と言う事で、スーパー戦隊の中でも異色な彼に活躍してもらいました、どうぞ!!
俺は現在、とんでもないピンチに陥っている。
先程まで寝ていたはずのだが、目を覚めると、いつの間にか変身していたのかルパンレッドの姿でおり、横にはなぜかパトレン1号がいた。
俺を見るなりパトレン1号はこちらに向けてVSチェンジャーを構えて撃ってきたので、俺はすぐに後ろにバク転をしながら、周りを見渡す。
周りの景色は電気街だと思われるが、人っ子一人おらず、目の前にいるパトレン1号のみだ。
「奇妙な状況な事だ」
俺はそう言いながら、近くの店の物陰に隠れ、VSチェンジャーを取り出し、パトレン1号に構えていると
「ここで消えるが良い、スーパー戦隊!!」
どこからともなく聞こえてきた声に驚き、振り向くと、そこにいたのは青いボディスーツに白い鎧を身につけた戦士が現れた。
「ウルトラマン?
でもあんなの見たことないが」
「私の名はプリズムA、かつて地球を守る為にやってきた戦士。
だがお前達スーパー戦隊によって、倒され、死んでしまった為、天から復讐の為に舞い戻ってきた。」
「スーパー戦隊に?」
目の前にいる奴が正義の味方だと言うが、言っている事や、こちらに対する攻撃がまるで正義の味方に見えないのだが?
「そう、かつてスーパー戦隊を兄さんのように慕っていたのだが、なぜかVSシリーズの企画が来て、来てみると、その相手のスーパー戦隊によく分からない法則によって、いつの間にか倒されてしまったのだ」
「それって、ようするにお前が弱すぎたんじゃないのか?」
というよりも気になるワードとして、企画って、番組じゃないんだから。
「そいつの話に騙されてはいけない!!
とぉ!!」
そんなプリズムAの声を遮るように現れたのは赤い服を身に纏った白いマフラーを身につけた男が現れた。
「お前は」
「ふっ4月1日という事でエイプリルフールだからと言って、嘘はいけないぜ、プリズムA!!」
「嘘?」
「というよりも、まだ4月じゃないはずだが」
「それは画面の外にいる視聴者が知っているから良いんだ!
それよりも、あいつはプリズムA、かつてのスーパー戦隊の放送時間である朝7時30分の枠を奪おうとした、チガウヨーコーポレーションのヒーローだ!!」
「一応はヒーローなのか」
「だが、俺達の活躍によって、それは阻止された。
行くぜ、銃妄想!」
その言葉と共に男の姿は変わり、そこに立っていたのはスーパー戦隊のレッドともいえる赤い鎧を身に纏った戦士だった。
「VSシリーズならカーレンVSオーレン推し!
アキバレッド!!」
「「・・・」」
「ほら、ほら、スーパー戦隊だったら、名乗って、名乗って」
「いや、その前に、聞きたいのだけど、どういう感じ?」
「ふむ、よく疑問に思った。
そもそもこの空間はかつて俺達アキバレンジャーが戦っていた妄想の世界が、チガウヨーコーポレーションの妄想によって作られたあのプリズマAによって支配された世界なんだ!!」
「妄想の世界」
「あぁ妄想だからって、馬鹿にしたか!!」
「いや、別に」
そう言いながら俺達は目を逸らしたが、アキバレッドは怒りながら、こちらに迫ってきた。
「いいか、妄想の世界は現実にリンクしている。
もしもプリズマAがこの世界で無茶苦茶にしたら、現実世界にも影響がある」
「そっそれは、そうかもしれない」
「ふっ既に遅い。
私は既にスーパー戦隊の放送枠である7時30分へと手を伸ばした。
これで今日からは私が活躍する「非公認巨人プリズマA」が放送するのだ!!」
「ぎゃ!」
そんな事を言っていると、どこからともなく飛んできた新聞に顔を包まれ、あわてて新聞を剥がすとそこには
「・・・・」
「栄光の放送時間、これで私のグッズはばんばん「売れないな」えっ?」
「だって、そこもうスーパー戦隊、放送していないから
「なんだって?」
そうプリズマAに俺は新聞を向けると、プリズマAは新聞を見つめると
「さゅサンデーL○VEだとぉ!!」
「ええぇぇーーー!!」
プリズマAの声に反応するようにアキバレッドも叫んでいる間に、今度はパトレン1号は何かのポスターを拾っていた。
「どうやら去年から放送時間が変わったらしいな。
今は9時30分で放送しているから2時間違いだな」
「なっなんだとっ!!」
「その時間は他のチャンネルでも多くの人気番組があるじゃないか!
