東方幻守録 〜Guardian of illusion〜 作:希望光
では、本編開始です。
「ん……」
彼はゆっくりと上半身を起こした。
その際右腕に激痛が走った。
恐らくヒビがはいっているのであろうと昊空は感じた。
それから、辺りを見渡した。
彼の目には、畳が敷かれ床の間があり、襖で仕切られ縁側のついた部屋が映った。
彼はここが和室であるということを理解した。
そんな彼は思っていたことを口にしてしまった。
「……待って……ココドコー!」
「うるさいわよ」
その声と共に襖が開き1人の少女が入って来た。
その少女は赤と白で統一された格好をしており、頭には大きなリボンをつけていた。
「あ、えっと……スイマセン」
「やっと気が付いたのか?」
先ほど少女が入って来たところから別の少女が現れた。
こちらの少女は金髪で白と黒で統一された格好をしていた。
「紅白に白黒……」
昊空は地雷を踏みかける。
「「なんか言った?(のぜ?)」」
昊空の呟いたことが聞こえたのか少女等は聞き返してくる。
その顔は笑っているのだが、額には青筋が浮き上がっていた。
おまけに2人の後ろに何かとてつもないオーラのようなものが見えた。
「な、なんでも無いアルヨ」
「本当かしら? 何か失礼なことを言ってた気がするけど」
「そのようなことがあろう筈が御座いません」
「まぁ、いいわ」
そう言って最初に入ってきた少女は布団の横に正座した。
後から入ってきた少女もその隣に正座をした。
それより、と最初に入ってきた少女が昊空に言った。
「あんたには色々と聞きたいことがあるんだけど」
「聞きたいこと?」
昊空は聞き返す。
「そうよ。取り敢えず、まずはあんたの名前ね」
「俺は霧島昊空。宜しく。昊空って呼んでくれ。えっと……」
昊空が戸惑っていると、紅はk……ゲフンゲフン、最初に入ってきた少女が自己紹介を始めた。
「作者、あんた後で覚えておきなさいよ」メ、メタァ……
すいません、許してください
「ん? 今なんでもするって言ったわね?」
いや、言ってないから!
と、とりあえず本編に戻ります……
「私は博麗霊夢。ここ博麗神社の巫女をやっているわ。霊夢でいいわよ」
霊夢と名乗った少女に続いてもう1人の少女も自己紹介をした。
「私は霧雨魔理沙。魔法の森で霧雨魔法道具店をやっている妖怪退治の専門家で魔法使いだ。宜しくなのぜ。私も魔理沙で構わないのぜ」
「霊夢と魔理沙だね。助けてくれてありがとう」
「良いわよ。それよりまだ聞きたいことが聞き終わってないわ」
「あ、悪い。続けてくれ」
「あんたはどうやってここにきたの?」
「それは……気付いたらいた。ていうか、ここは何処なんだ?」
「此処は———」
〜少女説明中〜
「———というところよ」
「なるほど。要するに外側からは入って来れない場所ってことね」
「そういうこと。でも変ね……」
「変ってどういうことなのぜ?」
霊夢の言ったことに対して魔理沙が質問する。
「さっき昊空は『気付いたら』って言ったわよね?」
「うん」
「前兆もなしにこちら側に飛ばされてくることはあり得ない筈よ」
「ああ、なるほどなのぜ」
魔理沙は納得する。
「前兆……例えばどんな感じ?」
「そうね、まぁ目玉模様の謎の空間に引きずり込まれたとかかしら」
少し考えてた昊空は口を開いた。
「なんとなく前兆ぽいものならあった気がする」
「どんな?」
霊夢は尋ねた。
「えっと確か——って、俺の荷物は?」
ここで漸く、昊空は自分の荷物がないことに気がついた。
「荷物?」
「ああ、あの刀とかなら私が死ぬまで借りようかと———」
「へーそうなんだ……ハイ?」
「どうかしたのぜ?」
「いや、なんで人の物勝手に持ってこうとしてるの?」
「いや、だから借りて行くだけなのぜ。死ぬまでだが」
悪びれる様子もなく魔理沙は言った。
「ちょっとあんたら私のことわ———」
「あれがないと色々とまずいから返してくれない?」
「何が不味いんだ?」
自分のことを忘れていないかと質問している霊夢を他所に2人は口論を続ける。
「あの荷物がないと
「あいつ? お前を襲ってたやつのことか?」
「そうだよ。だから———」
そこまで言いかけて昊空は口を止めた。そしてとある方向に視線を向けた。
「ん? どうしたのぜ———」
魔理沙も昊空が向いているのと同じ方向を向いた。
視線の先にいたのは霊夢である。
俯いている彼女からはとてつもない殺気が感じられた。
「え、あの、どうかしたんですか霊夢さん。そんなに殺気みたいなのを出して……」
昊空は恐る恐る尋ねた。
「何か、あったのぜ……?」
魔理沙も恐る恐る尋ねた。
「……たら」
「「……?」
2人は首を傾げる。
「——あんたら良い加減にしなさい!!」
そう叫んだ霊夢はどこからともなく取り出した祓棒を思いっきり振りかざす。
霊夢の攻撃。
会心の一撃!
