砲流改虎は仮面ライダーである   作:シュワルツシルト半径

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Vシネ主役に抜擢されたので初投稿です。

今回は覇王龍さんのオリジナルベストマッチを登場させています。
活動報告でオリジナルベストマッチ案をくださった覇王龍さん、ありがとうございます!


第25話「偽りのフレンドシップ」(前編)

 

タイガーキャノンが全体的に鋭利なデザインとなったタイガーキャノンスパークリング。

基礎能力(スペック)はタイガーキャノンの1.5倍となり、様々な泡を生成する能力を得た。

 

リークへ向かって跳ぶ、と同時にバーストバブルを発生させる。

速度が文字通り飛躍的に上がる。

常人では見えない程の速度でリークに突っ込む。

 

「テリャァ!」

「グッ!?」

 

リークを殴る。ショックバブルを発生させ、衝撃を増す。

これには、リークも調子を崩された。

 

「何だ、このフォームは……。」

「俺の…覚悟のフォームだ!」

 

その後もリークを圧倒する。

正に反撃する余地がない、スピードとパワーを兼ね備えたフォームである。

 

「こんなフォームを隠してたとはな………。」

 

リークが余裕の態度を崩す。

その隙も見逃さず、改虎は怒涛の攻撃を続ける。

 

「ダァ!フッ!ドリャァァ!」

「グッ……へっ、容赦ねぇな。」

 

「これで最後だ……先生。」

 

『Ready Go!』

 

『SparklingFnish!』

 

空高く跳び、ショックバブルとバーストバブルを大量に発生させる。

そして、バーストバブルを利用し、高速で蹴りを繰り出す。

 

「ハァァァァァァァ!!!」

「グッ、ヌアァァァァァァァァ!」

 

 

 

スパークリングフィニッシュを受け、変身解除されるリーク。

かなりのダメージを受けたのか、服が所々敗れている。

 

「………はっ、だらしねぇな、俺。」

 

槍太は自嘲する。

それは生徒に負けた情けなさか、それとも________。

 

改虎と竜が駆けつける。その胸中は複雑だった。

膝を付いている槍太に歩み寄る。

 

「……………戻って来てください、俺達の元へ。」

 

改虎が手を差し伸べる。

しかし_________。

 

「……戻る訳ねぇだろ、バーカ。戻れる訳ねぇだろ……。

 

差し伸べられた手をはね除ける。

その態度とは裏腹に、表情は哀しみを表していた。

 

「……俺達はいつでも待ってます。」

 

「…………フッ、好きにしろ……アディオス。」

 

煙に巻かれ、槍太の姿が消える。

空には、晴れ間が出ていた____________。

 

 

「そんな……園田先生が……?」

 

先日の出来事を勇者部全員に話す。

驚愕する者、涙を浮かべる者、反応は様々だった。

 

「なあ、改虎……お前、リークの正体知ってたんだよな?」

「あぁ。」

 

改虎に詰め寄り、胸倉を掴む。

目には涙が浮かんでいた。

声を震わせながらも叫ぶ。

 

「何で言ってくれなかったんだよ!?俺達、仲間だろ?!仲間も信用出来ないのかよ_________!」

「竜、止めなさい……きっと、改虎はあたし達を気遣って……言えなかったのよ。」

 

「ッ……。」

 

風に止められ、改虎を離す。

竜もそんな事は頭では分かっている。

分かっているのだが___________。

 

「すいません、少し外の空気吸ってきます……。」

 

 

「ここは………何処だ?」

 

仰向けに寝転がっている槍太。

辺りを見回すと、妙に禍々しい装飾がしてある。

 

(おかしい、何で俺はこんな所に__________。)

 

「やっと来てくれましたね~、園田先生~。」

 

 

 

「ぇ?……まさか、その声________。」

 

 

「はぁ……。」

 

ベンチに座り、頭を抱え込む竜。

改虎とは10年来の親友だ、その性格は分かっている。

 

「でも、なー………。」

 

だからこそあんな事を言ってしまったのだ。

心配しているから__________。

 

「何ぼーっ、としてんのよ、竜。」

「夏凜先輩…?」

 

夏凜も竜の隣に座る。

竜が、改虎の性格を語り出す。

 

「改虎は……昔っから正義感が強くて、こんな俺でも友達になってくれる、優しいヤツなんです。」

「でも、悩みを自分で抱え込む体質で…大きな問題にぶつかっても、誰にも相談せず自分で解決しようとするんです。」

 

「俺もその性格は理解してるはずなんですけど……。」

「……感情を抑えられなかった?」

 

夏凜からの問いに頷く竜。

 

「改虎も…竜の気持ち、分かってると思うわ。きっと。」

 

T-レックスフルボトルが、仄かに光った。

 

 

「俺は竜の親友失格です……アイツだって、俺の事心配してくれてるのに……いっつも迷惑かけて……最悪だ。」

 

