皆様の応募、心からお待ちしています。
緑色のスーツを着たドクターは目の前の光景に驚きを隠せなかった。
フロンティアの浮上から、ネフィリムの強化に成功し、自身も完全な英雄になる為の強化を終えて、あとは計画を着実に進められたはずだった。
だが目の前に起きているのは、自身の勢力のはずのシンフォギア達が敵となっており、シンフォギアを無くしたはずの少女がシンフォギアを纏い、ネフィリムを圧倒している光景だった。
「だがぁ!
そのネフィリムには僕の想定以上の力を備わっている。
そこに僕も加われれば!!」
「そんな事、させるかよ」
「っ!!」
誰もいないはずの空間に聞こえた声に、驚き、ドクターは振り返ると、そこに立っていたのはドクターが計画を進める上でシンフォギア以上の脅威になる存在だった
「お前達はっ!!」
その叫び声に対して、ルパンレッドは指を鳴らし、それに応える。
「ルパンレッド」
「ルパンブルー」
「ルパンイエロー」
「「「怪盗戦隊ルパンレンジャー!!」」」
そう名乗り、ドクターの怒りはさらに上りあがる。
自身の計画において、必要なネフィリムはシンフォギア達に、そして自身の目の前では邪魔な存在であるルパンレンジャーが立ちはだかっている。
「貴様らは、なぜそこまで僕の邪魔をする!!」
「そんなの簡単な理由じゃ、儂は貴様が気に入らない」
「はぁ」
「俺は人を探すのに、お前が邪魔だ」
「なっ」
「俺は響達を信じてるから、お前を止める為にここに来ている」
「なっなんだよ、それは、全員理由がバラバラじゃないか!!」
「当たり前じゃないか。
俺達は自分勝手にお宝を頂き、自分勝手に人助けをしている、ただの自己満足野郎だよ!!」
「そんな奴らが、僕に勝てるとでも!!」
「あぁ勝てるさ。
予告する、あんたのお宝、頂くぜ!!」
その言葉と同時にルパンレンジャーは走り出す。
「お前らのような奴は、英雄である僕に倒されるんだよぉ!!」
その一言と共に、ドクターの身体は徐々に変化し始め、そこには人の形を保っていながらも、全身の赤い目玉の怪物となって、襲い掛かってくる。
「死に晒せ!!」
その一言と共に、全身から煙を吐き出し、その煙はルパンレンジャーに近づくと共に爆発を起こし、襲い掛かってくる。
「へっ、厄介な能力な事だ」
その攻撃を見て、ルパンレンジャーは各々が取り出したのはルパンレッドがスーパー戦隊達から受け取ったダイヤルファイターがあり、各々がVSチェンジャーにセットする。
「さぁ、ここからはスーパー怪盗タイムだ!!」
「なんだか、長いな」
「だが、面白くて良いじゃないか」
「何を言っているんだぁ」
そう言い、再び煙を使い、襲い掛かろうとするが、ルパンブルーが先頭に立ち、その手に持っているニンニンジャーから受け取ったニンニンファイターをVSチェンジャーにセットし、引き金を引く。
その瞬間、VSチェンジャーから飛び出たのはスターニンジャーが使っていた武器であるギター型武器、スターソードガンが現れる。
ルパンブルーはそれを手に取ると同時にまるでギターを弾くように、スターソードガンに付いている手裏剣を回す。
その瞬間、ルパンブルーの周りから風が舞い、襲い掛かろうとしてきた煙を次々と吹き飛ばしていく。
「なぁ、悪魔の煙を飛ばしただと!!」
「油断大敵じゃ!!」
その一言と共にドクターが見上げた先にはルパンイエローは新たに取り出していた武器を地面に向けて突き刺した。
その瞬間、地面を通してドクターに向かって稲妻が走り、雷がドクターを襲い掛かる。
「がぁああああぁ!!」
「へっ、どうじゃ、なかなか効くじゃろ」
そう言い、ルパンイエローの持っている武器はキョウリュウゴールドが使う武器であるザンダーサンダーであった。
「さぁとどめは任せたぞ、レッド!!」
「ぐぅ!!」
その一言でドクターは全ての目玉をレッドの方向へと向くとレッドの手には虹色に輝いているゴーカイシルバーの武器であるゴーカイスピアを回していた。
「さぁ、最後だ、ど派手に決めるぜ!!」
その一言と共にレッドはゴーカイスピアを宙に飛ばし、片方の手に持っていたVSチェンジャーをドクターに向けて放つと同時に跳び、ゴーカイスピアを掴む。
「ルパンコンビネーション・ラッシュ!!」
