書いてる途中ビルドロスを再発しました。涙が止まらないです。
仕事投げ出してもいいじゃないの?
「天才物理学者の園田槍太は、須美たちと共に侵攻してきた2体のバーテックスと交戦する。優勢に戦いを進められていたが、突如として3体目のバーテックスが現れ、一転して追い詰められてしまう。そして、ついに槍太が禁断のアイテムを使ってしまった………!」
◆
『DANGEROUS VENOM BARREL!BLOOD HAZARD!DEMOLITION!』
「さあ、殲滅を始めようか」
暗闇の様な黒煙が晴れると、刺々しくなった黒いヴェノムリーク―――
カラミティリークが姿を現した。
突然変わった姿に驚くこともなく、バーテックスは攻撃を繰り出す。
まずはスコーピオンが毒針で貫こうとする。
が、既にリークはスコーピオンの身体に乗り、銃口を押し付け、躊躇なく引き金を引いた。
ズドン、と重い銃声が響き渡る。
スコーピオンは地に伏し動かなくなる。
槍太は次にキャンサーを標的にする。
反射板を盾にするが、リークの拳によって打ち砕かれる。
『BLAST STEAM!』
そのままスチームランスで貫かれ、ふっ飛ぶ。
サジタリウスは矢を大量に放ってくるが、鋼鉄の600倍の耐久力を持つカラミティリークに全て跳ね返される。
大量の矢は無意味と判断したのか、一本の大きい矢を放つ。
しかし、それもリークに捕まれ、逆にサジタリウスに返された。
矢がサジタリウスを貫く。
そして、カラミティリークはスチームガンへボトルを挿し、必殺技を発動する。
『HAZARD STEAM SHOT!SCORPION!』
「じゃーな」
暗黒物質を纏ったエネルギー弾がサジタリウスへと送られた。
樹海が明るくなり、バーテックスを花吹雪が包む。
一息吐き、変身を解除する槍太。
三人と合流しようと歩を進めようとする―――――
「ゴボッ…!?」
―――突然口から血を吐く。
それだけでない。
鼻からも、耳からも、目からも。
身体の穴という穴から大量の血が噴き出す。
(ヤバい―――――)
◇
足を引き摺りながら大橋を歩く須美と園子。
痛みに顔を歪めながら、銀を探す。
「銀、大丈夫かしら………?」
不安気に呟く。
「大丈夫だよ~ミノさんなら、きっと……!わっしー、あれ」
その時、園子が何かを見つける。
銀だ。
表情を緩め、駆け寄る二人。
だが、かなり傷を負っている。
「銀、大丈夫?」
「息はあるみたいだけど~………無茶し過ぎだよ、ミノさん。樹海化が戻ったらお説教だよ~」
「そうだ………園田先生は?」
大橋を進む二人。
しばらくすると、倒れている人影が現れる。
近付くとそこには血塗れの槍太がいた。
「園田先生!」
「そんな………」
思いがけない光景に絶句する少女達。
突然拍手と笑い声が聞こえる。
振り向くとそこには、ワインレッドの怪人がいた。
「んー、やっぱり人が絶望するサマは見ていて気持ちが良いねぇ~」
「……………誰?」
「俺か、俺はブラッドスターク。ま、気軽にスタークさん、って呼びなよ」
「あなたが、あなたが園田先生を―――――」
「いんや違う―――――ソイツの自滅だ」
「………え?」
「ソイツは―――槍太はハザードバレルっていうヴェノムリーク用の強化アイテムを作った。………が、いかんせん負担が大きすぎた。それを分かっていて使ったんだ」
「どうして―――」
「三ノ輪銀を守る為だ」
「…………ミノさんを?」
「そう、お前はあの三体のバーテックスを一人で相手取ろうとしたよな?槍太は謂わば、人のカタチをした自己犠牲の塊だ。―――――つまり、アイツのせいで槍太は―――――」
「止めなさい!!」
「おいおいアブねぇなあ、矢は人に射っちゃダメだろ。しっかし、槍太も槍太でバカだよ。生徒を守る為に自ら傷付きに行くんだからなぁ?本当に愚かだよ、人間ってヤツは。…………あぁ、でもアイツは人体実験してるから、人間じゃなくて兵器か」
「ふざけないで!園田先生は兵器なんかじゃない、人間よ!いつも私達を優先して、いつも自分を後回しにする科学を、人間を愛している最っ高の先生よ!」
「わっしーの言う通りだよ~。………スターク、あなたが語れる程、園田先生は小さい存在じゃないんだよ~!」
「ほおー、ソイツが人間じゃないと知ってもまだ拒絶しないか………やはり人間は面白い。気に入った!お前らも、最後の最後まで苦しめてやるよ。じゃ、チャオ」
スチームガンから黒煙を発射し、姿を消すスターク。
「望むところよ」
須美は静かに、そう呟いた。
◆
「うーん………知らない天井―――――」
「槍太!?起きたのね!良かった、本当に良かった………」
目を覚ます槍太。
そして抱き付く安芸。
「なっ、安芸!?落ち着け………って」
泣いていた。殆ど泣いたことのない安芸が。
そこまで心配させてしまったのか。
そう思うと、申し訳ない気持ちがこみ上げた。
「よっす槍太。見舞いに―――――」
目に飛び込んできた光景に一瞬目を丸くする総一郎。
微笑み、そして―――――
「末長くお幸せに~」
「総一郎!違う、違うんだぁー!」
「なーにが違うんだ?俺は仕事あるし、帰るわー」
「待て総一郎!あーもう、とりあえず離れろ安芸!」
「嫌よ!」
「即答!?」
◇
「あの三体が倒されたか…………」
「やっぱりアンタレスを潰した方がいいのではねぇですかい、アルデバランさん?」
「止めなさいアルタルフ。同胞を潰すなど、愚かな人間と同じです」
「アウストラリスの言う通りだアルタルフ。倒されたなら、奴ら以上の力を持つ者を放てばいい。なあ、レグルス?」
「いよいよ我の出番か。行くぞスピカ、ハマル」
「え、僕もですか?面倒くさ―――――分かりました、行きますよ」
「よーし、アイツらに最高のロックを聞かせてやるぜェ!」
「さあ、反撃の時間だ、愚かな人間共よ」
used to be フルボトル浄化するのはeasy
最近忙しいので投稿が遅れます。すいません。
5/6追記 展開考えられないので変えました