僕と死と消えない呪い   作:白黒羽

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どうも~、PS3が大好きで最近アメリカでやっと日本人の間でパズドラが流行ってきているアメリカに住んでいる白黒羽です!(自分も今年はじめたばかり)

それでは13話を更新いたします!!


十三話 決戦

坂本雄二とFクラス男子生徒約10名はDクラスの窓前で身を低くしながら待機していた。

彼らは今 仲間である土屋康太が動きやすいその瞬間がくるのを待っている。

 

待つことはいくらでもできるのだが、雄二はできれば早急に片付けたいと思っている。

何故なら、今Fクラスには誰もいないからである。もしも時間稼ぎをしてくれている味方たちが全滅して相手がFクラスへと入って誰もいなかったら当然その部隊たちは自分たちの代表へと報告してくるだろう。

 

報告するために一度Dクラスへ戻らなければならない。そうなってしまうと相手が増えてしまってやりにくくなってしまう。

 

あせっている自分を落ち着かせるために雄二は数回深呼吸をする。

まだかまだかと窓から見えるDクラスを見つめる。

 

雄二の手には小型通信機がいつでも康太に連絡できるようにと握ってある。

 

 

だが・・待っていては何も始まらない。

何かを起こしたいのなら行動しなければならない。

 

奇跡という言葉がある・・・それはおもいがけない運が訪れること。強運や幸運、まさに偶然に起こったことの事を言う。

 

これらは、たまたま、偶然起こることがあるが・・・奇跡というものは、待っていては訪れない。

奇跡が起こってほしいのならば・・・・

 

 

 

自分で起こすものだ。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

坂本雄二は無言で小型通信機を自身の口元へとゆっくり移動させた。

 

通信機のスイッチを入れて口を小さく開く

 

「ムッツリーニ・・・」

 

「なんだ。」

 

すぐに応答があった。

 

「今、Dクラスの真上にいるといったな?」

 

「・・・ああ」

 

「具体的にはどこか分かるか?」

 

「窓に一番近い位置だ・・」

 

そうかっとつぶやき。まっ当然かっと自分にいって再度口をあける

 

「なら、その位置から動かずにDクラスの扉の前、つまり窓から逆のほうに何かを投げて音を立てれるか?」

 

「・・・・ふっ、なるほどな。了解した。」

 

康太は小さく笑い 雄二の言いたいことを理解したようですぐに実行するといった

 

雄二が考えたのは相手の視線を一つにまとめるには何かに反応しなければならない。

人間には反応してしまう五感がある。その一つに聴覚というのがある。つまりは音。

 

今のDクラスの警戒心は通常より高まっているはず。何故なら戦争中だからだ。

 

それを雄二は利用するつもりだ。

 

静かなDクラスで大きな音がどこからかきたら皆絶対に反応してそちらのほうに目がいってしまう。

 

その間に康太が天井から飛び降りて 窓を開ければいい。

 

 

そうと決まればすぐさま実行するべし。

 

「音を立てるときに合図してくれ。こっちも飛び出せるように準備する。」

 

「・・・了解」

 

 

勝負は一度きり

 

さぁ・・・・どうなるか。

 

 

奇跡は起こるのか。

 

 

 

雄二は待っていた。

自分の鼓動が上がっているのが分かる。

顔からは汗がたれる。汗は額から頬を伝い

 

頬から顎へと伝う、そして・・・・その汗の雫は地面へと落ちる

 

落ちた瞬間、それが合図のようにDクラスの扉付近から音がした。

今丁度、この時に雄二の推測どおり Dクラス全員の目線はそっちへと行く。

 

今Dクラスは無防備にも雄二たちに背を向けている

 

(いまだ!!)

