命令魔法
敵が居れば殺す。そういうルールの
相手を殺さなければ自分が死ぬだけ。それは至極当たり前の概念だ。
では、殺されないようにするにはどうすればいいのか。安全に殺すにはどうすればいいのか。
当然の如く知恵をつけるしかない。
敵側もまた
互いに手札を読み合い勝利を掴む。
◆
ゲーム時代をうっすらと思い出しながら植物に覆われた身体を起こすのは『至高の四十一人』と呼ばれる人智を越えた能力を持つ集団の一人で『ぷにっと萌え』という男性だ。
種族は『
地下にこもりっきりでは不健康だと判断した
「そんなに慌てなくても逃げ出さないよ」
優しげに声をかけるとメイドは頬を赤らめて恥らう。
――
自分の予定を伝えて――メイドには申し訳ないと思いつつ――地下施設に戻ってもらう。その
既に学生服に着替えており、通学の準備を終えたところだった。
対するぷにっと萌えは人間に偽装しようかどうか思案する。
『人化』するアイテムや条件が存在しない『ユグドラシル』というゲームの
転移した世界にも今のところは『人化』に適した方法は見つかっていない。――存在しないかもしれない。
だが、人間になれないわけではない。
魔法によって偽装する事も可能だ。だが、それで
それ故に飲食の出来ない種族は人間に変身しても飲み食いが可能になったりはしない。
◆
位階を越えた超位魔法や
そもそも多人数プレイのゲームにおいて人間になるメリットがあるならば最初から異形種など選びはしない。
今の姿は戦略上自分たち自身で選んだものだ。他者から
異形種はデメリットが多い分メリットもまたある。
人間では得られない
「私も帝国に行っていいかな?」
何気ない一言をぷにっと萌えは言ったつもりだ。
その言葉を聞いたナーベラル・ガンマは信じられない事を聞いたように驚いた。
あまりの表情の変化に植物人間のぷにっと萌えも一歩だけ後ずさるほど。
「……そんなに驚くようなことを言ったかな?」
「い、いえ……。急な事ゆえ……。ぷにっと萌え様をお留めする権限はありませんが……、何故ですか?
見た目には東洋美人風の娘なのだが毒舌が過ぎる。ほぼ人間は下等生物呼ばわり。
――内容が毎回違うので少し楽しみにしていたりもする――誰がそんな
◆
改めて、ナーベラル・ガンマは外見的には歳若い娘となっている。
軽く見た感じでは実年齢は分かりにくい。
ゲーム的にはまだ十代そこそこといった若者だ。
黒髪黒目の人間というのは転移後の世界では南方の国に多く居るという情報がある。それ故に世間知らずの人間として振舞う分には差支えは無い。
「お前が通う魔法学院は低位の魔法を教えているんだろう?」
「……はい」
「私も教師としていくつか見せてみたいものだ……、と思ってね。伝授は流石に難しいと思うけれど……」
少なくとも第十位階までの知識が無ければ十全にぷにっと萌えの技術や戦略を扱うことなど夢のまた夢。
低位でもやりくりすれば――国で生活する上では――充分かもしれない。けれども、物足りなさは否めない。
それは単に自分達が上位に居るからだが。
人を見下すようではクソッタレと同義だ。
いくら相手が人間だとしても。
ぷにっと萌えとしては現地の人間達と仲良くしたい気持ちがある。
帝国は
よほど凶暴に見えなければ、という条件が付くけれど。
植物モンスターは基本的に大人しいと言われている。
似た種族に『
中身は実際に人間だ。いや、心は、が適切か。
◆
いきなり学院に行くのは難しいと言うのであれば代替案を出してほしいところだ。
とはいえ、そんな事を
数分ほど唸りつつ自分で考え付いた案は大勢を相手にするものではない。
『ナザリック地下大墳墓』の仲間達で学園ごっこするようなものだ。それはそれで面白いとは思えない。
なにせ相手は百戦錬磨の
やはり癒しとして外部の生徒のような初心者や人間が数人居ると教え甲斐がある気がする。
やりたいのは
「部外者が何人か欲しいな」
ぷにっと萌えの言葉に対し、唸るナーベラル。
人間蔑視を植えつけられているせいで
自業自得なので
しかし困った、と植物人間は出口一歩前で立ち往生する。
あと数歩進めば外なのに。
一向に前進できない。
◆
長い長考といっても
至高の御方が苦悩している。それは理解しているナーベラル。
声をかけようにもまともに疑問に対する答えを示せないので、あたふたと困惑するばかりだ。
「し、しかし、ぷにっと萌え様。人間達に教授なさる必要があるのでしょうか?」
