パーストは過去って意味です。
パーストと言えばエクシードタイムバースト格好いいっすよね。
所でこの小説って略すと『ほかか』になるんですね。
暖かそう
「仮面ライダークラッシュてある砲流改虎達勇者部は、突如出現したレオ・クラスターバーテックススマッシュになす術もなく倒されていく。しかし、強い想いで覚醒した竜がレオを打ち倒す。そして、勇者部に平穏が訪れたのでありました……と言うことで。」
「『砲流改虎は仮面ライダーである』、完!今回からは友奈ちゃんと東郷さんのラブストーリー・『歴オタ、親友と同棲するってよ』が始ま____」
「らないよ!何でタイトルまで決めてるの!?」
「ゆ、友奈先輩!?何時からそこに……バレては仕方がない。どろん!」
「あっ!逃げちゃった……うーん、じゃあ私が代わりに!第29話、どうぞ!」
◇
重い瞼を開く竜。目に飛び込んで来たのは白い天井。
何故こうなったのか。
まず思い出したのは、レオとの戦い。
あの後、恐らく気絶してしまい、病院に運び込まれたのだろう。
「うっ…あっ、いてて……。」
身体を起こそうとするが、散々無茶したせいか、今も所々が痛む。
それに、先程から腕に何かが乗っている感覚がする。
「……改虎?」
その方に顔を向けると、改虎が眠っていた。
ずっと見守っていたからか、寝息を立て眠っている。
頭を軽く叩き、起こす。
「ん……竜…?!竜!大丈夫か!?心配したんだぞ!」
「ちょっ!改虎痛い痛い!痛いってぇ!落ち着けよぉ!」
起きるなり、竜の肩を掴んで迫る改虎。
何とか改虎を落ち着かせる。
息を整え、痛みが引いた所で一つ、竜から改虎へ質問があった。
「なぁ、俺ってどの位寝てた?」
「あー…確か3日、だな。寝過ぎだろ、竜。」
そうは言っても、改虎は一週間も眠っていた事があるから、竜の事も言えないのだが。
その後は、他愛もない話をする。
空が綺麗だな、とか、リンゴ旨いな、とか。
だが、そんな会話が竜には心地良かった。
◇
「まさか、レオがやられちまうとはなぁ。折角育てたのに。」
大袈裟に
しかし、その声には喜びが含まれていた。
「ハザードレベル4.0……まだまだだ。もっと伸ばせよ、竜。」
毒蛇達は止まらない_____。
◇
九月中旬。葉も紅葉してくる時期となった。
まだハロウィンには程遠いはずだが、街はすっかりムードに包まれている。
ようやく退院し、学校へ通い始めた竜。
久しぶりの学校に心を躍らせる。
「お久しぶりです…ってどういう状況ですかこれ。」
その日竜が部室へ向かうと、いつもと違う光景が広がっていた。
部室の前に集まる___否、避難している勇者部。
何が起きてるかは、すぐに理解できた。
「あー……なるほど。つまり、ゴキ___ムググッ!?」
「それ以上言うんじゃない。」
禁断の名前を口にする前に、改虎が塞ぐ。
と、改虎を振り払う竜。
いつの間にか手に持った棒状に丸めた新聞紙を握り、部室のドアを開ける。
「よし、それなら俺が!」
「え?竜君まさか………。」
「行ってきます!I'll be back!」
何処かで聞いた様なセリフを言いながら。
結局、竜によって黒き魔物は退治された。
その後、勇者部では、黒き魔物が出たら竜に任せると言う風習が出来た。
竜は、ある意味勇者だった。
◇
南波家が所有する空き地。
そこで訓練を続ける一人のライダー。
一通り訓練し終え、休憩していると、電話が掛かって来る。
携帯には『可愛い妹・焔たん』と表示されていた。
「もしもし~。うん……うぇ!?レオが倒された!?マジかよ……あぁ、じゃあな。」
通話を切り、スポーツ飲料を飲む影人。
さっきまで落ち込んでいた筈だが、何故かやる気で満ちていた。
「俄然やる気出てきた!よーっし、レオの分まで、俺が頑張らなきゃな!」
何でもポジティブシンキング___それが影人の考え方だった。
と、また電話が掛かって来る。
スタークからだ。
「どうしたんですかスタークさん?……ほんほん…え!マジすか!?やったぁ!…はい!それじゃあ!」
本日二度目のハイテンションな驚き。
果たして、その内容とは____。
◇
太陽が水平線の向こうに沈み、1日が終わる。
竜は、この平穏な日常を必ず守る。
そして、愛と平和を胸に生きていく。
そう決めた。
そう言えば、今日は母親の帰りが遅い、と言う訳で。
最早日課となっている開かずの間調査を開始する。
「何か無いかな…お?」
棚を漁ると、数枚の紙とUSBメモリが出てきた。
何かの資料らしく、データが書かれている。
難しい数式や理解不能な用語が竜の目に飛び込んだ。
「何だこれ…?ダメだ。全然分かんねぇ。」
竜には到底分からなかったが。
「それにしても……コレは一体何なんだ?」
以前見付けたメーターの付いた赤い機械を取り出す。
コレを見ると、何故か嫌な汗が滲み出てくる。
何か悪い物なんだろうな____と、竜はそう決め、自室へ戻った。
◇
「ッ!ハァ…ハァ……うぅぁ…。」
研究所兼自宅へ戻り、地べたへ座り込む。
____あの異様な光景は何だ。そして、変わり果てた
考えるだけで頭が痛くなる。
これは神が不甲斐ない自分に与えた罰なのだろうか。
それとも____。
「……ハッ、教師としても、人間としても失格だ、俺。」
ポケットからスコーピオンフルボトルを取り出す。
コレを見ていると、二年前の事を思い出す。
園田槍太は、過去を振り返る。
次回から園田槍太の章(園田槍太は仮面ライダーである)が始まります。
砲流改虎の章で謎だった事が紐解かれます。
え?前回にそれと違う新たな章に入るって言ってなかったか、って?
ハハハ何の事やら