僕と死と消えない呪い   作:白黒羽

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皆さん!!おまたせしましたぁぁぁぁぁぁ!
まず最初に。あけましておめでとうございます!
今年も去年みたくよろしくおねがいします!

今回は長め!そして今年初の更新!!


二十七話 戦争と試合

「皆に話がある・・・・」

 

教卓に立ってそう声を上げたのは僕らのクラスメイトでありFクラス代表の坂本雄二だ。

彼はいつも通り、腕を組みながら仁王立ちして僕らを上から見上げるような視線で見ていた。

彼のこの偉そうな態度と振る舞いはどうにも直らないようだ。本人も多分自覚がないのだろう、その分余慶にタチが悪い。

 

「・・・どうしたの雄二?あらたまって君らしくない。」

 

えらそうな態度をとってはいるがこのように改まって僕らに話しがあると告げるのは初めてであり彼らしくない。

そのことが気になり僕がどうしたのか聞くと彼は眼を瞑って一度小さくうなずいた。

 

「あぁ、らしくないのは自分でも分かってる。だが、俺はお前たちに言わなければいけないことがある。」

 

どうやら彼は真剣のようだ。

 

「まず、お前たちに言う。よくやった。無理だといわれ続けていたDとBクラスにお前たちのおかげで勝てた。」

 

本当に彼らしくない。失礼だけど

 

「多分、俺だけではここまでこれなかっただろう。お前たちがいたからこそ俺たちはここまでこれたんだ。」

 

みなさ~ん、裏では君たちを捨て駒だといっていたのはこの人ですよぉ~。

後、君たちは囮として使われていたことに今まで気づいてましたかぁ~?

 

「ここまでこれたのはお前たちのおかげだ。ありがとう」

 

そういい彼は小さく頭を下ろした。

 

「・・・・・・ごめん、僕の耳が壊れているのかもしれない、正確には鼓膜が破れているのかもしれない。今のは空耳でOK?」

 

今彼の口からなんて言葉がでた?もしかして彼は偽者か?

 

「壊れているとしたらお前の頭だろう、それと安心しろ頭は壊れていようがお前の耳は正常だ。」

 

あっ、なんでもないやっぱこいつ本物の坂本雄二だ。

 

「いや、頭は大丈夫だよ雄二。問題は僕の耳だよ。今雄二の口から あ から始まって う で終わる言葉が出てきたように聞こえたけどあれは空耳だね。雄二の口からアリが10匹の言葉が出るわけないもんね。」

 

ニッコリ笑顔で僕は再確認するように雄二に言った。

すると僕の前に座っている秀吉が僕のほうへと振り返った。

 

「どうしても信じられないようじゃのぅ・・・」

 

続いて康太も何か言い出した

 

「・・・・俺もにわかに信じがたいがどうやら空耳じゃないようだ」

 

「お主らさらっと言ってはおるがものすごい失礼じゃぞ」

 

失礼も何も信じられないのは事実なんだからしょうがないよ。

 

「お前ら後で体育館裏に首洗って待ってろよ。」

 

信じられないことに雄二は顔に笑顔を浮かべていた。

しかも親指で自分の首を横へ一直線に切るような動きも見せていた。

 

雄二が笑っているだと!

あれ?でもなんか後ろからただならぬオーラが見えるような?なんか黒くねあれ?何あれ気持ち悪い。

 

「「・・・・だが断る」」

 

「お主らの喋り方が似ているからどうにも一人が言っているように聞こえるのぅ」

 

確かに僕の喋り方って康太と似ているね。それは自分でも分かる。

でも、口数は僕のほうが彼よりは多いと思う。

 

「まぁ、それは置いといてと。雄二は何が言いたかったの?」

 

「だから、お礼がいいたかったのじゃろぅ・・・」

 

何を言っているの秀吉?雄二がお礼?そんなまさかぁ~。

冗談きっついよぉ~。

あの雄二がねぇ~。

 

「てめぇー、後で覚えていろよ」

 

「冗談だよ、どういたしまして」

 

さて、雄二いじりもここまでにしておこう。

話が進まない(←進まなくしている張本人)

 

「ったく、まぁなんだ。俺が言いたいのはこれだけじゃねぇ。今からお前らにAクラスとの戦争のことを話したいと思っている」

 

どうやら、お礼はただの前置きらしい。

本題は多分こちらのほうだろう。

 

僕らはこの二日でDクラスとBクラスを見事撃破した。

だがこの二クラスは僕らが本当に目的としていた相手ではない。全てはAクラスとの対戦のためだ。

 

まずは、Dクラスに勝つ。

そうすることでFクラスのことがより周りに広めることが出来る。

『あのFクラスがDクラスに勝った』っという噂を広める。

 

当然このことはAクラスにも広まることだ。

そこで、Dクラスを倒した後に、雄二は大声で言った。

 

