やはり俺に本物へと導いてくれる友人がいるの正しいのだろうか。   作:diamond dust

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一ヶ月待たせてごめんなさい。


第9夜

 由比ヶ浜による市川壱頌連続気絶事件が解決(笑)してから少し…

 

 

 俺は平塚女史の横暴により抵抗を諦め、大人しく1人で奉仕部の部室に向かっていた。と、そこには部室の外から中を覗き見る2人の人影…なんのこともない雪ノ下&由比ヶ浜ですねはい。

 

「お前らなにやってんの?」

 

「「ヒャァ」」

 

 おれが声をかけるとお二人は随分と可愛らしい声を出した。

 

「て、なんだヒッキーか」

 

「あら、こんなところに珍しい動物がいるわね。顔無しヶ谷くん」

 

「ナチュラルに俺の目を黒く塗りつぶすのやめてくんない?」

 

「あら腐っているよりはいいでしょう」

 

 全然可愛くなかったです。嘘ついてごめんなさい。

 

「それよかお前ら何してんの?」

 

そもそも俺が顔無しとか言われたのはこのせいである。いや、別にこのシチュじゃなくてもそうだな。なんなら生活の痕跡が残っているだけで罵られるまである。

 

「部室の中に怪しい人影が・・・・」

 

 

別に大したことじゃねえななんでそんなことで俺はdisられるの〜。あれか?人間だものってか?おいふざけんじゃねえぞ。

・・・などとクソしょうもないことをしつつドアを開けると。

 

「ククク・・・こんなところで会うとは驚いたなっ!我が相棒比企谷八幡!待っていたぞ!」

 

そろそろ夏だというのに暑苦しいコートに身を包み、握った手からキュ、と音がし其れは合成樹皮の指ぬきグローブ。どこからともなく風がふき、コートがはためき何かの髪が部室を飛び舞った。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・あの〜何かしらのリアクション・・・・」

 

「ヒッキーの友達?」

 

「そんなんじゃねえよ」

 

「でも我が相棒って・・・」

 

「体育のときペアなだけだよ。つまるところ俺の同類」

 

「そもそもなぜ会ったことに驚くのに待っていたなんていうのかしら。」

 

「知らねえよ俺に聞くなよむしろ俺が聞きてえよ。」

 

「何で夏前なのにコート着て汗ながしてるの?」

 

「頭おかしいだけだろ。其れかよっぽどのサウナ好きとか」

 

非難の嵐おまともに受けました。不審人物は。

 

「グボァ!!」

K.O.

 

なんか哀れなので。。。

 

「はあ。んで?何しに来たんだ?材木座?」

 

「よぉぉくぞ聞いてくれた!そう!我こそは!室町幕府十・・何台目かの・・剣豪将軍、・・・・材木座・・・・義輝dぐほぉ!」

 

材木座義輝が、最後までセリフを言い終わることはなかった。

 

突然部室に入ってきた青い風──市川壱頌二木刀で成敗されたからだ。

 

・・・・・・・弱えな剣豪将軍。

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