効果は抜群だ!
昊空は倒れた。
「昊空!!」
「イタタタ……。何でそんな物騒なもので殴るんだよ」
「私のことを忘れたまま、話を進めないでほしいわ」
「原因それなんですか……」
昊空は再び地雷を踏みかける。
「なんか言ったかしら?」
そう言った霊夢は昊空とついでに魔理沙に笑顔で尋ねる。その後ろには鬼神のようなものがいた。少なくとも2人にはそう見えた。
「何でもごさいません……」
「よろしい」
そう言ってとりあえずことなきを得た。
少なくとも昊空と魔理沙はそう思っている。
「で、魔理沙」
「何なのぜ?」
「昊空の荷物は?」
「いや、さっきも言った通り私がs「魔理沙」返します。すぐ返します。だから睨むのはやめて欲しいのぜ!」
魔理沙は(半強制的に)昊空に荷物を返した。
「で、前兆って何があったのかしら?」
霊夢に尋ねられた昊空は刀を取り出して答えた。
「この刀が光ったんだ」
「この刀が、ね。抜いてもらっても良い?」
「抜きたいところなんだが……」
そう言って昊空は自分の右腕に視線を移す。それに気づいた魔理沙が尋ねる。
「どうかしたのぜ?」
「右腕が折れてるみたいで、抜こうにも抜けないんだ」
そう言った昊空は自分のリュックを漁る。
「何してるのぜ?」
「右腕を固定しようかなと。何か板みたいなの無い?」
確かと言って霊夢が部屋から出て行った。そして、部屋に戻ってきた霊夢は細長い木の板を持っていた。
「何それ?」
「見て分からないの? まな板よ」
「まな板……」
そう呟いた昊空は霊夢の方を向いた。そして少し考え込む。
それを不審に思った霊夢は昊空に尋ねた。
「何よ?」
「いや、何でも無いんだ」
そう言った後、魔理沙の方も向く。
「どうかしたのぜ?」
「何でもない」
そう言った昊空は自分の腕に視線を戻す。
「何よ、なんかあるなら言いなさいよ」
霊夢は昊空に問いただす。
「だから、何でも無いって」
「本当かしら? はっきり言わないとこれ貸さないわよ」
そう言ってまな板を抱えてそっぽを向く。
「待ってそれは酷い。てか、本当に何でも無いから」
まったくと言って霊夢は昊空に板を渡した。
板を受け取った昊空は、リュックから包帯を取り出した———
〜少年治療中〜
「———よしと。こんなもんかな」
魔理沙に三角巾を結んでもらったことによって応急処置が完了する。
「ありがとう」
昊空は魔理沙にお礼を言う。
「さてと、あんたがどうやって入ってきたかは分かったわ。けど、あいつは一体何なの? 弾幕をすり抜けるしどうなってるわけよ?」
「あいつが一体何なのかは分からない。でも、あいつは自我を持ち己の思考で動いていた」
それにと付け加えて昊空は続ける。
「これだけは確かだ。あいつを此処へ連れてきてしまったのは紛れもなく……俺の責任だ」
「何があったのぜ?」
「あいつに利用された。此処——幻想郷に入るために俺を使ったらしい」
魔理沙は再び問いかける。
「どう言うことなのぜ?」
「分からない。多分だけど、こちら側に何かを求めてきたのかもしれない」
次に霊夢が尋ねる。
「じゃあ、あんたは何であいつと戦っていたの?」
それはと言ってた昊空は答えた。
「あいつに大切な友人達を襲われたから。それと、ここへ連れてきてしまった責任を感じたから。だから、あいつを倒さないといけない。そう思ったから戦ってた」
「責任ね。たしかにあんたにはあいつを連れてきてしまった責任があるわね」
霊夢はそう返した。
昊空は俯いた。
しばらくの間沈黙が辺りを包んだ。
それを断ち切るかの様に魔理沙が昊空に尋ねた。
「それよりも昊空、あのレーザーは一体なんだったのぜ?」
「レーザー? あー、あれのことか」