「単に面白そうだから。本格的な戦略を教えたいわけじゃないよ。……見所があれば話は変わるけれど……」
さすがに帝国の学生の中でぷにっと萌えの御眼鏡に適う者など居るのか。本人も実は疑問に思っている。
もし、居るのであれば手ほどきをしてもいいとさえ思う。
それは単純に興味からだが。
優秀な生徒を育てる楽しみは異形種といえど持ち合わせている。
残念ながら成長の可能性が無いに等しいNPC達には気の毒に思う。
それと自分達の
部外者を育てるなどもってのほかと怒り出すかもしれない。
だが、許せ。私は大人なのだ。子供じみた
冴えない主人公は早く童貞を卒業せよ、と逆に言いたいところを我慢しているのだから、いくらかは許容してほしい。
(……と、面と向かって言えば荒れるんだろうな)
いつまでもゲームにしがみついていた男は
転移した今は身体はゲームのアバターであっても『ユグドラシル』というゲーム世界ではない。
現実に目を向けなければ発展など望めはしないのだ。
かといって向こう見ずに突き進むわけにはいかない。
ぷにっと萌えは散歩しながら考えを整理する事にする。それならばナーベラルも大人しくなると思って。
◆
自分達が建国した『アインズ・ウール・ゴウン魔導国』は人口を増やし始めてまだ日が浅い。
通りを歩く原住民の数もまばらだ。
もうすぐ滅びそうな雰囲気さえ感じるほどだが、定期的に観光客は来る。――主にバハルス帝国側から。
それ以外での来客は近くの村民だ。こちらは様々な農産物の生産に従事してもらっているので来てもらわないと困る。
「新しい施設を作るにしても人口そのものがまだまだ足りない」
その人口を増やすには特色が要る。それが目下の議題でもある。
様々な種族を受け入れるにしても互いの理解に時間がかかる。
何事も一長一短があるものだ。
◆
全身が植物で出来ている。それでも人間的――というか生物的――に振舞えるのは本当に自分でも不思議だと思う。
光合成しなければ元気が無くなるような事態は起きないが普通ならばへたれるところだ。
蔦でできた身体。体皮の代わりに葉っぱ。――いや、服の代わりか。
生物的な五感がある程度備わっているのも疑問だが。
「水も日の光もなく生きていられる植物は本当は居ない。もう少し常識的であれば植物モンスターそのものの存在意義が問われる事態だ。けれども居るんだからどうしようもない」
独り言のように呟くぷにっと萌え。
声に出して疑問を発散するのは黒板に文字を書く作業と一緒だ。
思考を整理するには何かしらの行動が必要不可欠である。
(本当にこの世界の進化形態には興味が尽きないものだ)
世界に順応した進化。それは本来ならばありえざる事態である。
実際に
◆
通りを歩いていると小柄な人間を見つけた。
どっしりと安定した体格に髭もじゃが特徴的な
本来ならば空想上の生物である。
ぷにっと萌えとしては危惧しなければならない問題だ。
世界が空想を許容しているのだから。
何かしらの弊害が起きても不思議は無い。
『ガイア理論』に照らせば空想生物は――本来ならば――星にとって害ある者と定義され、
実際に空想と現実は決して相容れないもの――だとぷにっと萌えは思う。
(それがどうして血肉有る生物として存在しえるのか)
星の誕生からどういう経緯を辿って幻想生物が生まれ――それだけならば良かったのだが――魔法という概念が生まれたのか。
錬金術の浸透の方が
「ただ……」
(あまりにも空想生物が自分達の知るものに似すぎている。それが問題だ)
空想生物の進化を仮に許容するとしよう。――それでも魔法文化は流石にゲーム的だ。
異空間を生み出す技術が平然と存在している事に誰も疑問を抱かないのは何故だ、と問いかけても答えは返ってこない。
「強引な説ならいくつか浮かぶけど……」
無いなら生み出せばいい。
ありもしない空想に定義を与える。そうすると摩訶不思議な事に存在しないものが存在するようになる。
星を丸ごと仮想空間とする。するとそれ以外の世界はただの
未知の架空元素による振舞いならば今までの疑問は一気に解消される。
ぷにっと萌えはため息をつく。
本来ならば少しずつ解き明かすような議案が異世界では既に当たり前のものとして存在する。――だからこそ混乱する。
人によってはその混乱を『複雑系』と呼ぶ。
◆
思考を整理するどころか複雑に混ぜ込んでしまったので、一旦破棄する。
所詮は机上の空論。実証しなければ何事も証明された事にはならない。