『俺たちの目的はあくまでもAクラスだ』と

 

FクラスがDクラスに勝った だけではなく

本当の目的はAクラスだ っと言う事も広めるために。

 

FクラスがDクラスに勝ったということがAクラスの耳に届けば当然それだけではなく僕らがAクラスを仕留めに行くということも相手は耳にするということだ。

 

何故このようなことをするのか?それは簡単。ただ単に雄二が相手を挑発しているだけだ。

次はお前らだと雄二は遠まわしに言っているのだ。

 

別に何か特別な意味はない。ただ雄二がそういう性格だからだろう。

 

しかし、これはついでに過ぎない。Dクラス戦の本当の目的はFクラスを操作に慣らすためだ。

雄二は須川君たちを操作に慣らすためにDクラスと戦ったのだ。そしてそのついでにAクラスに宣言したということになる。

ただここで僕が驚いたのが雄二がとっさに思いついた作戦だ。

次の対戦相手であるBクラスに勝つために雄二は平賀君をうまく利用することをとっさに思いついたのだ。

この頭の回転の速さには驚かされた。彼は本当に化け物なのかと疑ってしまうほどに。

 

そして次、Bクラス戦だ。

これは操作に慣らすためではなく、Aクラスを脅すため。

雄二はどうやら元からBクラスに勝ったとしたらこう命令するつもりだったらしい『準備ができたとAクラスに伝えてこい』っと。

BクラスはAクラスの一つした、つまりは二番目に強いということになる。

BからFの中で一番Aクラスが戦いたくないのは当然次に強いはずのBクラス。

当然Aクラスは出来るだけ戦うのを避けたいだろう。

 

一番戦いたくない奴等をそちらに攻め込ませるぞ・・・それが雄二がAクラスに使う脅しだ。

 

さて・・・雄二は何のためにAクラスを脅す必要があるのか?

それを今から雄二は説明するのだろう。

ちなみに僕は事前に知らされているので聞く必要はない。

 

「まず説明よりも先に言っておくことにしよう。俺たちはAクラスと戦争ではなく。1vs1の試合をしようと思っている。」

 

「「「「!?」」」」

 

このことに皆は驚きを隠せないようだ。

皆それぞれがなんだなんだと騒いでいるのを無視して雄二は説明を続ける。

 

「どういう意味かというとそのままの意味なんだが。俺たちはクラスvsクラスの大人数で行う『戦争』ではなく少人数でやる『試合』にするつもりだ。」

 

そう、試合と戦争はまず人数が違う。そして試合はルールがあるのだが戦争にはそれがない。

だがこれは本当の戦争ではないので最低限のルールは一応存在するのだが、試合ほどルールがあるわけではない。

 

「・・・・・それはつまり教科を縛るということなのか?」

 

さすが康太。頭がいいね

試合と戦争の違いをすぐに理解した上で雄二に聞いてきた。

 

「まぁ、試合ならではのルールだが違うな。」

 

違うのだが康太の聞いてきたことはあながち間違いではない。

 

「それじゃぁどうするつもりなんじゃ?」

 

「どうするも何も作戦なんてないな。ムッツリー二は教科を縛るといったが縛るのは別のことだ。」

 

「その別のこととはなんのことじゃ?」

 

「もう言っただろう。1vs1だと。試合ならではの少人数。1vs1だ。つまり俺たちが縛るのは人数。」

 

そうだ、縛るのは教科でも点数でも人物でもなんでもない。雄二が最初に言ったとおり。

僕らが縛るのは人数。

 

「・・・・それはつまりこのなかで1vs1で一番勝率のある姫路にやらせるってことか?」

 

「えっ!?私ですか?」

 

「おぉぉ!!確かに姫路さんなら!」

「彼女なら勝てるな!」

「俺と結婚してください!」

「いや!まずは俺と子供を作ってください!」

 

最後の二人、おかしいからね!

特に最後の奴は順番が違うから!まずは っじゃねぇーよ。順番が思いっきり違うから。

 

このままだと一生女性とお付き合いできないFクラスのバカたちは置いておいて(←酷い)

康太のほうはもう理解できたみたいだね。

僕らのクラスには一人、Aクラスと匹敵するほどの点数を持った者が存在する。

それが姫路さんだ。彼女は主席である霧島さんとほぼ互角の点数をたたきだせるほどの優等生だ。

普通に考えれば1vs1をする際には一番勝率のある者を選ぶことを分かっている康太はすぐに姫路さんが出るのだと思ったが・・・・・・

 

「それは違うぞムッツリー二」

 

それは違う。出るのは姫路さんではない

 

「・・なんだと?」

 

「えっ・・・・・・」

 

