更新です。
すいません、まず遅くなってしまったことを謝罪します。ごめんなさい!
では、続きです!
校門を通り過ぎてから数分かけてたどり着く旧校舎に僕、康太、と秀吉はいた。
今頃雄二はどうなっているかはわからないけど無事でいるといいな。
無事でいるといいなっと思う時点で色々とおかしいのだが今更気にかけていても意味はないと思う。
霧島さんも一応限度というのが『今の時点』ではわかっていると思うから大丈夫だと思う。
きっと雄二は大丈夫だろう。っというかそうであると信じたい。
Fクラスはほかのクラスとは違って教室が旧校舎にある。
これも学園のシステムのひとつだ。
旧校舎は入り口からかなり距離があるため寝坊してしまったら教室に間に合うことはほぼないだろう。
そのため、苦労が多い。正直言うと面倒くさい。まぁ、『昔』はともかく『今』の僕は寝坊しないから関係ないことだけどね。
この学園はとにかく上位と下位の扱いの差が激しい。
この旧校舎というのも新校舎と違って少し古びた感じの廊下や建物に比べ新校舎は文字通りほとんどの物が新しくてきれいだ。
そしてさっきも言ったように距離があるのもわざとだろう。
入り口をもうひとつ増やせばいいのにひとつしかないのもわざとだ。
楽をしたければ勉強して良いクラスに行けばいいってことだ。
最低クラスである僕らFクラスの教室はもっとも遠い位置にある。
雄二と別れてから(おいていってから)数分後、僕らの教室に着いた。
僕らは古びて,勢いよくあけたら壊れてしまいそうな扉の前にたっている。
今頃ならクラスメイトの4-5人いてもおかしくない時間なのだが。
最低クラスにいるので僕らのクラスメイトの大半は不真面目な生徒でいっぱいなだ。
彼らが普通の登校時間にクラスに居たためしがない。
どうせ今日も僕らが最初なのだろうと思っていたその時、中から人の声や鉛筆で何かを書くカリカリとする音が聞こえた。
あれ?
おかしいな、こんな時間にもう誰かいるのかな?
アイツらがこんな朝早くから登校しているなんてびっくりだった。
もしかしたら姫路さんなのではと思ったが中から聞こえるのは一人の声だけではなく複数人の声だ。
しかもよく耳を済ませてみると聞こえてくるのはアイツらの声で間違いない。
なんでだろうっと思い、ギシっと音を立てながら僕は扉を開いた。
「うわっ・・・・」
扉を開けての第一声がこれであった。
自分が見たものが信じられなかったため僕はその場で口を半開きにしながら立ち尽くしていた。
「・・・・・・・クラスを間違えたみたいだな」
僕が立ち止まっているのを変に思って僕の横から今度は康太が出てきた。
そして、彼も目の前の光景を目にして僕が思っていた事と同じ事を言った。
「信じられないかもしれんが、ここは間違いなくFクラスじゃ」
っと今度は秀吉が目の前の光景を目にしつつ一度扉を出て上に書かれているクラスの表札を確認する。
「いやいやいや、だってだよ秀吉。だってだよなのだよでありますでございまするよ秀吉!!」
「・・・日本語がおかしいぞ明久」
ゴホンっと一度のどを鳴らして自分を落ち着かせる
「だって・・・・・こんなの・・・・・Fクラスじゃないもん____」
そう、ここはFクラスじゃないはずだ・・・・・・
なぜなら
「___あのFクラスの皆がだよ、『あの』Fクラスが・・・・・・朝早くに登校していて勉強しているだなんて。」
不真面目で、気持ち悪くて、あほで、馬鹿で、死に底ないで、ゴキブリで、嫉妬の塊で、人間じゃない、ゴキブリで、ゴキブリで、ゴキブリなFクラスが勉強しているなんて信じられない!!(←酷い)
なんと僕らが目にしたのは『朝早くに登校していて』、『自分の席について』、『教科書を広げて』、『ノートに書き写している』、『ゴキブリ』がいたのだ。
一般的にこれを皆はなんという?
そう
BEN☆KYOU だ!
まさか・・・
アレが?
ゴキブリィ~ズが?
おいおいおい・・・・・・・・・・
信じられない!!
愕然としていて動いていない僕の肩にふと誰かの手がのった。秀吉のだ。
「ワシも目を疑うような光景じゃがこれは現実じゃ。しっかりせい」
できません、ごめんなさい。しっかりできません。はい。
っと言っても確かに秀吉の言う通り、いくら頬をつねってもこれは夢ではない。現実だ。
このまま混乱していてもなにもわからないままなので一度深呼吸をして落ち着こう。
「えぇ~と、じゃぁまず。状況を整理しようか?」
「・・・・・・Fクラスが意味もなく教科書を広げて,ノートに落書きを書いている」
「勉強しているとまだ認めない気かのぅ・・・」
康太、僕も一瞬そうおもった。
「ハァ~・・・・・やつ等は勉強しておるのじゃ」
まだ、信じられない。教室から出てもう一度入ったらいつも通りまだ誰も来ていない教室があるかな?
