花屋あったっけ?普通に植えられていないようなものだからなんか知ってるかも」

 

「確かすぐ近くにあるよ。行ってみる?」

 

「ああ。倉橋は時間とか大丈夫か?」

 

「もちろん!なんかこういうのってわくわくするね!」

 

「隠されている秘密を探る感じがいいよな。じゃあ行くぞワトソン君」

 

「?、なーにそれ?」

 

「シャーロック・ホームズ」

 

 図鑑を棚へと戻し借りる本をカウンターに持っていく。念のために聞いてみるかと思い受付のおばさんに尋ねてみる。

 

「すみません、図書館とは関係ないんですけど歩く花の噂って知ってますか?」

 

「歩く花?うーん…聞いたことはあるけど詳細はわからないわ。ごめんなさいね」

 

「そうですか、いえ大丈夫です。変なこと聞いてすみません」

 

「あっでも花壇を整備しているのは町内会の方々よ。図書館の前のはうちでも水をあげたりしてるけど」

 

「へ~、ちなみに植える花とかって決まってるんですか?」

 

「ええ、そうよ。役所にまちづくりに関する課があるんだけどそこに申請したら必要な分の種とかがもらえるのよ」

 

「そうなんですか。仕事中色々聞いてすみません」

 

「いいのよ、そういうのも含めて仕事なんだから。それではまたのご利用をお待ちしております」

 

 気のいい受付のおばさんはやはり仕事のことは忘れていなかったのか形式上の挨拶はしっかりとしていた。

 

「あのダリアの花はやっぱり町内会とは別なんだね」

 

「そうらしいな。とりあえず花屋に向かうか」

 

 

――

 

 

 花屋に到着、ちょうど例の花壇と図書館の中間距離らへんにあった。

 

「なんか外観がいかにも花屋って感じだな。自宅兼花屋みたいな」

 

「そうだね~、ドラマとかに出てきそう」

 

「えーと…見た感じ店員は若い女の人だけか」

 

「じゃあ入ってみよう~」

 

 そう言って店内に入ると少し小さめの声でいらっしゃいませと聞こえる。店内は落ち着いた雰囲気で花が所狭しと並べられているのではなくそれぞれが映える置き方をされてるように感じられた。現在俺達と店員さん以外はいなかったので歩く花について聞きやすいなと思った。

 

「店員さん、すみませんちょっといいですか?」

 

「は、ハイ、どうされましたか?」

 

 なんとなく引っ込み思案な印象を受ける。目を合わせてるというより俺の目と目の間を見ている。

 

「お姉さんは歩く花の噂って知ってますか?」

 

「歩く花?あっダリアのことですか。噂には聞いたことがありますよ」

 

「何であそこだけ違う花か知ってますか?」

 

「えっと…ごめんなさい。わからないです」

 

「そうなんですか~…」

 

 答えがわからなかったからか倉橋がしょぼんと小さく返事をする。そんな倉橋を見てお姉さんはあたふたとしながら情報を話す。

 

「あっでも花壇の花のお世話のことは色々と聞かれますよ。花屋なので」

 

「確かに枯れたら大変ですもんね」

 

「ハイ、ここの方々はイイ人ばかりですよ。ボランティアで水をあげるだけじゃなくて元気がなさそうな花とか見つけてどうすればいいか聞いてきますから」

 

「花のお世話ってやっぱり大変なんですね」

 

「でもそこが私好きなんですよ。お世話してあげた分応えてくれるというか自分の子供みたいで愛着が湧くんです。それでそれを買っていってくれたお客様も喜んでくれて」

 

「じゃあ花屋はお姉さんの天職なんですね」

 

「天職だなんてそんな。ありがとうございます」

 

「ねえ純君、良いこと思い付いたんだけど教室に飾る花買っていかない?」

 

「おっいいな。じゃあなんか買っていくか」

 

 お姉さんにオススメの花を聞いてアネモネを買っていく。二人で割り勘したがとりあえず倉橋が持って帰って月曜日に持ってくることになった。

 買い物と話が終わり俺達は件の花壇へと戻ることにした。

 

「結局何もわからなかったね」

 

「そうだなー、歩く花だし本当に歩いてきてるんじゃね?」

 

「ここの土って花にとって魅力的なのかな?」

 

「栄養がいいとか?」

 

「そうなのかも…あっ!」

 

「どうした…あっ」

 

 俺と倉橋が見る先には花壇の前の家に住んでるらしき人がいた。チャンスだと思って話しかける。

 

「すみませーん!ちょっと聞きたいことがあるんですがいいですか?」

 

「大丈夫だよ、どうしたの?」

 

 年齢は20代後半くらいだろうか、優しそうな大人の男性という印象を受けた。

 

「えっと、この花壇について聞きたくて」

 

「歩く花のことかい?」

 

「そうです、図書館行って調べたり花屋の店員さんに聞いてもわからなかったんです」

 

「花屋の店員に聞いたってことは若いお姉さんだったかい?」

 

「そうです」

 

「そっか、入江さんはやっぱり言わなかったのか」

 

 入江さん?花屋の若いお姉さんは入江さんっていうのか。

 

「うーん……君達は口が固いかい?」

 

