魔法少女リリカルなのは~闇の末裔~   作:空勝

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ハイ、ご無沙汰しています空勝です。まだ短いですが、ちょくちょく書いていきます。
まだ無印編開始にはなりませんがお付き合いいただければ幸いです。


プロローグ03

商店街の賑わう通路で4人の男女が談笑しながら歩いている。

一人は俺、もう一人はなのは、あとの二人が金髪少女のアリサ・バニングスと紫髪の少女月村すずか。

この二人、なのはの親友にしてクラスメイト。さらにお金持ち。二人とも豪邸に住んでてうらやましい。お金持ち特有のお付の人もいて、アリサは執事の鮫島さん、すずかはメイドのファリンさんがいる。そんでもってなのはを含めたこの三人娘は学校では美少女三人娘と持てはやされ、小学生ながらアイドル的存在だったりする。俺?俺は普通だな。同学年の男子からはよく勝負を挑まれるくらいかな?(よく三人娘達と一緒にいる修斗に嫉妬しているだけ。勝負もテストの点数勝負や体育での勝負ぐらいであるが本人は気付いていない。)

 

ある程度の買い物を済ませ、帰路に着く俺達だがアリサとすずかがこの後習い事だというので商店街を抜けた先で執事の鮫島さんと待ち合わせをしているらしいのでそこまで送っているところだ。

「荷物重いんだし、別に車まで送らなくても大丈夫だよ?」

こちらを気にかけたのかすずかは申し訳なさそうにもう帰っていいことを告げる。

「そうよ、そこらの子供じゃないんだから平気よ、なのは」

そこに俺の名前がないのは眼中にないからでしょうかアリサ?

ムスッとした顔をする俺にふふんとなぜかエラそうな顔をするアリサ。

「ううん、大丈夫だよ。それにこっちから帰ってもたいした距離じゃないし、しゅーと君もいるし」

「大丈夫、なのはは俺がいなくても迷子にはならないから・・・・だよな?」

「ならないよ!!なったことないじゃん迷子に!!」

膨れるなのはをよそに俺はすずか達を見る。

「それに、お嬢様二人がねぇ、・・・大丈夫?」

「どういう意味よ?」

ちょっと含みのある言い方にアリサが食いつく。

「いやぁ~、すずかは大人し過ぎるから簡単に誘拐されそうだし、お前なんかはあれだろ、ハプニング大好きだろその名の通り」

「あたしの名前はバニングス!!ハプニングじゃない!!」

「ええぇ~、語呂逢ってるからいいじゃんハプ~」

「へんなあだ名つけるな!!大体私はハプニング好きじゃないわよ。」

「ほんとに?」

「・・・なによ」

俺達の言い合いにまぁまぁとすずかとなのはが間に入る。

「まあ、ハプニング好きと言うより面倒見が良いんだと思うな」

すずかの一言になのはもコクコクとくびを縦に振りながら同調するように答える。

「そうなの!!アリサちゃんは優しいからほっとけないんだよね!」

ニパァって感じな笑顔をアリサに向ける。

「う、///」

真っ赤になって黙りこくるアリサ。ホント素直じゃないなぁ。

「まぁ、紳士がレディを送るのは別に悪いことじゃないんだ。大人しく送られろ」

「あんたが?紳士?ふっ」

あっ、こいつ今鼻で笑いやがったな!

「そっ、レディのすずかを送るのは俺の役目」

「って!何でそこにあたしが入ってないのよ!!」

「え?だって同級生の男子軽く伸しちゃうお前がレディ?いやいやいや世のレディに謝れよ、まずすずかに」

「あんですって~!!」

こんな言い合いもいつものことなのですずかもなのはもクスクスと笑いながら俺達の言い合いを止めに入る。

こんな日常に俺は結構満足していた。いつ、本当の親が現れるか分からない、いつあの家から出て行くか分からない。けど今はこの平和な日常が続いてほしいと想う。

 

 

 

 

 

 

車までアリサとすずかを送り憎まれ口を叩きあいながら分かれた俺となのははそのまま帰路に着く。

「学校楽しみだね。また、同じクラスかな?」

「あんまり変わらんからなぁ。1年のときから同じだし・・・・」

まぁ、今俺達が通っている私立聖祥大附属小学校はそれなりに有名実力校で学費も何気に掛かる。

はじめ俺は普通の公立で良いといったんだが父さん達は聖祥にって・・・(--;)押し切られた。

まあ、私立の有名校だけあって授業レベルは高かった。学校のスローガンは平等にのびのびと?だっけか?

そんな感じだったがちょっとした噂がある。クラス替えではある程度成績を元にクラス決めを行うと言うこと。まぁ、あくまで噂、それが事実だったら俺、なのは達と同じクラスになれんし。

ん?俺の成績が悪いんじゃぁない、テストがいけないんだ!!得意科目がなのはと同じ理数系だけどそこまで優秀じゃないし、体育の成績はいいけどすずかにかてないし(なぜだろう(--;))

歴史苦手だし、国語は一応なのはよりは上だがそれでも中の中ぐらいだ。

まぁ、なのはは国語以外は俺より良いほうだしアリサやすずかに関してはもう小学生ですか?って感じだ。

習い事もあるしすげぇなぁと感心してしまう。なのはも運動音痴ではあるもののパソコン系など機械系は得意な方だし、親父達が経営している喫茶店『翠屋』のメニューを作成、プリントアウトしたのもなのはだ。

・・・・俺も何か手に職就けようか?

 

 

 

 

なのはSIDE

 

現在私はしゅーと君と家に向かってゆっくりと帰っている。隣にいるしゅーと君と私は本当の兄妹ではない。何年か前にお父さん達から知らされた時は驚きつつしゅーと君がなんだかかわいそうで思いっきり泣きながら抱きついちゃったほどだ。しゅーと君にはあまり気にするなとは言われたけど、しゅーと君自身は結構気にしてたみたいだし、あんなことも起こったし、あまり他人事ではないと思った。寂しい思いは私も分かるし。

じーっとしゅーと君を見ていたら視線に気付いたのかしゅーと君はこっちに顔を向けた。

「んだよ?人の顔じろじろと。」

そういわれて気付いたことがある。

「しゅーと君髪結構伸びたね?」

見てた理由ではないけどとりあえず答えてみる。

しゅーと君の髪は赤茶の混じった黒髪でボサボサしながらも前髪は目元近くまで伸びており襟足は肩近くまである。なんだか根暗な子みたい・・・

「あ~。新学期間近だしばっさりと切るか。」

しゅーと君も長いとは思っていたらしく小さく頷きながら前髪をいじりだした。

「うん!しゅーと君、短い方が似合ってると想うよ!!」

のほほんとした顔立ちだが悪戯するときなどのしゅーと君の目はこう、なんと言うか・・・狐みたいな顔になる。ニヤァ~って感じ。うん。あれで悪戯かどうか判断したいから切ってほしい。私やアリサちゃんたちのためにも。

「う~ん。でもなぁ・・・」

「どうしたの?」

「前髪切ると目元が見えて悪戯かどうかってバレちゃうし・・・」

「確信犯!!」

しゅーと君分かってて髪伸ばしてたの!私はこれからもしゅーと君にからかわれそうだ。

 

 




次回
アリサ「あんた誰よ!!」修斗「俺俺!!・・・ってなんか詐欺みてぇ」
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