(戦闘描写の仕方がわから)ないです………
誰か教えて下さい何でもしますから
リリスパにエボルト出てたらしくびっくりしました。
地球終わったな
◆
「改めまして…俺の名前は『ヴェノムリーク』。『流出する猛毒』って意味の『ヴェノムリーク』だ。以後お見知りおきを。」
一通り自己紹介をした所で、瀬戸大橋へ目を向ける。
バーテックスが四国へ侵攻し始めたようだ。
「よし、大橋に行こう。……世界を救う為に」
ビルドフォンにボトルを挿し、マシンビルダーへ変形させ、大橋へ走っていく。
三人も跳躍し、大橋へ向かう。
◆
大橋に着き、
(いや、それはどうでもいい。それより―――――)
心配なのは連携だ。
まだ合同の練習も始まっていないので、お互いがどんな力を持っているかもよく分かってない。
もしかしたら、初戦敗退、なんて事になりかねないし―――――
そこまで考えた時、銀がバーテックスへ突っ込んで行く。
「っ!ちょっと待―――――」
しまった、と槍太は思った。
まだ敵の手の内が分かってない時に、無闇に突っ込ませるのはまずい。
ただ、こうなってしまった以上、銀を援護する他ない。
須美もその態勢に入っている。
銀が敵を二丁の斧で切り刻み、あっという間にスライス状になる。
普通の生物なら、これで死ぬはずだろう。
しかし、相手は普通の生物(そもそも生物かどうかも怪しいが)ではない。
常識的に考えて、ありえない速度で再生する。
大きく後退し、一旦間合いを取る銀。
バーテックスも銀を追い、加速する----が、光弾が命中する。
「よし、計算通りだ………っと!」
バーテックスも見ているだけ、とは限らない様だ。
2つある水球を射出する。
一つは園子に。もう一つは――――
「俺かよ!」
槍太に。
「わゎ~、先生とミノさんが閉じ込められちゃった~!」
「どうしましょう、このままじゃ…!」
「乃木さん!鷲尾さん!こっちは大丈夫だから、今は敵の撃退に集中して!」
ボトルを取り出し、スチームガンへ装填する。
『FULLBOTTLE!』
『STEAMATTACK!』
トリガーを引く。
蒸気が発生する―――――否、水球が蒸発しているのだ。
ボイラーフルボトル。その名の通り、炎と、超高温を発する効果を持つ。
なんとか水球から脱出出来た。後は銀なのだが。
そう思った瞬間、バーテックスが吹っ飛ばされる。
「うぅ~、気持ち悪い……」
「……えぇー?………ッ!?」
まさか、あの水球を全て飲んだ上、バーテックスを投げ飛ばしたのかよ。神の、力って、すげー!
と思う槍太。
バーテックスと戦っていた二人が駆け寄ってくる。
「ミノさん、大丈夫?」
「園田先生、大丈夫ですか?」
「アタシは大丈夫だけど……先生が」
「あっづぅ!?アヂッ!熱っ、熱い熱い熱い熱いィィーーー!!!!???」
槍太はともかく……銀は大丈夫そうだ。
これで相手の戦力を削る事が出来た。
「はぁ…はぁ…ふー……よし、一気に攻めるよ!」
頷き合い、バーテックスと相対する。
牡丹のような紅の花弁が舞う。
最初に動いたのは銀だった。
それに続き、園子も動く。
須美と槍太は隙を見ながら、銀と園子を援護している。
(よし、この調子なら……!)
銀の斧による炎を纏ったラッシュと、園子の弱点を突く的確な槍撃。
それに加え、須美と槍太の正確無比な援護。
アクエリアスは再生はしているものの、手も足も出なかった。
そして、それぞれが渾身の一撃を繰り出した時。
「……お?」
先ほどまで暗かった周りが、何もかも包み込む様な優しい光で明るくなる。
これは─────
「鎮花の儀……」
何時の間にかバーテックスは消えており、槍太は安堵し、変身を解除する。
(よし、守れた……ふぅ)
須美達の方を向くと、勝利した喜びを分かち合っていた。
自分はバテているのに、あの3人ははしゃいでいる(須美は少し恥ずかしそうにしているが)事に、槍太は若くも老いを感じ始めていた。
向こうから須美達が
「皆、怪我はない?大丈夫?……特に三ノ輪さん、水球丸々一つ飲んでたけど」
「はい、この通り大丈夫ですよ!……ただ本音を言うと、少し疲れましたね……」
「あの、園田先生も、お怪我などは……?」
「ん?ああ、してないよ?至って健康。これも皆のお蔭だね。ありがとう!」
「ん~、そう言えば園田先生のヴェノムリークって、もしかして自作ですか?」
「そう、その通り!乃木さん鋭いね~」
バーテックスを退け、束の間の非日常を経験した四人。
その中で、槍太は妙な違和感を覚える。
なにか、自分が変わっていく様な感覚が―――――――
「あっ、先生、樹海が………」
「元の世界に、戻っている?」
とことん非現実的だな、と槍太は思う。
「早いトコ慣れねぇとな……もしかしたら、無理かも」
◇
観音寺市にあるとある小学校。
二人の少年―一人は白髪、もう一人は黒髪だ―が駄弁っていた。
「なー、改虎。スマッシュって知ってるか?」
スマッシュの名を聞いた時、黒髪の少年がビクッ、と驚く。
白髪の少年は気にしていない様だったが。
「ス、スマッシュ…?さぁ、知らないな……」
明らかに挙動不審になっているが、白髪の少年は気付かない。
鈍感なのだろうか?
