衛宮打鉄の聖杯戦争   作:無限の燻製

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I am 死!か~ら~の~転生!


「…ろ!…きろ!…起きろ!おい!起きろ!」

 

なんだ?首が前へ後ろへ慣性の法則で肩とワンテンポ遅れて振られている。

 

気がついたら青い全身タイツを着て赤い槍を持ってたりアロハシャツを着て釣りをしてそうな兄貴っぽいのが肩を持ってmyno味噌をシェイクしている。

 

脳震盪するやめろボケまた逝くおいコラ聞けボケ。

 

「お!やっと起きたか!いやー、よかったよかった。」

 

お前のせいでまた逝きかけたがな。

 

「ああ、所でお前、最初に言っとくと死んだからな。」

 

無視すんな。って、え?What?死んだ?なにこれ電波?or馬鹿?ラノベの読み過ぎ?

 

「そうだ自己紹介がまだだったな。俺は…まあアレだ。神様的なもんだ」

 

まさかの本気⁉

なにこの正ににテンプレ。俺転生でもすんの?

 

「そうだ。物わかりの良いガキは嫌いじゃねえ。後俺は電波でも馬鹿でもねぇぞ。」

 

!…あいつの言った事が本当なら生き返る可能性があるな。

 

「お前は酔っ払いの居眠りバイク野郎に弾き飛ばされて死んだワケ。で、

 

『いつも思うけど、こういうの可哀想じゃね。』

 

ってお前のいる世界の神様的なのが言ったから転生する事になったの。んでどこがイイかとなってだ、んで

 

『じゃあ適当にルーレットで……Fate/の世界へgo!』

 

ってなってここにお前が来たっつー事。」

 

Fate/って物語じゃないの?っつーか、神様だからって次の世界そんなふうに決めんなよ…。

 

「ああ、世界っつーのは何かが「こんな世界があるとして」まで考えた地点でその世界が生成されんの。OK?」

 

オーケーオーケー。理解したわ。つまりオレはFate/の世界に転生するわけね。ああ、桜ちゃん…可愛いな…。会えるとか嬉しすぎる…。

 

「まあ、肉体はこちら≪神様≫製だから、基本的には死なないけど、魂の限界まで行けばショック死するぞ。」

 

じゃあ早くしてくれ。楽しみで楽しみでしょうがない。

 

「ちょっと待て…お前、前の世界に未練ないのか?」

 

そりゃあ、あるさ。でも死んだんだから仕方ねえだろ。クソ神様がルーレットで決めたんだから。

 

「ところがどっこい、そうじゃあない。今回のような事は度々ある。そんでそれは余りにも不憫だ。そこで試験的にある事を試す事になったんだ。」

 

試す?何をさ。

 

「元々魂ってのは同じ世界で二度連続で生まれると魂が破損するんだ。何故か、な。そこで一度どこかに転生させてから死んだ直後の時に肉体を修復して魂を入れ直す。すると前の世界の続きが出来るっつー寸法≪ワケ≫だ。まあ、初めての試みだからどうなるかはわからんがな。」

 

試運転のようなモノか。納得した。さあ、早く桜ちゃんの元へ送ってくれ。

「まあ待て、次に向こうの世界の事で色々説明しなきゃいかん事があるんだ。まず①お前は衛宮士郎の双子の兄。

次に②お前の行く世界は切嗣が士郎を救うのが一瞬遅れで死ぬこと。

そしてここがミソ、③士郎が死んだ場合お前がどう足掻こうとアンリマユによって世界が破滅すること。絶対に破滅させんなよ。

④あと、お前の名前、打鉄ね。

最後に⑤魔術回路は82本で最初から開閉可能。

だ。何か質問はあるか?」

 

なんで世界が破滅しちゃあいけないんだ?別に構わないだろう?

 

「簡単だ。アンリマユは肉体ではなく魂を『壊す』からだ。壊された魂っつーのは破損しきっていて修復が不可能なものを指すんだ。んで魂をやり取りできるのはくっついた世界のみ。くっついた世界の魂の比率が余りにも偏ると侵食が始まって周りのくっついている世界ごと破滅させられるんだ。それは困るからな。決して世界が無くなるとオレが首になるからじゃねえぞ。ホントだぞ。他には?」

 

魔術回路の質と強度は?

 

「危険をおかしてまで手伝って貰うんだ。質は世界でも有数のハイレベル、乖離剣エアの投影が三年に二回は可能な強度、だ。他は?」

 

無い。それだけあれば十分だ。早く送ってくれ。

 

期待に胸が膨らむ。桜ちゃん。愛してるぜ。今から会いにいくよ。もちろん駄洒落さ。『あい』の。

 

「お前そればっかだな…じゃあ送るぜ…ゲイ・ボルグ!」

 

何故に⁉死ぬよ⁉と思うも声が出る間もなくオレの意識は暗転した。

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