そう言った昊空は左手にプラズマキャノンを取り寄せる。
「あんた、一体どこからそんなもの出したの?」
「出したんじゃ無い。取り寄せたんだ」
「取り寄せた?」
「そう。空間力学の基礎の応用を……大丈夫?」
「「??」」
聞いていた2人は頭の上に無数の『?』を浮かべていた。
「ごめん、もっとわかりやすく言って」
霊夢がそういった。
「そうだね……大まかに言うとこの幻想郷を覆っている結界を通り抜けるのと同じようなことが出来るものを使った瞬間移動ってところかな」
「納得したわ」
霊夢はそう言った。魔理沙もその言葉に頷いた。
2人が納得したことを確認した昊空は手元のプラズマキャノンを元々あった場所に戻す。
「あんた、この後どうするの?」
「取り敢えず、どこに行くか考える」
「そう。でも、その怪我が治るまではおとなしくここにいたら?」
「そうさせてもらうよ」
そう言った後、霊夢と魔理沙は部屋を後にした。
彼女らが部屋を出ていくのを確認した昊空は再び眠りについた———
昊空は目を覚ました。
外を見ると、先ほど起きた時よりも日が傾いていた。
昊空は日の傾き方から現在の大体の時刻を求めた。
求めた結果、今は午後2時ごろ。
「腹減った……」
時間を知った途端に昊空は空腹を覚えた。
こういう時の人間の適応力はつくづく恐ろしいと昊空は思った。
取り敢えず、2人を探すために昊空は部屋を後にした。
襖の先は板張りの廊下だった。
そこを真っ直ぐ進んでいると少し明るい部屋があった。
その部屋は茶の間だった。
広い縁側から差し込んだ日光が、部屋を明るく照らしていた。
昊空が部屋に入ると何かが聞こえた。
「……スヤァ」
「……?」
疑問に思った昊空は、音の聞こえて来た方を見た。
そこには、縁側で眠る2人の姿があった。
「スー……」
「スヤァ……」
「……」
黙って2人を見ていた昊空は、急に顔を赤くした。
(……やばっ、かわい)
不覚にもそう思ってしまった昊空は、慌てて2人から目を逸らした。
その後、先程まで彼が眠っていた部屋に置いてあった、肌掛け布団を持ってくる。
「……?」
2人に肌掛け布団を掛けた彼は何かを感じた。
彼は茶の間を出て玄関へと向かった。
そこにあった自分のスニーカーを入った彼は戸を開けて外へと出た。
外に出た彼は鳥居の方へと向かった。
鳥居の先には、下へ続く参拝道と広大な森だった。
その景色を見た彼は、此処が自分の居た場所とは違うということを改めて感じた。
「……!」
そんな感傷に浸っていた彼は再び気配を感じた。
彼はその気配の方向へと向かって行った———
「ふわぁ……」
縁側で目を覚ました霊夢は欠伸をする。
「あれ、私……何してたのかしら?」
霊夢は今までのことを思い返した。
「確か
そこまで言った霊夢は隣を見た。
「スヤァ……」
隣では魔理沙が眠っていた。
一瞬起こそうと思い手をのばしかけたがその手を止めた。
「やっぱりこのままにしておいた方がよさそうね」
さてと、と言って立ち上がった霊夢は茶の間を出て別の部屋へと向かった。
部屋に入ると、そこには畳まれた布団があるだけだった。
それを見た瞬間に霊夢は嫌な予感がした。
直ぐさま玄関へ向かってみると、彼の靴が無くなっていることに気がついた。
茶の間に戻った霊夢は魔理沙を起こすために揺さぶった。
「魔理沙、起きて」
「う〜ん、なんなのぜ……夕飯ならまだいらないのぜ」
「そうじゃないわよ、あいつが居なくなったのよ」
その言葉を聞いた魔理沙は、ガバッと素早く上体を起こした。
「居なくなった? どういうことなのぜ?」
「分からないわ」
霊夢は魔理沙の質問に対して首を横に振りながら返答した。
「あんな状態で妖怪にでも出会ったら……」
「不味いわね……」