今までの戦争で雄二に出番をもらえなかった姫路さんは康太の発言で今度こそ出番がもらえるとばかり思っていたらしく

雄二が違うと言った瞬間 分かりやすいくらいに落ち込んでいた。

確かに前の二つの戦争では彼女は一度も表に出なかったもんね。

あっ、そういえば島田さんもだっけ。二人とも完全に空気だったもんねアハハ(←酷い)注意:無自覚です。

 

「確かにここで姫路を出すのが妥当だろうが俺の目的を忘れてもらっては困る。」

 

「目的?」

「なんだっけ?」

「設備じゃなかったか」

「あぁ、そうだったな」

 

「・・・・・・・・・」

 

どうやら皆は雄二の目的を忘れているらしい。

覚えていたのは設備のことだけで雄二の目的である世の中は学力だけがすべてじゃないと言う事を完全に忘れている。

そのことが軽くショックだったのか雄二は仁王立ちのまま固まっていた。

 

「・・・・・まっまぁ、それは言いとして(よくはねぇけど)1vs1をするにあたって相手は当然代表である翔子を出してくるだろう」

 

相手も当然一番勝率のある人物を出してくるに違いない。

そしてその一番勝率のある人物、すなわち一番強い人物がAクラス代表である霧島翔子さんだ。

 

「アイツは昔から一度覚えた事を忘れない奴でな、そのおかげで今はAクラスのトップに君臨しているほどだ。その実力は皆知っている通り。この学年のなかで一番だ。」

 

一度覚えたことを忘れないとかすごすぎる。

軽くチートだ。

世の中の皆がうらやましがるようなスキルだろう。

 

 

 

でも、僕は別に要らないけどね。

それって逆に言えばトラウマとか覚えちゃったら忘れないって事でしょ?

 

 

それなら僕は要らない

僕はいやだ。

 

 

だってそんなの・・・・・・

 

 

 

僕にはトラウマが多すぎるから・・・・・・

 

 

 

怖い思い出はすぐさま記憶から抹消したい・・・・・・

 

 

まっ、無理なんだけどね。怖い思い出ほど人は忘れにくいからね・・・・・・・

 

 

っと話がそれたね。

 

「アイツは確かにすごい。それは認める。だがなぁ、だからと言って俺たちが勝てない理由にはならない。アイツが一番だろうが強かろうが。俺たちが負ける保障にはならない。」

 

雄二は真剣な眼差しそのもので皆を見ていた。

その目からは本気だということがよく伝わってくる。

彼が真剣だということはその目と表情を見ればすぐに分かる。

周りの空気が一瞬にして変わるくらいに彼の気持ちは大きかった。

 

彼がこのように真剣な表情を見せるのは非常に珍しい。

普段の雄二からは考えれないほど真剣でまじめであった。

 

「ここまで来たからには勝ってやろうじゃねぇか!」

 

雄二の真剣さが伝わったのか皆も真剣な表情になり おおぉぉ! っと腕を上げていた。

今回の雄二は別にわざと皆を自分のペースに操ったわけではない。

今回ばかりは彼の本音だ。その彼の嘘偽りのない言葉に皆がのっただけのことだろう。

 

このクラスの皆は馬鹿だからねそれっぽいことを言えば簡単に乗せられる。

けど、まっ・・・・・馬鹿だから・・・・・おそろしいのかも知れないね。

 

ザワザワと周りがうるさくなってきた。皆はこれからAクラスに勝つ気満々だ。

そんな中、康太が再び手を上げてきた。

康太が手を上げたことにみんなが気づくと当たりは急に静まりかえる。

まるでさっきまでの騒ぎが嘘のように。

 

「どうしたムッツリー二?」

 

「・・・結局、1vs1の対戦では誰が戦うんだ。」

 

そうか、康太はてっきり姫路さんだと思ってたんだっけ。

まだ雄二は誰が出るかは言ってなかったね。

 

雄二は一度目を瞑って康太のほうを見るとニヤリと笑っていった

 

「それは・・・・これから行く宣戦布告時に分かるさ」

 

彼が笑いながらそういうと康太は そうか っと小さくいって素直にうなずいた。

きっとこれ以上追求しても教えてはくれないだろうと分かったのだろう。

雄二の性格だとこういうときってどんなにしつこく聞こうが口を開かないから賢い判断かな。

 

「あの・・・・」

 

康太の後にまた一人、手を上げた人物がいた。

みんながその声がした方向を見ると彼女、姫路瑞希は無数の視線にあまり慣れてないのかアワアワとした様子で口を開いた

 

「坂本君と霧島さんって仲がいいんですか?」

 

確かに疑問に思う出あろう。アイツとか言ってるし。

アイツと呼ぶのも当たり前かな、なんたって雄二と霧島さんは・・・・・・・

 

「あん?アイツと俺は幼馴染だ」

 

夫婦・・・じゃなかった幼馴染なのだから。

 

「判決 とりあえず死刑」

 

「「「「ラジャァァ!!」」」」

 

するとどこからともなく低く篭った声が聞こえてきた。

その声がしたほうを見るとそこには須川君の席に黒い死神がいた・・・・・・

 

「なんだなんだ!?なんでいきなり死の宣言されなきゃなんねぇんだよ!しかも いきなり判決!いきなり判決にいっちゃうのかよ!俺の意思は!?てか 死刑をとりあえずなんて軽い言葉で言うな!」

 

どういう仕組みなのか皆の衣装はいきなり須川君と同じ黒い死神になっていた。本当にどういう仕組み?