「だれが?」
「Fクラスがじゃ」
「いつ?」
「朝早くじゃな」
「どこで?」
「ここじゃ」
「マジで?」
「おおマジじゃ。とっとと現実を見てはどうかのぅ?」
無言で僕と康太はお互いの顔を見て・・・・・・
二人同時に深く深呼吸をする。
Fクラスに漂う汚い空気を鼻から吸い込み
肺を空気で満たす。
そして数秒息をとめてゆっくりと肺にたまった空気を吐き出した。
普通は気持ち良く感じるはずの深呼吸だったのに汚い空気のせいで全然気持ちよくはなかった。
むしろ逆効果だった気さえする。
とりあえず自分の頬を軽くひっぱたいて思考を一度落ち着かせた。
自分を引っぱたいた際に秀吉と康太が僕のことを見る目が一瞬変わったが気にしない。
「よし、勉強ね。うん、わかった勉強しているんだね。」
腕を組んでうんうんっと自分に言い聞かせるように僕は何度もうなずいた。
一度 落ち着きさえすれば思考も正常に動きだし。
今の状況を推理することがたやすくなった。
「Ok、大体わかった。やつ等が勉強しているのはきっと今日のテストのためだね。」
っというかそれ以外に考えられない。
欲で動く生命体である彼らは(←酷い)きっと自らの欲望のためにAクラスにいこうとしているのだろう。
理由は簡単 設備と女子だろう。
っというより後者のほうが99%の理由だろう。
こういうときにしか勉強しないとか本当に残念なやつ等だなぁ。
ったく、あのゴキブリ共は・・・・・
あぁ~もういいや、わかっていたことだし。
それとどうせやつ等はここに戻ってくるだろう。
登校中にも言ったように今から勉強したって何にも変わらないだろう。
結果が見えているっとそんな風に僕らが話していると、
「うるさいぞ吉井!今は静かにしてくれ!」
っと須川君がノートに移していた視線を僕に向けて吼えるように言った。
彼の表情を見るとかなり必死なのがわかる。
まず彼の目は寝不足のように赤く細い血管が浮き出て赤くなっていた。
目蓋は半開きで眠そうなのが見て取れるし、目の下には黒い隈があった。
きっと夜遅くまで勉強していたのだろう。
初めて見るかもしれない・・・・・・まじめなことをしている!!
夜遅くまで勉強とかこいつらからは考えれない!
素直に見直したとは言えないのは日ごろの彼らの行いを知っているからだろう。
正直に言うと半開きの赤い目で隈がある表情で今にもぶっ倒れそうな感じはゾンビにしか見えない。(←酷い)
周りを見てみるとほかのやつ等も同じらしく ゾンビのようだった。
ゾンビのようなクラスメイト
腐った教室
・・・・・・・・・・・なんかやだ。
「おい!なんだよその汚物を見るような目は!!」
あっ顔に出てた?
「いや・・・だって」
10数人がゾンビみたいで気持ち悪いもん。ゴキブリでも表現できるくらい気持ち悪い。
「・・ゴキブリみたいだし・・・」
「ゴキっ!!」
しまった、ゾンビじゃなくていつもの呼び方であるゴキブリといってしまった。
「俺たちのどこがゴキブリだとコラァ!!」
全部だけど・・・・
てか俺じゃなくて俺『たち』って言ってるよこの人。皆を巻き込んでいるし。てかこいつ自身も他のやつ等がゴキブリだと思ってたのかな?でも残念。君もその一人さ。
「んな、あだ名いらんわ!!」
「じゃぁ、ゴキ=ブリークズで」
「ゴン=フリ○クスじゃねぇ~よ!!てかどっかのハンターの名前に似せようとするな!!全然変わってねぇし!てかさり気無く最後にクズが増えてるぞ!」
「いいじゃん別に」
寧ろかっこよくした事を喜んでほしいね。
ゴキブリよりは何分かはマシでしょ。
「ていうかさぁ ゴキブリィ~ズが ものすごく、地球に隕石が落下するくらいに、珍しく勉強してて集中してるからその熱気でこの教室の空気が腐ってるんだけど。」
「ゴキブリィ~ズ!?なんだよそれ!どっかの団体名かよ!てかうるせぇ~よ!お前には関係ねぇだろ!それと腐っているのは元からだ!!」
何が?
何が腐っているの?