「言われるなと言われたら絶対に言いません。国家機密を誰にも言ってないですから」

 

「私もです!」

 

「あはは、なんかのジョークかい?――そうだね、図書館に行って調べたり熱心だから歩く花の噂の真相を教えてあげるよ」

 

「「ホントですか!」」

 

「うん。ただし誰にも言わないっていうのが条件だけど」

 

「もちろんです」

 

 倉橋がそう答えるとお兄さんは姿勢を正すように話をし始めた。

 

「じゃあ話すよ。歩く花って名前をつけられてるけど君達は花が歩くと思うかい?」

 

「メリーポピンズやディズニーの世界なら動くと思います」

 

「私は動いたら素敵だなって思います」

 

「君達面白いこと言うね。でも二人はやっぱり花は動かないっていう考えだね。うん、合ってるよ。花は動かない、誰かが花を植えてくれてるんだよ。じゃあ誰が植えてるかってことだけど君達はさっきの僕の言い方からなんとなく検討がついているんじゃない?」

 

「入江さんですか?」

 

「そう。歩く花の正体は入江さんだよ」

 

「でも入江さんはわからないって言ってましたよ?」

 

「色々と考えた結果言わなかったんだと思うけど、きっと恥ずかしかったんじゃないかな。彼女少し恥ずかしがり屋だから。あと歩く花の噂を台無しにしたくなかったのもあると思う、悪い噂話じゃないからさ。どことなくロマンチックじゃない?」

 

「子供でいうサンタクロースみたいなもんですかね」

 

「そうそう。E.T.がゴム人形だっていうのはみんな知っているけどあえて口には出さないし、大人はサンタクロースの正体を知っているけど子供にバラさないでしょ?それと一緒で夢を壊したくなかったんだと思うよ」

 

「なるほど。言わなかった理由はわかったんですけどここの花壇っていうのはなにか理由があるんですか?」

 

「ああ、ここじゃなきゃダメな理由があるよ。じゃあここで問題です。なぜここじゃなきゃいけないんでしょうか?」

 

 突然クイズ形式にしたお兄さんはなかなか茶目っ気のある人だなと思った。少し笑いながら問題に答える。

 

「「誰かに見せたいから」」

 

 倉橋と答えがハモってしまい思わず顔を見合わせて笑っているとお兄さんも笑っていた。

 

「大正解!ここの家では僕と花好きな祖母の二人で暮らしているんだ。でも祖母は脚が悪くて外に出ることができなくてそれで僕が入江さんのところの花屋で家に飾る花を買ってたんだ。いつだったか…3年くらい前かな?花を買っている事情を知った入江さんが聞いてきたんだ。"私にもお手伝いできることないですか"って。最初は断っていたんだけど祖母が僕が買っていく花以外にも窓から見える花壇の花を楽しみにしているって話したら"じゃあ花壇に一工夫加えます"って言ってさ。それで歩く花の誕生さ」

 

「じゃあ花が不定期だけど変わるのは…」

 

「入江さんが違う花をわざわざ育てて変えてくれてるんだよ」

 

「素敵な話ですね」

 

「でしょ?だから僕も真相を言わないようにしているんだ。僕と祖母と入江さんの3人しか知らない秘密だよ。あっでも君達も入れたら5人か」

 

 お兄さんはそう言っておどけて笑った。なんだかその笑顔は遠いところにあるというか眩しく感じた。

 

 

 

 

 お礼を言って帰路へとつく。すると倉橋がポツリと呟いた。

 

「素敵な話だったね」

 

「そうだな。人の善意っていうか思い遣りというか」

 

「歩く花の噂もロマンチックだと思ったけど、真相はそれ以上にロマンチックだったね。誰かのためにずっと花を変え続けるなんて」

 

「…ブルーハーツの歩く花の中に "野に咲かず、山に咲かず、愛する人の庭に咲く"っていう歌詞があるんだ」

 

「それって――」

 

「うん。きっと入江さんはお兄さんのことが好きなんだと思う」

 

「そうだよね。そうじゃなきゃ何年も花を変えるなんてできないもんね」

 

「休日にいい話きけたな」

 

「うん!じゃあ帰ろっか!」

 

 俺達が知らなかったり気付いていないだけで身の回りには色々な善意で溢れてるのかもしれないと思った。ゴミが1つも落ちていない公園も歩きやすく整備された歩道も、あって当たり前のものじゃなくて誰かが良くしたいと思って生まれたものなんだと気付かされた。

 




話の中でも出てきましたが題名にある歩く花はブルーハーツの曲です。
ブルーハーツ名義で出されていますが演奏してるのはヒューストンズという別のグループということもあってかリンダリンダやTRAIN-TRAINのような有名な曲とはかなり違う印象を受けると思います。
自分の中で倉橋さんは恋愛に対しても積極的なイメージがあるので遊びに誘うのも普通にしてくるんじゃないかなって思って書きました。

作中で植えられていたダリアなんですが外に植えることができるかはわかりません。すみません。話を書いていく中で最初は花の種類については触れていなかったんですが書き上げたあとに読み返してみて不自然だなと感じたので花について調べて素人知識で話に加えました。
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