8月10日19時19分に投稿しなかったのもう許さねぇからな~?
Vシネグリスにわっしー兄弟出ないの寂しい
「イケメンぶってる自称天才物理学者の園田槍太は、鷲尾須美、乃木園子、三ノ輪銀三人とバーテックスの侵攻から世界を守っていた!…………ん、ん?誰原稿書き換えたの。あ、何キョドってんだよ安芸。お前か?おいおい待て!」
「イケメンぶってる自称天才物理学者の園田槍太は、ヴァルゴ・バーテックスを撃退した後、自らの過去を長ったらしく語り、そして電柱にぶつかるというドジを起こし、チームに笑顔を取り戻したのでありました!」
「何で総一郎があらすじ紹介してんだよ!はあ、どうなる第―――――」
「十二話!」
「ほとんど言われた…………」
◆
「槍太退院おめでとぉー!」
研究所に入った瞬間、クラッカーが弾ける。
大音量の破裂音が響く。
「びっくりするから止めてくれ…………」
「えぇー、折角サプライズしてやったのになぁー」
大袈裟に落ち込む総一郎。
………嘘なのは明らかなのだが。
溜め息を吐く槍太。
「そういえば、勇者システムのアップデートってどうなってんだ?」
「まだ調整中。けど物凄いパワーアップが出来るようにしたぜ!もうパァーって咲いてウワァーって強くなる!」
総一郎の拙い語彙力に呆れながらも、槍太は思考する。
(パワーアップ………ハザードバレルみたいに副作用がなければいいけど、な)
ブンブンと頭を振る。
ついついネガティブな予想を立ててしまうのが槍太の悪い癖だ。
世界を守る戦士がこれでは示しがつかない。
話題を変える。
「しっかし、フルボトルとパンドラボックスって一体何なんだろうな」
「さあな。今の技術力でも全貌を解き明かせてないし。あのパネルも」
総一郎が厳重に保管された一枚の板状の物体を見る。
パンドラボックスやパンドラパネルは、大昔に空から降ってきたと言われている。
いつ、誰が、何の目的の為に作ったのかは不明。
この宇宙が創造される前からあったと噂されているが、真相は不明。
中には核をも超えるエネルギーが眠っている―――――と、ここまでが人類が掴んでいる情報。
他は一切不明である。
「…………さっ、難しい話はやめやめ!お前イネスにでも行ってこーい!」
「?何でだよ?」
「退院したばかりの怪我人に働かせる程大赦はブラックじゃねーんだよ」
「どーだか」
冗談交じりに肩を上げる。
「ってわけで、今日は休養をしっかりとるよーに。また身体壊されたらたまらん」
「はいはいわかったわかったから押すな」
◆
太陽の日差しがジリジリと身を焦がす夏。
セミが大合唱を始め、連日蒸す様な暑さが続く。
そんな日でも、鍛練は欠かされない。
汗を流し、ひたすら打ち込む。
水分補給中、槍太は須美たちに聞く。
「と言うか、勇者システムの新しい装備って何だろ?」
「え、園田先生は何も聞かされてないんですか?」
銀が意外そうな声を上げる。
須美も表情や顔には出さないものの、内心驚いていた。
(あの園田先生が勇者システムの新たな装備について何も知らない………そこまで重要な事なのかしら)
「でも俺には無いのが納得出来ない!」
スマッシュのホログラムにスチームランスを突き出す。
その後も、洗練された動きで流れる様に連撃を繰り出す。
園田先生は自分で装備を創れるのでは―――――と須美は思った。
鍛練後、安芸に新装備の事を聞きに行く四人。
「あぁ、それは精霊よ」
「精霊?」
銀が聞き返す。
「それって、うらめしや~って出てくる~?」
「それは幽霊よそのっち」
園子につっこみを入れる須美。
一方槍太は―――――
「一体どんな機能をもってるんだ……!?早く試してぇ!」
「落ち着きなさい槍太。………ごほん、今この場で説明するのは難しいから、勇者システムがアップデートされるまでのお楽しみね」
「あー!すげぇ意欲湧いてきた!ちょっと勇者システムイジってもいい!?ちょっとだけ!」
「それは止めなさい」
何処からか現れた出席簿で頭を叩く。
それでも尚興奮は収まらない。
昔からの悪癖に、安芸は頭を悩ませる。
「それと、今日はあなたたちに特別なお役目があるわ」
お役目と聞き、緊張する四人。
「今日のお祭りを精一杯楽しんでくること」
「「「「え?」」」」
間の抜けた声がでる。
「確かに今日は大赦が関連する神社が祭りを開く日だけど………どうして急に?」
