全4話ですので4日連続投稿します。
待ちに待った2泊3日の暗殺旅行。現在俺達は船の揺れを堪能しながら本を読んでいる。
船の動いている音や波の音、そして同じクラスの級友の声をBGMに読む本はいつもとはまた違ったものだなと感じる。俺達のいる部屋には紙を捲る音が人数の分だけ響いている。
「純君!島見えてきたよ!あっみんなごめん、本読んでたんだったね」
「てんきゅ、倉橋。そろそろ外出るか」
「そうだね」
「なんか久しぶりに集中して本読めた」
「教室は騒がしいのが多いからね」
「う~いつも騒がしくてごめんなさい」
最初は俺も倉橋達と船の甲板で遊んでいたが6時間という長旅のため途中から読書に切り替え神崎、凛香、狭間のわりと最初から読書をしてた組と合流したのだ。
「でもみんなよく船の中で本読めるね」
「船は大きいからそんなに揺れが気にならなかったな」
「車とかだと酔っちゃうんだけどね」
「神崎は車の中でも本を読むのか?」
「小さいときに車の中で絵本を読んでお兄ちゃんとかお母さんに迷惑かけちゃった」
「「えっお兄さんいるの?」」
「うん、そうだよ。言ってなかったかな?」
「…びっくり」
凛香と狭間はポーカーフェイスを保っていたが俺と倉橋は驚きを隠せなかった。こんだけ可愛い子が妹だったらやはりシスコンなんだろうか。
みんなで中から外に出ると倉橋の言うとおり島が見えていた。6時間前のワクワクとした気持ちが沸々と湧いてきたのだが船に酔ってグロッキーになっている殺せんせーを見ているとなんだかその気持ちもなくなってきた。殺せんせーを哀れな目で見ていると茅野が話しかけてくる。
「南雲君途中からいなかったけどどこにいたの?」
「神崎達と本読んでた。まあ一緒の空間でそれぞれが読んでただけだけど」
「ふーん。南雲君ってスポーツもやるのに読書とか映画とかにも詳しいよね、なんで?」
「色々経験したほうが為になるからな」
「大人びてるね。そんな映画とかに詳しい南雲君に問題です!私は今何の映画を思い浮かべてるでしょうか」
「タイタニック」
「正解!さすが!」
「よかった、沈黙の戦艦だったらどうしようかと」
「あはは、私はスティーブンセガール好きだよ」
女の子でスティーブンセガールを知ってるとは中々の映画通だなと思ったがそもそもが有名なのでその考えは捨てる。
「暗殺頑張ろうね、今回の作戦のキーマンは南雲君なんだから」
「キーマンはあと2人いるけどな。ていうかみんな無くして暗殺は達成できないんだからキーマンはみんなだろ」
「たしかに。今南雲君良いこと言ったね!」
「どうもどうも」
船の停泊の準備が終わり各々荷物を持って宿泊場所へと移動する。俺達が泊まる普久間島リゾートホテルは海がすぐ横にある。個室ではなく男子と女子にそれぞれ大部屋2部屋が割り当てられていて食事などは共同の場所で食べるらしい。大部屋に荷物を置き、外に出ると当たり前だが目の前には海が広がっている。ホテルの施設の一つである見晴らしのいいロビーでまずは休むことにした。南の島らしい音楽がウクレレやアコギなどで奏でられている。
「純君ハイこれ!」
「ジュース?」
「うん!サービスのトロピカルジュースだって!」
「てんきゅ。なんか倉橋から飲み物もらってばかりだな」
「えへへ」
一口飲むと口いっぱいにフルーツの味が広がる。南の島という環境もあってかいつもより美味しく感じる。E組のみんなもコテージに集まってきてこれからの予定を確認する。
「いやー最高だな」
「景色全部が鮮やかで明るいな~」
「ホテルから直行でビーチに行けるし、様々なレジャーも用意してるんですねぇ」
「暗殺は夕飯の後にやるからさ、まずは遊ぼうぜ!」
「修学旅行の時みたく判別行動で殺せんせーも一緒にさ!」
「ヌルフフフ賛成です。よく遊びよく殺す、それでこそ暗殺教室の夏休みです」
――