黒い死神という名の嫉妬団 通称FFF団は一気に雄二を襲いにいった。

 

さっきまで雄二に同意していて雄二についていく!なんて事言ってたのにもう気が変わってるよ・・・

本当にバカだなぁ~・・・・・

 

ともかく雄二を助けないと。

 

「まぁまぁ、皆そのへんにして今はAクラスでしょ。」

 

手のひらでパンパンっと音を立てながら僕は皆の注目をこちらに向けようとしたがさすがFFF団、Aクラスよりあっちのほうが大事ならしくて・・・・・

 

「今はそれどころではない!」

「こいつは霧島さんと幼馴染なんだぞ!」

「許さん!」

 

幼馴染なだけで許さないとか・・・・君たちの頭の中ってどうなってんの?

あっそっか馬鹿だから空っぽかアッハッハッハ(←酷い)

 

はぁ~さて・・・どうするか・・

 

僕がそう思っていると僕の前に座っている人物、秀吉が立ち上がり、僕のように手のひらで音を立てて口を開いた

 

「雄二を殺してしまえばAクラスに勝てなくなってしまうがお主らはそれでいいのかのぅ?」

 

すると皆の動きがピタリと止まった。

なんで・・・・・・・・・似たようなこと言っているのになんで秀吉だと君たちは聞く耳を持つの?

軽く差別?まぁいいや、とりあえず収まってよかった。

 

「ありがとね秀吉」

 

僕がそういうと秀吉は振り返って笑顔を顔に浮かべながら言った

 

「うむ、どういたしましてなのじゃ」

 

あ~・・・・・

 

「・・・・・・・」

 

「どうしたのじゃ明久?ワシの顔に何かついておるのか?」

 

そういい秀吉は自分の顔をぺたぺたと触りながら首をかしげる。

僕は軽く首を振りながら口を開いた。

 

「・・・いや、なんでもないよ。」

 

「ふむ、そうかのぅ」

 

秀吉が座ると僕も座りこむ。

本当にあの笑顔を向けられると男の子には見えない・・・・・

あの笑顔のまま自己紹介されたら100人中100人は女の子と思うであろう。

 

男の子だってのは知ってはいるけどたまに女の子に見えるんだよねぇ~。

彼は女の子扱いされるのを嫌がっているけど彼自身もなんか色々と工夫すればいいのに・・・

 

髪をもうちょっと短くするとか?男の子っぽい髪型にすれば・・・・・・・

男装している女性にしか見えないのか・・・・・

 

元が元だからいくら工夫してもだめなのかもしれない・・・

 

(今また女 扱いされた予感が・・・・)

 

 

騒ぎが収まるとまた姫路さんが手を上げた。

彼女はまたもアワアワとした様子で言った

 

「1vs1での件なんですが・・・・なんで私じゃだめなんでしょうか・・・・」

 

オロオロとした様子で彼女、姫路瑞希はモジモジとしながら雄二に問いかけた。

 

「私はまた戦争に参加できないんでしょうか・・・・」

 

皆の役に立ちたいと思っているのか彼女はガッカリとした様子で雄二を見た。

実は彼女は今まで回復試験を受けているだけで戦争には一度も参加していない。

その理由は簡単、雄二がそうしろって言ったから。

 

「それならウチだってまだ一度も戦争にでてないわよ」

 

姫路さんの次に島田さんが雄二に訴えるように言った。

彼女も姫路さんと同じで雄二に参加はするなといわれていた。

 

雄二は『世の中は学力がすべてではない』ということを証明するにあたって点数の低い人しか今までの戦争で使っていない。

姫路さんは言うまでもなく学年次席レベルの学力の持ち主

島田さんは数学ではBクラス並だから使わないようにしているらしい。

だだそれを言うのなら前回のBクラス戦で康太の保険体育を使ったことに疑問を抱いたので彼に聞いて見たらどうやら『保健体育は学力のうちには入らん』という理由で論外だそうだ。

 

『体育も含まれているから学力じゃねぇ』っとのことらしい。

意味が分からない・・・・・・・

 

学力じゃないの?一応筆記試験もあるけど・・・・・

 

まぁ、彼の中では違うらしいので論外らしい(いいのかこれで?)