「次の侵攻までに鍛えるのも大切だけど、たまには息抜きも必要よ。精神的に安定していないと、勇者システムは使えないし、体力的にも疲労が溜まっていると十分に戦えないでしょ?それに、お祭りは神樹様への感謝への印でもあるし、参加しなくっちゃ、ね?」
「そ、そうだな」
反論を許さない程の言葉で無理矢理納得させられる。
結局、参加する事になった四人であった。
須美たちは神社の鳥居の周りに集まっていた。
が、槍太だけがその場に居なかった。
届いたメールには
『ごめん、少し遅れるかも!』
(園田先生が遅れるなんて珍しいわね………)
「よし、じゃあ須美撮影会と決め込むか!」
「え」
「わ~、ミノさんナイスアイデア~!」
「え!?」
その間、互いの浴衣姿を撮影したりし、槍太を待つ。
3分程し、槍太が到着する。
「もー、遅いですよ園田先生!」
「ごめーん!浴衣選んでたら遅れちゃった!」
平謝りしながら須美たちの下へ駆け付ける槍太。
浴衣には、ベージュの布地に色鮮やかな花が描かれている。
「そうだ!折角だし園田先生も撮っておこうよ!」
「ん?」
「あ、園田先生ポーズしてください。はい、かっこいいですよ」
「え、そう?えー嬉しいなぁ」
「水も滴るいい男~!」
「でしょー!……………え、あれ、俺って今撮られてる?」
ようやく自らの状況を理解した槍太。
だが、時既に遅し。
思いっきりカッコつけたポーズを写真に納められていた。
「完っ全にやらかした………」
「いやいや、この写真の園田先生めっちゃカッコいいじゃないですか!」
「よーし、今日は俺が奢るよー!最初はどこに行こうか?」
目に見えて上機嫌になる槍太。
まずは射的をする事にした須美たち。
「そのっちはオオアリクイ、銀はニホンオオカミのぬいぐるみが欲しいのね」
「オオアリクイじゃなくてアルマジロだよ~」
「ニホンオオカミじゃなくて柴犬だぞ須美」
「……ごほん、とにかく二人はそれが欲しいのね?」
代金を支払い、弾と銃を受け取る須美。
弾を充填し、まず試射をする。
銃口はぬいぐるみを捉えていたが、少し横に着弾した。
「ならここを狙えば………」
見事命中し、柴犬のぬいぐるみが落ちる。
「ありがとー須美!」
須美に抱きつく銀。
顔を赤らめ恥ずかしがる須美。が、満更でもないように見える。
「俺も負けてらんないな……よし!俺がココノオビアルマジロのぬいぐるみ取るよ乃木さん!」
「本当ですか~」
意気揚々としていた槍太だが、急に真顔になり、
「コルク弾の質量は……と考えると重力の影響は…口径は14mm……風向は南南西、風速2.2m……だとすると着弾位置は―――――」
「え、そ、園田先生?大丈夫ですか?」
直後、ポトッと何かが落下した音が鳴る。
どうやら、弾が命中したらしい。
槍太が店主からぬいぐるみを受け取り、園子に渡す。
「はい、お目当てのぬいぐるみだよ」
「あ、ありがとうございます~…………あの、さっき様子が変でしたけど、大丈夫でしたか?」
園子がそう聞くと、槍太は苦笑して言う。
「ん?ああ。考え過ぎるとああなっちゃっうんだよね。昔っからなんだ」
「そ、そうなんですね~………」
その後、リンゴ飴や綿飴を買ったり、金魚すくいで楽しんだ四人。
不意に色とりどりの光ともに、身体に響く音が聞こえる。
花火だ。
「………」
誰もがその美しさに見いっていた。
「………たーまやー」
誰かがそう呟いた。
◆
「頑張ってる銀を、応援したい」
「でも、自分の力で成し遂げないと~」
「意味ねーんじゃねぇか?」
「それなら、届け!」
「「「元気ハツラツパワー!」」」
「レベルアップだ!」
「ビタミンC!」
「ビタミンBも!」
「着色料保存料0!」
「一緒なら、何でもできる!」
「元気ハツラツ!オロナミ───」
「っていう夢を見たんだ~」
「…………どっかで見たことがあるような…………」
どんなミラクルも起き放題(ゆゆゆい)
槍太のモチーフの花のヘリクリサムなんですけど
調べてみたら英語でeverlastingって言うらしいです
お前たちの神世紀と西暦って、醜くないか?
まるで凸凹だらけの道だ。
(それはそれとして)俺がもう一度、ぐんちゃんの人生をやり直す。
瞬瞬必生!!!!!!!!!凸凹で何が悪い!!!!!!!!!!!!
西 神
暦 世
紀