「なんだが、見た事のある顔だな?」
俺達は無事に仕事を終え、レッドダイヤルファイターに乗りながら、下を眺めてみるとそこには何かのライブが行われいるのか、巨大なライブ会場が見えていた。
だが、そこから見えるのはライブ会場から出る大量の人込みが走っており、とてもではないがステージには奇妙な色をした何かがステージの周りを囲んでおり、その中心には見た事のない鎧を身に纏っていた少女が6人いた。
その6人は敵対するように2つに別れていた。
そしてその中には見覚えのある顔があったが、上手く思い出せない。
「ソーマ、忍、少し寄るぞ」
「何を言っている、ここでわざわざ巻き込まれる奴がいるか?」
「ふむ、儂は別に反対せぬがな、何か理由があるのか?」
「理由はな、単純に気になるからだ」
「そんな理由でか」
理由は不明だが、どうしても気になるという感情があり、それを察したのかソーマはため息を吐きながらも賛同してくれ、俺達はそのまま会場の真上から飛び降りた。
「今度は一体何だっ!?」
「悪いが、この戦いは俺達も参加させてもらうぜ」
「えっ一体誰なの」
突然の乱入に驚いたのか6人の視線は一気にこちらを向き、俺達の手元に先程まで飛んでいたダイヤルファイターを手に持ち、セットする。
「「「怪盗チェンジ」」」
【レッド】 【ブルー】 【イエロー】
【0・1・0】 【2・6・0】 【1・1・6】
【【【マスカレイズ!】】】
【【【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!!】】】
その音声が鳴り響き、終わると同時に俺達はマントを翻して、指パッチンを行いながら、それぞれが名乗り始めた。
「なっまさかっ!!」
「ルパンレッド」
「ルパンブルー」
「ルパンイエロー」
「「「怪盗戦隊ルパンレンジャー」」」
「るっルパンレンジャーだとぉ!?」
「そっ噂の怪盗だ。
という事で、お前達の戦いに介入させてもらうぜ
俺達はそう言うと共にVSチェンジャーを彼女達に構え、打ち始めると同時に走り始めて視界を奪うと同時にそれそれの背後に経ち、辺り落ちているであろう鎧の武器の破片だと思われる物を拾う。
「いっいつの間に後ろに!?」
「おっと、見つかってしまったか。
まぁ良いけど」
「何をするつもりかは知らないけど、邪魔するなら」
その言葉と共にピンク色の鎧を身に着けているツインテールの子は髪の先にある円形の鋸で攻撃を行うも、俺は手元に持っていたルパンソードで攻撃を受け流すとそのままVSチェンジャーで攻撃する。
その攻撃はすぐに鋸によって防がれてしまうが、周りを見る限りでは転生者という訳ではなさそうだが、この子の攻撃からは転生者特有の何かを感じ取れた。
魂の底の底ぐらいに別の魂が住み着いているような感じの憑依という感じの転生だと思わう。
「どうやら、思っていたよりも厄介な案件に突っ込んだようだな」
「こんな戦いをしたって、何の意味もないよ」
「まぁそう言われれば、そうだけどな。
でもな、それでも俺にも怪盗のやり方があるからな」
「やり方?」
「そんな怪盗なんていうお遊びなんかに「遊んでいるだとっ、ふざけるなよ」っ!!」
その一言を聞いた瞬間、俺は先程までの余裕な声ではなく、怒りによる声を叫び、それに怯んだツインテールの子は後ろまで後退し、その様子を見たソーマと忍以外の全員がその声に驚き、振り向いていた。
「俺達の目的はそれぞれ違うが、それでも半端な気持ちで怪盗はやっていない。
俺達は遊びで怪盗をやっている訳じゃなんだよ!!」
俺はその言葉と共にルパンソードを構え、振り下げると、ツインテールの先にある刃でその攻撃を防ぐが、俺は無防備になっている武器の接触部分を狙うようにVSチェンジャーを放った。
それによりルパンソードから手を放し、ツインテールの子をマジックハンドで押さえつける。
「ぐっ」
「という事であとは大人しくっ!!」
その言葉を言う前に背後から攻撃に気づき、避けると忍が相手しているはずの緑の鎧の子が鎌の先が分裂し、こちらに襲い掛かってきた。
すぐにVSチェンジャーで打ち落とすが、その隙を狙ったツインテールの子は自身の武器で攻撃してきたので、俺は仕方なく、マジックハンドを離し、その場から離脱した。
「怒りすぎだ、レッド」
「そうじゃ、寄り道をしたぐらいで何を怒っている」
「別に」
そう会話していると、突然地面から揺れ、見てみるとそこには緑色の奇妙な奴が生えてきた。
それを見たマリアは持っていた武器を奇妙な奴に向けてビームを放つと、緑色の奴の身体はただ分裂しただけとなり、余計に被害が出るだけだった。
「ちっこのままじゃあ、やべぇな」
俺はそう言いながら、周りを見渡す。
先程の行動から分かったが、下手な攻撃は被害を増やすだけだ。
残念ながら、こちらには一撃必殺はなく、スピーディーな攻撃を得意とする奴ばかりだ。
そう困っていると、先程の黄色い鎧の子はこちらに近づいてきた。
「お願いします。
一緒にノイズを止めるのを手伝ってください」
「お前、何を言っている?
