興味がある方はぜひ、参加をお願いします。
皆様の応募、お待ちしています。
「これは一体!?」
「まさか特典同士の共鳴か?」
「えっ」
過去に様々な特典を持つ転生者と戦ってきたが、その中には力と力がぶつかり合った結果で暴走するケースもある。
だが、見る限りだと
「意図的に組み込まれた暴走か?」
先程の転生者の反応からして、転生者自身ではなくギャングラーによって組み込まれてしまった暴走だと考えるのが妥当かもしれない。
「それに、このままじゃ、やばいな」
向こうの世界にいた転生者の特典が、俺達が倒した転生者の特典によって包み込まれ、そこに出てきたのは全身が銀色で巨大な剣やバズーカを持ったロボットが出てきた。
「あれを起点にして、この次元振が起きてるんか」
「その考えは間違っていないようだな」
先程からこの世界の光景ばかりではなく、様々な所が繋がっており、世界が不安定になっているようだ。
「とにかく、早く止めないとな」
「それやったら、向こうの皆と協力できない?」
「協力?」
いきなりはやてさんが提案してきた。
「さっきも言ったはずだ。
俺はあいつらの仲間じゃないとな」
先程の戦いで転生者に言った言葉に偽りはないが、この状況で奴らと協力する理由にはならない。
「それでもや、守りたいのはパトレンジャーも雨宮君達も一緒のはずや!」
「確かにそうだが、だからと言って共闘する理由はない」
「少しでも早く倒す為や。
あのまま次元の穴が開き続けたら」
「それでっ」
それだけ言って、彼女の不安そうな表情を見られると
「・・・はぁ、分かった」
助けを求める誰かの為に戦う、その気持ちが痛い程に伝わり、彼女の願いを救いたいという思いが膨れる。
だからこそ、俺は
「雨宮君!!」
「だが、俺の正体をばらさない。
それが条件です」
「分かっとる」
「だったら良いです」
俺はそう言うと、他のメンバー達の元へと走っていると、隣に近づいてきたのは
「グットストライカー?」
「よぅ、なんだか面白い事になっているじゃないかよ。
お前達との共闘、久しぶりでグッと来たぜ」
「だからどうしたんだよ」
「少しだけ張り切らせてもらおうと思ってな。
とりあえず、お前とブルーとイエローのダイヤルファイターだけ出してくれ」
「なんだか分からないが、聞こえたか」
「なんとかな。
気にくわなんがな」
「まぁそう言ってられないがな」
その言葉に同意するように俺達はダイヤルファイターを取り出し、VSチェンジャーにセットする。
【【【GET SET READY? 飛べ!飛べ!飛べ!】】】
【レ・レ・レ・レーッド!】
【ブ・ブ・ブ・ブルー!】
【イ・イ・イ・イエロー!】
その音声が鳴り響くと同時にダイヤルファイターが巨大化し、俺達は同時にダイヤルファイターへと乗り込む。
俺達が空を跳んでいると、下を見ると同じくトリガーマシンを出していたパトレンジャーとxトレインが二つになって走っており、その中心にグットストライカーがいた。
【超絶エックスガッタイム!】
その声が鳴り響くと同時にグットストライカーを中心に俺達のダイヤルファイターとパトレンジャー達のトリガーマシン、そして石堂達が乗り込んでいたエックストレインが合体していく。
そこにできたのはこれまでとは比べものにならない程の巨大な姿へとなっていき、俺達の操縦席が辿り着くと俺の隣にはパトレン1号が、俺の後ろには石堂がおり、パトレン1号の後ろには金色のパトレンジャーがいた
「完成!グットクルカイザーVSX」
「まさかこんな力を持っているとはな」
これまでは俺達かパトレンジャーのどちらかしか合体できないと思っていたけど、まさかこんな裏技を持っていたとはな。
「怪盗っ!」
そう言うと、先程も気づいていたが、やはりと言うべきか、隣にはパトレン1号がいた。
「今は戦っている場合じゃないのは分かっているよな」
「分かっているっ!」
俺が静かな声で言うと、パトレン1号は返事すると、それだけ言うと、互いに顔を見ようとせず、目の前にいる巨大な奴を睨む。
「やれやれ、仲良くなりそうにないかね?」
「あんたがもう一人の」
「まっ予想は当たっているよ。
俺はルパンXだ」
「あっ俺はパトレンX、亀山です」
そう言い、石堂は自己紹介をすると、向こうのパトレンXも自己紹介をしていたが
「そんな事をしている場合か、ルパンX」
「おいおい、コミュニケーションは大事だぜ。
ここだけかもしれない共闘相手だからな」
「ちっ」
俺はそれだけ言うと横を見ると、パトレンXと1号の会話内容は聞こえなかったが、俺達と似たような会話だっただろう。
「さっさと行くぞ」
「言われなくても!!」
その言葉と共にグットクルカイザーVSXは動きだすが、その巨体の為か、動きが鈍く、相手がこちらに向けて仕掛けてきた攻撃にすぐに対応する事ができなかった。
「これはファング、本当にやばい相手だ」
「ファングかなんだか、知らないが、さっさと片付ける!!」
そう言い、ソーマは肩のパーツにセットされていたブルーのダイヤルファイターを動かし、動き回っているファングに向かって放つも一向に当たる気配がしない。
「何をやっているんですか!