拳を握り締め、俯く改虎。複雑な感情が頭を支配する。

その目には、未だ迷いがあった。

 

「そんな事ないよ!」

「……え?」

 

友奈が叫ぶ。それは正真正銘、本物の心からの叫びなのだろう。

親友がいる者同士だからこそ、言えるのだ。

 

「竜君は……確かに、さっきあんな事言っちゃったけど、それって改虎君を信頼してるから……じゃないのかな?」

「……………。」

 

何も言えない改虎。

少し、頭の中が晴れた気がした。

 

 

とある高架下。そこに、二人の少年が相対する。

 

「……竜、ごめん。俺、竜の気持ち全然分かってなかった。」

「………あぁ。」

 

「正直言って、俺は竜の事全然分かってないのかもしれない。だから、三条竜___________。」

 

 

 

 

 

「決闘を申し込む!」

 

高らかに宣言する。

対する竜は__________笑っていた。

まるでこうなる事を分かっていたかの様に。

 

「面白れぇ!良いだろう!その決闘、受けて立つ!」

 

 

そのころ高架の柱の陰では。

勇者部が固唾を飲みながら様子を伺っていた。

 

「大丈夫かな?改虎君と竜君、ケンカしそうだよ?」

 

心底心配そうな口調で見つめている友奈。

しかし、心配する必要はない、と友奈に答えるのは銀であった。

 

「だーいじょうぶだって、友奈!友情を確かめ合うにはあー言うのが一番なんだからさっ!」

「うーん……。」

 

いまいち納得出来ない友奈。

そして、ついに決闘が始まろうとしていた__________。

 

 

『Orca!』『StunGun!』

『BestMatch !』

 

『Are you ready?』

 

スナップライドビルダーが形成され、改虎がショートボクシングの様なポーズを取る。

それは、さながら強敵の前に立ったヒーローの様に。

 

『ShutKaiser!』

 

『Are you ready?』

 

こちらにもスナップライドビルダーが形成され、竜は肩を軽く回した後、拳を掌にぶつけ、改虎と同じポーズを取る。

それは、さながらヒーローの前に立ちはだかる強敵の様に。

 

 

「「変身!!!」」

 

二人の声が、重なった。

 

『電閃のオーシャンキラー!オルカサンダー!Yeah!』

『Reborn Up King!Get ShutKaiser!Yeah!』

 

 

「はぁぁぁーっ!」

 

まずは改虎が右腕に装着されたシャチ型の三ツ又の槍・オルカトライデントを構えながら竜に突っ込む。

オルカサンダーフォーム。

複眼はシャチとスタンガンで表されている。

青と黄色の配色をしたフォーム。地上戦も得意だが、水中では無双の強さを誇るフォーム。

三ツ又の槍・オルカトライデントは、スタンガンハーフボディの『CRSエレクトリックショルダー』の機能で電気を流し、攻撃力を高める事が出来る。

 

「ッ!」

 

その突撃を、竜はノーブルシャッターで受け止める。

勢いでふっ飛ぶが、その最中にグリップエンドを二回引っ張る。

 

『Finale!Finale!』

『JurassicBreak!』

 

「でりゃあぁぁぁーーー!」

 

T-レックス型のエネルギーを飛ばす。

それをオルカトライデントで弾くが、少々ダメージを受ける。

 

「グッ……やるじゃねぇか、竜。なら!」

 

『Elephant!』『Heater!』

『BestMatch!』

 

『Are you ready?』

 

灰色と赤のハーフボディが生成される。

 

「ビルドアップ!」

 

『高熱のメガトンファイター!エレファヒート!Yeah!』

 

「おぉっ、重心が……。」

 

エレファヒートフォーム。

複眼は象の顔と、ヒーターの本体と温風で表されている。

右腕の巨大な象の足を模した『メガトンエレファントアーム』と左肩のヒーター型ショルダーアーマー『CRSヒートバーストショルダー』が特徴のフォーム。

右腕のパンチ力は47.3tと、驚くべき力だが、熱を加える事によって性能は上昇し続ける。

また、熱の力を使うフォームにボイラーチーターがあるが、あちらはスピードと火属性重視。

こちらは防御力とパワー、熱を重視したフォームである。

 

「オラァッ!」

 

竜が飛び蹴りを仕掛ける。

が、メガトンエレファントアームによって防がれる。

 

「硬っ!?」

「ふふふ、ソレッ!」

 

予想以上の防御力に驚く竜。

その隙に、左腕で竜を投げ飛ばす。

 

「いってぇ……よーし、お前がそう来るなら、俺だって策はあるんだぜ?」

「え?」

 

竜が取り出したのは、蝦蛄(シャコ)フルボトルとリボルバーフルボトル。

 

「さーてと、反撃開始だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




のわゆ読破しました………。

あんタマころしたスコーピオンもう許さねぇからな~?
という事でヴェノムリークぶっ潰してきます。
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