特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

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今回の話は少し見苦しい所があります。
またアンケートに関してもルールを追加させてもらったので、そちらを参考にしてください。
疑問に思った事はメッセージの方で送ってもらえれば答えますので、ぜひ送ってください。皆様の応募、お待ちしています。



予告状45 手を組む時

ギャングラーの謎を追う事もそうだが、今日は俺と石堂は死神様から何か重要な知らせがあると聞き、店の中で死神様からの電話を待っていた。

 

「遅すぎる、幾ら何でも」

 

だが、約束の時間になっても死神様からの連絡は来ず、何時まで経っても電話はかかってこない。

 

「あの人はノリは軽いけど、仕事は石堂よりもしっかりとしているし、余程の事がない限り遅れる事はないはずだ」

 

「あぁ、だから俺も信頼している。

だとしたら、何かあったのか?」

 

その疑問に思うと同時に電話がかかってきて、石堂は電話を取る。

 

「もしもし、死神様ですか?

・・・誰だお前は」

 

石堂が電話に取ると、これまでに出した事のない声を出した為、俺も気になり、耳を傾ける。

 

「そう怒らないでくれたまえ。

私は君達の味方だ、今日はとある転生者の紹介をして欲しくてね」

 

「転生者だと?」

 

「あぁ、彼は私が転生させた転生者でね。

能力もクリエイト等を破格な能力を持っているがね?」

 

「なっ何を言っているんだ!

それらの能力は禁止されているはずだ!!」

 

「はて、何の事かね?」

 

「とぼけるな!!

過剰な力は暴走を起こす、かつてそれらと同じような特典を使った為に世界のバランスを崩したのをあなたは知らないのですか」

 

「それも人の可能性という事だね」

 

「馬鹿げているぞ」

 

そう、石堂は電話を投げ捨てそうになったが、俺はその手を止めた。

 

「雨宮」

 

「だったら、俺はその特典を奪うだけだ。

そいつが善人だったら、きっと分かってくれるはずだ」

 

「あぁそれは無理だよ」

 

「なに?」

 

「君達の事はよく知っている。

だから特典は盗まれないように特典はロックしている」

 

「お前、どこまで「何か問題でも?」なに?」

 

「私はただ人間の可能性を知りたいだけだ。

君達の示したルールなど私には関係ないのだからね」

 

「そうかよ、だったら俺達もお前のルールに従う必要はないな」

 

俺はそう言い、店から出ようとする。

 

「どうするんだ、雨宮」

 

「その転生者を捕まえる。

あとは死神様と相談すれば、なんとかなるだろ」

 

「おい、貴様!!

私の言葉を無視するのか!?」

 

「知るか!

俺達は怪盗で、俺達は信じる奴らの為に戦うだけだ」

 

「まったく馬鹿な奴だ。

そのような事は不可能なのに」

 

「さぁどうだろう。

俺はあいつらだったらできると思いますよ」

 

「なに?」

 

「例えあなたがどんなチート能力を持たせようと、彼らは決して負けない。

そんな理不尽、真っ向からぶっ壊すのが、あいつらのやり方ですからね」

 

石堂のその言葉を聞き、俺も覚悟を決めると共に店から出ていく。

 

転生者を探す為に俺は隠密行動が行いやすい怪盗衣装に着替えていると、巨大な爆発音がした為、そこに向かうと、既に全てが終わった後なのか、その場所はボロボロになっていた。

 

そこには怪盗の衣装に身を纏っている忍とソーマが倒れており、その向こう側にはパトレンジャーの奴らも倒れていた。

 

「おい、忍、ソーマ無事かよ!!」

 

俺は忍を抱き上げ、ソーマの方へ走った。

 

「へっ、なんじゃ、その面は。

まぁここまでやられてしまってしまってはな」

 

「何を言っているんだよ」

 

「俺達は奴の挑発に乗ってしまったからな」

 

「別に大した事ないさ、ただ俺の方がルパンレンジャーにふさわしいといっただけだ。

まさかここまでだらしないとはね」

 

「てめゃが二人をやったのか」

 

「まぁね、ついでにパトレンジャーもやっておいたぜ。

ここまでやれば、俺の強さ分かってくれたか?」

 

「あぁ、よく分かったぜ」

 

「お前が外道なのがな」

 

「パトレンジャーに言われたくないなぁ。

まぁ、俺がなりたいのはルパンレンジャーな訳だから関係な「はぁ何を言っているんだ?」えっ?」

 

「てめぇのような奴をルパンレンジャーにするつもりはさらさらない。

お前は、ここで片付ける」

 

「良いのかな?

