召喚したらスライムだった件   作:よと

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スライム召喚!

 俺は藤丸立香。

 故あって人理継続保障機関カルデアのマスターをしてます。

 今現在俺は特異点Fで召喚サークルを立てて召喚を行いました。

 

 カルデアへは広告で知って応募してみたら才能があると抜擢されて飛行機を何本も乗り継いだ先の雪山の上に建っていたんだけど、長旅で疲れ果てた俺を職員の人たちは『とりあえず訓練だけ』といってシミュレイト室に放り込まれて訓練を少しやらされて終わったあと説明会に行くよう言われたところで迷って眠気に誘われてそのまま夢の世界へダイブしました。

 

 その時に起こしてくれたのがマシュ=キリエライトっていう、俺のことを先輩と呼んでくれる薄ピンク髪の短髪の女の子で、説明会に行きたいことと迷ったことを伝えると後にきた紳士服にハット帽を被ったレフ=ライノール教授がマシュを案内につけてくれてなんとか管制室に行けたけど遅刻して、更にまた寝ちゃって途中でオルガマリー=アニムスフィア所長に追い出されちゃいました。

 

 それから仕方なくマシュに俺のマイルームに案内してもらって入ってみたらゆるふわなお兄さんという感じのロマニ=アーキマン、通称ロマンさんがいてひと悶着あったけどいい出会いが出来たと思いました。

 

 それからマシュは放送で管制室にいっちゃってしばらくするとロマンさんの方にレフ教授から管制室に来るよう通信があってあわててロマンさんが行こうとしたときに管制室で爆発が起きたらしくすさまじい轟音が響きました。

 

 いてもたってもいられなくてロマンさんと一緒に管制室に行くともうそこは火の海の中で、崩れてきた瓦礫も相まって地獄のように感じました。

 そんななか瓦礫の下敷きになっているマシュを見つけてなんとか脱出できないか頑張ったけど、ハッチも閉まって出れなくなった状況で彼女は手を握って欲しいと言ってきたので俺は軽く了承するとなるべく優しく握りました。

 せめてこの瞬間だけは苦しまないようにと。

 

 『レイシフトを開始します。』

 

 という放送とともに意識を失って気が付けば炎に包まれた街の中に立っていました。

 

 突然のことで驚いたけどなんとか気を取り直してあたりを散策していると骸骨が襲ってきて必死に逃げました。

 するとマシュの声がしたと思ったら身の丈より大きい盾を振りかざしてマシュは人間とは思えない動きで追ってきていたすべての骸骨を倒してしまいました。

 

 話を聞くとどうやらデミ・サーヴァントというものになったらしく詳しい説明を後に骸骨に追われてたところを助けたオルガマリー所長に聞かせてもらいました。

 

 ここが特異点Fという場所でここの問題を解決しなかったら人類が滅んでしまうという想像もつかないくらいな大事だけどなんとしてでも解決しろと所長に言われました。

 

 といっても戦力的に心もとないので召喚サークルを立てて実際に召喚しました。

 

 「聞いているの藤丸立香!!この大事な局面でなんてことをしてくれたのよあんたはー!!!」

 

 と所長が騒ぎ立てるのも仕方ない。

 俺も今ちょうど現実逃避していたところなのだから。

 

 召喚されて現れたのは特徴的なボディとツルッとした水色の肌、誰もがしっている万国共通の生物。

 

 「僕はスライムのリムル、悪いスライムじゃないよ。」

 

 そう、なにを隠そうスライムでした。

 

 「ハハハ、スライム、なんで?何でスライム?」

 

 「フォーウ?」

 

 『僕もスライムは初めてみたよ』

 

 「もう終わりだわ!なにもかも!」

 

 「これが、スライム」

 

 俺は現実逃避、猫とリスが合わさったような生き物のフォウはスライムと見つめあって、Dr.ロマンは只々感動したように声をあげ、所長はこの世の終わりといわんばかりに叫び、マシュは好奇心でスライムに近寄った。

 

 「えっと、ごめん?」

 

 人の言葉を喋るスライムは一言、状況的に謝った。

 

 ここに、一匹のスライムがこの世界に降り立った。

 

 

 

 

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