そして、この手の議論は一人より複数人で当たらなければならないものだ。
(やはり学校は必要か)
特に外野からの知識人は必要不可欠。
そろそろ新しい風が必要だと思った。
知識人たる自分はいつまでものんびりとしているよりは思考を巡らせる方が大好きな性分らしい。
◆
まずは軽くモンスターと戦ってみる事にする。
戦闘の為に創ったアバターなのだから動かさないと勿体ない。
定番の
かたや一メートル足らずで醜悪な顔をしている緑色っぽい人型生物。
ぷにっと萌えが普通に戦えば三回叩くだけで終わってしまう雑魚モンスターに過ぎない。これを頭を使って攻略する。
完勝したい気持ちは無い。ただの実験だ。
地球であれば
襲ってくるモンスターは等しく撃滅しても良い世界である。
ぷにっと萌えはゲーム時代では指揮官を務める後方支援タイプだ。
まずは何をすべきか。
雑魚モンスター相手に思案に暮れる様は仲間やNPCには恥ずかしくて見せられない。けれども戦闘経験を養う意味では有用だ。
(定番としては仲間割れだが、……
その感覚の原因はこれから倒すモンスター達と同じ
自然界の野良とはいえ、少なからず気になってしまった。
気にしたら負け。それは頭では分かっている。
モンスターが気になるならば犯罪者を相手にすればいい。
それはそうなのだが、都合よく盗賊とかが現れたりしない。
外にはモンスターが大勢居る。それはもう自然の摂理のように。
一つため息をついてから気を引き締める。
「〈
信仰系第五位階の魔法だが
仲間から雑魚モンスター相手に大人気ない。またはえげつないと言われそうだ。
この魔法は様々な効果を相手に与える事が出来る。
動くことはもちろん、魔法や咄嗟の合図も術者の命令で禁止できる。
無防備な状態となった三体のモンスターはただの
「〈
脳内に『ひでぇ』という誰かの幻聴が響く。
信仰系第一位階という低レベルの魔法ではあるが、雑魚を追い払う上では割りと有効的だ。
使い道としてはデモ隊などに使うと
(ウルベルトが喜びそうな魔法なんだよな)
『
――幸運な事なのか――この世界の民衆に使う機会は
あくまでゲーム的に魔法を使うだけだ、と自分に言い聞かせる。
それとモンスターを拘束した状態では何も起きないので――ならば、と――次の魔法を唱える。
「〈
本当は無駄だと分かっている。それでもあえて使うのは効果を確かめる為だ。
魔法の解呪は基本的に術者の裁量で簡単に出来る。
今使った魔法は低位の魔法だが、使い道としては拘束状態を脱するもの。
◆
それぞれのプレイヤーは覚える魔法が違うものだ。それは例えば名前であったり、効果であったり。
膨大な魔法の中から選ぶ上で似た効果もいくつか存在する。
まして6000個もの魔法を全て覚えているプレイヤーなどごく少数だ。――居ないとは言わない。
少なくともぷにっと萌えは全てを暗記する事は出来なかった。というか全ての魔法についての情報が開示されたことはない。
隠し
そういえば現地特有の魔法とかがあったな、と思い出す。
それと先ほどから
補足情報として今使った三つの魔法は共に音声のみで行使する。接触しなくていいが、相手に近距離まで近付かないと駄目。
(魔法で拘束した者を別の魔法で解呪する作業を自分一人でやるのは……、なんだか滑稽で恥ずかしいな)
まるで一人芝居みたいで、と少しだけ苦笑するぷにっと萌え。
少なくとも
結果としては第五位階の魔法を第一位階で解呪することになるので、
単純に言えば魔法版の力比べだ。結果は火を見るより明らかである。――低位でも高位の魔法を防ぐ事は可能なので『高い位階魔法は絶対無敵』ということはない。
かの第十位階魔法『
◆
魔法による解呪に失敗したので――普段どおり――意思命令で解呪する。
拘束を解かれた三体の内、
普通に考えれば
「仲間が急に襲い掛かってくる敵になった場合は……」
(どうするのかな)
仲間割れが急に起これば混乱は必至。それはとても当たり前のように感じる。
それを人間相手に使えばもっと事態は混乱する。
戦略上、時には非情さも必要だと頭では分かっている。けれどもやはり争いはゲームの中だけでいい。
姿は異形種だが、心にはまだ人間だった頃の残滓が残っている。
◆
当初は混乱していた
その気になれば一気に叩き潰せるだけの筋力があるモンスターなのに。
『
(手加減したのか。……味方として連れ歩いていた情でもあったのかな)
そんな絆を魔法の実験に使う自分は極悪人だと思うが許せ。自分は