「おー、そうかそうか。じゃあ、この三条竜様が直々に教えてやろう!」
「わー、ありがたい」
ひどい棒読みで返す。
「いいか、スマッシュってのは――――」
竜という少年の話を聞き流しながら、改虎と呼ばれた少年は思考していた。
何故スマッシュが現れたのか?もしや、ファウストが活動を開始したのか?
まさかエボルト―――
「おいっ!話聞けよ!」
「えっ?……あぁ、すまん」
(しかも……確かこの頃になると、須美ちゃん達が戦い始める……まずいな)
(あの惨劇だけは…必ず止めなければ……!)
◆
大赦の研究所。
ほとんどの職員が忙しなく動き、あーでもないこーでもない、と色々な議論を交わしあっている。
「ふぅ~……疲れたぁ~」
デスクに突っ伏す槍太。
端から観ればただの怠け者と言われそうだが、つい数時間前までバーテックスと戦い
学校の勤務を終えたら終えたですぐに研究所に来いと急に総一郎に呼び出されれば、誰しもこうなるだろう。
「うぃ~っす、槍太。どうだった?初めての樹海は?」
「あぁ?………あぁ、まぁ、採取してぇな~って思ってた」
「怖っ!?流石、根っからの科学者って所かねぇ~」
「おいおい、天才が抜けてんぞ」
「えぇ~?冗談は顔だけ―――――イダッ!いでででで!ギブッ!ギブッーーーーー!」
固め技を決められ、悶絶する総一郎。
槍太は、ダウンした総一郎を一瞥すると、そのまま帰宅しようとする。
「あ"あ"~、待て槍太!今日は皆で祝勝会しようって約束してたんだよ!さっき迄の事は謝るから、行かないでくれ~!」
槍太は顔だけ総一郎に向けると、
「焼肉か?」
と聞いた。
「あ、あぁ……」
「なら行こう。さっき迄の事は許してやるよ」
「ぐっ、ぐぇっ!おい!襟引っ張んじゃあねぇー!」
◆
とある居酒屋。
外はもう暗くなっていたが、この店はまだ開いていた。
三人の|大人«幼馴染み»がテーブルに集まっている。
「んんっ、えー、園田槍太さんのー、勝利を祝ってー、乾杯ー!」
「「乾杯ー」」
「はぁー、ホンっト疲れたー。俺ももう年だわー」
「まだ24でしょ?まだまだよ」
「そうだぜ槍太!俺なんて先月ギックリ腰になったからな!すいませーん、牛タンと野菜炒めピーマン大盛りくださーい!」
「いや、それはおかしい。あぁ~、高校時代に戻りてぇ~。あの頃が一番モテてたよ俺」
「ふっ、何言ってんの。自信満々に学年のマドンナに告白したら、ごめんなさい、って即答されたのに?」
「あ~、あったよな~そんな事。おっ、野菜炒め来た」
「………ちょっと待って、なんでピーマンがそんなに盛ってるの?」
「……食えよ、ほら」
「いやいや、安芸には無理っしょ」
「そそそそそ、そんな事ないわよ!?こ、こんなの………!」
「おうおう、どうした安芸ちゃんよー。いつもの余裕が台無しだぜー?」
「頑張れ安芸。応援してるぞー」
「ぐぬぬ………。槍太ならまだしも、酒飲めない総一郎に…。屈辱だわ……」
何事も無かったかの様に、時間は過ぎていく。
街行く人は知らない。
三人の
そして、彼らも知らない。
この世界の、自らに降りかかる運命を。
だが、彼らは抗うだろう。
その心に■と■■があるから。
渡邊圭祐ちゃん、甲斐翔真くん、犬吠崎樹さんお誕生日おめでとうございます!!!!!!!
そう言えば先日ブックオフに行ったらクローズドラゴン1250円で売ってたので買いました。
アマゾン…じゃなくてア″マ″ゾ″ン″!″(読モ並のシャウト)の値段を考えると破格。
お願いだからクローズドラゴン再販して
ふうにぼと戦万を推せ