そんなのが当たるとでも思っているんですか!!」
パトレン2号はそう言い、足に着いている2号のトリガーマシンで攻撃を仕掛けるも同じく一向に当たる気配がしなかった。
「お主だって、同じじゃないかよ!
これだったら、儂達だけでやればよかったぜ!!」
「それはこちらの台詞だ!!」
互いの失敗を言いながらも、俺達とパトレンジャーは険悪な雰囲気は続いており、互いに睨み付けるように言っている間に目の前にいるロボットはこちらに向かって巨大な剣を振り下ろしてきた。
慌てて防御を行うも出力が負けて、大きく後ろに下がってしまい、建物にぶつかってしまう。
「くそぉ!!」
「こんなのに」
俺達は互いにムキになりながら、がむしゃらに操作しようとした時だった。
僅かだがビルから声が聞こえ、見るとそこには未だに逃げ遅れていた子供がいた。
「あれは桜ちゃん!!」
「桜、まさか」
俺は急いでそこを見ると、こちらに向かって必死に大きな口を開いて何かを伝えようとしていた。
既に安全ではないこの場で、このままいたら
そう思っていた時、ファングが桜ちゃんに気づいたのか、桜ちゃんに向かって襲いかかろうとしていた。
「「「「「させるかぁぁ!!」」」」」
その時、互いに声が重なったよう声を出すと、こちらに迫っていたファングを全て打ち落とし、同時に蹴り上げる。
「「「「「お前にこれ以上人々を傷つけさせるか!!」」」」」
俺達とパトレンジャー達はそれにより守るべき物を見つけると共に、互いに対する嫌悪は無くなり、今はただ思い出したここにいる人達を守る為に目の前にいる奴を倒すだけだ。
「行くぞ!!」
「あぁ!!」
その言葉と共に俺達が叫び、レバーを操作すると共にグッドクルカイザーVSXは立ち上がると、こちらに襲いかかってきたファングがこちらに襲いかかってくる。
だがグッドクルカイザーVSXに装着されていたブルーのダイヤルファイターによるマシンガンでファングを墜落させ、ファングはそのまま一つの巨大な塊に集まっていた剣になり襲いかかってくるが、それに対してはパトレン2号のトリガーマシンで貫く。
「はああぁ!!」
それを確認すると、グッドクルカイザーVSXは空を跳び、特典に向けて攻撃する為にイエローのダイヤルファイターとパトレン3号のトリガーマシンによる連続攻撃を喰らわせながら、接戦する。
「まだまだ、終わらないぜ」
「ここからだ!!」
そう叫ぶと、俺達は互いに別々のレジェンドダイヤルファイター、レジェンドトリガーマシンを取り出し、召喚する。
【シ・シ・シンケン】
【メ・メ・メガ】
【緊・急・出・動】
【時・空・超・越】
俺はシンケンダイヤルファイターとメガダイヤルファイターを、1号はゴーゴートリガーマシンとタイムトリガーマシンを召喚し、各々が装備されると、下に装着されたメガダイヤルファイターとタイムトリガーマシンが各々のエネルギーを発動させながら、宙へと跳ぶ。
「烈火大斬刀」
「ライフバード!」
そう言うと共にグッドクルカイザーVSXの右手には烈火大斬刀が握られ、左手にはライフバードが装着されると、目の前にいる特典が持っている巨大な剣とバズーカに各々対処を行いながら戦う。
「レジェンドパワー全開だぜ!!
おいら、ますます力がわき上がってくるぜぇ!!」
そう言うとグッドクルカイザーVSXは先程とは別のロボットのように的確な動きで全ての攻撃を当てる。
「これで」
「とどめだぁ!!」
そう言った瞬間、俺達全員は手に持ったVSチェンジャーを構え、目の前にいるロボットに向けて狙いを付けた。
「グッドクルカイザービークルラッシュストライク」
グットカイザーがその言葉を言った瞬間、俺達のダイヤルファイターとパトレンジャー達のトリガーマシンの幻影が現れると、グッドクルカイザーVSXはそれを蹴り上げると、ロボットに次々と当たり、ついにはロボットは地に倒れた。
「永遠にアドゥ」
「任務完了」
「気分は最高!!
これにて一件落着!!」
俺達は互いの言葉を言うと同時に全てのビークルが離され、パトレンジャーから遠く離れる。
「・・・少し先に帰っていてくれ」
「分かった」
俺はそのまま他の皆が離脱する中で、少しだけはやてさんに近づく。
「雨宮君」
「・・・これは一応忠告です。
転生者は既にあなた達が考えているよりも危険です」
「そんなの分かっとる。
けど、私らも止めないといけないから」
「そうですか。
だったらこれだけ伝えておきます、ギャングラーに気を付けて」
「ギャングラー?」
「転生者ばかりが集まる組織です、それでは」
俺はそれだけ言い残すと、すぐに空へと飛び去った。
「なんじゃ、えらいあの管理局員に話すじゃないか」
「まぁ、なんでだろうな」
その帰り、忍はこちらをからかうように言うが、俺の中でもなぜか疑問に思う。
思えば響や友奈達も似たような感じだと考えており、俺は思ったよりもああいう女性が好きなのかもしれない。