特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

29 / 83
予告状25 イグナイト

ルパンレンジャー達が行方不明になってから一ヶ月、その間にシンフォギア奏者達は大きな危機を迎えていた。

 

錬金術師キャロルとそれか率いる4体のオールスコアラー達によって、響達のシンフォギアが破壊されてしまう。

 

シンフォギアを破壊された響達は、キャロルの元から逃げてきたエルフナインによる、強化型シンフォギアの開発計画「プロジェクト・イグナイト」を実施する事になる。

 

だがプロジェクト・イグナイト完成直前、再びキャロル達による襲撃に合い、絶体絶命の危機を迎える。

 

そしてキャロルは戦闘中の翼とクリスを追いつめる為にアルカノイズを放った。

 

巨大なアルカノイズが大量展開する中

 

「高エネルギー反応!

アルカノイズに向かっていきます。

これは」

 

「ダイヤルファイターレッド、ブルー、イエローです!!」

 

「と言うことは!!」

 

その報告と同時に上空にいるアルカノイズはダイヤルファイターによって次々と落とされていき、レッドはやがてアルカノイズから離れると翼達の近づき、そこに降り立ったのは

 

「タイミングばっちりだな」

 

「雨宮っ!!」

 

行方不明になっていたはずのルパンレッドこと、雨宮連だった

 

雨宮Side

 

「貴様はルパンレンジャー」

 

「さて、こっちはさっき復活したばかりで疲れているんだが、その前に聞きたい事が大量にあるんだが、どういう状況?」

 

「まったく、変わらずマイペースだな」

 

「ふっそう言うな。

これで少しは戦いやすくなる」

 

「いやぁそう言われると、照れるな」

 

「なるほど、転生特典を盗んでいるのか、犯罪者、いやこの場合は冤罪を受けたというべきだな」

 

「どこから聞いた、その事を」

 

「そうだな、まぁ紹介しても良いぞ。

奴も、お前に会いたがっていたぞ」

 

その言葉と共に彼女の背後から気味の悪い寒気がすると共に現れたのは薄い茶髪をして、赤い瞳の少年が現れた。

 

「まったく、こうして直接会う事はないと思っていたけど、こうやって会えて嬉しいよ。

雨宮君」

 

「お前は?」

 

「そうだね、君と同じ存在と言うべきかな。

まぁ僕の場合、ルパンレンジャーではないけどね」

 

その言葉と共に奴は手を前に出すと、そこから徐々に氷が現れ、その氷は銃の形に変わり引き金を引くと、その氷は奴を包み込むと、その姿は変わった。

 

「なっ」

 

その容姿はまるで氷山のような帽子を被っており、髑髏のような顔をした怪人へと姿に変わった。

 

「てめぇは」

 

「さぁ君の力、見せて貰うよ」

 

その言葉と共に再び作り出した氷の銃でこちらに襲いかかってくる。

 

「まったく、厄介な事に」

 

俺は同時に二人を抱きかかえると同時に避けると、先程まで立っていた場所は氷ができた。

 

「ちぃ、当たったら一発でアウトだな」

 

俺はそう言いながらも攻撃を避けていくが

 

「厄介すぎるだろ」

 

「ふふっ踊れ踊れっ!!」

 

そんな戦闘を続けていると、氷野郎を吹き飛ばした黄色の影見えた。

 

「助かったぜ、響!」

 

「お待たせしました、立花響、ただいま復帰しました」

 

「まったく、お前と良い、雨宮と良い、もうちょっと早くこれないのかよ」

 

「そう言うなよ、雪音。

こうして無事なのは、二人のおかげだからな」

 

「えぇ、まだ、まだ終わっていないのだから」

 

そう言い、響は胸にあるペンダントに手を掴んだ。

 

「やるのか?」

 

「はい、イグナイトを」

 

「イグナイト?」

 

「イグナイトは、これにあるダインスレイフを使って、暴走を無理矢理に起こさせる奴だ。

これを制御できれば、力をあげる事ができるはずなんだが」

 

どうやら、暴走を無理に引き起こし、制御できればなんとかなるかもしれないが

 

「まぁ大丈夫だろ」

 

「あのなぁ、私達はさっきやったけど、実際は」

 

「まぁ二人で無理かもしれない。

けどな、今は響、それに俺もいる。

二人よりも三人、三人よりも四人だぜ」

 

「はぁ、当事者じゃないからと言って、まぁでも確かにな」

 

「あぁ今ならば、私達が力を合わせれば」

 

彼女達の手を繋いでいると、彼女達の胸や地下から小さな石の礫が現り、一つの小石へと

変わり、俺の手元へと来た。

 

「これは、ダイヤルファイターに似ている?」

 

「それはダインスレイフの欠片が変化したのか?」

 

「もしかして香川の時と同じ現象!?」

 

「だとしたら!」

 

