なんでもできるうちの娘は、異世界ライフを落下からスタートさせる   作:オケラさん

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昨日私「やばい!今週分まだ書いてない!でも眠すぎてだめだ!ちょっと書いたら寝て残りは朝にするべ。ダメだ書こう。ねっむ...何時?文字数500⁉もう時間無い!はぁ~書かねば」


リンと黒服

 

「それじゃあ、僕はこっちから行くから。君たちは先にそっちへ行っといて」

 

優男がそう言い残し、別れた通路の奥へと進んでいく。

そして逆側を、黒服と俺が歩いていく。

…案外上手くいったな。

上手くいきすぎて怖くて何かの罠ではないかと疑うレベルだぞ。

 

 

取り敢えず、一度様子見だな。

大丈夫だ。優男の方の魔力は一度見た。ダンジョン内なら見失うことはない。ここは魔力濃度が濃いから探知の精度がいい。

 

さて、まずは黒服から。

様子見で通路の中程まで歩いた。

依然として罠らしきものはなく、この通路の奥に広間がある事くらいだろうか?

まあ、それより前に済ましてしまえばいいだけだな。

 

…触れればいいが、いきなり襲ったりしたら避けられる可能性があるな。

今も付いていっているだけだし、いきなり触ったり掴んだりするのは不審がられるか?

向こうから触ってくる事態を誘発するか気づかれないように触るか…

 

触るといっても、指ほどの面積などでは意味がない。手で相手を掴むくらいしないと逃げられてしまうだろう。

しかし、後ろを付いてきていた少女が、いきなり腕などを握ろうとしてくるのは流石に怪しまれる。

そこの部分の服などを破けば脱出は可能だし、出来れば相手の素肌を掴むのが良い。

 

 

リンは立ち止まり、俯いた。

そして、早く奥まで連れて行き優男と合流したい黒服はリンの腕を取って連れて行こうとする。

一応相手は冒険者で、Cくらいの戦闘能力はあると見ていい。黒服達は戦闘するよりは騙して連れて行った方が損害も手間もかからないと考え、ちょっと強引でも出口へ連れて行くという体を取っていた。

それで、リンの腕を掴んでしまった。

 

…今日は怖いくらいに運がいい。

向こうへ連れて行きたいのは分かっていた。

そこへ行かないためと、どうすべか考えるために立ち止まっただけだった。

ただの時間稼ぎだったのだが、向こうから腕を掴んで来てくれた。

本当に上手く行き過ぎて後が怖い。

まあ、何はともあれまずは一人。

 

リンは今まで隠していた魔力や体の一部、ゴブリン達を形作ったあと、洞窟の壁にカモフラージュして持ってきていた魔触を一斉に持ち上げ、黒服へ殺到させる。

何故これで自分の体を作っていなかったのかと言うと、ゴブリンやコボルトなどの大量の魔物を食ったことで魔力が増え、優男達と初めて会った時と身長が合わなくなった為だ。

そして、ゴブリン達をすぐに体に戻さなかったのも、それをすれば目の前でいきなり成長することになり怪しまれる。

だから成長した分の魔力は全て地面や壁に偽装していたのである。

 

 

まずは口を塞ぐ。

続いて足を固定してそこから魔触が這い上る。

やがて体全身を魔力で覆い尽くし、身動きの取れない状態にする。

途中、何やらスキルや魔法のようなものを使い脱出しようとしていたが、そもそもこちらに触っている以上、逃げられやしないし逃げたかったら触れている部分を全て切り落とし、俺が追いつかないような速度で、魔力の感知を掻い潜って逃げるべきである。

 

結局、黒服は囚われそのまま魔水晶の塊となり潰され、魔力と魂を全て奪われ、体もいつのまにか跡形もなく消失し、そこには何も無かったかと言うような暗闇と静寂が戻ってきた。

 

微かに聞こえるのは風の音と、少年と思しきものが必死に息を殺して潜んでいる音だけだった。

黒服を食った時には、その顔を見て非常に愉快な、仇を一つ潰したような胸のすく思いになった。

きっと、子供や他人の不幸を糧にしてきた奴の絶望顔を見れたからだろう。

 

さて、後は優男風の男のだけだが…

この子はどこまで付いてくる気だ?




早いもんでもう年末ですよ。
僕、動画作ってVデビューするんだって言ってたのになんもしてない...

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