特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

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予告状66 誕生!Wスーパーレッド

あの後、オズワルドはこの世界の米国によって大半の罪をオズワルドに全ての責任を押し付けて、アメリカに送還された。

 

結局、オズワルドがなぜあそこまで、ここまでの事をしたのかという狂気を抱いてこの計画を行ったのかは知らないままに事件は終わってしまった。

 

そして、この世界の危機を終えた後、二課は俺達の戦いを見て、可能性があるシンフォギアシステムの研究を再開する事になった。

 

ヴィマーナもといビクトリーストライカーについては、二課での保管でも危険で米国に渡った場合も考慮して、今後も俺が管理する事になった

 

そして、俺がこの事件で関わりなかったシャロンの姉妹達は無事に保護されて、しばらくは安全が約束され、別れる時が来た。

 

終始、シャロンとの別れを寂しがっていた響だが、そんな響の背中を押してくれたのはシャロンだった。

 

そんなシャロンの姿を見て、響も決意したようで、いよいよ元の世界に帰る時が来た。

 

「本当にありがとう、雨宮兄さん」

 

「俺はあんまりできてなかったと思うぞ」

 

実際にこの事件で俺ができたのは最後の戦いでオズワルドを止める事だけだった。

 

シャロンの命を救う事も運命を変える事ができたのも全部、響がいたからこそだ。

 

「そんな事ないよ、雨宮兄さんがいたから、私、響姉ちゃんの声が聞こえたから」

 

「・・・、そうか、だったら俺が来た意味はあったな」

 

シャロンを助ける為に動いた響の為に、戦って、救う事ができた。

 

誰かの為に戦った先にあった笑顔。

 

それを知る事ができただけでも、俺には十分なぐらいの報酬だった。

 

「またな、また遊びに来る」

 

「っうん!

また、会おうねっ!!」

 

そう言い、笑顔で別れの言葉を言ってくれるシャロンに見送られ、俺達は元の世界へと帰っていった。

 

そして、俺達は元の世界へと帰る為のゲートを通り、抜けた先にあったで見た光景は何かに襲撃されたのか、ボロボロになっている街だった。

 

「これはっ!?」

 

そう言い、俺達は周りを見渡すと街には溢れるばかりのロボットによって街は占拠されており、逃げる人々を捕らえる緑色のロボットが拘束または殺す為に銃を放っていた。

 

「これは一体」

 

『皆、聞こえるか!』

 

「師匠、これは一体!?」

 

『ギャングラーがこちらの世界に攻めてきた。

現在は二課、勇者、忍など各勢力がなんとか反撃しているが、数による戦力の差が大きすぎて、このままでは危険だ』

 

「師匠は今はどこに」

 

そ言っていると、何やら大量のロボットが吹き飛ばされているのが見えたので、俺達はそこに覗き込むと、素手大量のロボットを石堂と一緒に無双している指令の姿が見えた。

 

『この通り、俺も出ないといけない程にやばい状態だ。

ガーディアン一体一体の戦力は一般の兵士以上だが、数だけに油断ができない』

 

「ガーディアン?

なんで名前を」

 

『それは俺が教える』

 

そう言い通信で変わったのは石堂だった。

 

『雨宮、俺が元々ルパンレンジャーになった理由は覚えているか?』

 

「あぁエボルトだったよな」

 

『その通りだ。

そしてガーディアンは元は俺の世界にいた兵器だ。

奴は今、完全に力を取り戻した状態になっている』

 

「完全に?」

 

「それはどのくらいやばいんだ?」

 

『奴の完全な力はブラックホールを作り出し、吸収した力を完全に我が物にする事ができる』

 

「なっ、それじゃあ」

 

「このままだと、この世界は」

 

『エボルトによって、滅ぼされる』

 

状況は思ったよりも最悪だったようだ。

 

『だが、まだ奴を倒せる。

奴はブラックホールを作り出す為にはまだ時間がかかる。

今はパトレンジャー達が相手をしているから、間に合えばなんとかなるかもしれない』

 

「パトレンジャーが」

 

『今は世界の危機だ。

それは分かっているな』

 

「あぁ分かっているよ。

とにかく、手分けして人々からガーディアンを守ろう。

俺はこのままエボルトの元へと行く」

 

『だったら、こちらに来て、これも持っていけ。

おそらくエボルトとの戦いではお前とパトレン1号だけになる』

 

「・・・少しでも勝率を上げる為か」

 

「そんな事をしなくても、俺達が全員でやれば、なんとかなる」

 

「儂らだけでもじゃがな」

 

「けど、ガーディアンを相手するのにも人数が必要だ。

だからこそ、ここは俺に任せてくれ」

 

「・・・分かった、信じるよ」

 

