砲流改虎は仮面ライダーである   作:シュワルツシルト半径

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生徒たちを裏切ったので初投稿です。
のわゆAmazonで買いました。いずれのわゆ編も書きたい。




第24話「グッバイ園田先生」

「仮面ライダークラッシュである俺、砲流改虎は、勇者部の皆とパーティーを楽しんでいた。しかし、そこでスタークから電話が掛り、驚きの事実を知るのだった……………。」

「え?何?その驚愕の真実って。」

「現時点でネタバレなので言えません!」

「言わなかったら腕立て一万回と腹筋二千回やらせるけどいいの?」

「ダメです!分かりました、今回で教えるんで第25話、どうぞ!」

 

 

「もしもし。」

 

改虎が大赦に電話を掛ける。

ある物を創る為に。

 

「クラッシュの強化アイテムを創って欲しい。材料は_______。」

 

 

「よっしゃ、スマッシュ撃破!」

 

喜ぶ竜に対し、改虎の顔は浮かんでいなかった。

その事を怪訝に思い、改虎に声を掛ける。

 

「どうしたんだ改虎?あんまし、元気じゃなさそうなんだけど……。」

「………俺はいつも通りだよ。」

「そうかぁ?………改虎がそう言うんなら、深く追求はしねぇけどよ。」

 

とは言いつつも、やはり気になる竜であった。

 

 

「はぁ………最ッ悪だ。」

 

スマッシュとの戦闘後、川辺に寝転び、空を見上げる改虎。

スタークから衝撃的な事実を知らされた事で、彼の心はどんよりとしていた。

 

(どうしろってんだよ。)

 

と、そこに彼に近付く影が………。

 

「わぁっ!」

「うおあああああああああ!?」

 

オーバーリアクションだがこれが砲流改虎なのである。

所で、改虎を驚かせた張本人だが_________。

 

「はぁ……友奈先輩、あまり驚かさないで下さいよ……。」

「あはは……見つけたから驚かせちゃった。でも、どうしたの?顔色悪いよ?」

 

それについて聞かれると、途端に押し黙る。

知られたくない真実なので当たり前だが。

 

「勇者部五箇条その一!」

「……?」

「『悩んだら相談!』だよ?」

 

 

「プロテインカレーうどん超大盛……どうぞ。」

「ありがとうございます!」

 

さっきの改虎の態度が気になるのか、うどんをやけ食いする。

 

「ごくん……ふー。そういえば、いつも店に飾ってあるあのポスターのバンドって_____。」

「ツナ義ーズを知らないんですか坊ちゃん!?」

 

驚愕にも、落胆にも聞こえる叫びを総一郎が上げる。

当然、店の客に注目される訳だが。

 

「ツナ義ーズ?」

「はい!およそ300年前に流行った伝説のバンドグループなんです!夜は焼き肉っしょ!」

「は、はぁ………。」

 

総一郎の勢いに、竜が押される。

それはまさに、推しの魅力を他人に語るファンのようであった。

 

 

一方改虎は______。

 

「ふぅ……真実を知られる事は避けられた……。」

 

何とか友奈を説得し、重い足取りで帰路に着いた所であった。

 

(……スタークの言ってた事は本当なのか?)

 

もし本当ならば、今まで過ごしてきた時間は全て嘘、という事になりかねない。

そんな不安が、改虎の頭を過る。

 

「どうしろってんだよ……最悪だ。」

 

 

「うーん……。」

 

珍しく竜が悩んでいる。

長年の親友があの様な状態であったら、誰しもそうなるだろう。

 

「どうしたのよ竜?珍しく浮かない顔してるじゃない?」

「珍しくは余計ッス。実は________。」

 

 

「確かに怪しいわね。」

「でしょう?」

 

と、竜が一つ仮説を建てる。

とてつもなくくだらない物だったが。

 

「もしかして……彼女ができた、とか?」

「それはないわね。彼女が出来た位じゃそこまでよそよそしくしないと思うわよ。」

 

 

 

「まさか、改虎………。」

 

 

 

「もしもし。」

 

大赦から電話が掛かってくる。

 

「強化アイテムが完成した!?……わかりました。」

 

改虎の手に、銀色のボディにタイガーキャノンの複眼が描かれた缶が現れる。

 

「…………決戦の日は明日、か。」

 

その眼は『覚悟』に満ちていた。

 

 

「おう、じゃーなー!あっ、風!今度幼稚園で劇やるから、脚本書いといてー!」

「あの、先生。少し話が。」

「?おう、何だ?」

 

 

 

「ヴェノムリークの正体が分かったって本当か!?」

 

槍太が驚く。

改虎にとってはわざとらしく感じられたが。

 

「………はい。とりあえず、ついて来てください。」

 

 

 

改虎達がが来たのは、人気のない廃倉庫。

外は大雨が降っていた。

 

「誰もいねぇぞ?おい改虎、これはどう言う__________。」

「アンタがリークだって事は分かってんだ。」

 

槍太を睨み付けながらそう言う。

すると、槍太が呆れた様に肩をすくめる。

 

「………こーんな早くバレるつもりはなかったんだけどなぁ~……スタークか?」

「あぁ。」

 

突然、顔を手で覆い、大声で笑う。

その目は赤く染まっていた。

 

「ハッハッハッハッハッ!………ほーんと、俺の正体も知らずに慕ってくるお前らの姿、サイコーに笑えたぜ。」

「もっともっと利用するつもりだったんだけど。ま、しょうがねぇか。」

 

『Scorpion!』

 

「蒸血。」

 

『Scor…Scor…Scorpion!』

 

『Tiger!』『Cannon!』

『Best match!』

 

 

Are you ready?(覚悟は出来てるか?)

