のわゆAmazonで買いました。いずれのわゆ編も書きたい。
「仮面ライダークラッシュである俺、砲流改虎は、勇者部の皆とパーティーを楽しんでいた。しかし、そこでスタークから電話が掛り、驚きの事実を知るのだった……………。」
「え?何?その驚愕の真実って。」
「現時点でネタバレなので言えません!」
「言わなかったら腕立て一万回と腹筋二千回やらせるけどいいの?」
「ダメです!分かりました、今回で教えるんで第25話、どうぞ!」
◆
「もしもし。」
改虎が大赦に電話を掛ける。
ある物を創る為に。
「クラッシュの強化アイテムを創って欲しい。材料は_______。」
◇
「よっしゃ、スマッシュ撃破!」
喜ぶ竜に対し、改虎の顔は浮かんでいなかった。
その事を怪訝に思い、改虎に声を掛ける。
「どうしたんだ改虎?あんまし、元気じゃなさそうなんだけど……。」
「………俺はいつも通りだよ。」
「そうかぁ?………改虎がそう言うんなら、深く追求はしねぇけどよ。」
とは言いつつも、やはり気になる竜であった。
◆
「はぁ………最ッ悪だ。」
スマッシュとの戦闘後、川辺に寝転び、空を見上げる改虎。
スタークから衝撃的な事実を知らされた事で、彼の心はどんよりとしていた。
(どうしろってんだよ。)
と、そこに彼に近付く影が………。
「わぁっ!」
「うおあああああああああ!?」
オーバーリアクションだがこれが砲流改虎なのである。
所で、改虎を驚かせた張本人だが_________。
「はぁ……友奈先輩、あまり驚かさないで下さいよ……。」
「あはは……見つけたから驚かせちゃった。でも、どうしたの?顔色悪いよ?」
それについて聞かれると、途端に押し黙る。
知られたくない真実なので当たり前だが。
「勇者部五箇条その一!」
「……?」
「『悩んだら相談!』だよ?」
◇
「プロテインカレーうどん超大盛……どうぞ。」
「ありがとうございます!」
さっきの改虎の態度が気になるのか、うどんをやけ食いする。
「ごくん……ふー。そういえば、いつも店に飾ってあるあのポスターのバンドって_____。」
「ツナ義ーズを知らないんですか坊ちゃん!?」
驚愕にも、落胆にも聞こえる叫びを総一郎が上げる。
当然、店の客に注目される訳だが。
「ツナ義ーズ?」
「はい!およそ300年前に流行った伝説のバンドグループなんです!夜は焼き肉っしょ!」
「は、はぁ………。」
総一郎の勢いに、竜が押される。
それはまさに、推しの魅力を他人に語るファンのようであった。
◆
一方改虎は______。
「ふぅ……真実を知られる事は避けられた……。」
何とか友奈を説得し、重い足取りで帰路に着いた所であった。
(……スタークの言ってた事は本当なのか?)
もし本当ならば、今まで過ごしてきた時間は全て嘘、という事になりかねない。
そんな不安が、改虎の頭を過る。
「どうしろってんだよ……最悪だ。」
◇
「うーん……。」
珍しく竜が悩んでいる。
長年の親友があの様な状態であったら、誰しもそうなるだろう。
「どうしたのよ竜?珍しく浮かない顔してるじゃない?」
「珍しくは余計ッス。実は________。」
◇
「確かに怪しいわね。」
「でしょう?」
と、竜が一つ仮説を建てる。
とてつもなくくだらない物だったが。
「もしかして……彼女ができた、とか?」
「それはないわね。彼女が出来た位じゃそこまでよそよそしくしないと思うわよ。」
「まさか、改虎………。」
◆
「もしもし。」
大赦から電話が掛かってくる。
「強化アイテムが完成した!?……わかりました。」
改虎の手に、銀色のボディにタイガーキャノンの複眼が描かれた缶が現れる。
「…………決戦の日は明日、か。」
その眼は『覚悟』に満ちていた。
◆
「おう、じゃーなー!あっ、風!今度幼稚園で劇やるから、脚本書いといてー!」
「あの、先生。少し話が。」
「?おう、何だ?」
「ヴェノムリークの正体が分かったって本当か!?」
槍太が驚く。
改虎にとってはわざとらしく感じられたが。
「………はい。とりあえず、ついて来てください。」
改虎達がが来たのは、人気のない廃倉庫。
外は大雨が降っていた。
「誰もいねぇぞ?おい改虎、これはどう言う__________。」
「アンタがリークだって事は分かってんだ。」
槍太を睨み付けながらそう言う。
すると、槍太が呆れた様に肩をすくめる。
「………こーんな早くバレるつもりはなかったんだけどなぁ~……スタークか?」
「あぁ。」
突然、顔を手で覆い、大声で笑う。
その目は赤く染まっていた。
