影と僕   作:源 腐卵

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どうも〜節分は落花生よりも大豆派な源腐卵です!



このお話は特に意味がなく考えた日常系の短編です。
なのでセリフよりも心の声が多いですね。

学校に行く時、憂鬱な気分な人は多いと思いますのであ〜分かるとかあるかもしれませんね。
源は学校に特に思い入れがないので何とも思いません!(強がり)












憂鬱な月曜日、僕の日常

7時30分ぴったりに目覚まし時計の音が部屋中に響き渡る。

そう、今日は月曜日なのだ。

憂鬱で仕方ない、このまま寝ていたい。

 

ピッピッピッピッーーー

 

目覚まし時計ですらイライラして心做しか音が大きくなっているような気がする。

仕方ないだろ…みんな月曜は起きたくないんだ。

 

もう諦めようそう思い立ち目覚まし時計を止め、重い体を全体重を使い起き上がらせる。

 

リビングに行くと母が鼻歌を歌いながら陽気に料理をしていて、部屋から漂う匂いからして目玉焼きだろうと予想がついた。

母親ってなぜこんなにも朝テンションを上げられるのかすごい不思議。もしかしたら母親という生物は人間とは別の生物ではないかと思ってしまうくらいだ。

 

カーテンの隙間から入る日差し、母の陽気な鼻歌、自分の頭を搔く音が全部合わさりとても憂鬱な月曜日である。

 

 

 

朝食を済ませ学校へ行くための身支度を高速で整えていく。

毎回時間が足りないんじゃないかと時計をチラチラ見ながら身支度を整えるくらないなら最初から早めに起きればいいと思うだろうが、それはちがう。

ギリギリまで寝てからの朝の勝負なのだ。

間に合うか、間に合わないか朝一発目のギャンブルをするのが学生なのだ。

 

 

いつものように今日も満員で電車はいつ爆発するのだろうって思うくらい人が多い。

空気も汚い、湿気で暑い、隣の人の吐息がうるさい何もいい事がない満員電車に揺られ学校の前に到着。

 

満員電車で痴漢しても絶対にバレないんではないかと僕の心の中では少し葛藤があったことは秘密だ。

 

 

 

 

いつもの風景。

学校の門をくぐる前に3回深呼吸をする。

 

息を止め門を潜るとそこはもう別世界にいるような気分になる。

 

ただ門を潜っただけなのに風の流れが、空気の美味しさが全然違う。

 

イヤホンを外し周りの声に耳を傾ける。

飛び交うおはようコール、ハイテンションで走り回るヤンキー、スカートを折って短くしてるギャル、リュックの手を当て俯きながら進むモブこれが学校なのだろう。

 

学校に入って3秒もう帰りたくなってしまう。

 

それは教室に入るともっと強くなる。

門前よりもさらに近い距離でヤンキー、ギャル、モブ達が内容のない薄っぺらい話を繰り返し先生が来るのを待つ。

なぜ、人間は用事も無いのに人に話しかけるのだろうか。僕には理解できない。

ずっと一緒にベタベタして楽しいのだろうか。

 

「おはよう」

 

不意に隣から声が聞こえて来る。

声をかけてきた彼女はずっと学校に来ていなかった。

なのに、今日来て僕に話しかけてきた。

 

僕はバカにされているのか?直感的にそう思ってしまう。

周りは僕達のことが視界に入らないのか全員が鎖国している。

 

彼女もきっと鎖国されたのだろう。

だから、鎖国された者同士仲良く使用の証として、おはようだったのだろう。

僕は別に鎖国された訳ではない。ただ合わないだけ、人と。

 

もちろん返事は返さない。

彼女は寂しそうな顔で席に着いて先生が来るまでの時間を黒板上に付いている時計を見て過ごしていた。

 

滑稽だ。

 

 

 

いつもどうり絶好調に面白くない授業を聞き流しなら外の空を眺める。

こうやって空を眺めてると自分がちっぽけな存在に見えてくる。

誰が言ったかは知らない名言が頭を通り過ぎまるで自分は漫画の主人公ではないかと思ってしまう。

 

隣の彼女も同じように空を眺めている。

俺の真似をしているのか、ひょっとして僕に気があるのでは…ないない好かれても困るし。

 

不意に空を眺める彼女と目が合う。

彼女の綺麗な瞳が僕を吸い込んでしまいそうになる。

そんなことはさせまいっと高速で目をそらし吸い込まれるのを回避する。

 

彼女の顔は寂しそう。

仲間になってやるものか!でも…顔は結構可愛い。

 

学生は本当に女を顔でしてみない。

女を何なんだと思っているだ。

 

僕は違うよ!そんなこと思ってない!

 

 

 

外を眺めてれば時間はあっという間に過ぎていき気がつけばお昼休み。

また、鎖国されてしまうのだ。

周りの奴らは仲良くお弁当を見せ合いながら楽しそうに食べている。

 

僕はと言うとぼっち飯。

それが嫌なのでいつも保健室に行ってお弁当を食べている。

保健室の先生は僕の数少ない理解者、いや、そういう仕事なのだろう。でも、話を聞いてくれるだけで有難い。

さっきまで事を先生に話せば少しは帰りたい嵐が和らぐのだ。

先生はきっと僕の中で精神安定剤なのだ。

 

しかし、しかしだ、今日は彼女もいる。

彼女はご飯を食べる訳でもなくただ椅子に座りぼーっとしているだけ。

小動物のように縮んでいる彼女に先生が話しかけていて僕の話を聞いてはくれない。

 

いいさ、いいさ、僕の話なんて。

あ〜帰りたい。

 

 

 

昼ご飯を食べてからの授業は特に辛い。

思想能力よりも睡魔の方が勝ってしまう。

また、いい感じに午後は日に照られてとても暖かいこれがお日様の温もりと言うやつなのだろう。

 

 

気がつけば寝てしまっていた。

 

さらに気がつけば放課後何時間寝てしまったのだろうか不思議だがやっとこの学校からおさらば出来る。

 

寝ていた分学校が早く終わったと感じるので今日は案外いい日なのかも知れない。

 

「バイバイ」

 

気分がよかったので彼女におっそわけしてあげた。

夕日が落ちる手前、周り全てがオレンジ色に染まり周り一体の物がオレンジを反射させる。

 

 

憂鬱な月曜日。

 

 

次の日、彼女は学校に来ていなかった。

彼女は病にかかっていて、闘病生活を送っていたらしく、1度も学校には来たことがないらしい。

でも、昨日彼女は学校に来ていた。それはきっと友達が欲しかったのだろう。

 

僕が昨日、帰り際バイバイっと言っていなかったら彼女は友達0だったのだろう。

そう思うと僕はいいことをして上げたと思う。

 

その後彼女がどうなったのかは僕にも分からない。

きっと元気だろう。

 

 

前向きな火曜日。

 

 





読んで下さりありがとうございます!

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