 

けど納得するといえばするんだけどね。一応あれも実技試験とかあるから僕も学力と言えるのかは悩んでいた。

 

 

島田さんたちの訴えに雄二は涼しげな表情で軽く言う

 

「別にいいじゃねぇ~か、お前らなしでもここまでこれるんだからわざわざ使う必要はねぇだろ」

 

雄二のそんな物言いに苛立ちを抱いたのか島田さんは食って掛かるように立ち上がる

 

「ならウチらを使ってもいいじゃない。そのほうが楽なんだし。」

 

自分で自分の実力を知っているからか彼女は自信満々に言い放った

自分が出てないことに不満がある彼女は雄二を睨みつけながら腕を組み始めた。

 

「確かにそうだがそれじゃぁ意味がねぇんだよ」

 

腕を組みながら雄二はため息を吐いた

やれやれといったように彼は肩を落としていた。

 

「意味がない?ですって」

 

肩眉を上げながら島田さんは『なんでよ』と目で訴える

雄二も当然理由を聞かれているのに気づいてはいるが面倒くさいのか何も言わずにいた

 

「んじゃぁ明久、ムッツリー二と秀吉。今から宣戦布告をしに行くからついてきてくれ」

 

「・・・うん」

「・・・ああ」

「承知」

 

そそくさと雄二はそういって部屋を出て行ってしまったため島田さんは理由を聞けずにそのまま頭を抱えながら叫ぶしかなかった。

 

「ちょっと!なんなのよもぉー!!」

 

「私の出番はないんですか・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お邪魔するぞぉ~」

 

ノックと言う物を知らないのか雄二はノックもせずにAクラスの中へと入っていった。

礼儀がなってないのは今更なので僕はあえて何も言わない。

だって言ったところでこいつが変わるわけでもないし。

 

雄二が中に入っていくと彼に続いて僕、康太、秀吉の順でAクラス内に入っていった。

ノックも知らせもなしにいきなり入ってきた僕らに当然、Aクラスの人たちの視線は僕らのほうへ向いて皆唖然としていた。

 

「・・・・雄二。」

 

皆が驚いている中、一人だけ落ち着いた表情で僕らの前に立っていた。

雄二の名を言ったのは長い黒髪を揺らし美人の類に入る顔立ちを持つ少女。霧島翔子さんがそこにいた。

彼女はこのクラスの代表・・・つまりは、学年主席。

 

「よぅ、翔子ぉ。Fクラス代表としてちょっと・・・・・話があるんだが。」

 

いつものように口の端を吊り上げながら雄二は霧島さんに言う。

Fクラス代表としてって事で霧島さんはすぐに何のことか分かったようで僕らを後ろのほうにあるソファやお菓子が置いてあるスペースへ案内してくれた。

 

教室でソファって・・・・・いつ見てもすごいなぁ~

本当にここって無駄に金かけているよね。すこしでもFクラスにまわしてほしい所だけどそうしたら意味がないんだよね。

それじゃあこの学園の目的である成績低下の防止が意味を成さないからね。

ああいう(Fクラス)所に行きたくなければ勉強しろ。ってことなんだけど・・・・・・・・実際の所どうなんだろう?

生徒は皆平等でなきゃいけないような・・・・・

あぁ~でもアイツらだからいっか、どんな所でも生きられるゴキブリみたいな奴等だし。(←酷い)

 

 

 

「さて、俺たちがなんでここにいるか・・・わかってるんだろう?」

 

そう雄二はテーブルを挟んでもう一つのソファに座っている木下さんに言い放った・・・・・足をテーブルに乗っけて腕を組みながら。

 

えらそうだ。とてつもなくえらそうだ。君はどっかのマフィアのドンか!?もしくはどっかの社長か!!

僕だったらムカツク。とりあえずそこらへんの物で強制退場させる。

あっ!それよりも簡単な方法があったね。

霧島さんを使えばいいんだ。うん彼女なら一発で雄二をどこかへ連れて行ってくれる(連れて逝ってくれる)

 

「・・・・・・戦争」

 

っとそこで木下さんの隣に立つ霧島さんがつぶやいた。

さすが学年主席・・・ってわけでもなくきっと雄二の狙い通り、噂がうまく広まっているらしいね。

 

「(実はそうではないが)そうだ、俺たちはお前らAクラスに試召試合を仕掛けたい」

 

「えぇいいわよ、どうせアタシたちには拒否権はないのだ・・・・し・・・って試召試合?」

 

あっ、やっぱりそこに引っかかったか。

そのまま流してくれなかったね残念・・・・・・

 

このまま、何も言わなければ僕らは1vs1の形式で試合が出来たのだけれど

世の中そう簡単に事が運ぶわけないか・・まぁいいんだけどね。

そのためにBクラスに勝ったようなものだから。

 

「俺たちは戦争ではなくお前らに試合形式で挑みたい。」

 

ニヤリと笑いながら言うその台詞は普通の試合ができるようには見えない・・・・・・

悪人面でそんなこと言われても誰も信用するはずもなく___

 