2人は深刻な顔をして俯いた。
「何が不味いのかしら?」
「「!?」」
唐突に聞こえた第三者の声に2人は声の主の方へと向いた。
そこにいた人物は、緑のロングヘアーに緑の瞳、半身は幽霊の様に足が無く透けていてその先端が尖っている。
そして青を基調とした服とマントを身に纏い、頭には太陽の模様が入った三角帽を被っている。
霊夢は相手に問いかけた。
「何しにきたのよ魅魔」
魅魔と呼ばれた彼女は答えた。
「ただ遊びに来ただけよ」
「悪いけど今それどころじゃないの」
霊夢は冷たく遇らう。
「何かあったの?」
実は、と言って魔理沙が切り出す。
「怪我人がいなくなったんだ」
その言葉を聞いた魅魔は再び問いかける。
「その消えた者を探しているって訳ね?」
「ええ、そうよ」
霊夢がそう答えた。
「この辺で見かけない顔の奴とか見てないか?」
魔理沙が魅魔に問いかける。
少し考え込んだ魅魔は、そういえばと言って話し始めた。
「ここに来る前に、森の中で人影を見かけたわ」
「それはどの辺でだ?」
魔理沙が尋ねる。
「この神社の裏手側の森よ。襲うかどうか悩んだけど怪我してるみたいだったからやめたのよ」
その話を聞いた2人は急いで準備をした。
「恩に着るわ。魔理沙」
霊夢は魅魔にお礼を言って魔理沙に短く尋ねた。
「わかったのぜ」
そう言って2人は神社の裏手側の森へと入って行った。
「退屈になってしまったわね」
1人残された魅魔はそう呟き、この後何をするのかを考えながら森の中へと消えて行った———
気配に導かれる様に森を進んでいた昊空は、社の前に辿り着いた。
彼はその社の戸をゆっくりと開いた。
中には一振りの刀が祀られていた。
彼はその刀へと手を伸ばした。自分の意思とは関係なしに。
一瞬手に取ることを躊躇い手を止めたが、再び手を伸ばしてその刀を手に取った。
その途端、彼を中心に風が逆巻く。
「な?!」
その事に彼が驚いていると、手元にある刀が
(これは?! あの時と同じ———)
刀の放つ眩い閃光に対し彼は、目を固く瞑った———
「……ッ?!」
幻想郷のとある場所で現れた強力な力を彼女は感じ取った。
「どうかされましたか?」
自らの式に問われた彼女は少し黙り込んだ後答えた。
「ええ、
その言葉で理解したらしい式は別のことを尋ねた。
「向かわれるのですか」
「ええ」
短く返した主は先ほどまで話していた式ともう1人別の式を連れてスキマの中へと消えて行った———
「……?」
場所は変わって湖のほとり。そこにある館を治める主も、何かを感じていた。
「どうかされましたかお嬢様?」
従者に問われた主人は答えた。
「今日、何か禍々しいものを感じたことは伝えたわよね?」
「はい」
「あれとは別に新たな力を感じたの」
「それはどの様な?」
従者の問いに、主は少し考えてから答えた。
「そうね、敢えて言うなら最初に現れた物と対をなす感じね」
「私が確認して参りましょうか?」
従者の問い再び主は答える。
「いえ、今は様子見と行きましょう」
「……?」
その言葉に従者は首を傾げた。
「直に向こうからこっちへやって来るわ」
それにと言って主人は続けた。
「もしもの時はあの子の遊び相手にでもなってもらうわ。あの子も退屈しているみたいだからね」
そう言った主は不敵な笑みを浮かべた。
その言葉を聞いた従者は主の意図を理解した。
失礼します、と言った従者は主の元を離れ別の仕事へと取り掛かった———
「
「そういう時は大抵大事に巻き込まれますけどね」
溜息をつきながら、傍らの少女が返した。
「その時は貴方が守ってくれるのでしょ? 頼りにしているわ」
そう言われた少女は、少し顔を赤くしながらも心の中では全てを賭けてこの人を護ろうと強く誓った———
