Re:building Sword Art Online   作:零凪

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こんにちは!
零凪です。
今回は、第一層攻略会議までを書きました。
それでは、どうぞ!


第一話 剣の世界

もう二度と目の前の命を失わない。

――――――――――――――――――――――――――――

デスゲーム宣言をされてから一日が経った今日。昨日宿屋についてすぐに確認したスキル『天才』。恐らくスキルの名前の由来は俺がカーディナルシステムの大まかな基礎を作ったから。そしてSSの元の動きを作ったからだろう。だが重要なのはスキルの能力だ。その能力とは、各ステータスのパラメータ5%up。専用SS『千色』。どの武器でも使えるSSだ。正確には各武器ごとに1つ自分の作ったSSが使えるというものだ。それと逆境時に各ステータスのパラメータ20%up。茅場晶彦らしからぬチート要素だ。彼がこんなにも不平等な事をするという事はそれほど彼が悪いと思っているからだろう。だが腑に落ちないのはこのスキルの一番下に「特定条件の開放」と書いてあるところだ。

隠されたもう一つの能力だ。特定条件が何か全くわからない。まぁ考えても仕方ないな。

「ねぇ、キリト。ねぇってば!」

ユウキに呼ばれていたのに気づかなかった。怒られる気がする。

「な、なんだ?」

「何考えてるの?」

このスキルいずれはバレるだろうけどなるべく隠しておきたい。

「あ、あぁ藍子何してるかなって。」

「姉ちゃん?姉ちゃんもSAOやってるよ。ランって名前で。」

何!?藍子もやってるのか。

「!藍子もSAOしてるのか?」

「う、うん。してるよ。」

(なんで姉ちゃんの時はそんなに反応するのかな?ボクの時はもっとリアクション薄かったのになぁ。)

「そうか」

木綿季も藍子も絶対に死なせない。幼馴染だしな。そういや、今回はアスナ達とはどうなるんだ?

明日菜とは1回アーガスに行く時に見たけどやってるのか?やっていなくてもう会えないかもしれないのか。ダメだネガティブになるなキリト!よしポジティブに行こう。

「そうだユウキ。」

離れている大切なものも大事だけど

「ん?何?」

「Lv上げ行くか?」

今は、一番近くにある大切なものを守らなくちゃな。

「うん!」

――――――――――――――――――――――――――――

「今日もいっぱい倒したね!」

「あぁそうだな。」

今日も俺たちはLv上げに行って日が暮れるまでフレンジーボアを狩りまくった。

あと三日ほどで第一層が攻略会議が行われる日だ。

俺たちは今日までいくつかのクエストをクリアしていきながらLv上げをしていた。

今では俺は15Lvになりユウキは14Lvになっていた。前回クリアした時よりは少しとはいえ上のレベルだ。三日もあればあと2Lv位は上げれるだろう。と今日はアルゴに情報をもらう約束だった。急いで宿に戻らないと。

「ユウキ、宿まで競走だ」

ユウキは負けず嫌いだからな。こう言えばユウキが急いでなくても走ってくれるだろ。

「え!?分かった。って早いよー」

早いと言いながらも距離は離せない。むしろ近づいている。まぁ、俺も例のスキルがあるのでもう少し早く走れるがSTR振りの俺がAGI振りのユウキに叶うはずがないというのが普通なのである程度の速さにしている。

「やった!ボクの勝ち。」

結果から言うとユウキに抜かされてからは距離を離されない程度に走り何とか宿まで戻った。

部屋で少し待っているとコンコンという普通のノック音ではなく不規則なノック音が響いた。アルゴだ。

「やぁ、キー坊にユーちゃん。」

「アルゴやっと来たか。」

「へ?キリト約束してたの?」

やべ、そういやユウキに言ってないな。

「え、あ、あはは。」

ヤバい後で怒られるヤツだこれ。

「まァ、オネーサンは呼ばれたダケなんだけどナ」

おい!アルゴ、お前裏切ったな。

「キ〜リ〜ト!?」

何この威圧感。子供が中学なった時に明日菜が起こった時と同じぐらいなんだけど。

「ま、まぁ。悪い。」

「後で詳しく話してね?」

ユウキの背後に般若が見える。逆らったらダメだこれ。

「は、はい。」

「デ?話ってなんダ?」

「攻略本のことなんだが、改訂版かなんかで武器変更の可能性大とでも入れてくれないか?」

「?ソレは難しいナ。」

「な、何故だ。」

「明日までに間に合わないナ。」

「明日?」

「知らないのカ?明日は第一層攻略会議だゾ?」

「な!?明日!?」

何故だ前回はもう少し時間がかかっだろ!

「何でも、ランっていうプレイヤーがボス部屋を見つけたらしいナ。」

「え、姉ちゃん?」

「そうなのカ。ユーちゃんのお姉ちゃんだったのカ。

まぁ、そんでディアベルっていうプレイヤーに伝えところ攻略会議を行うことになったらしいんダ。」

「それじゃあ。ユウキ!」

「な、何?」

「今からこの前に行ったフィールドの洞窟に向かうぞ。」

「え?何かあるの?」

アスナは数日間あそこに篭ってたらしいしな行ったらいるよな?