「お断りよ」

 

その瞬間、雄二がピクリと動いたのが分かる。

表情に出てはいないがきっと彼は予想の範囲内と思っているであろう。

彼だって出来れば面倒ごとは避けたいのだろう。

 

「まぁ、話を聞いてもらおうじゃないか。」

 

そういって雄二はかけていた足を下ろして座りなおす。

今更きちんと座った所で君の印象は変わらないと思うけどね。

木下さんのほうもどうやら聞いてくれるらしくそのまま雄二みたいに腕と足を組みながら座っていた。

 

気が強い人みたいだねぇ~。

なんとなく雄二に似てるのかな?いやこの場合は島田さんかな?まぁいいや、人間観察は後にしてと。

 

「俺たちは戦争ではなくお前らに1vs1の形式で勝負を挑みたい」

 

その言葉に木下さんはピクリとも動じずにそのまま聞いている

彼女はどうやら一通り話を聞くつもりらしい。これが島田さんだったらすぐに突っかかってきそうだなぁ。

 

「お互いにクラスの一人を代表に選んで勝負する。科目はそうだなぁ・・・公平にランダムにしようと思うがどうだ?」

 

顎に手を添えながら雄二はチラリと木下さんのほうを見据えた。

だが木下さんはだんまりと雄二が言ったことを整理しているらしく暫く何も言わずに雄二を見ていた。

すると木下さんは組んでいた手を解いて髪の端を人差し指でくるくると弄り始めた。癖なのかな?

 

「話は分かったけどそれってあなたたちの首を絞めているようなものよ。普通に戦争をしたほうが勝率があるわよ。」

 

確かにそうである。

束になったほうが勝率があがるのは当たり前だが いつもそうとは限らない。

束にならないほうが勝率があがる戦いかただってある。

僕らが戦争を行ってもAクラスに勝つのは相当難しいだろうが・・・・1vs1のほうが勝算はある。

 

「ならいいじゃねぇか。お前らが勝ちやすいならなんで断ったりなんかする。」

 

悪人面のまま雄二が問うと木下さんの口はしが少し吊り上ったのが見えた。

 

「確かにそうだけど。怪しいじゃない?」

 

あれ?なんか笑みが怖い。

これって悪い笑みだよね。にやけてるよね?

雄二みたいな笑みだよね?

 

なんかいやな予感しかしないんですけど・・・・・・

 

「いくらあなたたちが馬鹿だからと言っても自分たちが負けるようなことを進んで提案するわけないじゃない」

 

確かに普通はそうだよね。彼女は当たり前のことに気づいているだけだけど。

実際にこういう話をすると人間は楽なほうを選ぼうとしてだまされる。

近道をしようとして結果的に迷う、みたいなものだね。

 

「アタシ達だってアナタたちみたいに馬鹿じゃないのよ、ここに『本来いるはずの人物が居ない』ことにだって気づいているわ」

 

その言葉に僕、康太、雄二、秀吉はピクリと反応した。

彼女の言葉から察するに僕らのクラスに姫路さんがいるということは彼女たちは知っているらしい。

 

まっ、実際には知られたとしてもどうでもいいんだけどね。

別にこっちが危うい状況になるわけでもないし。

 

「あなたたちのクラスに・・・・姫路さんがいるでしょう?」

 

雄二だ!雄二(女版)がここにいる!

秘密を知ったときの雄二そっくりだ!その表情!

あの悪そうなニヤケ面は雄二みたい。

この人って小悪魔・・・・・・・腹黒い?もしかしてサディスト?

 

「あぁ、居るがそれがどうした?」

 

なんともない様子で雄二は返す。

実際に本当に知られてもなんともないからこそなんだけどね。

 

「ふふ、あなたたちは姫路さんを使ってアタシたちに勝つつもりなんでしょう」

 

分かってますとばかりに彼女は再度腕を組んで目を瞑って一人でうなずいていた。

でもその推理は実際は____

 

「いや全然」

 

違うんだけどね

 

「あら?嘘を言っても無駄よ。それくらいしかあなたたちには勝ち目がないじゃない」

 

それって僕らはどうあがこうが姫路さんなしでは勝ち目ないってことかな?

それは聞き捨てならないなぁ。

それに100%そっちが勝つわけではないのだからその台詞はどうかと思うけどね。

 

「つまりお前が言いたいのは姫路を出せば俺たちが勝てると言っているんだな?」

 

「ええそうよ、万が一のことだってあるわけだし。絶対にウチの代表が勝つわけではないから」

 

絶対に勝つわけではないと分かっているのならさっきの台詞はなんだったんだ?