俺はそのダレンスレイフの欠片をVSチェンジャーに付けると、その形は黒い大型と小型の二つのステルス機を摸したダイヤルファイターへと変わった。

 

「そんなので何ができる?」

 

その言葉と共に氷野郎はこちらに向けて、氷の弾丸を放ってきた。

 

「使わせてもらうぜ」

 

【シザー!】

 

「「「抜剣」」」

 

【怪盗ブースト!】

 

その音声と共にダイヤルファイターはVSチェンジャーから鳴り響く音声と共に俺の目の前に先程の大型のダイヤルファイターを摸した盾が現れ、それを防ぐ。

 

そして、その背景から黒いエネルギーが溢れ、そのエネルギーが収まる頃、そこには黒いシンフォギアを纏った響達がいた。

 

「これがダレンスレイフの欠片の力なのか?」

 

「あいつの攻撃を防いだのか!?」

 

「それだけではなさそうだ」

 

「なに?」

 

その言葉と共に氷野郎とキャロルは何かに気づくと、その場を避けるとそこには巨大な黒い刃が現れ、横を通り過ぎ、俺の手元に来る。

 

「これは、さっきの小型のダイヤルファイターに似ている?

へぇなるほど、面白い!」

 

「まさか絶対的な防御の盾」

 

「変幻自在の攻撃を可能にする剣」

 

「二つで一つのダイヤルファイターができたというのか」

 

「面白い、面白いぜ、怪盗!!」

 

その言葉と共に氷野郎はこちらに向けて、再び銃弾を放ってきた。

 

「あいつは俺に任せな!!」

 

「だったら私達は」

 

「あぁキャロルを止める」

 

「任せたぜ、雨宮!!」

 

その言葉を背にして、俺は目の前にいる氷野郎へ向かって走っていく。

 

防御が可能になって、先程よりも安全に行えるが、その反面、両手が巨大な武器で塞がっているからいつものような戦い方はできない。

 

けど…

 

「だけど、任された以上は、やるしかない!!」

 

その言葉と共に手にしたブーメランを背中に担ぐ事はできるようで盾を両手で構えながら、氷野郎を狙う。

 

「そらそらぁ!!」

 

奴はそれでも攻撃の手を納める事なく続ける。

 

「おらぁ!!」

 

「まさか、そうするとはねぇ」

 

シールドを持ったまま。そのまま攻撃を仕掛けると銃は続いている。

 

「だけど、こうすればどうだぁ!!

 

俺はそのまま氷野郎の氷を打ち砕き、片手に持ったVSチェンジャーで奴の懐に向けて銃弾を放つ。

 

「どうしたぁ?」

 

「ちっ」

 

だが銃弾は奴に当たる直前に張られた氷によって地面に落ち無効化される。

 

「やっぱり効かないか、でもなっ!!」

 

そのまま盾を使い、体当たりを行うと同時に盾を踏み台にすると同時に背中に背負っているブーメランを投げる。

 

「似た攻撃が効くとでも」

 

「さぁな、俺もこれを全部知らないからなぁ」

 

その言葉と同時に奴に向かって襲うブーメランは奴の攻撃が当たる直前、二つに分裂し、左右から攻撃する。

 

「なに?」

 

「はあぁぁ!!」

 

攻撃が当たり、氷野郎は後ろに下がりると同時に手元に戻ってきた二つのブーメランを手に持ち、両手のブーメランを使った攻撃を行う。

 

「行くぜえぇ!!」

 

両手に持つ攻撃で連続で切り上げるように、休むこと無い攻撃を氷野郎に浴びさせ続ける。

 

「ぐっ防御がっ」

 

先程の銃弾と同じく攻撃を凍らせて防ごうとするがブーメランの強度と威力はそれ以上の為、防ぐ事ができずにいる。

 

「はあぁぁ!!」

 

そして最後の一撃を放つように、二つのブーメランを一体化する事により、より威力が高くなったブーメランを振り上げて、攻撃を喰らわせる。

 

「ふ、ふふっ!!

はぁはははっ!!!」

 

「なんだ?」

 

「いやぁ、面白いよ。

面白いぜ、お前」

 

「なに?」

 

「元の世界においても、お前は怪盗になる運命だった。

しかし世界が変わったとしても、お前は怪盗になる運命は変わらずにいる」

 

「なんだと?」

 

「それどころか、お前は新たな怪盗の力を得て、力を広げる。

本当にお前は俺をとことん楽しませる」

 

「まさかっ!」

 

「まぁそんなつまらない事は終わりだ。

俺もこの程度で終わるのも面白くないからな、それでは」

 

言葉を終えると共に奴は自身に氷を身に纏い、砕けちると同時にその場から姿が無くなる。

 

「まさか、ここに来て過去からの刺客が来るとはな」

 

俺はそう言いながら、新たな戦いの幕が開こうとしていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。