そう言い各々の顔を見た後、頷いた後、俺達は走りながら手に持ったVSチェンジャーにダイヤルファイターをセットする。

 

【レッド】 【ブルー】 【イエロー】

 

【0・1・0】 【2・6・0】 【1・1・6】

 

【【【マスカレイズ!】】】

 

「怪盗チェンジ!」

 

【【【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!!】】】

 

そう叫ぶと共に街の中を走り出し、道中で襲い掛かってくるガーディアン達を倒しながら進んでいくと

 

「これを持っていけ、雨宮」

 

何かが投げられ、受け止めると、そこには見た事のないダイヤルファイターが渡されたと思ったが

 

「トリガーマシン」

 

パトレンジャー達が使っているトリガーマシンだった。

 

「今のパトレンジャーでは勝てないからな。

力を貸してやれ」

 

「そんあ余裕はないというのにぃ!」

 

「それはエボルト相手でも同じだ。

ならば、少しでも勝率を上げる為にも使うのが得策だろ」

 

「だが見た感じ、力も何もなさそうだが?」

 

「お前のダイヤルファイターの力の一つを押し付けてみろ。

それによって、力が覚醒するはずだ」

 

「そんな無茶を言われても、困るがな」

 

そう言いながらも、俺は石堂に何か考えがあると思い、トリガーマシンを懐に入れ、目的地に向かって走る。

 

しばらく走り抜けると、そこはエボルトが待ち受けている場所へと向かうと、そこにはエボルトが既にベルトを回してパトレンジャー達に攻撃をする所だった。

 

【Leddy GO!ブラックホールフィニッシュ!】

 

その音声と共にパトレンジャーの前に巨大なブラックホールを思わせるエネルギーが飛ぶ込んでいく。

 

「まったく、世話を賭けるぜ!!」

 

このままでは助けに行っても間に合わないが

 

「諦めるかよ」

 

そう言い、俺はワイヤーを伸ばし、奴らの身体に巻き付けると、そのまま力の限り引っ張ると、ぎりぎりブラックホールは避けられ、後ろにあった建物を破壊するだけにとどまった。

 

「どうやら、メインディッシュが来たようだな」

 

「このワイヤーは」

 

それにより、俺の存在を気づいた両名はこちらを見つめており、俺はエボルトを睨む。

 

「よぅ、さっきぶりだな。

この騒ぎでのガーディアンの材料だが、もしかしてあれか?」

 

「まぁな。

オートマトンは実に良い材料だからな、大量に盗ませてもらった。

お前には感謝しているぜ、なんだってあの世界へと案内してくれたからな」

 

「そうか、だったら成仏しな」

 

「そう言うなよ、俺はお前との戦いは結構楽しみにしていたんだぜ」

 

「なに?」

 

そう言いながら、エボルはこちらを笑みを浮かべながら訪ねていく。

 

「だから提案だ。

ルパンレッド、俺と一体化しないか?」

 

「なに?」

 

「お前の目的も知っている。

ルパンレンジャーになったのだって、その目的の為に過ぎないんだろ。

それにお前にとってもこの世界は好ましくないはずだ、纏めて消し去ろうじゃないか?」

 

「本気で乗ると思っているのか?」

 

「どうだろうな、だが俺はお前の敵の行方を知っている」

 

「っ!!」

 

「どうだ、簡単だろ、嫌いな世界を壊すだけでお前は目的を達成できる、これ程素晴らしい提案はないだろ」

 

「騙されるな!!

エボルトはルパンレッド、そのまま乗ったら、お前は後戻りできないぞ」

 

そう言いパトレン1号が騒ぐが、俺は始めから答えが決まっている。

 

「そうだな、まぁ確かにこの世界が嫌いじゃないと言ったら嘘になるからな。

正直言うと壊したいと思っている」

 

「ならば、俺と手を組むのに何の問題もないな」

 

「そうだな」

 

そう言い、エボルトは手を差し伸べながら近づくが、俺はエボルトにVSチェンジャーを構える。

 

「なんの真似だ?」

 

「何って、俺は提案なんて、最初から乗るつもりなんてないぜ」

 

「ほぅ」

 

「俺はこの世界が嫌いだというのは嘘でもない。

だけどな、それ以上にこの世界は大好きなんだよ。

帰る所があると思ってくれる仲間がいる世界を俺は守りたいからな。

だからエボルト、お前はここで倒す」

 

「ふっ、奴と似た感じだと思ったのだが、残念だ。

お前のペルソナ、できれば意思がある状態で取り込みたかったが、手段は変更しないとな」

 

「行っていろ」

 

俺はそう言い手に、ビクトリーストライカーとここに来る前に石堂がパトレン1号に渡せと言っていたトリガーマシンを取り出す。

 