矛盾してますよぉ~・・・・

 

それと1vs1の場合に霧島さんを出すって教えてくれてるね。

まっ当たり前っちゃ当たり前か。

一番強い人を出すのは当然のことか。

 

「姫路を出さない・・・っと言ったらどうだ?」

 

「どういう意味かしら?」

 

雄二がそういうと木下さんは眉をひそめて冷たい声で言った。

明らかに先ほどより警戒心が高い。

 

「そのまんまの意味だ。1vs1の形式を認めてくれるのなら俺たちは姫路を使ったりはしないってことだ。」

 

肩をすくめて雄二は なんで分からないかなぁ~ っとばかりに手を額に当てていた。

僕が木下さんなら腹が立っているところだ。

良く見れば木下さんは冷たい視線で雄二を見ているし青筋を立てている。

 

「あなたたちを信用するとでも?」

 

「酷いもんだな。そんなに俺って信用できねぇか?」

 

出来ないですね。はい。

絶対に信用できませんね。はい。

この中で一番信用できませんね。はい。

 

「当然よ。アナタだけではなく後ろにいる私の愚弟、変態、と学年1のバカである観察処分者もよ」

 

秀吉は苦笑している、姉弟だからそう呼ばれるのに慣れているのか気にしないのか知らないけど。

康太は手を振って全力否定か。

否定しても事実だからねぇ・・・いやぁでもこの中じゃぁある意味一番純粋かな?(鼻血的意味合いで)

 

僕はというとただただ彼女のことを無表情で見ていた。

僕は別に何も気にしてはいない。観察処分者なのは事実だし別に反論するわけでもなんでもない。

ただまぁ、状況をややこしくしないように黙っているだけだし別に構っていても意味はないと思ったからだ。

時間の無駄だし何より面倒くさい。

子供が照れ隠しに暴言を吐いてそれを流す大人のようなものだ。構っているだけ無駄なだけ出し。

 

瞬間、雄二はニヤリといつも通りの笑みを浮かべて人差し指を立てた。

 

「ではこうしよう。今お前たちに俺たちの代表選手を発表する。」

 

「それで」

 

腕を組んだまま木下さんは最後まで話を聞くつもりらしく背を深くソファに沈めた。

 

「その代表は姫路以外の者だ。そんで試合当日にもし俺たちがそいつではなく姫路を出せば俺たちの負けでいい。設備も酷くなっても構わない。」

 

「つまり、姫路さんをださない変わりにこの試合を受け入れろってことね。」

 

「直球に言えばそういうことだ。ちなみに俺たちと試合をすれば多分Bクラスもせめてこれねぇと思うけどな」

 

本当にゲスイなこいつ。

さらっとそのことを言うことで軽く脅迫しているようなもんだぞ。

 

雄二がそういうと木下さんは顎に手を添えて考え込む。

すると隣にいる霧島さんに振り返る。

どうやら彼女に相談するらしい。

 

「代表は?どうする。今まで私が話していてなんだけど代表に決める権利があるわけだし。」

 

確かにそうだったね。なんで今まで違和感なかったんだろう・・・

あっそっか霧島さんより木下さんのほうが代表っぽかったからか。(←霧島さんに失礼。無自覚です)

彼女が問うと霧島さんは無表情のまま告げた。

 

 

「・・・・私は構わない。それで雄二。」

 

あれ?あっさりOkなの?

てか初めから代表である霧島さんと交渉してればよかったんじゃ・・・・・

 

「なんだ?」

 

「・・・結局そのFクラス代表者は誰なの?」

 

首をかしげながら聞くその姿はなんともかわいかった。

元は美人だしなんかおとなしそうな雰囲気だからなんか小動物みたいでかわいかった。

多分、後ろから聞こえるポタポタってなにか水滴が床に落ちる音は康太が鼻血をたらしている音だろう。

別にかわいいと思うからって恋愛感情があるわけではないけどね。単に素直に自分の感想を言ったまでだ。

てか、僕は彼女に好きな人がいるのを知っているからね。

 

「ワシらもまだ聞かされてないが結局誰なんじゃ?」

 

「・・・・早く教えろ」

 

いや、マジ面で言っているところ悪いけど手で鼻を押さえているその手の間からたれている赤い液体をなんとかしようね。

てか康太、大丈夫?ティッシュあげるから待っててね。

 

僕が無言でティッシュを手渡すと空いているもう片方の手で康太はティッシュを取ってそれで鼻を押さえた。

 

「あぁ~、そいつはお前らの目の前にいるだろ。ムッツリー二にティッシュ渡した奴だよ。どうしようもなくバカな観察処分者が俺らFクラスの代表者だよ。」

 

雄二がそういうと皆僕のほうに視線を向けた。

秀吉と康太は少し驚いているだけだ。大方予想は出来ていたのだろう。

霧島さんも相変わらず無表情のまま僕を見ている

しかし木下さんだけはバカをみるような視線で僕を見ていた。

 

信じられないっと言いたげな、嫌、正確には『えっ?何?こいつが相手?馬鹿なの?もうちょっとマシなのがいるでしょ』っと訴えるような視線を僕に浴びせていた。

 

