特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

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予告状44 ギャングラーの闇

ギャラルホルンの稼働までのメンテナンスがあるという事で、しばらくの間はギャングラーの目的を探る為に俺達は夜の街を歩いていた。

 

裏の情報は夜の街に出やすいと聞くが、ギャングラーに関しての収穫はさっぱりで、白井の転生者にも情報を聞くが、それらしい情報は未だに見つからない。

 

「どうしたものかねぇ」

 

俺はそう悩みながらも、ギャングラーのこれまでの行動等を思い浮かぶも、奴らの目的が多数ある為、最終的な目的まで読む事ができない。

 

「何やら面白い事を考えているようだが、少年。

よければ私が聞こうではないか」

 

そんな俺の考えを読んでいるかのように、背後から声が聞こえ、見てみるとそこには銀髪の白衣の男が立っていた。

 

「別に、何もないけど」

 

「嘘はいけないぜ少年。

私の長年の経験で少年が何か悩みを持っているのかぐらいすぐに分かるのさ」

 

「別に悩みぐらい、人は誰だってあるよ。

今の俺の悩みは、お前をどう対処するかだよ」

 

「それは手厳しい。

ならば、少し興味がある話を聞かせよう、そう例えばギャングラーなどはどうかね?」

 

俺はギャングラーという単語を聞いた瞬間、腰に付けていたVSチェンジャーを手に取り、奴に狙いを定めた。

 

「なぜ、ギャングラーの名前を?」

 

「おっと、これは失礼。

まずは自己紹介からだ、私の名前は狛従 宗誠。

ギャングラーの下っ端さ」

 

「へぇ、科学者っぽいけどな」

 

「これは私の趣味でね。

本業は彼らを使って、君達を殺す事だけど、折角の機会だ。

ルパンレンジャーの話を聞かせてもらいたいな」

 

「そうだな、俺もギャングラーの話を聞ければ、話すけど」

 

「これは最初から実力行使を行った方が速そうだね」

 

そう言うと、奴の背後から突然4本の手を持つ男と全身が灰色のローブを着た男だった。

 

「まさか、サーヴァント」

 

「その通り、我々と似たような存在だ。

だけど、その戦闘経験は本物だ、ならば勝てるのかな?」

 

「俺一人では無理かもしれないけど、仲間とだったら」

 

そう言うと同時に店の中にソーマ、忍、石堂が次々と集い、目の前にいる狛従に向ける。

 

「ふむ、これがルパンレンジャーか。

なるほど、実に興味深い、ぜひとも戦ってみて欲しいねぇ」

 

「お前の言う通りにしているようで、癪に障るが、すぐに終わらせてやる。

行くぜ、皆!!」

 

俺のその言葉に合わせるように、忍とソーマは手に持ったダイヤルファイターを手に取り、石堂はXチェンジャーを手に取り、俺はダイノホープをVSチェンジャーをセットする。

 

【ダイノホープ!3・1・2・0!スーパーマスカレイド!】

 

【ブルー! 2・6・0 マスカレイズ!】

 

【イエロー! 1・1・6 マスカレイズ!】

 

【エックスナイズ!怪盗エックスチェンジ】

 

「「「怪盗チェンジ」」」

 

「恐竜チェンジ!!」

 

【ダイノルパンレンジャー!!ガオォ!!】

 

【【【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!】】】

 

その音声が鳴り響くと同時に俺は足を大きく上げ、地面に思いきり踏みつけ、地面に亀裂を入る程に力を入れ、声を出す。

 

「ダイノルパンレッド!!」

 

「ルパンブルー」

 

「ルパンイエロー」

 

「ルパンエックス」

 

「「「「怪盗戦隊!ルパンレンジャー」」」」

 

「てめぇの宝、喰らわせてもらう!!」

 

「やれるものなら、やってみろ!

行け、アーチャー、フォーリナー!!」

 

その声と共に戦い始まり、俺はアーチャーが激突し、ソーマ達はフォーリナーと激突して、戦いが始まる。

 

「ふむ、私と腕力がここまで互角とは、なかなか」

 

「そりゃあ、どうもぉ!!」

 

俺はそのままアーチャーは互いに殴り合っており、俺はダイノルパンレンジャーになった事で極限までに上げられた腕力でなんとかアーチャーと互角に戦えているが、相手は流石に歴史を残した伝説の人物だけある。

 

「それに4本腕は本当に厄介だな」

 

こちらの力を上手く受け流す腕はなかなかで、このままではこちらが負けるのは明白だ。

 

「だったら、戦い方を変えるだけだ」

 

その言葉と共に俺はアーチャーに向けて、蹴り、後ろへと大きく飛ぶと同時に装着しているダイノホープを上に飛ばすと、ダイノホープは銃へと変わり左腕に装着する。

 

「キョウリュウモード」

 

「形が変わっただと!!」

 

「まぁ喰らいな!!」

 

その一言でキョウリュウモードになったダイノホープか5体の恐竜型のエネルギーが放たれる。

 

「ほぅ、これはなかなか」

 

「だろ、先輩達の力は」

 

そう言いながら、ダイノホープの力を改めて実感する。

 