そこからの俺達は遊びに見せかけて真剣に暗殺の段取りをする。各班を殺せんせーが回るのでその間に計画通りに暗殺を行えるか綿密に現地をチェックして回る。ある班はグライダーで、ある班は海底洞窟巡りで他の班の下準備に目がいかないようにしているので殺せんせーに計画がバレることなく準備をすることができる。
「今殺せんせーどこだっけ?」
「3班と海底洞窟巡り。こっちの様子は絶対に見えないよ」
「じゃあ今なら射撃スポット選び放題だな」
「サクッと決めちゃいますか」
「2人がそっちなら俺はこっちに行くよ」
「…3人とも渋いな」
「もはや仕事人の風格だ」
スポット選びで1人になったことから考える時間ができた。物音1つもしないくらい静かすぎて自分の体の中の音と地面を踏みしめる音しか聞こえない。
そんな中、俺は暗殺が成功したらということを考える。もし仮に殺せんせーを殺すことができたらE組の教室からいなくなるということだ。もちろん殺せんせーだけではない、烏間先生もビッチ先生も当然いなくなる。
今いる先生方が全員いなくなったら本校舎から補充の先生が来るのは当たり前だが、果たしてその人は俺達に真摯に向き合ってくれるだろうか。俺にはそうは思えない。むしろ雪村先生や殺せんせーのように普通と変わらず接してくれる人のほうが貴重だ。かといって本校舎に戻ろうとも思えない。今いるE組のメンバー全員が本校舎に戻れるならば喜んで戻るが、戻るためには50位以内に入るだけでなく元の担任の復帰許可がいるので100%戻れる保証はどこにもない。
暗殺しないほうが俺達は幸せなのではないか?
……ダメだ、考えてはいけないことが頭を過ってしまっている。頭で変な考えが渦巻いているが計画通りに射撃スポットに細工をする。
今俺が考えていることは俺だけが持っている思いなのか、それとも他の人も同じ事を考えているのか。わからない。でも今は暗殺をするしかない。俺に今できることは暗殺だ。それ以外のことは今は考えるべきじゃない。
*
「いやぁ遊んだ遊んだ。おかげで真っ黒に焼けました」
「「「黒すぎだろ!」」」
墨汁より真っ黒に日焼けしてる殺せんせーを見て全員少し引いている。
「歯まで黒く焼けてるし」
「表情が読み取れないよ」
「じゃあ殺せんせー、メシの後に暗殺なんでレストランに行きましょう」
磯貝にスキップ気味に且つ鼻唄を歌いながら付いていく殺せんせー。
「ま、今日殺せりゃ明日は何も考えずに楽しめるじゃん」
「まーな、今回ぐらい気合い入れて殺るとすっか!」
珍しくやる気を出している村松と吉田。一方で俺の心には先程の考えが渦巻いていてみんなと同じように上手く笑えているかわからなかった。
――
「夕飯はこの貸し切り船上レストランで夜の海を堪能しながらゆっくり食べましょう」
「な、なるほどねぇ…まずはたっぷりと船に酔わせて戦力を削ごうというわけですか」
「当然です、これも暗殺の基本ですから」
磯貝の言った通り俺達は今船上レストランにいる。ご飯が美味しいだけでなく殺せんせーの弱点である乗り物酔いも誘える正に一石二鳥の計画だ。
「君達は実に正しい。ですがそう上手く行くでしょうか?暗殺を前に気合いの乗った先生など恐れるに足りません」
「「「黒いわ!」」」
「…そんなに黒いですか?」
「表情どころか前も後ろもわかんないわ」
「ややこしいからなんとかしてよ」
「ヌルフフ、お忘れですか皆さん?先生には脱皮があることを、黒い皮を脱ぎ捨てれば……ホラもとどおり」
脱皮をしたことによっていつも通りの殺せんせーの姿になる。ただクラス全員が脱皮を見て何かを察した表情になっている。
「月1回の脱皮だ」
「こんな使い方もあるんですよ。本来はヤバイときの奥の手ですが…………あっ!」
「バッカでー、暗殺前に自分で戦力減らしてやんの」
「どうして未だにこんなドジ殺せないんだろ」
この日のために夏休みに入って密かに特訓を重ねてきた。計画も綿密に練っており、今のところ順調で仕込みも万全。ただ――