「……」
竹林の中にある屋敷にいる賢者も何かを感じ取った。
「どうかしたの?」
尋ねられた賢者は答えた。
「何か大きなものが現れました。月からの使者ではないようですが」
そう返した賢者は続けてこう言った。
「姫様もお気をつけて。何が起こるか分かりませんので」
姫様と呼ばれた少女はありがとうと言って微笑んだ。
賢者は何も起こらなければ良いと心の中で思うのだった———
「……目覚めましたね」
彼岸にも突如現れた力を感じとったものがいた。
「貴方が目覚めたということは何かの前触れ———はっきりと白黒つけなくては」
そう言った少女は自分の部下がサボっていないかを確認するために三途の川の岸へと向かって行った———
「あやや……、また何か起こりましたね」
カメラを手にした少女が呟いた。
「ですが、私にとっては寧ろプラス! 特ダネが増えたのですから! さてと、どこから———って、結局のところ全部回るから変わりませんね」
そう言った彼女は、背中に生えた鴉の様な黒い翼を羽ばたかせ何処かへ飛んで行った———
「……何か現れた様だな」
山の上の神社にて、そこに祀られている神が呟いた。
「とても強い力ですね」
巫女であろう少女が呟く。
「ああ。これを利用して信仰を集められないだろうか?」
「この力をですか?」
少女は首を傾げる。
「少し様子見でもすればいいんじゃないの?」
2人の会話に、この神社に祀られているもう1人の神が入って来る。
「それがいいかもしれないな。今は様子を見ながら準備でもしよう」
そう言った神はニヤリと微笑んだ———
「何か不吉なことでも起こるのかしら……」
天人がそう呟いた。
何も起こらなくて最近退屈はしていたが、これは少し違うと天人は思った。
近々地上に様子見がてら降りて見ようと天人は思うのだった———
「……?」
地下深くにある屋敷の主も何かを感じた。
「地上では何が起きているのでしょうか……」
膝元にいる尻尾が2本生えている黒猫を撫でながら呟いた。
彼女もまた、何も起こらないことを心の中で思っていた———
光が収まり、昊空はゆっくりと目を開けた。
特段変わったことは無かった。
突然彼は気配を感じた。
そして、後ろを向いた。
そこには、上半身だけ見えており腰から下の部分が途切れたかの様に見当たらない金髪の『女性』と呼ぶのに相応しい程、可憐な人物がいた。
その手には日除けであろう傘が握られていた。
彼女は口を開いた。
「貴方は一体何者なの? どうやってここは入ったの?」
相手を見た彼は無意識に呟いた。
「……八雲……紫」
はい、色々あってなんかよくわからないことになりましたよ。取り敢えず今度から緋弾の方の執筆に一旦戻りたいと思います。また投稿について詳しいことは活動報告にあげますのでそちらの方で。
では、自分はこれで(ガシッ)
霊「どこに行くのかしら」
え、どこって次の作品の執筆へ……
霊「逃がさないわよ」
ちょ、待って!何で?!
霊「さっき上で言ったでしょ」
あ、まさか
霊「そのまさかよ」(ニッコリ)
………………
霊「速攻魔法発動!狂○士の魂(バー○ーカーソウル)!!!」
ふぁい??
霊「さぁ、まず1枚目よ!ドロー!モンスターカード!追加攻撃よ!」
え、ちょ、マジですか!あーーー!!!
霊「まだまだ行くわよ!!!ドロー!———」
その後、霊夢は魔理沙が止まるまで数時間モンスターカードを引き続けたそうな。
はい、なんか本当に最後の最後で申し訳ございません。
感想、誤字・脱字報告お待ちしております。感想に関しては書いていただけると作者のやる気が上がります。
こんな調子ですがこれからも頑張って行きたいと思うので応援よろしくお願いします。