「シャロン、力借りるぜ!」

 

その言葉と共にこの状況を逆転する為にビクトリーストライカーを石堂が持ってきたトリガーマシンを押し付けると、その瞬間真っ白だったトリガーマシンは青が特徴的な戦車型のトリガーマシンが現れる。

 

「これを使え」

 

「ルパンレッドっ!?」

 

別に奴に力を渡したい訳ではないが、忍達がいない現状では、状況を打開する為にはパトレン1号に使ってもらうしかない。

 

「どういうつもりだ?」

 

「この状況で戦えるのは俺とお前だけしかないだろ。

お前に渡さないで意地を張っていたら、エボルトには勝てないからな。

さっさと使え」

 

「くそっ」

 

それだけ言うと各々のVSチェンジャーにビクトリーストライカーと新しく誕生したトリガーマシンをセットする。

 

【ビクトリーストライカー!1・1・1!ミラクルマスカレイズ】

 

【サイレントストライカー!グレイトパトライズ】

 

【スーパー怪盗チェンジ!】 【超警察チェンジ!】】

 

【ルパンレンジャー】【パトレンジャー】

 

俺達が引き金を引くと同時に俺の姿はシャロンから受け取ったスーパールパンレッドへと変身し、パトレン1号の姿は金色の装甲が装着され、2つのキャノン砲が装着された姿へと変わっていた。

 

「スーパールパンレッド」

 

「超パトレン1号」

 

『姿が変わった所で何ができる!』

 

そう言い、エボルはこちらに向けて銃を放ってきており、俺はその攻撃を受けて吹き飛んでしまい、超パトレン1号はまったくダメージを受けていない様子だった。

 

「姿が変わった所で何ができる!」

 

「えっ」

 

先程、吹き飛ばされたはずの俺はなぜか吹き飛ばされており、エボルは先程と同じ言葉を言っていた。

 

「もしかして」

 

俺はそう言い、奴の攻撃が来る前に超パトレン1号を軽く蹴り飛ばして、攻撃を避け、手に持ったVSチェンジャーでエボルが持っていた銃を打ち抜く。

 

「ぐっまさか、ここまで攻撃を読むとはな。

実力は確かに上がっているようだな!!」

 

その一言と共にエボルは姿を消すが、俺はすぐにルパンマグナムを手に持つと後ろへとワープしてきたエボルを打ち抜き、そのまま後ろへと周り、蹴り飛ばす。

 

「さっさと撃て、それは飾りか?」

 

「言われなくても!!」

 

そう言い超パトレン1号は肩についていたキャノン砲の引き金を引くと、俺のルパンマグナムで放つ必殺技と同じぐらいの威力がある攻撃がエボルに当たる。

 

「ぐっなぜ俺が背後に来るのを」

 

「俺の大切な妹から託された力だからな。

お前のよりも強かっただけだ」

 

それだけ言うと俺は度々襲い掛かってくるエボルの攻撃を避けながら、攻撃を仕掛けていき、超パトレン1号のキャノンによりエボルの装甲徐々にだが剥がされていった。

 

「まさかここまでとはな!

下等生物如きがぁ!!」

 

「一気にとどめを刺す!!」

 

俺はそう叫ぶと手に持ったルパンマグナムをVSチェンジャーをセットし、エボルに狙いを定める。

 

【アン・ドゥ・トロワ!

イタダキ・ド・ド・ド・ドストライク!】

 

その音声と共に、俺の目の前にある巨大な赤い光球が集まり始まり、超パトレン1号のキャノン砲のエネルギーが注ぎ込まれ、引き金を引く。

 

「舐めるなよ!!」

 

そう言いエボルもドライバーを回して、こちらに向かって蹴り上げていくが

 

「結末はもう見たんだよ」

 

「なっ」

 

俺はそう言い終わるのと同時にエボルは光球によって打ち抜かれ、宙へと飛び

 

「この俺がまた滅びるだと!!

人間共があぁぁ!!」

 

エボルは最後の叫び声と共に今度こそ完全消滅する。

 

「なんとか勝てたのか」

 

そう言った超パトレン1号は脱力した様子で地面に座り込むが、俺はそんな奴を放っておき、忍達の元へと行く事にする。

 

「怪盗」

 

「それじゃあな、今度はそいつを返させてもらうからな」

 

そう言い、俺は空を飛び、忍達の元へと向かう。

 

「どうやら、解決できたようだな」

 

「なんとかな」

 

そう言い、出迎えてくれたソーマと忍に軽口を言いながら背中を預けて、周りを見る。

 

まだ大半のガーディアンはいる様子で油断はできないようだが、指令系統を失った以上はなんとかなるだろ。

 

「さてっと、あんたらのお宝、頂くぜ!!」

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