彼女たちの前に、ついに最強の使者がやって来る。
ノワール「く、クアンタムシステム?」
刹那「そうだ、相互理解と意識共有を可能にする理想のシステム…」
刹那「それが、クアンタムシステムだ」
ノワール「…えっと、結局私は何をすればいいのかな?だいたい私クアンタムシステムなんて搭載してないし」
グラハム「まあ、簡単に言えば…」
グラハム「ネプテューヌを説得し、叩き起こせということだな」
ノワール「と、いうことは…」
ノワール「私のすることは何も変わらないじゃないの!」
刹那「当然だ」
ノワール「え?」
刹那「クアンタムシステムを使うのはこの俺だ」
グラハム「!?」
刹那「刹那Fセイエイ、未来を切り開く!」ドギュウン
ノワール「えええ!?こいつ緑色に光り出した!?」
グラハム「これは…高濃度のGN粒子!?まさかこれはッ!」
刹那「俺で対話を実現させる…」
刹那「クアンタム・バースト!!」カッ
ゴゴゴゴ…ゴ…
ノワール「ネプテューヌの意識の崩壊が…止まった」
刹那「GN粒子で対話をしやすい空間をつくった」
刹那「短い時間だが、安全な相互理解が可能となっている」
ノワール「よ、よくわからないけど…ありがと」
グラハム「おお…少年が遂にガンダムになったとは!好意を抱くぞ少年!!」
グラハム「この感情、この気持ち!まさしく愛だ!!」
刹那「…これはELSに改造してもらったんだ」
刹那「とにかくノワール、急いでくれ。長くは持たない」
ノワール「わかったわ。ネプテューヌ、いくわよ!」
ネプテューヌ「…んっ!」ズズッ
グラハム「む、何事だ?」
ノワール「あれ…ネプテューヌの様子が…?」
ズズッ…カッ!
刹那「なっ…ネプテューヌも発光しただと!?」
グラハム「な、何だねアレは。姿が変わっているように見えるが」
ノワール「ネプテューヌの姿が変わった、ってことは…」
ノワール「まさか、パープルハートの登場!?」
パープル「…貴方たちがうるさいから小さい私に代わって私が出て来たのよ」
グラハム「ほう…ネプテューヌによく似ているが、一体何者だ」
ノワール「コイツはネプテューヌの女神になったときの姿で、いわゆる別人格ってやつよ」
刹那「つまりハレルヤか…」
ノワール「そんなことよりネプテューヌ、起きなさい。みんなが待っているから」
パープル「嫌よ。小さい私は長い間抜けキャラを通し続けてちょっと疲れてるのよ」
パープル「悪いけどもう少しだけ寝かしてくれないかしら」
ノワール「もう少し…ってもう一週間も寝てるじゃない。そっちこそいい加減に起きたらどうかしら」
パープル「馬鹿言わないで。私は寝たいから寝てるのよ?だったら気が済むまで寝てるのが正当じゃないかしら」
ノワール「…」
グラハム「成る程、別人格といえども素は同じだな」
パープル「とにかく申し訳ないけど、今回は退いてちょうだい」
ノワール「どうやら私たちと分かり合う気は一切ないようね…」
ズズッ…カッ!
ノワール「だったら私も
ブラックハートとして、貴方を叩き起こす!」
グラハム「何と!ノワール嬢の髪が白色に!」
刹那「白色…ガンダム!」
ノワール「これがラステイションの女神の対話よ!」ジャキン
グラハム「あれは、ビームサーベルだと!?」
ノワール「これのどこがビームなのよ。普通の剣よコレ」
刹那「だがノワール、戦うのはまずい」
ノワール「は?なんで」
刹那「意識を攻撃するのは肉体に直接攻撃するのと同じようなことだ」
ノワール「ああ…じゃあネプテューヌを無傷で救うためには戦っちゃいけないのね」
ノワール「って、それじゃどうすんのよ!ネプテューヌを止められないじゃない!」
刹那「俺たちは戦う為に来た訳ではない」
刹那「分かり合え、ネプテューヌと」
ノワール「だけどだけど!私にそんなこと…」
パープル「邪魔するなら、いくらノワールでも許さないわ」シャッ
ノワール「うわっ!ネプテューヌの斬撃がかすった…」
グラハム「チィッ、奇襲とは卑怯な!」
ノワール「くぅっ、そうよ卑怯よ!そういう事するから貴方は人気投票とかで私に負けたりするのよ!」
パープル「でも貴方のそういう態度が友達がいない理由であることも忘れないで頂戴」
ノワール「ぐぅぅっ…!」
刹那「落ち着けノワール。奴の余計な情報は俺が引き受ける」
刹那「本質を捉えろ」
ノワール「そんなこと言われたって…」
刹那「行け。お前はガンダムだ」
ノワール「ガンダムって…」
次回に続く