その言葉と共にルパンレッドはVSチェンジャーの銃弾と一体になるようにドクターに突っ込み、一瞬の動きでドクターの背後に立つ。
最後の一撃を受けたドクターの姿は徐々に元の人の姿へと戻っていき、緑のタクシードではなく、白衣へと戻っていた。
「そっそんなぁ、僕の、僕の伝説がぁ!!」
叫ぶドクターは空しく、地面に膝を付き、ルパンレッドはゴーカイスピアの先にある特典を盗み出す。
「どうやら、響達は無事に終えたらしいな」
俺は画面の向こうにいる響達の活躍を見て、一安心する。
「こうなったら、僕が英雄にならない世界なんてぇ!!」
そう叫びながら、近くの機械を操作したドクター。
「貴様、何をした!!」
「なに、簡単な命令を出しただけですよ。
僕はネフィリムにフロンティアのエネルギーを吸収し、爆発しろってね。
そうすれば、この世界はあっという間に消滅するさ」
そう言い終えるとドクターは狂ったように笑い出した。
だが、そんなドクターの横を通り過ぎ、機械を破壊する男がいた。
「なっ!!」
「これで、もう命令する事はできないな」
その男は風鳴源十郎、シンフォギア奏者達の所属している二課の司令官であり、現在のルパンレンジャーにおいて、最大の協力者でもある。
「ここは俺に任せて、君達は響君達を頼めるか?
俺もすぐにドクターを連れて、脱出する」
「何を言ってぐぅ!!」
ドクターがそれ以上反論しようとするが、源十郎はすぐに気絶し、ドクターを抱え込んだ。
「どうやら、もう一仕事だな」
「できるのか?」
「俺達に盗めない物はない。
世界の危機だって、盗んでやるぜ!!」
「ふっ頼むぞ、ルパンレンジャー」
「あぁ」
ルパンレッドはそれに応えると共に宙に向けてVSチェンジャーを放つと、そこから徐々に巨大になるゴーカイファイター、ニンニンファイター、そしてキョウリュウジャーから受け取った、ガブティラに似せて作られたキョウリュウファイターが空を飛ぶ。
「グッドストライカー、ぶらっと参上!
今日は結構スペシャルだから、上げていくぜ怪盗ガッタイム」
その一言と共にグッドストライカーの姿は大きく変わり、中央にはゴーカイファイターが装着され、右手には赤い忍者を思わせる巨大な刀を持ち、左手にはガブティラの口は大きく開き銃口になる。
「完成!スーパールパンカイザー!!」
その言葉と共にスーパールパンカイザーは銃口を暴走したネフィリムに向けた放った。
「なっなんデスかぁ!
あの巨大ロボットはぁ!!」
「待たせたな、皆!」
「えっ雨宮君!」
「おいおい、怪盗って、どんだけ隠し玉を持っていやがるんだよ」
「それよりも、こいつをどうする?
正直、倒すと呼ばそうだが」
「既に手は打ってある。
あそこに」
そうマリアが指を指した方には、こことは別の空間に繋がっている穴が開いていた。
「なるほど、あそこに飛ばせば良いんだな!!」
その一言と共に理解するとスーパールパンカイザーの肩にシンフォギア達は乗ると一気にネフィリムに接近する。
襲い掛かるネフィリムの触手はスーパールパンカイザーの持つ手裏剣とシンフォギア奏者達の武器が切り裂いていく。
そして一気に接近した所で、スーパールパンカイザーはネフィリムを蹴り続き、空間近くまで行くと一気には離れる。
「とどめだ」
その一言と共にスーパールパンカイザーの胸部が大砲に変形し、それに合わせシンフォギア奏者達の装甲が大砲に装着し、狙いはネフィリムに向ける。
「「「「「「「「「行けえぇぇぇ!!!」」」」」」」」
そして、その場にいた全員が叫ぶと同時に大砲からは虹色のエネルギーがネフィリムへと打ち込まれ、強烈な攻撃はネフィリムをすぐに空間へと叩きつけられる。
「っ早く入れ!!」
ルパンレッドは危機を感じたのか、すぐに叫ぶと、シンフォギア奏者達の近くに入り口が開かれ、全員がその中へと入るとスーパールパンカイザーは一気に急降下し、その場から離れる。
次の瞬間、閉じられた空間が響く程の爆発が起こる。
スーパールパンカイザーの内部に入っていた事により、全員が無事だったが、彼らが目撃したのはそれ以上の光景だった。
「あれって、何!?」
スーパールパンカイザーのカメラから映し出されたのは確かに地球があったが、無数の地球が近づく光景だった。
「まさか、多次元融合!?」