僕の特典は凄いよ、なんだって創造でなんでも作り出せるから」

 

「またその能力かよ。

どうでも良いから、さっさと片付けるか」

 

そう言い俺はあるダイヤルファイターを取り出す。

 

「待て、俺も奴に用がある」

 

「だったら、どうする、奴をやる前に俺をやるか?」

 

「いいや、奴の実力ははっきり言うと未知数だ。

仲間もあの状態で勝てるのか」

 

「さぁな、でもな残念ながら本当に残念ながら勝てる可能性が一つあるぜ」

 

「俺も丁度、それを思いついた所だ。

この状況、これしかなさそうだしな」

 

そう言うと俺達は互いのVSチェンジャーを奴へと狙いを定める。

 

「おいおい、まさかお前達、手を組むつもりなのかよ?」

 

「だとしたら、どうなんだ」

 

「それが、俺達が選んだ道だからな」

 

「はぁ、本当に、お前にはがっかりだよ、ルパンレンジャー!!!」

 

そう言い奴は特典の力を発動させようとするが、俺達は冷静にVSチェンジャーを構える。

 

迷いもあったし、正直言って、こいつと手を組むのは本意ではない。

 

だけど、それ以上に仲間や人々を平気で傷つける奴をこれ以上放っておく訳にはいかない。

 

「行くぞ」

 

「あぁ」

 

その一言と共に俺はダイノホープを、奴の手には巨大なロケットのようなトリガーマシンを手に取り、各々のVSチェンジャーにセットする。

 

【ダイノホープ!3・1・2・0!スーパーマスカレイド!】

 

【スペーススクワッド!パトライズ!スーパー警察チェンジ】

 

「恐竜チェンジ!」

 

「宇宙チェンジ!」

 

【ダイノルパンレンジャー!!ガオォ!!】

 

【スペースパトレンジャー!!】

 

その音声が鳴り響くと同時に俺は新たな姿であるルパンレッド・ダイノホープへと変身し、唸り声を上げながら叫び、同時にパトレン1号もその音声が鳴り響くと同時に俺のように姿が変わり、パトレン1号には飛行機と重火器が一体化した姿へと変わり、俺達は奴へと狙いを定める。

 

「ダイノルパンレッド!!」

 

「スペースパトレン1号!!」

 

「やれやれ、君達程度では僕には勝てないと思うけど?」

 

「ほざけ」

 

「今に分かる」

 

その言葉を合図にパトレン1号は背中に背負っているマシンガンを構えると何万という銃弾が四ノ宮へと向かって襲う。

 

だが四ノ宮は余裕の表情で目の前に盾を召喚し、攻撃を受け止める。

 

「そんな弾では、僕には傷一つ「傷がなんだって」がはぁ!」

 

パトレン1号の陽動に気を取られている間に俺は奴の背後を取ると同時に殴りつけると今度は俺の方へと狙いを付けたのかその手には巨大な拳を装備して、俺に戦いを挑んできた。

 

先程の不意打ちと違い、バリアを張らずに行っている為か、接近戦は僅かにこちらが不利な状態なっており、殴り合っている内に俺は後ろへと大きく下がっている。

 

「これで、どうだぁ!!」

 

「あぁそうだな」

 

俺はそう言うと共に地面を殴りつけると、同時に穴が開き、その中へと入り込むと、背後に回っていたパトレン1号が巨大なレーザーを打ち出す。

 

「がぁ、馬鹿な!?」

 

「本当にあの二人は初めての共闘なのか」

 

「別の世界では一度だけ行ったが、二人だけというのは今回が始めてだ」

 

「なのに、あの連携」

 

「がはぁ、確かに厄介だな。

だが無駄だ、俺の特典は、貴様達の力では「「ごちゃごちゃ五月蠅ぇよ!!」」がはぁ」

 

奴が立ち上がり、再び何かを言おうとしたが、俺とパトレン1号は同時に殴りつけると同時に、ダイノホープをアバレモードに切り替える。

 

「アバレモード」

 

そしてパトレン1号の武器も先程までの銃が一体化し、巨大なライフルへと変わる。

 

「必殺!!」

 

俺は叫ぶと上空へと飛ぶと、そのまま巨大化したドリルを回転させ、奴へと狙いを付ける。

 

「恐竜ドリル電撃スピン!!」

 

その声と共に俺の必殺技とパトレン1号の必殺技が同時に奴を貫き、元の鎧形態へと戻ると共に、転生者は爆発した。

 

「・・・やったか」

 

俺はそう言い、特典を探そうとしても見つからず、代わりに何かの破片が手の中へと納まっていた。

 

