砲流改虎は仮面ライダーである   作:シュワルツシルト半径

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遅くなりました。

亀投稿が復活しましたね…申し訳ナス!
スランプはキツイっす…


第9話「ドン底のチルドレン」

 

竜の父親の死から1週間が経過した。

久しぶりのバーテックス襲来だ。

 

「はぁ…」

 

1週間前の出来事がまだ心に残っている。

かなり鬱な気分になっている。

 

「最悪だ…」

 

消滅は遺体が残らない。つまり行方不明として扱われる。

今も探し続けている竜の家族を思うと不憫でならない。

 

「改虎君、どうしたの?」

 

友奈ちゃんが話し掛けてくる。

 

「あ、いえ。何でもないです…」

 

1週間前の事は、口が裂けても言えない。

人の死を軽々しく口に出すなんて残酷な事、俺には絶対出来ないから。

でも、友奈ちゃんが話し掛けてくれたおかげで、俺の心が少し軽くなった気がする。

ふと気が付くとバーテックスが迫っていた。

 

 

まあ、案の定夏凛ちゃんが来て、バーテックスを封印しましたとさ。

…知ってたけど、もうちょっと出番欲しかったな…

新しいベストマッチだって見付けたのに!おのれディケイド!

 

 

「よお!」

 

「!…スタークか。何の用だ?」

 

「今日はちょっとした忠告だ……もう二度と、あのお方に歯向かうな」

 

「……」

 

「まぁ、従うとは思えないけどな。でもその時は_______」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「_______お前の()()()()()()を、消すからな」

 

「なんだと…!!」

 

「おぉ、怖い怖い。ただの忠告だって、言ったろ?じゃ、チャオ!」

 

「……クソッ」

 

 

勇者部部室にて。

 

「はい!勇者部新部員の、三好夏凛ちゃんでーす!拍手ー!」

 

と、園田先生がハイテンションに紹介する。

…どうでもいいけど、これ毎回やるのか…

夏凛ちゃん引いてるし、大丈夫かよ、この教師。

 

「と、とにかく!私が来たからにはもう安心ね!完全勝利よ!」

 

うん。やっぱり夏凛ちゃんは可愛い。

 

 

放課後。

今日の部活動が終わり、公園へ向かう。

 

「よう、竜」

 

公園で待っていた竜に声を掛ける。

 

「ん?…ああ、改虎か。どうしてここに?」

 

「……今日は、竜に()()を渡しに来た」

 

そう言ってボトルを手渡す。

 

「これって……まさか親父の!?ってことは、お前……」

 

「あぁ」

 

「何で…」

 

「ん?」

 

「何であんなことやってんだよ!怖いんだろ?痛いんだろ!?何で止めねぇんだよ!」

 

「…この世界を、皆を救えるから。それだけだ」

 

「ふざけんなよ!俺は…お前まで失いたくねぇんだよ…」

 

竜が震えた声で言う。

…確かに、竜の言う通りかも知れない。けど

 

「…お前に言われても…止める気はねぇよ」

 

「……そうかよ」

 

竜が公園から立ち去る。

………ごめん、竜。

 

 

「何なんだよ、改虎…」

 

人の為とはいえ、命を懸けるなんておかしいだろ……。

 

「…ふざけんなよ!」

 

イラついてボトルを持った手で壁を殴る。

 

「ん…うおッ?!」

 

何だコレ!?壁にヒビが入った!?

もしかして、このボトルの力か…?

 

「……俺、とんでもない事に首突っ込んじゃったかなぁ…」

 

 

「ハザードレベル2.2…もっとだ。もっと成長しろ_____」

 

 

 

 

 

「_____三条、竜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




二人の友情に亀裂が入ってしまったぁ!
どうなってしまうんだ!改虎!
次回!「砲流、死す」デュエルスタンバイ!
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