「折角生き残ったのに悪いが次の魔法だ」
まず低位版の『
本来後衛たる指揮官が前に出る事は悪手である。それと今は一人なので色々と不都合が発生している。
何人かのチームでなら様々な戦略が取れるのだが、気晴らしとはいえ弱い者いじめをしているようで気が引ける。
とはいえ、今更な話なので行動は止めない。
◆
スタスタと――無警戒のまま――歩いてモンスター達の下に向かい、
「〈
第四位階で接触を必要とする魔法。
効果は即座には発揮しない。
なので――のんびりと見物する、ような事はせずに――次の魔法を使う。
「〈
第二位階の攻撃魔法である。
『
せいぜい冷気ダメージと朦朧状態が付与される程度。――これくらい普通、普通。
◆
『
本来なら黙って押し潰されておしまいかもしれない。けれども運がいい場合もある。
しかしながら先ほど使った『
一定のダメージを受けた
腐り始めた肉体が
魔法の名前通りに爆散する。
ブービートラップと言えば分かり易いか。
『
爆発によって酸のダメージを周りに与える。
「……酷い魔法もあったものだ」
現場の惨状に対し――心の内では他人事のように――顔を顰める。
先ほど
さすがにこんなことを生徒に教えるのは気が引ける。
――軍隊教育ならありだが。
◆
異形種の特性のお陰か、気分はすぐに切り替わる。もはやモンスターの残骸など数日前の出来事であるかのように。
無意味に学院に乗り込んで一方的に教える手もありだが、バカっぽい。
指揮官職なのに脳筋では話にならない。
更には高い位階魔法の話が通じるとは思えない。――というよりは理解出来ないレベルと思われる。
使えもしない魔法を教えられても生徒が困るだけで終わる。それでは意味が無いし、後々恥をかくのは自分だ。
(……何人か天才が居れば、……少人数でもいいんだけど)
第五位階くらい習得している人物とか。
『フールーダ・パラダイン』一人では面白くない。――面黒いとも言うが。
かといってナーベラルやナザリックの面々では感心ばかりさせられて終わりそうだ。
やはり教えたからには実践できるほどの人材が欲しくなる。
「将来有望な冒険者とか」
そうすると
いや、絶対に嫌がられる。
◆
唸りつつ惨劇の現場を後にして無目的に歩き続けるぷにっと萌え。
そんな彼の足元にある影に
この動く影たちは『
至高の存在に何かあっては一大事と常に不可視化したモンスターや影のモンスター達がつき従っている。
(外に出るのも一苦労だった
拠点防衛以外は意外と気楽に冒険するのが『プレイヤー』というもの。
よほど他のギルドとかに恨みを買っていなければ対処はあまりしない。――一々面倒臭いので。
それでもここ最近は――
「〈
足元のシモベ以外に敵影は無いようだ。
魔法による隠蔽すら看破する魔法だが、転移後に
居れば居たで緊張しっぱなしの日常となり、精神的に休まる暇が無い気がする。
余裕を持った日常を送りたいので、過度の緊張感は遠慮したい。
「〈
無いよりマシな幻術の変装。
これで自分はただの一般市民。そういう風に普通の人間には見えている筈だ。
上位の『
魔力系と信仰系の差があるので、どちらも有用とは思えない。
◆
歴戦のプレイヤーが大勢居れば高い位階魔法で対処する。
しかしながらこの転移先の世界には腕に覚えのある
油断はしないけれど物足りなさは否めない。
無駄に緊張している自分達が滑稽に思える程だ。
絶対に失敗したくない、という思いは無い。
自分は失敗からものを学ぶ。だからこそ様々な戦術を考察できる。
弱点を突かれてからが本番であり、二度目は与えない。
――それ故に。
戦闘は始まる前に終わっている。
試行錯誤と多くの失敗を積み重ねた結果によって導き出した戦闘技術。
最初から完璧なものなどありはしない。
敵側もまた様々な対処方法を編み出していく。その繰り返しだ。
(でも、それは
常に気を張る生活は疲労を感じない種族であっても精神的、気分的には蓄積するものだ。それはさすがに魔法やマジックアイテムではどうにもならない。
どんな時も心に余裕が無ければ息苦しいだけ。
それはそうなんだけどな、と独り
〈
系統:幻術(幻覚) 位階:魔力〈五〉、その他(
構成要素:音声、動作
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 持続時間:12時間
備考:効果は『
〈
系統:変成術 位階:魔力〈十〉
構成要素:音声
