特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

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50話突破記念で、コラボを募集させてもらいます。
現在まで、連載を続けられた記念に現在特典を盗む怪盗団とのコラボを募集しております。
興味がある方は、ぜひメッセージを送ってください。
皆様の応募、お待ちしています。



予告状50 潜入、謎の研究所

「この研究所だな」

 

クロウの奴の襲撃の次の日、奴らの手掛かりを探る為に目撃情報を探っていると、奴らしい影を見たという情報を元に俺はある森の奥へと進んでいくと、怪しい雰囲気をしている研究所を発見した。

 

敵の内部を知る為にも、ここへ潜入するのと同時に今回は僅かな情報を知る為にも、情報の解析の為にもSONGの職員に応援を求めた後に研究所の探索を進めた。

 

「それにしても、警戒も何もないな。

まるで興味ないのか、それとも俺を誘い込んでいるのか」

 

研究所に入ると、監視カメラを発見して、それらを避けて行動しているが、それ以外には警備システムはまるで見られず、無警戒と言っても良い程の警備だ。

 

「さて、調べられるのはこの部屋だけとなっているが、何が出るやらかっ!!」

 

そう思っていると、部屋の先から感じた殺気に俺は後ろへと飛ぶと、先程まで俺がいた場所には巨大な赤い剛腕のガンダムが立っており、こちらを睨み付けていた。

 

「こいつと再戦かよ、さっさと片付けるか」

 

俺はそう言うと手に持ったVSチェンジャーを手に持ち、レッドダイヤルファイターをセットする。

 

 

【レッド!】

 

【0・1・0!マスカレイド!】

 

「怪盗チェンジ!!」

 

【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!!】

 

「ルパンレッっとと!

自己紹介に襲い掛かってくるなよ!!」

 

俺が名乗ろうとした瞬間、奴の腕から幾つもの触手が現れ、それらは俺の動きを封じ込めるように縦横無尽に動き回って終わり、触手の先からビームが来る。

 

ビームは自由自在に形を変えていき、俺の動きを先読みするように、避けた先にビームを当て、俺の逃げ道を次々と防いでいく。

 

「なっ、なんで、さっきから、俺の動きを!!

 

「それはそうだよ、対君達用に開発したのだから」

 

その声が響くと同時にこちらに向けていた攻撃が止み、部屋の奥から足音が聞こえ、見てみるとそこには白衣を着た男が一人いた。

 

「ようこそ、ルパンレッド!

我が実験所へ」

 

「実験所?

それって、こいつの研究か」

 

「まぁおおむね合っている。

こいつは私が作成した、対ルパンレンジャーロボット、デビルガンダム・Rだ!」

 

「デビルガンダムって、まさか!!」

 

「そう、君がかつてこことは別の世界のゴジラと戦った特典を応用した作品さ。

あの特典は面白くてね、ルパンレンジャーとパトレンジャーそれぞれに恨みが膨れ上がっていてね、対抗策がどんどん出てくるから、面白くて面白くて」

 

「一気に話しすぎだ。

それよりも、こいつらが俺達専用という事は」

 

「あぁ、パトレンジャー用はもう外へと放った。

予定ではそろそろ到着予定だが」

 

俺はその言葉を聞いた瞬間、走り出した。

 

パトレンジャーを狙ったという事は無関係な人々が襲われる可能性がある。

 

それだけでも急がなければならないが、デビルガンダム・Rは俺の動きを封じてきた。

 

「あぁ、だから言っただろ、君の動きは全ては把握済みだと

ここでグットストライカーが来ても、既に合体パターンも検出済み、ダイノホープも無意味だぁ!!」

 

「んっ?」

 

奴の単語の中でこちらの持つ手札の一つが欠けているのに気づき、俺は少し芝居をして、様子を見る事にする。」

 

「そんな、それじゃあ」

 

「そうだ、お前達に希望などない」

 

「だが、まだ可能性はある!

ダイノホープと他の怪盗ブーストがあれば」

 

「無駄無駄、ダイヤルファイターによる戦闘は全て観測済みだ。

どんな技を使おうと無駄だ。

あぁ残念だが、君のダイノホープと合体形態がなくてな」

 

やはりだ、奴はこれの存在を知らない。

 

例え芝居だとしても、やる手はあるようだな。

 

「それじゃあ、これを出すしかないな」

 

そう言い、俺は取り出すと、先程まで笑みを浮かべていた顔は驚愕の物へと変わっていた。

 

「えっ、なっなんだそれは!!」

 

「カラクリニンジャ、知らないのか?」

 

俺はそう言いながら、巨大な手裏剣や刀で作られた絡繰り型のダイヤルファイター、ニンジャストライカーを見せた。

 

「馬鹿な、確かに貴様の手にはカクレンジャー、ハリケンジャー、ニンニンジャーのデータがあるのは知っているが、カラクリニンジャだと!?」

 

「なんだって、これを使ったのは一回だけだからな」

 

「一回だと?」

 