 

「……変身!」

 

 

「であぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

半ば自暴自棄になりながらも、スレイクラッシャーを振るう。

が、リークは簡単に受け止める。

 

「全く、ダメダメだよなぁお前は。いや、お前らは、か。」

「うるせぇェェ!」

 

『Cheetah!』『Boiler!』

 

「ビルドアップ!うああァァァァァァ!」

 

『ボイラーチーター!Yeah!』

 

叫びながら、炎を纏った攻撃を猛スピードで加える。

そんな攻撃も、リークは涼しい顔で受け止める。

 

「はぁ~……お前らは人を信じすぎてるんだよ。少しは疑わなきゃ、足元掬われるぞ?フンッ!」

「グッ…アァ……。」

 

どこからか召喚した槍・スチームスピアを改虎に突き刺す。

だが、その姿に本気さを感じないのは何故だろうか。

 

「その程度かよ?情けねぇなぁ~。折角世界を救うお役目を受けたってのになぁ~?」

「ッ!黙れェェェエエェェ!!」

 

『Spider!』『Shotgun!』

 

「ビルドアップ!」

 

『スパイダーショット!Yeah!』

 

スパイダーショットガンを召喚し、乱射する。

が。

 

「俺だってボトルは持ってるって事忘れんじゃねぇよ。」

 

『SteamAttack!FULLBOTTLE!』

 

トランスチームガンにバルーンフルボトルをセットし、風船の壁を作る。

当然割れるが、辺りに煙が立ち込める。

 

「何処だ!?」

「ここだよ。」

 

重いパンチを改虎に喰らわせる。

 

「そんなんじゃ世界を救うどころか仲間、親友すらも救えねぇぞ?ハハッ!」

「ハァ……ハァ………。」

 

変身が解除され、仰向けに倒れる改虎。

その手には、銀色の缶が握られていた。

 

「これで終わりだな……ッ。」

 

改虎に銃口が向けられる。

その手は、震えている気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

リークの手にノーブルシャッターが投げつけられる。

 

「竜………!?」

「ほー?」

 

「……変身!」

 

『Get ShutKaiser!Yeah!』

 

「ウォォォォォォ!」

「お前もか。フッ、竜、お前は騙してて一番面白かったぜ~?」

「俺は!!!……皆の思いを踏みにじったお前を!!絶対許さねぇ!!!!!」

 

ノーブルシャッターでリークを何回も切りつける。

まるでT-レックスの様な獰猛さで。

 

「無駄だ。どれだけ俺を憎もうと恨もうと、お前らに俺は倒せない。」

 

『RifleMode!』

『SteamShot!Scorpion!』

 

「ッ!?グアァァァァーーーー!!!」

 

リークの必殺技を受け、吹き飛ぶ竜。

 

「よーし、邪魔者も消えたし、これでやっと止めが刺せるな。んじゃ、アディオス、改虎。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……俺は、アンタが悪人だとは思えない。」

「あ?」

 

 

 

「前に言ってくれたよな……俺の、俺たちのこの力は愛と平和の力だって。」

 

改虎が立ち上がる。

心は外に降る雨の様にどんよりしていた。

だが、その目は確かに覚悟に満ちていた。

 

「俺は今まで……その言葉を胸に戦ってこれた。」

 

「アンタが悪人なら、こんな言葉、絶対に言わねぇはずだ。」

「だーかーらー、それはお前らを欺く為の言葉_____。」

 

「違う!」

 

「なら何でアンタはバーテックス撃破に協力してくれたんだ!?」

 

「あそこで俺らを見殺しにだって出来た筈だ!」

 

「それでも嘘だって言うのかよ!」

「ッ………。」

 

「俺は覚悟を決めた。俺は__________。」

 

「アンタが教えてくれた【Love and Peace(愛と平和)】の心。そして、この世界を守る為に、アンタを倒す!!!」

 

手に握られた銀色の缶を数回振る。

振るたびに炭酸がシュワシュワと鳴る。

そして銀色の缶__________タイガーキャノンスパークリングのプルタブを起こし、ビルドドライバーに挿す。

 

「さあ、証明を始めようか」

 

『TigerCannonSparkling!』

『Are you ready?』

 

 

「変身!」

 

 

 

 

 

 

『シュワっと弾ける!タイガーキャノンスパークリング!YeahYeah!!!』

 

 

 




園田先生は裏切りました。
と、同時に、クラッシュがパワーアップしました。
さぁ、これからの物語、一体どうなるのでしょうか。

そう言えばライダーのスペックとかって書いた方がいいですかね…?
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