「あぁ。」

「オネーサンもついて行くゾ。」

「あぁ、それでいい。」

――――――――――――――――――――――――――――

「何処だ!?」

「ねぇ、誰を探してるの?」

「女のフェンサーさんだ。」

「いつの間に知り合ったの?」

(また、女の子だ。和人は昔っからなんで友達の半分以上が女の子なのかな?でも和人はいつもボクが幼馴染だからか分からないけど、ボクが誘ったらいつも来てくれたし、大丈夫だよね?)

「キー坊、いたゾ!」

「ホントか!」

「大丈夫カ?」

「え、えぇ。なんとか。」

「ハァハァ。大丈夫で良かった。」

「あなた達は?」

怪訝そうな表情のアスナは俺たちに名を尋ねてくる。

「悪い。俺はキリトだ。」

「俺っちはアルゴ。オネーサンって呼んでくレ。」

「ボクは、ユウキ」

俺、アルゴ、ユウキの順で名乗った。ユウキが少し不機嫌そうだったが。

「そう。私はアスナ。で?なんで助けたの?」

今回は名前をすぐに教えたぞアスナが。ユウキがいるからか?

「目の前に命の危険が迫っている人を助けるのに理由がいるか?」

「何よそれ。どうせ、みんな死んじゃうのにそんなこと言って。」

アスナってこんなにネガティブだったか?

「そんなこと言ったら本当にそうなっちゃうでしょ?だからもっとポジティブになろ?」

お、ユウキナイス。

「それにアンタはここから出るために強くなろうとしたんだろ?」

「キー坊とユーちゃんの言う通りダ。」

アルゴもナイスだ。

「そ、そうね。」

「でしょ?」

「それ明日は攻略会議までがあるしそれに来ればいいだろ?」

「俺っちもキー坊の提案に賛成するゾ。」

アルゴ!空気読めるな。(上から目線?精神年齢上だしな。。)

「そう、なら私も攻略会議に行くわ。」

やっと行く気になったな。

「よし、そうと決まればまた明日ね。アスナ!」

流石ユウキコミュ力高いな。

「えぇ。」

「よし、じゃあ今日は帰ってすぐにお風呂にはいろっかな?」

あ、アスナさん超ダッシュでこっちきた。

「お風呂があるの?」

目を輝かせながら言ってくるアスナはなかなか懐かしいものだ。

「う、うん。」

あそこまで近かったらさすがのユウキでも苦笑いするか。

「ちなみにキー坊とユーちゃんはムグッ」

これを言われたらアスナの冷たい視線が来るだけだ。

「おい、アルゴ無駄な事言わなかくていいだろ。」

剣を向けながら言う。

「わ、悪かった。」

実は、アルゴには念の為と思って秘密を教えたのだ。と言っても秘密とは、俺が茅場晶彦の言った協力者であるってことだけだが。

それ以来少し威圧するとそれが素なのかいつもの口調ではなくなるのだ。

まぁそんなことはどうでもいい、今は宿へ向かうのだ。

 

「疲れたね!」

ユウキにそう言われた時にはいつの間にか宿へついていた。

「あ、アスナは風呂はいってきていいよ。そっちの奥だから。」

「え、えぇ」

アスナが風呂に行くのを確認した俺とユウキはベッドに腰掛けた。

「ねぇ、キリト。」

「ん?なんだ?」

『自分たちの家欲しいね!』ふと思い出したアスナとの記憶。その時のアスナと今のユウキの表情は似たような雰囲気を持っている。恐らくこの14年で『俺』はユウキの事が好きになりつつあるんだろう。だが俺がユウキを選べば、アスナを須郷から助ける理由が弱くなる。いやここから親友まで上り詰めたらそうでも無いだろう。その選択をすれば、俺とアスナの思い出は消えてなくなるだろう。あの地獄の中の沢山の楽しい思い出は大半はアスナと一緒だった。今度はユウキと一緒になるのだろうか?それもいい。けどアスナがいたから俺は『俺』でいれる訳であって。

「ボク達はそろそろご飯にする?」

それにユウキはどう思っているんだろうか?迷惑に思っていないだろうか?

「…」

今度こそは生きて自分の好きなように生きてもらいたいって思ってたのに俺と一緒じゃまた危なくなるんじゃないだろうか?ヤバいな、思考がまとまらない。

「キリト?

キリト!?」

名前を呼ばれているのに気づかなかった。この顔はなんかすごく心配してるな。

「ユウキ、どうした?」

「どうした?じゃないよ。和人のバカ!人に心配させておいて!」

よく分からないが、また、心配かけちゃったな。なら当分の目標は

「悪い。ってリアルネーム出すなよな。でもありがとな。」

ユウキに心配をかけない、だ!