せっかくのスーパーヒーロータイムがぁ」
「あなたは知らなかったのか」
「あぁ、最後の戦いで死んでしまって!
それからシーズン3も放送されないし!!」
「死んだっていう事は転生者か?」
その言葉と共に俺はダイヤルファイターを、パトレン1号は手錠を取り出した。
「いやいや、死んだスーパー戦隊が助けにだって来るよ!
ほら、アバレキラーさんもそうだし、ビートバスターさんだって、VSシリーズでは一時的に蘇っていたじゃないか。
ゴーカイジャーのレジェンド大戦なんて、とんでもない事になっているし
そう言いながらこちらに向けて必死に説得するアキバレッドの姿を見ていると、悪い奴ではなさそうだし、死んだというのに人の為に立ち上がれるのは本当に尊敬できる人物だと思える。
「まぁそこまで言うんだったら、力を貸してくれよ、アキバ先輩」
「先輩?
今、先輩って言った?」
「えっあぁ」
その言葉に反応して、アキバレッドは立ち上がり、俺の手を握りしめた。
「非公認の俺を先輩だなんて!
燃えてきたぜ、力を貸すぜ、後輩!!」
そう言うとアキバレッドは少し離れるとと共にポーズを決めると
「受け取れ、ルパンレンジャー、パトレンジャー!
これが俺達アキバレンジャーの大それた力だ!」
そう言うとアキバレッドの身体は二つの光に分かれると、俺とパトレン一号の手元にはそれぞれアキバレンジャーの力だと思われるダイヤルファイターだった。
「こうなったら使うしかないか」
俺はそう言いながら、アキバファイターをVSファイターにセットし、ダイヤルを回す。
【1・9・8!マスカレイド】
【怪盗ブースト!】
その音声と共に、俺の手元には青髪の少女のフィギュアが現れた。
アキバ先輩、もうちょっとマシな力はなかったのか?
「あぁもう、どうにもなれ!!」
俺はそう言い、俺の言葉に反応するようにフィギュアから【ズッバァーン】という音声が鳴り響き、俺の手元にあったフィギュアは小さな短剣へと変化した。
そして俺の横には先程まで戦っていたアキバレッドがパワーアップしたのか、謎の装甲を身に纏って、同じ短剣を持っていた。
それはパトレン1号も同じで、パトレン1号の横にはアキバレッドとは別にブルーとイエローが立って、同じ構えを取っていた。
「なるほど、そういう力か。
だったら、力を貸してくれ!」
「任せてくれ!!」
「喋れるんだ!」
「そりゃあ、バスコが出した公認様じゃないからな。
非公認だからこそ、出来た技だぜ!!」
そう言っていると、パトレン1号の方にはレッドとブルーがなぜか二人とイエローの反応に驚いている。
「さぁ、行くぜ、後輩!」
「あぁ」
俺はその言葉と共に、アキバレッドと共に走り出し、背後からはパトレン1号と他のアキバレンジャーが放ったと思われるエネルギー弾が5つ迫ってくるが、俺達を通り抜け、プリズマAへと当たる。
「がぁ!!
「「合体ムニュスラッシュ!!」」
その言葉と同時に俺達は左右から短剣を振り下ろし、プリズマAを斬りつけた。
「こっこんなに短い戦いがあるか!!」
「馬鹿を言うな、こういうのはテレビくんの付録DVDならば当たり前だぜ!!」
「最後まで言っている意味が分からない!!」
その言葉と同時にプリズマAは倒れ、同時に爆発した。
「プリズマA、もしも純粋な放送番組だったら、見ていたかもしれない。
全ては商品の売り上げしか興味を持たなかったチガウヨーコーポレーションが引き起こした惨劇だったんだ」
「そもそも、どうやって放送枠奪ったんだ?
もしかして買収か?」
「・・・それを言うと、このSS自体消されるから、言えない」
「???」
「それじゃあ、皆、今度はシーズン3(仮)で会おうぜぇ!!」
「放送は決まっていないけどぉ!!」
俺はそんなアキバレッドの言葉に叫んでいると、目が覚めるといつの間にかアジトで寝ていた。
「・・・夢か」
俺はそんな言葉と共に手を上げると、そこにはアキバファイターを持っていた。
「・・・・」
俺は無言で仕舞い、階段で下に降りていった。
シーズン痛の歌は恰好良いはずなのに、なぜか別の意味に聞こえてしまうのは私だけでしょうか?
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