「――も君?南雲君?」
「あっ神崎。どうした?」
「なんか考え込んでるようだったから…気分でも悪いの?」
「いや大丈夫だ。心配してくれてありがとな」
「それならいいんだけど…何かあったら言ってね?」
どうやら上手く笑えていないだけでなく、いつも通りの俺ですらないらしい。計画を練りに練った今回こそ殺せんせーに刃を届かせなければならないのに…その刃を届かせていいものかと考えてしまっている。
気分を切り替えようと食事をするがあまり喉を通らず充分に味わうこともできなかった。それでもみんなの士気か下がらないよういつも通りを装い続けた。
――
夕食を終えE組全員で暗殺前の最後の下準備のために水上パーティションルームへと向かう。但し、俺と千葉と凛香を除いて。俺達3人は殺せんせーに止めを指す役目なのでここからは別行動となる。暗殺の流れはこうだ。
1.三村が編集した殺せんせーの恥ずかしい姿を編集した映像を1時間に渡って上映。終わる頃には満潮になっているので触手に水を吸わせることができる。
2.触手破壊権利を持ってる7人が触手を破壊。
3.殺せんせーは急激な環境の変化に弱いので木の小屋を崩しホースなどの放水で水の檻を作る。
4.殺せんせーに当たらない弾幕を作ることによって逃げ道を塞ぐ。(殺せんせーは当たる攻撃には敏感なため)
5.俺達3人で止めを指す。
以上が暗殺の流れだ。
俺達は酸素ボンベの準備を入念に行っている。行程3が行われたときには既に水中に潜んでいなければならないからだ。陸の上には匂いが染み込んだダミーを置いたので俺達の居場所はバレないという寸法だ。
「純一、大丈夫?」
「?、何が?」
「何がって…ずっと浮かない表情してるから…」
「あっそれは俺も思った。なんかボーッとしてるっていうか」
「柄にもなく緊張してるのかもな。今日で暗殺生活終わると思ったらなんかね」
「南雲でも緊張するんだな」
「人っていう字を手に3回書いたら?」
「久しぶりに聞いたな、それ」
「あーたしかに。小学生のときの発表会でやってたよ」
「千葉は木の役っぽいから必要ないんじゃないか?」
「失礼な、村人A役だよ」
「それあまり変わらないんじゃない?」
凛香の言葉に3人は笑う。これから暗殺を行うとは思えない雰囲気だなと思った。
「そろそろ上映開始から50分経つから潜るか」
「そうだな」
「2人とも頑張ろうね」
「「……」」
「なに?2人して口開けて」
「いや凛香がデレたなって」
「俺は珍しいものを見たなって思って」
「あんた達バカ?早く行くよ」
素直な感想を言って一蹴される男2人。凛香に続いて海中へと潜りそれぞれの持ち場へと泳ぎ移動する。
――10分ほど経った辺りで爆発音にも似た大きな音が水を伝わって聞こえてくる。暗殺が開始されたということだ。
水が叩きつけられる音に続いて一斉射撃の音が聞こえ水中で水面に出るタイミングを合わせる。
小屋の中で陸上を警戒させておきフィールドを水の檻へと変えることで全く別の狙撃点を創りだす。俺達の匂いも発砲音も水が全て消してくれる。
引き金をじわりじわりと引いて、殺せんせーの背後からついに俺達3人は発砲する。
瞬間、殺せんせーの全身が閃光と共に弾け飛んだ。
*
弾け飛んだ衝撃で周辺にいる俺達全員は爆風に煽られる形で体勢を崩され数メートル吹き飛ばされる。
クラス全員が感じている今までの暗殺とは明らかに違うこと。
殺せんせーが爆発して後には何もない。確かに殺った手応え。
「油断するな!奴には再生能力もある!片岡さんが中心になって水面を見張れ!」
「「「はい!」」」
烏間先生の指示に従い殺せんせーを警戒する俺達。すると水面にブクブクと空気浮いているところを発見する。
俺達は全員でその一点を囲むように移動し銃を構える。
俺達が見たものは殺せんせーの顔が入ったオレンジの変な球体だった。
「これぞ先生の奥の手中の奥の手、完全防御形態!」
完全防御形態?