「これは、もしかして」

 

俺は疑問と共に振り返ると、そこには確かに転生者がおり、気絶している状態で立っていた。

 

「まさか転生者を生かす為の攻撃と、転生者を殺す為の攻撃が重なって、特典を破壊したのか」

 

これまでは破壊不可能だと思われていた特典が容易く破壊する事に驚いたが、向こうもそれに驚いた様子だった。

 

だが

 

「俺とお前の共闘はここまでだ」

 

「あぁ、分かっている

今度会った時は再び敵同士だ」

 

その言葉と共に俺は背を向け、奴も同時に動き出す。

 

今は身体が動かない仲間の為にも

 

???Side

 

先程まで行われていたルパンレンジャーとパトレンジャーの二人が組んだ戦いを見て、

 

「そんな馬鹿な、あれは創生神が直接渡した特典だ。

決して奪われず、更生も許さないはずなのに、このような結果など、あり得ない!!」

 

「それはどうかなぁ?」

 

その言葉と共に現れたのは死神様とパトレンジャー達に力を貸している女神エリスがその姿を現した。

 

「貴様、なぜ奴を殺した!

奴は私と人間は何処まで成長等するのか確かめる為の存在をっ!?」

 

その言葉と共に、死神様が取り出したのは一枚の書類だった。

 

「彼の事は調べさせてもらったよ。

死ぬはずの無いイレギュラーの女性を助けて死亡だとね。

正直言って、彼の性格でなぜこんな事をしたのか疑問だったけど、それは今は関係ないよね」

 

「私達はそれよりも、本来の目的であるはずの転生を無視し、規定を破った数々の特典を渡した事に対して問いただしに来たのです」

 

「なっ、何を言って」

 

「調べは既についたと言ったよね。

この前の普通の転生ではあり得ない特典、さらには不可思議な現象、それらは全てあなたがしていたのも調べているよ」

 

「さらには創造神には、まったく別の説明をしての力の譲渡、これは既に掟を破っています」

 

「なっだからなんだと言うんだ!!

より人間の可能性を知る為には、これぐらいは「あんまり人間をおもちゃにすんじゃねぇぞぉ!!!」ひっ!!」

 

目の前にいた神は死神様の突然の声に驚き、地面に手をついてしまう。

 

「掟を破り、それでもなおやるとしたら。

俺達もこれ以上、話すつもりはない。

お前がどれだけ大層な事を言っても、結局は人の命を弄んだのは変わりない」

 

「私達は互いに敵対はしておりますが、目的は一緒。

世界の秩序を守る為にと」

 

「だから、これ以上世界を壊す行為を続ける貴様を許すつもりはない!!」

 

「まっ待ってくれ!

俺はただ、ただ頼まれっ!?」

 

そこで何かを言おうとした瞬間、神は一瞬で光へと変わり、存在自体が消滅してしまった。

 

「どうやら、我々の想像以上にギャングラーの手は伸びているようだな」

 

「えぇ、そのようですね。

ですが我々にできるのはほんの僅かの支援のみ、それが掟ですから」

 

「だとしても、俺は信じている。

ルパンレンジャーならば、必ず奴らを止めてくれると」

 

「私のパトレンジャーならば、すぐに止められますけどね」

 

「言うね、エリスちゃん」

 

そう言いながら、二人の神もまたその場からいなくなった。

 




オリジナルキャラクターファイル

ダイノルパンレッド
ルパンレッドが三大恐竜戦隊に力を認められた事によって得た姿。
これまでのスピードを生かした戦いの他にも、恐竜ならではのパワーも持っており、攻守においても大きく力を上げている。
中でも3つの姿を使い分ける事によって様々な戦いを可能にしている。

ジュウレンモード
恐竜戦隊ジュウレンジャーの力を主に発揮する。
ドラゴンレンジャーのドラゴンアーマーを参考にしており、背中から生えた翼により空中戦も可能になっており、攻守共にバランスの良い。

キョウリュウモード
獣電戦隊キョウリュウジャーの力を主に発揮する。
ダイノホープを巨大な銃に変え、様々な恐竜を模したエネルギー弾を放つ事ができ、自動追尾や人民の救助などの時に使用する事ができる万能な攻撃が可能になっている。

アバレモード
爆龍戦隊アバレンジャーの力を主に発揮する。
他のモードに比べて応用性がない代わりに、巨大なドリルは破壊力は抜群である。
さらには全パワーを使った必殺技【恐竜ドリル電撃スピン】は現在のルパンレンジャーの必殺技の中でも最強の威力を誇っている。
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