「ハッハッハッハッハッ!………ほーんと、俺の正体も知らずに慕ってくるお前らの姿、サイコーに笑えたぜ。」
「もっともっと利用するつもりだったんだけど。ま、しょうがねぇか。」
『Scorpion!』
「蒸血。」
『Scor…Scor…Scorpion!』
『Tiger!』『Cannon!』
『Best match!』
『
「……変身!」
◆
「であぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!!!」
半ば自暴自棄になりながらも、スレイクラッシャーを振るう。
が、リークは簡単に受け止める。
「全く、ダメダメだよなぁお前は。いや、お前らは、か。」
「うるせぇェェ!」
『Cheetah!』『Boiler!』
「ビルドアップ!うああァァァァァァ!」
『ボイラーチーター!Yeah!』
叫びながら、炎を纏った攻撃を猛スピードで加える。
そんな攻撃も、リークは涼しい顔で受け止める。
「はぁ~……お前らは人を信じすぎてるんだよ。少しは疑わなきゃ、足元掬われるぞ?フンッ!」
「グッ…アァ……。」
どこからか召喚した槍・スチームスピアを改虎に突き刺す。
だが、その姿に本気さを感じないのは何故だろうか。
「その程度かよ?情けねぇなぁ~。折角世界を救うお役目を受けたってのになぁ~?」
「ッ!黙れェェェエエェェ!!」
『Spider!』『Shotgun!』
「ビルドアップ!」
『スパイダーショット!Yeah!』
スパイダーショットガンを召喚し、乱射する。
が。
「俺だってボトルは持ってるって事忘れんじゃねぇよ。」
『SteamAttack!FULLBOTTLE!』
トランスチームガンにバルーンフルボトルをセットし、風船の壁を作る。
当然割れるが、辺りに煙が立ち込める。
「何処だ!?」
「ここだよ。」
重いパンチを改虎に喰らわせる。
「そんなんじゃ世界を救うどころか仲間、親友すらも救えねぇぞ?ハハッ!」
「ハァ……ハァ………。」
変身が解除され、仰向けに倒れる改虎。
その手には、銀色の缶が握られていた。
「これで終わりだな……ッ。」
改虎に銃口が向けられる。
その手は、震えている気がした。
「てりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
リークの手にノーブルシャッターが投げつけられる。
「竜………!?」
「ほー?」
「……変身!」
『Get ShutKaiser!Yeah!』
「ウォォォォォォ!」
「お前もか。フッ、竜、お前は騙してて一番面白かったぜ~?」
「俺は!!!……皆の思いを踏みにじったお前を!!絶対許さねぇ!!!!!」
ノーブルシャッターでリークを何回も切りつける。
まるでT-レックスの様な獰猛さで。
「無駄だ。どれだけ俺を憎もうと恨もうと、お前らに俺は倒せない。」
『RifleMode!』
『SteamShot!Scorpion!』
「ッ!?グアァァァァーーーー!!!」
リークの必殺技を受け、吹き飛ぶ竜。
「よーし、邪魔者も消えたし、これでやっと止めが刺せるな。んじゃ、アディオス、改虎。」
「……俺は、アンタが悪人だとは思えない。」
「あ?」
「前に言ってくれたよな……俺の、俺たちのこの力は愛と平和の力だって。」
改虎が立ち上がる。
心は外に降る雨の様にどんよりしていた。
だが、その目は確かに覚悟に満ちていた。
「俺は今まで……その言葉を胸に戦ってこれた。」
「アンタが悪人なら、こんな言葉、絶対に言わねぇはずだ。」
「だーかーらー、それはお前らを欺く為の言葉_____。」
「違う!」
「なら何でアンタはバーテックス撃破に協力してくれたんだ!?」
「あそこで俺らを見殺しにだって出来た筈だ!」
「それでも嘘だって言うのかよ!」
「ッ………。」
「俺は覚悟を決めた。俺は__________。」
「アンタが教えてくれた【
手に握られた銀色の缶を数回振る。
振るたびに炭酸がシュワシュワと鳴る。
そして銀色の缶__________タイガーキャノンスパークリングのプルタブを起こし、ビルドドライバーに挿す。
「さあ、証明を始めようか」
『TigerCannonSparkling!』
『Are you ready?』
「変身!」
『シュワっと弾ける!タイガーキャノンスパークリング!YeahYeah!!!』
園田先生は裏切りました。
と、同時に、クラッシュがパワーアップしました。
さぁ、これからの物語、一体どうなるのでしょうか。
そう言えばライダーのスペックとかって書いた方がいいですかね…?