「説明いたしますと外側の透明な部分は高密度に凝縮されたエネルギーの結晶体です。肉体を思い切り小さく縮め、その分余分になったエネルギーで肉体の周囲をガッチリ固める。この形態になった先生はまさに無敵!水も対先生物質もあらゆる攻撃を結晶の壁が跳ね返します」
「そんな…じゃあずっとその形態でいたら殺せないじゃん…」
「ところがそう上手くいきません。このエネルギー結晶は24時間ほどで自然崩壊します、裏を返せば結晶が崩壊するまでの24時間先生は全く身動きが取れません。この状態で最も恐れるのはロケットに詰め込まれはるか遠くの宇宙空間に捨てられることですが…その点はぬかりなく調べ済みです。24時間以内にそれが可能なロケットは今世界のどこにもない」
説明を聞いてやられたという感情しか生まれてこなかった。ここに来ての殺せんせーの隠し技、その欠点までちゃんと計算ずくで…。完敗だなと思ったのは俺だけじゃないのか俯いている者が多くいる。
「……とりあえず解散だ皆。上層部とこいつの処分法を検討する」
そう言って烏間先生はビニール袋に球体の殺せんせーを入れる。袋に入れられた殺せんせーはいつも通りのにやついた笑顔で俺達全員に向けて話をする。
「皆さんは誇っていい、世界中の軍隊でも先生をここまで追い込めなかった。ひとえに皆さんの計画の素晴らしさです」
殺せんせーはいつものように俺達の暗殺を褒めてくれたが全員の落胆は隠せなかった。かつてなく大がかりな全員での渾身の一撃を外したショック。異常な疲労感と共にホテルへの帰途につく。
俺と凛香と千葉の3人は皆より遅れて水面から上がる。
「律、記録はとれてたか?」
「はい千葉さん、可能な限りハイスピード撮影で今回の暗殺の一部始終を」
「俺さ、撃った瞬間わかっちゃったよ。『ミスった、この弾じゃ殺せない』って」
「完全防御形態に移行するまでの正確な時間が不明瞭なので断定はできません。ですが千葉さんの射撃があと0.5秒早いか速水さんの射撃があと30センチ殺せんせーに近ければ射撃に気付く前に殺せた可能性が50%ほど存在します」
「自信はあったんだ。あそこより不安定な場所で練習しても外さなかった。だけどいざあの瞬間、指先が硬直して視界も狭まった」
「…同じく」
「絶対に外せないというプレッシャー、『ここしかない!』って大事な瞬間」
「…うん、こんなにも練習と違うとはね」
千葉と凛香の2人はとぼとぼとホテルの方へと帰っていく。だが俺は空を見たままその場から動くことができなかった。
「…………律」
「南雲さん何でしょうか?」
「俺のことは言わなくてよかったのか?」
「…何のことでしょう?」
「記録してたからわかるだろ?俺が銃を撃てなかったことだよ」
「…そうですね」
俺はあの瞬間引き金を引くことができなかった。狙いを定めじわりじわりと引き金を引いていたのだが今にも発砲しそうな瞬間指を離したのだ。そして殺せんせーは爆発した。
「私はE組で暗殺以外にも様々なことを学びました。だからこそ南雲さんのことは黙っておくのが正しいことだと判断しました」
「…ちなみに理由を聞いてもいいか?」
「はい。南雲さんは暗殺が行われる前からどこか変でした。おそらく暗殺をするべきかしないべきか迷っていたのではないでしょうか?」
「…合ってるよ。俺は迷ってた。このまま暗殺をしないほうが俺達は幸せなんじゃないかって」