元から腐ってるって君たちの頭と見た目と根性が?だとしたらそうだね。
でも、なんか光景が気持ち悪いし、見た目も空気も気持ち悪いからなんとかしたい。
元から腐っている空気にさらに腐ったゾンビ共の気合のせいで相乗効果で空気がさらに汚れたに違いない。
さっきの深呼吸がうまくいかなかったのもこれのせいだと思う。
「そうだ、ゴキブリィ~ズにはファブリィ~ズだね。」
ポンっと手と手を打つ。あれなら除菌してくれるだろうし空気もよくなるだろう。
さっさと汚物はきれいにしたい。
「何うまいこと言おうとしてるの!全然うまくないからな!」
でも、そんなもの今は持ち合わせてないのでどうすることもできない。困った・・・・・・・・・・・・
そう思いながらポケットを探ってみると手に何かが触れた。
これは・・・・・・
「おい、ちょっ・・・なんだよそれ!?待て!紙石鹸を俺に擦りつけようとするな!おい!ちょっ!?アァァァァアァァァァァァァ・・・・・・・・・・・」
今の状況がわかったし、汚物はきれいに出来たので僕らはとりあえず自分たちの席に着いた。
席が近いので座っていても話はできるし立っているよりは楽だろう。
「さてと・・・・っで?秀吉と康太はどうする?」
座布団に胡坐をかきながら僕は康太と秀吉に聞く
「どうするとは?テストのことかのぅ?」
僕の前に座っている秀吉が振り向きながら言うと僕はうんっとうなずいた
「・・・・どうするも何も俺たちはどうせFクラスのままだろう」
「そうじゃな」
まぁ、さっきもそのような事を言っていたしそうなるか。
「でもさぁ、二人とも『頭はいい』んだから。本気を出せばEクラスにいけるんじゃない?」
その言葉に二人は何も言わずに少しの沈黙が流れた。
お互いに顔を合わせて考えるそぶりをしてから二人は僕に向き直り、
「明久よ。今のはなんの冗談じゃ?」
あり?どういうこと?
「・・・・俺たちのどこが頭がいいんだ?」
なんと無自覚ですか。
これは面倒くさいなぁ~
自覚を持たせることは出来ると言えば出来るけど難癖いまは時間がないし何より面倒だ。
まぁ無自覚なら、とりあえず『本気を出せ!』ってだけ伝えたら結果はEクラスになると思うし。
「まぁ、頭がいい悪いはこの際置いておこう。説明するのが面倒だし。とりあえず、二人とも本気をだしてみたら?得意科目とかに全力を出せば平均点数があがるわけだし。得意じゃない科目でも出来るだけがんばってやれば点数は大分あがるとおもうからさ」
笑顔で僕がそういうと二人はなにやら鋭い顔つきになった。特に康太は何かを察したような表情で僕のことを見ていたる。
疑いのような視線。何かに気づいたような雰囲気が彼から感じ取れた。
だが、その表情は一瞬だけですぐにいつもの表情(無表情だが)に戻った。
「・・・・それだと明久。お前はどうするんだ。」
表情は無表情ではあるが彼の声色と視線は鋭かった。
きっと先ほど廊下で話した クラスをどうするかの件のことを言っているのだろう。
僕が本気をだすかどうか。
ここで墓穴を掘ったことに気づいた。
さっきはなんとか誤魔化したけどまた自分でこの話題を持ち出してしまった。自縄自縛だ。
さっきのような誤魔化しは無理だろう。
きっと今度は見逃してはくれずにズイズイと本音を聞くまで問い詰めてくるに違いない。
なので
「ぼくは・・・そうだね。僕もがんばってみるよ『Eクラス』にいけるように」
本当は僕もがんばるよっと曖昧な答えにするつもりだったがきっと康太なら曖昧な答えじゃ許してくれなかっただろう。
だから嘘でもはっきりとした答えをだしたが
「・・・・本当に『Eクラス』なのか。」
やはり、そう簡単にはいかない
「・・・・うん、そうだよ」
僕は・・・微笑ながら言った。やさしく、穏やかに、ゆっくりと・・・・・見守るような温かさで。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか」
うん、っと僕は答える。
秀吉も何か変だとは気づいているようだが、あえて何も言わないのだろう。
彼なりの優しさだ。彼はきっと僕が言いたくない事を感じ取っていて聞かなかったのだろう。
今はその優しさに感謝だね。
(・・・・・・・・俺たちをこのクラスから遠ざけようとしているように聞こえる。あいつは廊下でFクラスに残るようなことを言っていた。自分は残って俺たちをこの場から遠ざけようとしているようだ。いや・・・・・・・それよりも・・・・・・・遠まわしに自分から遠ざけているように聞こえる・・・)
(・・・・・・・この場ではなくて・・・・・自分から遠ざけてるように・・・・・・・)
えぇ~5336文字ですね。いつも通りの長さです。
遅くなったのに文字数がすくなくて大変申し訳ございません!!
言い訳をするのなら学校が始まったことで遅くなったのが理由のひとつなのですが。
一番の理由はインフルエンザにかかったことが理由です。すいません(ぺこぺこ)
風邪がマシになった時にチョクチョク書いていったものなのでグダグダかもしれません。
一応まだ完治はしていませんので。次のも遅れると思います。すいません!!
楽しみに待っている皆様!本当に申し訳ないです!!