俺はさっきまでお前にも銃を向けていた怪盗だぜ、そんな奴相手にわざわざ強力を頼むか?」
「はい、だってさっきからノイズからすぐに逃げられるのに、ずっとノイズを攻撃している。
それって、ライブ会場にいる人達を守りたいからじゃないんですか?」
「ただの自己満足だったら、どうする?」
「それでも、今は協力してください!!
私は皆を助けたいんです!!」
その一言はまったくの嘘は感じられず、まっすぐと見るその瞳に嘘はなかった。
「手はあるのか?」
「奥の手が。
でも発動には時間が」
「その時間は稼いでやるよ」
「良いんですか?」
「なかなか面白そうだからな。
偽善でも、実際に人を助けようとする気持ちがあるんだったら、俺はそれを信用しているぜ」
「っありがとうございます」
俺はそう言い、VSチェンジャーを持つ。
「おい、ブルー、イエロー。
あの気持ち悪い奴を止めるぞ、すぐにダイヤルファイターを出すぞ」
「本気か?」
「あぁ本気だ。
ああいう真っすぐな奴、見ていて協力したくなったからな
「お前はまったく。
いいだろう、乗ってやろう」
そう言い、VSチェンジャーを操作する。
【【【GET SET READY? 飛べ!飛べ!飛べ!】】】
【レ・レ・レ・レーッド!】
【ブ・ブ・ブ・ブルー!】
【イ・イ・イ・イエロー!】
その音声はVSチェンジャーを押すと、VSチェンジャーからそれぞれのファイターが巨大化し、俺達はそれに乗り、空へに飛び、様々な方向から奇妙な奴に向けて攻撃を行っていく。
なるべく威力の低い攻撃を中心に時間稼ぎを行い、会場にいる一般人への被害を最小限にして、先程の子達の様子を見てみると
「あれって、さっきまで空を飛んでいた飛行機っ!!」
「一体何者なんだ、彼らは」
「そんな事よりもさっさとやるぞ」
そんな会話をする三人を見ていると、三人は手を繋いぐと、三人を中心にして光の柱が現れ、大量にいた奴らを一気に消滅させた。
やがてそれは先程の子の拳に光が集まり、先程の奴らの中心部だと思われる奴に向けて拳を放った。
俺はその光景を眺めながら、俺と黄色い子の視線が交わり、その目の奥から見えたのは、何か不安な様子が見えた。
「今はまだな」
それでも、これからが期待できるような気がして、俺はそのままレッドダイヤルファイターをそこから飛び去った。
「さて、面倒な事になったな」
俺はそう言いながら、欠片を見つめながら飛ばす。
そうして、戦いを終え、俺は学校に教室へと入っていくと
「はぁ、本当に呪われているかなぁ」
その言葉が聞こえ、見てみると、そこにいたのは先日の黄色い鎧の子がいた。
「あっクラスメイトだったのか」
以外な繋がりに驚くが、愁一が言っていた意味はこれなのかもしれない。」