なんでもできるうちの娘は、異世界ライフを落下からスタートさせる   作:オケラさん

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先週投稿できなくて申し訳ありません。
ちょこちょここういうことがあるかも知れませんが、なるだけ努力しますので、どうか暖かい目で見守ってください。


出会い

「おお玖苑(くおん)か。ちょうどいい。実は困っていてな。」

 

そこに現れた狐巫女の名前は玖苑(くおん)。レオグリンドの家で小間使いの様なことをしている、狐獣人の女性である。昔、家族を失い一人でいたところを、レオグリンドに拾われ、以後レオグリンドの家に住み込みで働いていてる。

 

「困ったこと、ですか?では、家で伺いましょう。さ、早く帰りますよ。」

「いや、違うのだ。実はこの男を連れていきたいのだ。」

「は?はあ…でもその男、幽霊(レイス)ですよね?魔物のペットが欲しいのですか?なら幽霊(レイス)よりもペットらしい魔獣の方がいいのでは?」

「いや、実はなこの男、どうやら迷い人の可能性があるのだよ」

「は?幽霊(レイス)の迷い人?」

「うむ。確かにゲートから落ちてきた。それでなーーー」

 

レオグリンドは玖苑の驚いた顔に気を良くし、これまでの経緯を事細かに話した。

玖苑は呆れたようにため息を吐いた。

 

「はあ...それで混沌魔法まで使用したのですか?」

「そうなのだ。すごい結界だろう?」

「レオグリンド様の結界ではないのですが...とりあえず、こんな町の近くで強力な魔法を使うのは止めてください」

「む、すまんすまん。ついやってしまった」

「『ついやってしまった』、ではないです。周りへの影響も考えてください」

「む。ちゃんと周りへの被害がでぬように結界を張っておるではないか」

「この結界では被害はなくとも魔法は見えるんですよ?こんなところで最高位の魔法が使われたと知ったら町の人々や王都はパニックですよ?いいですか、次からこんなことは止めてください」

「わかったわかった。次からはなるべく威力を抑える」

「い・い・で・す・か!止めてください。王都から調査隊やらが押し寄せてきますよ?」

「む...それは困るな」

「わかったのでしたら止めてくださいね?で、この者をうちに運ぶ手段ですね?」

 

そういって玖苑(くおん)少し考えるしぐさをした後、

 

「では、転送魔法はどうでしょうか?」

「転送魔法?転移が無理だったのだから意味ないのではないか?」

「いいえ。転送と転移は原理が違います。転送は、指定して二点の座標を入れ替えますが、転送は指定した二点の空間を穴で繋ぎます。この結界はおそらく内側への影響を弾くのでしょう。なので転移の座標指定ができなかった。」

「そうだな。確かに座標の指定ができなかった。だが転移も結局座標を指定するのだから無理ではないか?横に穴をあけても動かせないのであれば放り込むウ事も出来ないだろう?」

「いえ、この結界の下に穴をあければよいよです。話を聞く限りでは落下してきたのですよね?ならば部屋に直接落下させれば可能かと思います」

「むぅ。思いつかなかった」

「なに悔しがってるんですか。いきますよ」

 

三人の下に魔法陣が広がっていく。そして穴が開き三人はその場から消えた。

 




まだまだ続きます。
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