このダイノホープは恐竜戦隊の力を全力で使うだけではなく、鎧形態で攻守のバランスが整い、様々な技ができるジュウレンジャー先輩の力が使えるジュウレンモード。

 

様々な恐竜を模した銃弾を放つ事ができるキョウリュウモードは、一対多数の戦いに向いている。

 

何よりも先程のような牽制にも使える。

 

そう言うとアーチャーはその手に持った弓矢で次々とエネルギーを打ち落としていくが、一瞬で動きを止める事ができたので、俺は再びダイノホープを身に着ける。

 

「ジュウレンモード」

 

音声と同時に鎧を身に着けると一気に距離を詰めると同時に響が使う技をイメージさせると同時にアーチャーを打ち抜く。

 

「なるほど、二つの姿になる事ができる訳ですか。

だが、その程度では私には勝てませんよ」

 

アーチャーはなんと、俺が放つ技を二つの腕で防ぐと、残った手でこちらに向けて放とうしていた。

 

「確かにピンチだな。

でも、これだったらどうだ!!

 

その言葉と共にダイノホープを再び外すと、今度は右腕に装着されると、その形は巨大なドリルへと変わる。

 

「まさか、そんな姿まであるとは」

 

「アバレモード」

 

俺はそのまま右腕で薙ぎ払うようにアーチャーに向けると、アーチャーはそのまま後退する。

 

このアバレモードは他の形態とは違い、ドリルによる接近戦しか行えないが

 

「これは、私も本気でなければいけないようですね」

 

「それは、今の状態でか、それとも生前でか?」

 

「私はいつでも今できる事をベストを尽くすだけです」

 

「皮肉だな」

 

そう言うと、俺はアーチャーに向けて視線を向けながら、ドリルを回しながら、狙いをアーチャーに向ける。

 

「我が真名は両面宿儺、怪盗よ。

我が宝具を受けてみろ、我賜之宝弓宝箭」

 

「あぁ、受けてやるよ!!

行くぜ、必殺!」

 

その言葉と共に手を上に向けると、ドリルはさらに巨大化する。

 

これがアバレモード最大の特徴だ。

 

一撃必殺の技を数々持っており、威力は他の形態では再現はできない。

 

「恐竜ドリル!」

 

その言葉と共にドリルには無数の恐竜の牙が生える。

 

「電撃スピン!!」

 

その言葉と共に俺は奴の放つ矢に向けて一直線でぶつかり、激突する。

 

威力は高く、その先で本当の能力を発動しそうになるが、俺はそれらを食いつぶすように回転をどんどんと早くし、ついには矢を打ち抜くと同時にアーチャーの身体を貫く。

 

「見事」

 

「あんたこそ」

 

その言葉と同時にアーチャーは地面に倒れ、霊体化する。

 

「ほぅ、アーチャーを倒すとはな。

だが、フォーリナーを倒す事は不可能だぞ」

 

「なんでだ?」

 

「奴はナラトゥース等の使い魔を召喚が可能な最強の存在。

そいつに勝てるとでも?」

 

「あぁ、それはやばいな。

すぐに終わるわ」

 

「何を言って」

 

そう言い、背後を見ると、そこには刀を持ったルパンイエローがフォーリナーを始めとした様々な物を一瞬で切り裂いていた。

 

「なっなんだと!?」

 

「イエローが持つのは怪異殺し。

あらゆる怪異、つまりは伝説に関係する者だったらなんでも切り裂く事ができる刀だ。

まぁ普段の転生者相手には威力が高すぎるからあまり使わないけど、相手が転生者じゃなければ遠慮なく使えるんだな」

 

「実に強かった。

儂も久々に抜いてしまったわ」

 

「ふむ、どうやら私もここで終わりらしいな」

 

「偉い素直に認めるんだな」

 

「何、私自身の力は大した事ないからね。

この勝負が決まった瞬間、負けを認めるのは仕方ない事だ」

 

「あっそ」

 

そう言い、俺は奴から特典を奪い取ると共に立ち去ろうとする。

 

「その前に一つだけ面白い話をしよう。

雨宮君、なぜギャングラーはお前の神殺しの力を狙うのか分かるかね?」

 

「さぁな興味はない」

 

「そう言わないでくれたまえ。

僕にとっては、最後なんだから。

ギャングラーには様々な思考がある、その中には君を取り入れようとする部分もある。

実に面白いではないか、君の敵は君を欲しがる奴らで溢れているのだから」

 

「そうかよ」

 

「では、ここで最後に嫌がらせだ、なぜ彼らは君を知っているのだろうか?」

 

「なに?」

 

「答えは君自身が見つけたまえ」

 

その言葉を言い終えるのと同時に狛従は何かが襲い掛かり、その姿を無くした。

 

残っていたのは奴の血の跡だけしか残っていなかった。

 

「まさか、最初からこの戦い見られていたのか!!」

 

すぐに周りの気配を探るも、既にその場を去っているのかギャングラー達はいなくなっていた。

 

「まったく、厄介な事になったぜ」

 

「だけどこれまで謎だった転生者も全て分かった。

これまでの暴走する可能性があった転生特典や問題ある転生者は何らかの形でギャングラーに集まっている事がな」

 

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