デビルサバイバー2 PossibilityOfGirl 作:天導 優
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訪問者
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私は今、一般人が知り得ない秘密の場所に来ている。この場所を知っているのは
歩いて10分、開けたホールのような場所に着いた。
広さにして半径2・5メートル程だな。
奥の壁にカードキーを使う機械があるので読み込ませる。
次の瞬間、壁に電子文字盤が現れる。
これがこの部屋へ入るためのパスワード装置なのだ。
平仮名しか並んでいないが実際には数字や漢字、ハングル文字等に変換入力しなければならない。
勿論変換するのはそれだけではなくギリシャ文字や古代文字等、文字という文字が使われている。
因みにパスワードは
その際に各局員にメールで届くようになっているがそれでもここにいる人物に会える人物は少ない。
侵入者や一般人が入るとは思えないが入ったとしてもまず、この扉を開けることは不可能にちがいない。
さて、私も早いとこ用事をすませるとするか。
「パスワード、正解です」
電子音声が承諾すると別の機械が出てきた。網膜、指紋、声、顔などを判断するためだ。
「証明終了、峰津院大和と判断」
局長である私がここまでしたのだ、留守だと怒るぞ。
謎の少女side
この部屋に訪問者が来る。あの男以外では私の部屋に来る人物は久し振りだ。
どうやら大和様のようだ。
「久し振りだな、カノン。こうして会うのはどのくらいぶりだ」
「私の記憶が正しければ92日と3時間16分ぶりかと」
そう言うと大和様はフッと鼻で笑われていた。
「お前がそう言うのだから、的確なのだろうな」
「それでご用件は何なのでしょうか」
現在、私が都庁の地下に描き直した方陣は問題なく使えているようだし、何の用事なのでしょう。
「何、仕事の話ではない。明日より古の盟約により運命の審判が開始されるのは知っているだろう」
「ええ、大和様から732日前に直接教えてもらいましたから」
「ああ、そうだ。だからお前に今日半日ほどだが休暇を与えようと思ってな。迷惑だったか」
最後に休暇を取ったのは126日前か。
まぁ、くれるというのだから貰っておこう。
小春ちゃんにも会いたいですし。
「いいえ、有り難く使わせてもらいます」
「そうか。では、今夜19:30までには戻ってこい。上の連中がお前に一目会わせろと五月蝿いのでな」
上の連中、つまりは救う価値の無い無能な者達か。
「判りました。用件はそれだけですか?」
「ああ、そうだ。それと遊びに行くなら現金が必要だろう。持っていくと良い」
大和様はそう言われると私に財布を渡してこられました。
「では、今夜に」
その言葉を残し、大和様は退出なされました。
財布の中身は一万円札が2枚、五千円札2枚、二千円札という珍しいお札が5枚、千円札が10枚、五百円硬貨が20枚程入っていました。
さて、小春ちゃんに電話すると3つ目のコール音で出てくれた。
「あ、お姉ちゃん、久し振りだね。元気なの?」
「うん、お姉ちゃん元気だよ。久し振りに休みが取れたから遊ぼうと思ったんどけど大丈夫?」
「ホントに。じゃあ小春、お祭りに行きたい」
どうやら小春ちゃんはお祭りに行きたいみたいですね。
「じゃあちょっとお母さんに換わってくれる」
「あ、うん。分かった」
しばらく待つと彼女の母親である柳谷乙女さんが電話に出てきた。
「あら、シロちゃん。お久しぶりね」
「ええ、乙女さんも変わりないようで」
「ふふ、貴女もね。それと小春をお祭りに連れて行ってくれるんでしょ」
「ええ、小春ちゃんはお祭りに行きたいと言ってますし」
「お金の方は大丈夫なの」
「ご心配には及びません。大和様から頂いておりますので」
「そう、いつこっちに来れそうなの」
「今から出ますから11:00頃には着けるかと」
「それじゃ待ってるわね」
「ええ、では」
電話を切るとあの男がやって来た。
「出掛けるのかい、輝く者よ」
「ええ、名古屋まで出掛けてきます。留守を任せても宜しいですか?」
「ふふ、それは約束というやつかい」
「そうですね」
「では、引き受けるとしよう」
「行ってきますね、アルコル」
「ああ、行ってらっしゃい」
アルコルside
輝く者が出掛けていった。別に寂しいというわけではない。
輝く者曰く女性の部屋はあまり散策しない方がいいらしいが輝く者の部屋に家具は少ない。
精々寝るためのベッドが1つあるだけだ。そして、枕元には彼女が
表情がないから人形の用にも見えてしまう。
ただ、私が願うのは、彼女が望む世界に幸多かれと思うだけ。
いけない、私はまた、憂いていた。
さて、彼女との約束を始めるかな。
楽しんでいただけたでしょうか?
週一投稿しようと思っていますが遅くなったり早くなったりすると思いますが完結までは評価に関係なく頑張ろうと、思っています。