その顔やめてほしい。

なんかいやだ。いい気は当然しない。僕はマゾヒストではないからね。

別にあまり気にしてないけど出来ればやめてほしい。

 

「えっ?吉井君が相手?」

 

「そうだ」

 

「代表の?」

 

「翔子が相手なのか?そりゃぁ良いや、そのほうが目的を証明しやすい」

 

そう雄二が言うと木下さんはピクリと反応した。

眉をひそめて雄二の顔を見るその表情は明らかに何かに警戒している。

警戒心が強い人なんだね。ここまでの人はそうはいないだろうなぁ~

 

「目的?それって何かしら?何かたくらんでいるわけではないわよね?」

 

少しきつく雄二に言った彼女の表情は冷たかった。

いや、表情じゃなくて態度が冷たかった。

 

「別にたくらんでいるわけじゃぁねぇよなんなら目的を教えてやってもいいぜ。」

 

「目的って設備だけではないようね。さっきも言っていたけれど証明しやすいということは設備のことではなくて別のことね。」

 

さすがAクラスの人。やっぱり賢いね。

 

「あぁ、設備もそう『かも』しれないが。俺の目的は世の中は学力がすべてではないということを証明することだ」

 

そう雄二が言うと霧島さんは雄二の言葉に反応した。

反応したタイミングから見て彼女は雄二の目的を聞いた際に反応したらしい。

 

「・・・・・・ゆうじ・・・・・」

 

っと小さくつぶやいたを僕は聞こえた。

その声の主は霧島さんだ。彼女の視線の先には雄二の姿。

その目は弱く悲しいような目だった。どこか昔を思いだすように弱い瞳が雄二を捕らえていた。

そしてその声は小さく。おそらく聞こえたのは僕だけだろう。

小さくて弱弱しくてどことなく悲しみの宿った声だった。

 

(かも?どういうことかしら?メインは設備ではないということかしら?それじゃぁまるでAクラスに挑んだのは目的を証明するためがメインで勝負を仕掛けているようなものじゃない。)

 

なにやら木下さんが何かを考えている様子。

何を考えているのかな?

 

「っで。これが全部だ。他に質問はあるか?」

 

雄二のその声に木下さんは ハッ と考え事を中断して前のほうをみた。

 

「えぇ、代表もいいといっているしその形式でいいわ。それで?いつはじめるのかしら」

 

彼女の表情には自信しか感じられなかった。

きっと僕が負けると思っているのだろう。圧倒的自信が彼女にはあるらしい。

それほどまでに霧島さんの実力を知っているっと言うことだろう。

 

僕の対戦相手は十中八九霧島さんだ。てか確定だね。さっきも霧島さんが出るって言ったし。

 

「あぁ試合は明日の午後だ。安心しろそんなに時間は必要ない。すぐに終わる」

 

なんで交渉終わってるのに挑発してんだよ。

もう終わったからいいでしょそんなの。

君は四六時中誰かを馬鹿にしないと死んでしまう病でもあるのかい?

ウソ○プもびっくりの病気だねそれ。

 

「えぇそうね、すぐに終わるわね・・・あなたたちが」

 

くすっとかわいらしく笑ってはいるがその笑みは決してかわいくはない。ていうか怖い。

しかも黒いな!雄二みたいな性格だねこの人。

 

何二人で挑発し合ってんの!?まだ始まってすらいないのに!!てかまだ試合当日でもないのに!!

 

「明日、お前たちは俺の言っていることが正しいと理解するだろう。そして自分たちがどれほど間違っていたかを教えてやる。」

 

「あら?それならアタシたちはどれだけあなたたちが惨めで底辺な生き物なのかを教えてあげるわ」

 

「はははははは」

「ふふふふふふ」

 

怖いよこわいからね!?

何二人で握手しながら笑ってるの!全然微笑ましくもなんともないからね!

それと二人とも微妙に手に力入れているでしょ。ミシミシって音が聞こえるけど・・・・

 

てかあれ?

雄二のあの台詞って・・・・

 

 

『明日、お前たちは俺の言っていることが正しいと理解するだろう。そして自分たちがどれほど間違っていたかを教えてやる。』ってそれって・・・・

 

 

僕が勝たないといけないじゃん・・・

僕に全部責任丸投げしやがったぞあいつ!

 

「・・・・・・もしかして・・・・責任重大?」

 

「じゃな」

 

「・・・がんばれ」

 

 

えぇぇぇ~・・・・・・・

まっポジティブに行こう。

 

だって

 

 

 

 

裏を返せばそれって

 

 

 

 

 

 

 

僕を信用しているってことでしょ?ねぇ雄二?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうや!13980文字じゃぁぁ!
新年だから多めだぜぃ

いやぁぁ~やっとAクラス戦かぁ~
長かったなぁぁ 
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