距離:自身 目標:術者 持続時間:約20秒(見かけ上の時間)
備考:術者以外の全員の時間の流れが止まったように見える。停止した時間分だけ術者は自由に行動できる。通常および魔法による火、冷気、ガスなどは術者に害を与える。効果中、他のクリーチャーは術者の攻撃や魔法による影響は受けない。攻撃対象の目標に出来ないからである。この魔法よりも長い持続時間を持つ魔法などの攻撃は効果が終わった後であれば通常通りに機能する。術者は魔法の効果中のクリーチャーが手に持つもの、装備品などを奪ったり、動かしたりすることは出来ない。しかし、それ以外の足元に落ちているアイテムなどは拾う事が出来る。また、魔法効果中の術者を感知、または探知することは出来ない。術者はこの魔法によって『
〈
系統:力術(悪、闇) 位階:魔力〈二〉、信仰〈二〉
構成要素:音声、動作
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 目標:クリーチャー1体 持続時間:瞬間
備考:暗黒の矢を1本発射する。この攻撃が命中した相手は冷気と無属性のダメージを半分ずつ受けて10秒ほど朦朧状態となる。
〈
系統:幻術(幻覚) 位階:魔力〈一〉、その他(
構成要素:音声、動作
距離:自身 目標:術者 持続時間:10分×術者レベル
備考:自分の外見を服装から装備まで、身長、体格まで変える事が出来る。ただし、能力まで変える事は出来ない。
〈
系統:占術 位階:魔力〈六〉、信仰〈五〉、その他(
構成要素:音声、動作、物質(金貨25枚ほどの価値がある目薬)
距離:接触 目標:接触したクリーチャー 持続時間:1分×術者レベル
備考:ありとあらゆるものの真の姿を見抜く能力を与える。通常の闇と魔法の闇を見通し、魔法によって隠された扉やクリーチャーや物体の正確な位置を知り、不可視化のクリーチャーや物体を見る事が出来る。幻術を見破り、変身、変化、変成させられたものも見抜く。この魔法によって与えられる視力で見える範囲は約36メートルである。この魔法は透視能力があるわけではないので固体の向こう側を見通すことは出来ないし、体内を透視する事も出来ない。更に霧などの視認困難を解消することも出来ない。そして、魔法によらない変装、隠れているだけのクリーチャー、隠し扉を見つける事には向かない。この魔法はこれ以上の強化は出来ず、『
〈
系統:心術(強制)(言語依存、精神作用) 位階:信仰〈一〉
構成要素:音声
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 目標:クリーチャー1体 持続時間:10秒
備考:目標の行動を禁止し、可能な限り避けさせる。攻撃においてあらゆる行動を抑制する。発動において魔法を使用させない。伝達において仲間との意思疎通をさせない。これは秘密の言葉、筆談、魔法に必要なものなども含まれる。目標はアイテムの使用や武器などを準備出来なくなる。動きにおいて自ら意識的に動く事が出来なくなるが、動かされる事には抵抗しない。目標は術者に禁じられていない行動は自由に
系統:心術(強制)(言語依存、精神作用) 位階:信仰〈五〉
構成要素:音声
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 目標:クリーチャー1体×術者レベル(ただし、10m以内の距離に収まっていなければならない) 持続時間:10秒×術者レベル
備考:『
〈
系統:死霊術(酸、即死) 位階:魔力〈四〉、信仰〈四〉、その他(
構成要素:音声、動作
距離:接触 目標:接触した生きているクリーチャー1体 持続時間:瞬間および1分×術者レベル
備考:クリーチャーは
〈
系統:心術(強制)(精神作用) 位階:信仰〈一〉、その他(
構成要素:音声
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 目標:生きているクリーチャー1体 持続時間:10秒
備考:目標に近くに居る味方を殺そうとする指令を与え、可能な限り従わせる。
〈
系統:変成術 位階:魔力〈一〉、信仰〈一〉、その他(
構成要素:音声
距離:近距離(約10m+2m×術者レベル×2) 目標:クリーチャー1体 持続時間:瞬間
備考:目標が拘束、あるいは組み付き、束縛を受けている場合、抜け出す為の行動を起こす事が出来る。ただし、麻痺状態にある場合は効果がない。