 

そう思った瞬間に自分の良くしる人物が天井から飛び降りてきた。

その者は音もなく着地してすばやい動きでDクラスの窓すべての鍵を開けた。

 

鍵を開けると少しだが音がでてしまう。

そしてその音に一人は絶対に反応する。

 

 

 

 

鍵が開いた。

 

 

 

 

後は・・・

 

「突撃するだけだぁぁぁーー!!!」

 

大きな声と共にFクラスと一緒に雄二が窓からDクラスへと侵入する

雄二が前へ行くより先にまずは護衛をどうにかするために二人一組になったFクラス生徒が雄二の前をとおり護衛の足止めをする。

 

 

「なっ!!まどから!?」

 

声を上げたのはDクラス代表の平賀。

 

「代表下がって!!」

 

いち早く状況が分かった彼の護衛は彼を後ろへ下げる

そして彼を守るために護衛全員が手を前にかざし 

Fクラス代表である雄二を狙う

 

横では数学の教師が承認していた

 

「ここは俺たちが!!さもn「俺たちがあいてだこの野郎!!」 なっ!!」

 

 

「よっし!!後は俺とお前だけだなぁ~Dクラス代表さんよぉー!!」

 

ニヒルに悪い笑みを浮かべながら雄二が平賀へと近づく。

 

「っく、だがまだ終わってはいない!!それに君を倒せばこっちの勝ち、さらにFクラスである君がDクラスに勝てると思うか!」

 

そういい平賀は皆と同じように自身の召喚獣を召喚する。

 

そんなか雄二は口の端をさらに吊り上げ。

 

「試験召喚獣・・・召喚!!」

 

力強い声で言う雄二。

そういった瞬間に雄二の前には彼を小さくしたような他の者と同様に尻尾の着いた分身が現れる。

彼の召喚獣は明久と同じで改造された学ランだった。だが、色は黒ではなく白で武器は長い針のついたメリケンサック。

 

こちらも明久のように雑魚にみえてしまう・・・

 

 

だが、メリケンサックは刀と比べると弱く思えてしまうのだが違う、実は厄介でものすごく強かったりする。

 

武器というのは使いどころでなんとでもなる。メリケンサックにも他の武器と同じでメリットとデメリットがある。

 

メリケンサックは拳にはめる物である。

重量も軽し強度もある。

 

すばやく動けるため 相手の懐に入ってしまえば猛ラッシュが可能だ。

しかも一発一発の打撃力は半端なものではない。その打撃力は時にはヌンチャクや木刀さえも超えてしまう。

 

一発一発が重く、さらに針がついているため殺傷能力も十分にある。あれがもし頭を貫いたらどうなる?

 

想像するだけでもう分かってしまう。

 

 

さすがはFクラスで一番の点数を誇る者だ、一番いい武器を持っているのかもしれない。(防具はないに等しいが)

 

 

 

「何故、余裕なんだ。何故笑ってられる!」

 

雄二は腕を組みながらまたも笑みを浮かべる。

 

「お前たちはある間違いをした・・・」

 

「間違いだと・・・」

 

いきなり語りだした雄二

 

「お前たちはDクラスだ、数学ではBクラス並の点数を持つ島田を恐れてあの場にいた数学の教師をなんらかの理由をつけてここへと連れ込んだ。」

 

そう、途中で数学から古典に変わってしまったのはDクラスの仕業だ。彼らは所詮Dクラス、Bクラスの点数にはかなわないと判断して教師を変えてきた。

 

そしてその教師をここへ連れてきたらしい。これらの事は雄二はあらかじめ見ておいた康太の映像で分かっている。

 

「それがどうした。(てか何で知ってる?)」

 

それがどうした?当然そう思うだろう。

 

だが、

 

 

「ワリぃーなぁ~。数学はなぁ~」

 

雄二は一度目を閉じて

 

「・・・・・・俺の得意科目なんだよぉ!!」

 

力強い声で目を開いて言い放つ

 

「っ!?」

 

坂本雄二 数学

  79点

 

 

平賀源二 数学

  94点

 

「はっ、ははは。なんだ。確かにEクラスくらいはあるけど 点数なら僕のほうが高い!!この勝負、もらった!!」

 

そういいながら平賀の召喚獣は雄二に向かって突撃する。

 

点数で負けているのに・・・

突撃されているのに・・・・

攻撃されそうなのに・・・・

 

 

 

 

 

なんで雄二はまだ笑っている?