「わわ、ごめん。ボクも言い過ぎたよ。」

(今の笑顔は反則だよ。和人。)

「終わった?」

アスナは空気を読んでいた。

なんてな。でもアスナは大事な仲間として守らないとな。

「あ、アスナ居たんだ!?」

「居たわよ。で終わったの?」

「う、うん。終わったよ。」

「それならいいわ。風呂、貸してくれてありがとう。また明日ね。」

「うん!また明日!」

「じゃあ、明日な。」

出たのを確認しあることを聞く、

「なぁユウキ」「ねぇキリト」

俺とユウキの重なる声。考えてる事が筒抜けなんじゃないか?って思うほどのタイミングの良さだ。だがレディーファーストは守らなければならない。

「先いいぞ。」

と俺が言う。

「うん。キリトはさ、なんでアスナがあそこにいるって知ってたの?」

未来から来たから知ってるなんて何言ってんだこいつってなるしな…

「あ、アルゴから聞いたんだ。」

苦し紛れの嘘でも騙されてくれユウキ

「じゃあなんでアルゴさんも知らなそうだったのかな?」

な!?ユウキこんな時に限って記憶力がいいんだ!

「き、気のせいじゃないか?」

「む〜今回はそうしてあげるよ。でも次からはちゃんと教えてね?」

「あぁ分かったよ。」

「で?キリトは何を言おうとしたの?」

さっきのがあるからな。今は聞かないでおこう。

「悪い。忘れた。」

「え?なにそれ、気になるよ〜」

「まぁ、今日は遅いし明日の攻略会議に備えて今日はもう寝るぞ。」

「は〜い。」

ユウキが寝静まったので、俺のスキル『天才』の自分で考えるSS『千色』を今から作りに行く。本当は明日に作る予定だったが、改変の影響で攻略会議になってしまったからだ。

今から作るのは片手剣の千色だ。自分の中ではマザーズロザリオをアレンジして手数を増やしたものにするつもりだ。

だがOSS同様最初はアシストなしでSS並のスピードを出さなければならないのが難点だ。この前1度試したが全く無理だった。Lvがある程度上がったい今なら出来るだろう。片手剣の千色が早くできたら二刀流の千色も作りたいところだ。

――――――――――――――――――――――――――――

「そろそろ帰らないとな。」

なんとか片手剣の千色は作ることが出来た。二刀流は出来なかったので仕方なく曲刀の千色を作った。なぜ曲刀かと言うと、いざと言う時クラインから借りれるからだ。今回の攻略には来てなかったはずだが。

曲刀はこの前、刀スキルを取るために一応買ったのだ。

Lvもちょっとは上がった。

まぁ早く帰るか。

「歩きながら考えてたからか近いな。」

「何が近いの?」

「ん?宿屋だ。」

「へぇ〜どこ行ってたの?」

ユウキに答えるのは抵抗がある。

「ちょっと、な。ってユウキ!?」

ちょっと待て俺は今ユウキと会話してたのか!?

「そうだよ?1人でLv上げしてたの?」

「あ、あぁそうだ。とりあえず攻略会議行くぞ。」

まさか言えるわけがない。時間もないしちょっと急ぐか。

「あ、キリト。置いてかないでよ〜」

――――――――――――――――――――――――――――

「そろそろ揃ったかな?オレはディアベル!職業は気持ち的にナイトやってます!今からパーティー組んでもらってもいいかな?」

なんか前と喋る順番違う気が。藍子が見つけたからか?

「アスナ!君もあぶれたの?」

「違うわ。周りのみんなが仲がよさそうだったから。」

それをあぶれたって言うんじゃないのか?なんて言ったら冷たい視線が来るのはわかりきっている。

「そろそろ皆組めたかな?じゃあ早速だけど今回はランさんっていうプレイヤーがボス部屋を見つけたから集まってもらったんだ。そして明日、第一層攻略をしようと思う。ここまでで質問は?」

しばしの沈黙。

「なければ続きを話すよ。」

あれ?キバオウは?

「ちょお待ってんか!!

ワイはキバオウってもんや!」

やっぱり出てきた。

「こん中に死んでった1500人に詫びいれなあかん奴らがおるはずや!?」

「それはつまりベータテスターの事かな?」

「当たり前や!」

俺は立ち上がろうとしたが呼び止められた。

「キリトは行かなくていいよ。」

ユウキがそう言うと黒人の巨漢 エギルが手を挙げた

「発言いいか?」

「なんや!?」

「俺はエギルってんだ。

アンタもこれは知っているだろ。

武器屋などで無料配布されている攻略本だ。」

エギルはそう言いながらアルゴお手製の攻略本を取り出した

「それがどうしたっちゅうねん。」

「これはベータテスターが作ったものだ。情報はあったんだ。」

「フン!今日んとこはコンぐらいにしといたるわ。」

そう言ってキバオウは去っていった。




見てくださりありがとうございます。
終わり方雑いですね、はい。すいません!
ぜひ感想、誤字脱字等ありましたらどしどし言ってください!
また見ていってください!
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