このカラクリニンジャはそもそもダイノホープよりも先に手に入れたのだが、当時修行をつけてくれたカクレン先輩から「情報を簡単に流してはならない、その為にこれは余り使うな」という忠告を受けたが、まさかそれがここで役に立つとはな。

 

「カクレン先輩の言う通りだ、いざという時に使わせてもらうぜ!!」

 

【カラクリニンジャ!5・6・9・6!スーパーマスカレイド】

 

【ニンジャチェンジ!】

 

「忍者チェンジ!」

 

【ルパンレンジャー!ドロォン!」

 

音声と同時に巨大な手裏剣が背中で一体化となり、マントはマフラーへと変化し、鳳凰の顔は左腕で巨大な籠手へと変わり、新たな姿になる。

 

「ニンジャルパンレッド、推参!!」

 

「たっ例えデータになくても、未知の形態を使いこなせるはずがない!

行け、デビルガンダム・R」

 

ニンジャルパンレッドの存在に驚いたのか、声を出していたが、冷静な判断ができていないのは一目で分かった。

 

そして、その言葉と共にデビルガンダム・Rは背中から何百という触手を生やし、こちらに向けて銃口を向けていた。

 

「怪盗流忍法 霧隠れの術」

 

その言葉と共にカラクリニンジャの右腕から溢れるばかりの煙が出てくると同時に俺は走り出すと、両手をこちらに向けていた触手に向けると、次々と小型手裏剣が現れ、何百という触手を全て切り裂く。

 

「一瞬で、だがDG細胞の再生力ならば」

 

「怪盗流忍法 滅菌の術」

 

その言葉と同時にデビルガンダム・Rから生えてきた触手は消えていき、デビルガンダム・Rは苦しみ始めた。

 

「なっなにが起きた!!」

 

「DG細胞は確かに厄介だけど、ようするに細胞自体を殺せば再生はしないんだろ。

だったら、再生の前に滅菌すれば良いだけの話だよ」

 

「まさか、この煙は」

 

「その通り、目暗ましと再生の妨害の一石二鳥の煙だよ」

 

そう言い、俺はルパンソードを片手にデビルガンダム・Rに接近すると、剛腕による攻撃を防ぎながらも、隙間にルパンソードを食い込ませると同時に煙を忍び込ませる。

 

「デビルガンダム・R、腕を外せ!!」

 

命令に従い、デビルガンダム・Rはすぐに腕を外したが、俺はすぐに反対側に回り込み、回し蹴りを食らわせ、重心のバランスが崩れたデビルガンダム・Rは倒れ込んでしまう。

 

「馬鹿な、完璧だったはずだ!!

怨念もデータも、全てルパンレンジャーとパトレンジャーに対しての対策はできていたはずだ!!

なのに」

 

「悪いが、お前の知っている俺達はもういないぜ」

 

「なに」

 

「ある男が言っていた!

俺達は一分前の俺達よりも進化している、だからこそ過去に縛られているお前達に負けるつもりはない!!」

 

「なんだと!」

 

「過去ってのはな、未来に進む為の力なんだよ。

支えてくれた人々を心に刻む為に、忘れてはいけない事を刻んで、今を、そして未来を進む為の力だ!」

 

「貴様ぁ!!」

 

その言葉を最後に奴はデビルガンダム・Rは巨大な口を開き、エネルギーを集め始めるが、俺はカラクリニンジャを分解させ、巨大な手裏剣へと変形させる。

 

「怪盗流忍術奥義 巨大螺旋手裏剣」

 

その言葉と共にニンジャストライカーは凄い勢いで回転を起こし、同時にデビルガンダム・Rに向けて投げると、デビルガンダム・Rのビームを一閃に切り裂き、ついにはデビルガンダム・Rを真っ二つに切り裂く。

 

「ははっ、俺の最高傑作が」

 

奴はデビルガンダム・Rが倒された姿を見て、放心し、膝から地面へと倒れ込んだ。

 

「でもまだだ、デビルガンダム・Rが倒され、お前達ルパンレンジャーが倒せなくても

パトレンジャーの奴らは殺せる」

 

「そうか、だったら助けないとな」

 

「はぁ、貴様は、なんで助けるんだ!!

あいつはお前達の目的の邪魔をする存在なんだぞ、あいつらがいなくなって、得をするのはお前達なんだぞ」

 

「俺達は誰一人の命も見捨てない、敵だという目的で命を見捨てるつもりはない。

パトレンジャーもそうだし、お前もだ」

 

「えっ」

 

俺はそう言い、奴を掴み取ると、そのまま走り出す。

 

「お前が何を思って、こんな事をしたのかは知らない。

でも、過去に固執する奴はそれしかない奴ばかりだ」

 

「そうだよ、俺はもう一度」

 

「だったら、それを手に入れる為に今度は真っ当な努力をしろよ。

それが案外近道かもしれないぜ」

 

「怪盗に説教されるとはな」

 

そう言い俺はなんとか基地を脱出する。

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