 

 

 

 

「いいや・・・・」

笑みを浮かべながら雄二は言う

 

 

この時、平賀は時間がゆっくりと動いているように感じた

 

「この勝負は・・・俺たちのものだ。」

 

忘れている者がいる・・・

 

彼は天井で待機していてDクラスの窓の鍵を開けた者。

 

カメラがをいつも所持していて、女が大好きな少年。

 

一番最初にここへ進入してきた人物

 

 

 

 

 

 

ムッツリスケベで ムッツリーニと呼ばれている少年がいる。

 

 

 

 

彼、土屋康太の存在を・・・平賀源二は気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

ドスっと言う音がした。

平賀の視界から突如現れた物がいた。

その『物』は黒い服装に身を包んだ小さい人・・・・いや、召喚獣だった。

その『物』はすばやい動きで何をした?

 

自分の召喚獣のわき腹を後ろから・・・・・・小太刀で貫いていた。

 

 

『くっ』っと平賀の召喚獣はわき腹を押さえながらムッツリーニから距離をとる

小太刀をわき腹から抜くために前へと進み距離をとろうとするのだが・・・・・

 

 

 

その一瞬の判断が間違いだった・・・・

 

 

 

 

前方には・・・・・・『何が』いる?

 

 

「ようこそ・・・・・」

 

声が聞こえた・・・・・

悪い笑みを浮かべながら腕を組んでいる者から聞こえた声だった。

 

 

平賀源二は思った・・・・・やられたっと

 

 

これから何が起こるかを悟ってしまった。

 

 

「自ら敗北のセカイへと足を踏み入れるとはなぁ~・・・・・」

 

 

時間はまだゆっくりと流れている気がする・・・

彼の声がゆっくりと聞こえる。

 

 

「へっ・・・・・」

 

雄二は小さく笑い。悪魔のような笑みで平賀を見る・・・そして

 

 

「計画通り」っとつぶやいた。

 

急いで召喚獣を操るために片手を前にだした。・・・まるで何かを必死で掴むように

 

 

だがそれは・・・・・かなわない

 

 

この時、雄二の召喚獣の拳が、針つきのメリケンサックが・・・・平賀の召喚獣の頭を貫いた・・・

 

 

 

 

 

「罠にはまってくれてどうもありがとう。あれはハッタリだぁ。まっ数学が得意というのは本当だがな」フッと鼻で笑いながら雄二は言った。

 

平賀の顔は信じられないものを見るような表情をしていた。ただずっと手を前に出したまま・・・・固まっていた。

 

 

 

 

康太からの一撃と雄二からの急所への渾身の一撃。これらを食らってしまっては平賀の点数では耐え切れない・・・・・よって

 

 

 

 

 

 

 

平賀の召喚獣は消滅してしまう。

 

 

「あっ・・」

 

っと言う声が平賀からもれ出た

 

 

代表の召喚獣の消滅・・・

 

 

 

それが意味なすこととは・・・・・・・

 

 

 

 

 

Fクラスの勝利であった。

 

 

この時・・・Fクラスから喜びの雄たけびが聞こえた。

 

 

 

 

 

___________________________________________________

 

 

 

 

 

 

「んっ?」

 

召喚獣を頭に乗せながらゆっくりと歩いている少年、吉井明久は声がしたので振り返った。

 

「・・・これは・・・・Fクラスか。」

 

数秒立ち止まり・・・・

 

 

フッと小さく笑い

 

「どうやら・・・勝負がついたようだね・・・」

 

 

 

そのまま彼は何も言わずに廊下を歩み始めた。




なんか 最近文字数 多いナァ~っと思う。最初は1000くらいだったのに。まぁ長かったら読者も喜ぶだろうしいいかな?


13話はいかがでしたか?
オリジナル戦でした。


雄二と康太がなんか かっけぇ~・・・
雄二は相変わらず賢いですね。

明久君の出番はあまりなかったなぁ~。

まっ次回をお楽しみに!!
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