「…」
「もし暗殺が成功したらさ、殺せんせーも烏間先生もビッチ先生も律もみんないなくなる。…そう考えたら引き金が引けなかった」
「南雲さんは優しいですね。クラス全員のことを考えてくださって」
「違うよ、これは俺のエゴだよ」
「たしかにその考えの中には南雲さんの願望が少なからず含まれていたはずです。ですが南雲さんは言いました、俺達って」
「…」
律の言葉に俺は何も言えなかった。自分の考えを否定しようにもそれが間違ってるとは思えなかった。
「人間には人生を失敗する権利があります。…だから皆さんのところへ帰りましょう。南雲さんの考えは何も間違っていないと思います」
「ありがとう、律」
「はい!」
「俺が撃たなかったことは言ってもいいけど、俺の持っていた考えは言わないでくれな。暗殺教室の持つ意味を否定することになるから」
「もちろんです。……人間とは不思議なものですね。様々な葛藤の中もがいて答えを探す、私達AIにはない感覚です」
「俺達も律も、何も変わらないよ。きっと」
――
ホテルのロビーへと帰るとみんなはロビーで休んでいた。ある者は天を仰ぎある者は突っ伏している。
「しっかし疲れたわ~」
「自室帰って休もうかな…もう何もする気力ねぇ」
「ンだよテメーら、1回外した位でダレやがって。もー殺ることやったんだから明日1日遊べんだろーが」
寺坂の言葉に何名かは頷くが多数は疲れているのか反応を示さない。
「そーそー。明日こそ水着ギャルをじっくり見るんだ。どんなに疲れてても全力で鼻血出すぜ」
…何か変だ。いくらなんでも皆疲れすぎじゃないか?
「渚君よ、肩貸しちゃくれんかね…部屋戻ってとっとと着替えたいんだけどさ、ちぃ~とも体が動かんのよ」
「なっ中村さん!ひどい熱…!」
莉桜が渚にもたれ掛かる形で倒れる。やはりおかしい。
「いや…もう想像しただけで…鼻血が…あ、あれ…?」
「岡島!」
岡島は鼻から大量に鼻血を出して机に突っ伏す。
それを皮切りに多くの者が熱などを訴える。
「フロント!この島の病院はどこだ!」
烏間先生がホテルの従業員に医者の確認をするが当直医はよその島に帰ってしまっていて明日の10時にならないと来ないらしい。
するとピピピピと電話の着信音が響き渡る。烏間先生はそれに出ると電話先で問答を始める。
このタイミングでこの電話。どんなに察しが悪い者でもわかる。この騒動は人為的なものだ。
本文でホテルの部屋について大部屋としていますが原作で部屋の描写を探しまくって、潜入が終わった後の一コマで大部屋と判明したので男女それぞれ分かれた大部屋ということにしました。
殺せんせーを殺せた場合の未来を考えた南雲君は引き金を引けませんでした。仮に5,6月の時点で暗殺が成功したら南雲君が言っていたように烏間先生方は撤収、本校舎から別の先生が来たことでしょう。
そのことが自分達にとって幸せではないと考えた結果の葛藤です。南の島という普段とは異なる環境、今までにはないくらい暗殺の条件が整い成功率が格段に上がった結果、暗殺に対しての迷いが生じたということです。
神崎さんにお兄さんがいるのは公式設定です。真面目で優秀で妹である神崎さんにも優しいらしいのですが重度のマザコンだそうです。この設定を見たときシスコンじゃねえのかよと思いました。