儂はその日、大好物であるドーナツの食べ放題ができる店からの帰り道だった。
「ふむ、あやつは確か」
帰り道で見かけたのは、何かを見つめているシンフォギア装者の一人である雪音クリスだった。
「何をしておる?」
「わぁっ!!」
儂が話しかけると、驚いたのか、飛び上がったが、儂はそんな雪音を怪しく思い、見つめていた。
「いや、別に、なんもねぇよ」
「ふぅん」
そう言いながら、儂は雪音の後ろを見ると何やら人形が大量に置かれている店だった。
「なるほどのぅ、可愛い奴が好きがばれたくないという感じじゃな」
「なっ別にそんな訳ないだろ!
というよりも、お前こそどうしたんだ、まさか迷子か」
そう雪音は先程よりも慌てた様子だったが、すぐに落ち着いたのかこちらを心配そうに見つめたが
「はっ」
「なっ!!」
それに対して儂は鼻で笑うと、雪音の表情はさらに驚きの顔をしていたが
「儂はそんな年ではないからな。
それに赤面していたお主に言われたくないからな」
「こっこのガキぃ、言わしておけば」
「ほぅやるのか、乳だけでかい、チビが」
どうもこやつの事はこの前の連に抱き着かれたのを見て以来、なぜだがむかつくからな。
そう思っていると、後ろの店から何が近づくのが見えたので、儂はとりあえずは雪音を足払いし、儂もしゃがみ込んだ。
「なっなにをしやがっ」
そう言ったが、その後ろには店のレンガが壊れる音がし、振り返り驚いた表情をしていた。
「なるほど、こやつを狙った転生者か」
そう言い、儂は立ち上がり、見てみるとそこに立っていたのはマフィアを思わせる恰好をした男だった。
「ちっ餓鬼の始末にはそれほどかかりそうにないと思ったんだがな」
「ほぅという事はお主は始めから雪音クリスを狙ったという事か?」
「いいや、俺の狙いは貴様だ、吸血鬼」
「ほぅ儂の正体を知っているとはな、まぁ良い、相手になってやる」
「なにをやっている、さっさと逃げろ!!」
そう言い、雪音は儂を守るように前に出ようとしたが
「逃げる?
あいにく、儂が獲物を逃すとでも」
「獲物?」
「あぁ」
その言葉と共に儂は懐からVSチェンジャーを取り出し、イエローダイヤルファイターを取り出した。
「それは」
「ふっサービスタイムじゃよ。
怪盗チェンジ」
【イエロー】
【1・1・6】
【マスカレイズ】
【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!】
その音声と共に儂の姿はルパンレンジャーに変身し、目の前にいる奴を見つめる。
「まさか、お前が」
「ルパンイエローじゃよ。
お前は下がっていろ、シンフォギア装者」
「私の事を知っているのかよ!?」
「あの時にレッドに抱えられた赤面の顔が印象的だったからな」
「お前、あの時に船を操っていた奴か!!」
「そういう事じゃ、お前程度では私の手助けにもならないからな」
その言葉と共に、儂は目の前にいる転生者に向かって走った。
奴の武器は見た限りでは手に持つ拳銃だが、その威力を見る限りはこちらのVSチェンジャーを大きく上回っている。
だが
「儂には特に問題ようだがな」
そう言いながら、儂はこちらに向けて放つ攻撃を避け、その手にルパンソードを持ち構え、切り裂く。
「ふっ!」
「なっ」
だが奴は手に持っていた武器を手放し、素手でルパンソードを受け止めたが、その手は先程まで放たれた銃と同じ色をしており、こちらの攻撃をいとも簡単に受け止めていた。
それにより動きを止められ、儂の腹を蹴り飛ばした。
「ぐっ!!」
「所詮はその程度か。
貴様を殺して、さっさと金を受け取るか」
儂は先程の攻撃のダメージが回復されず、動けない状態で再びこちらに向けて攻撃を放とうとしていた。
「Killiter Ichaival tron」
「ちぃ」
その声が聞こえると共に、奴は後ろへと飛び、儂が見えたのは赤いシンフォギアを纏った雪音クリスがいた。
「何を邪魔をしている、儂の邪魔をして」
「うるせぇな。
別にてめぇの為じゃないよ。
あいつがいたら、ここにいる人達に被害がでるから出てきただけだ。
それに」
「お前の所の赤い奴には借りがあるからな」
「ふっそうかよ。
ではさっさと終わらせるとするか」
「ちぃ、調子に乗るなよ、屑がぁ!!」
その言葉と共に奴は銃を手に持ち、先程よりも巨大なエネルギーが銃へと集まっていき、銃から巨大なエネルギーが集まっていた。
「ふっならばこちらもな」
そう言い、VSチェンジャーを取り出すと、雨宮から借りたゴーカイファイターを取り出し、VSチェンジャーにセットする。
【0・5・5!
ゴーゴー・ゴーカイジャー】
その音声と共にVSチェンジャーからゴーカイファイターを模したバズーカ砲が出てきた。
儂はそのバズーカ砲の上に、丁度ダイヤルファイターをセットする事ができるのに気づいた。
「ダイヤルファイターセット」
【イエローチャージ】
その音声と共にバズーカ砲にエネルギーが溜まり始めた。
「なっなんだよ、そのでっかいのは」
「何、巨大なエネルギーには巨大なエネルギーをな」
「そういう事じゃない!!
周りの被害を考えろって「残念ながら、儂はそういうのは昔から苦手なんじゃよ」あぁもう、面倒な奴だな!!」
その言葉と共に雪音は手に持ったボウガンで奴に向けて放ち始めた。
「はぁ、なんだそのノロい攻撃は!!」
そう馬鹿にすると共に奴は跳びながら攻撃を避けていき、空中へと飛んだ。
「お前も案外、頭が良いんだな」
空中ならば被害を考えずに放てるという訳か。
儂はすぐに走り抜け、奴の真下に行くと同時にバズーカを奴に向けて、引き金を引いた。
「喰らえ!!」
【ライジングストライク】
それと同時にバズーカ砲からゴーカイファイター型のエネルギー弾を奴に向けて放った。
「くそぉ!!」
それに対抗するように奴も巨大なエネルギーをこちらに向けて放ったが、先程までの行動で集中力を削がれていたのか、威力はそれ程大きくなく、決着はすぐについた。
「があぁ!!」
エネルギー弾が当たり、奴はそのまま地面へと叩き落ちそうになったが、儂は片手を突き出し、奴を受け止める。
「がはぁ」
最も、ダメージは意外と高かったようだがな。
「さて、貰うとするか」
そう言い、儂はイエローダイヤルファイターを奴に付けると、特典が身体が抜け出し、手には特典がある。
「なんだ、それは」
「ふっお前に教える道理はない」
「なっ待てよ!!」
「なんじゃ、まだ用があるのか?」
「お前達は一体何を目的にしているんだ?」
「さぁ」
「はぁ!!」
「なんだって、儂は儂の目的の為に動いているからな」
「目的って」
「それこそお前に教える道理はない、それじゃあな」
そう言い、儂はダイヤルファイターを召喚し、そのまま飛び去って行った。